JPS6031829B2 - アミノアルコ−ル誘導体の製造法 - Google Patents

アミノアルコ−ル誘導体の製造法

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JPS6031829B2
JPS6031829B2 JP7986475A JP7986475A JPS6031829B2 JP S6031829 B2 JPS6031829 B2 JP S6031829B2 JP 7986475 A JP7986475 A JP 7986475A JP 7986475 A JP7986475 A JP 7986475A JP S6031829 B2 JPS6031829 B2 JP S6031829B2
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lower alkyl
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halogen
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弘 湯本
達 中尾
信郎 瀬戸口
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式 〔式中R1,R2は同一または異なって、水素、低級ア
ルキル、ハロ低級アルキルを、R3は水素、低級アルキ
ル、ハロゲン、低級アルコキシをR4,R5は同一また
は異なって、水素、ハロゲン、低級アルコキシを、Yは
炭素数1〜3の直鏡または分枝アルキレンを、Zは炭素
数1〜3の直鎖または分枝アルキレンを、環Aは酸素原
子を1または2個有し、ベンゼン環Bと共に5または6
員環を形成する飽和または不飽和の複数環を示す。
〕で表わされる新規なアミノアルコール誘導体およびそ
れの薬学的に許容される酸付加塩の製造法に関する。本
発明は、高血圧治療剤、虚血性心疾患治療剤、血流改善
剤、鍵頚剤、血栓防止剤などの医薬として有用な化合物
を提供することにある。
上記の一般式〔1〕における各記号の定義におし、て、
より具体的に説明すると、低級アルキルとはメチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、プチルなどを、ハロ低
級アルキルとはクロルメチル、ブロムメチルなどを、ハ
ロゲンとは塩素、臭素、フッ素、ヨウ素などを、低級ア
ルコキシとはメトキシ、エトキシ、プロポキシなどを、
アルキレンとはメチレン、エチレン、トリメチレン、プ
ロピレン、ェチリデンなどを、環Aが酸素原子を1また
は2個有し、ベンゼン環Bと共に5または**6員環を
形成する飽和または不飽和の複数環とは、ベンゼン環B
を含んで、ベンゾピラン、ジヒドロベンゾピラン、ベン
ゾジオキサン、メチレンジオキシベンゼン、2,3ージ
ヒドロベンゾフラン、ベンゾフランなどを示す。本発明
によれば、一般式〔1〕の化合物は、以下に示す■〜■
の方法で製造することが出来る。
■ 一般式〔式中各記号は前記と同義である。
〕で表わされる化合物を還元する方法。
この還元は{aー接触水素添加、即ち、白金、パラジウ
ム炭素、ラネーニッケルなどの触媒の存在下、メタノー
ル、エタノール、テトラハイドロフラン、ジオキサンな
どの溶媒中、常圧あるいは加圧下に、室温あるいは加熱
下に水素添加することにより、あるいは{b}リチウム
アルミニウムハイド※ラィド、水素化ホウ素ナトリウム
などの錯金属水素化物、例えば水素化ホウ素ナトリウム
を用いて、メタノール、エタノール、テトラノ・イドロ
フランなどの溶媒中、0〜30℃で処理することにより
実施されうる。
一般式〔 0〕の化合物は、例えば以下に示す方法で得
ることが出来る。
〔式中X′はハロゲン(塩素、臭素など)を、他の各記
号は前記と同義である。
〕反応は、適当な溶媒中例えば、メタノール、エタノー
ル、イソフ。
ロノゞノール、ベンゼン、トルエン、ジオキサンなどの
中、一般に溶媒の還流下に行われる。その際、炭酸カリ
ウム、炭酸ナトリウム、トリェチルアミン、ピリジンな
どの適当な脱酸剤を加えることが出来る。■ 一般式 〔式中各記号は前記と同義である。
〕で表わされる化合物と、一般式 〔式中各記号は前記と同義である。
〕で表わされる化合物とを反応させる方法。この反応は
、適当な溶媒中、室温あるいは、使用する溶媒の還流下
に実施される。
溶媒としては、反応を阻害しないものはいずれも用いら
れるが、メタノール、エタノール、イソブロバノールな
どのアルコール系溶媒が有利に用いられる。なかでもエ
タノール中1〜2餌時間還流加熱するのが好ましい実施
方法である。■ 一般式 〔式中×はハロゲン(塩素、臭素など〕を、他の各記号
は前記と同義である。
〕で表わされる化合物と、一般式 〔式中各記号は前記と同義である。
〕で表わされる化合物とを反応させる方法。
この反応は、適当な溶媒中、室温あるいは使用する溶媒
の還流下に加熱することにより行われる。
溶媒としては反応を阻害しないものは、いずれも用いら
れるが、メタノール、エタノール、イソプロパノールな
どのアルコール系溶媒が好適である。また、この反応は
、脱酸剤を兼ねて、一般式〔m〕のアミンを過剰に用い
るか、あるいは、脱酸剤として、炭酸カリウム、炭酸ナ
トリウム、苛性ソーダ、苛性カリなどの無機塩基、ある
いはトリェチルアミン、ピリジンなどの有機塩基の存在
下に行われる。上記方法で製造された、一般式〔1〕で
表わされるアミノアルコール誘導体は、薬学的に許容さ
れる酸付加塩を通常の方法で製造することが出釆る。
酸付加塩を製造するための酸としては、塩酸、臭化水素
酸、硫酸、などの無機酸、マレィン酸、フマール酸、リ
ンゴ酸、クエン酸などの有機酸から適時選択することが
出来る。次に本発明を実施例を挙げて具体的に説明する
実施例 1 2,3ージヒドロー2ーメチル−5一(Q−プロムプロ
ピオニル)ペンゾフラン5.4夕、3,3ージフエニル
プロピルアミン4.2夕、トリエチルアミン5泌をエタ
/ール100の【中に加え、lq時間加熱還流し、次い
で減圧下に溶媒を蟹去する。
残留物を酢酸エチルloo似を用いて抽出し、抽出液を
水洗後、硫酸マグネシウムで脱水乾燥する。減圧下に濃
縮すると、油状物として、粗製の2,3−ジヒドロー2
−メチル一5−〔Q一(3.3ージフエニルプロピルア
ミン)プロピニオニル〕ペンゾフランを得る。これをメ
タノール100の【とテトラハイドロフラン50の‘の
混合溶媒に溶解し、氷冷下、水素化ホウ素ナトリウム1
.5夕を用いて還元し、減圧下に濃縮、水を加えたのち
、酢酸エチル100の‘を用いて抽出し、抽出液を水洗
、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に濃縮する。
残留する油状物に20%塩酸−イソプロパノールを加え
て、塩酸塩とし、イソプロバノールから再結晶すると、
白色結晶として、融点202℃の1−(2,3ージヒド
ロー2−メチルベンゾフラン−5ーイル)一2一(3,
3ージフエニルプロピルアミノ)−1−プロパノール・
塩酸塩2.9夕が得られる。実施例 2 1一(2,3ージヒドロー2ーメチルベンゾフラン一5
ーイル)一1,2−エポキシエタン5.3夕、3,3ー
ジフエニルプロピルアミン6.3夕をエタノール100
の‘中に加え、10時間加熱還流し、次いで減圧下に濃
縮する。
残留する樹状物に20%塩酸ーイソプロパノールを加え
て塩酸塩とし、イソプロパノールから再結晶すると、白
色プリズム晶として、融点152〜155℃の1−(2
,3−ジヒドロ−2−メチルベンゾフランー5ーイル)
一2一(3,3ージフエニルプロピルアミン)一1ーェ
タノール・塩酸塩4.3夕が得られる。以下同様の方法
を用いて、次の化合物が製造される。
◎1−(1,4−ペンゾジオキサン−6ーイル)−2一
(3,3ージフエニルプロピルアミノ)−1−プロパノ
ール、融点148〜15ro◎1−(1,4−ペンゾジ
オキサンー6−イル)一2一〔3ーフエニル−3一(4
−メトキシフエニル)プロピルアミノ〕一1−プロパ/
ール、塩酸塩の融点190〜193℃◎1一(2ーメチ
ルベンゾフラン一5−イル)一2一(3,3−ジフエニ
ルプロピルアミノ)−1ープロパノール、塩酸塩の融点
192〜19チ0◎1一(2,3ージヒドロー2ーメチ
ルベンゾフラン−5−イル)−2一〔3−(4ーメトキ
シフエニル)一3−フエニル)ブロピルアミノ〕−1ー
プロパノール、塩酸塩の融点165〜16600◎1一
(2,3ージヒドロー7一メトキシベンゾフラン−5ー
イル)−2−(3,3ージフエニルプロピルアミノ)−
1−プロパ/ール、塩酸塩の融点1織〜189qo◎
1一(3,4−ジヒドロ−2H−1ーベンゾピラン−6
ーイル)一2一(3,3ージフエニルプロピルアミノ)
−1−プロパ/ール、塩酸塩の融点2090◎1−(3
,4−メチレンジオキシフエニル)−2一(3,3−ジ
フエニルプロピルアミノ)−1−プロパノール、塩酸塩
の融点205〜20が0◎1−(7−メトキシベンゾフ
ラン一4ーイル)一2一(3,3ージフエニルブロピル
アミ/)−1ープロパ/ール、塩酸塩の融点203〜2
04午0◎1一(2,3ージヒドロ−2,7−ジメチル
ベンゾフラン一5ーイル)一2一(3,3ージフエニル
プロピルアミノ)一1ープロパノール、塩酸塩の融点2
05〜20餌C◎1一(2,3ージヒドロ−7ークロル
ー2ーメチルベンゾフラン一5ーイル)−2一(3,3
ージフエニルプロピルアミノ)一1ープロパ/ール、塩
酸塩の融点188〜190qo◎1−(2,3ージヒド
o−2−フ。
。モメチルベンゾフラン一5ーイル)一2一(3,3ー
ジフエニルプロピルアミノ)一1ープロパノール、融点
120〜12チ0◎1一(2,3ージヒドロー2,2ー
ジメチルベンゾフランー5ーイル)一2一(3,3ージ
フエニルプロピルアミノ)一1ープロパノール、融点1
28〜129q○◎1一(7ークロルー2ーメチルベン
ゾフラン−5−イル)一2−(3,3ージフエニルプロ
ピルアミノ)−1ープロバノール、塩酸塩の融点196
〜1班。0 ◎1一(2ーメチルベンゾフラン一5−イル)−2−(
2,2一ジフエニルエチルアミ/)一1−ブロパノール
、惨酸塩の融点214℃(分解)◎1−(2ーメチルベ
ンゾフラン−5−ィル)一2一〔4,4−ビス(4ーフ
ルオロフエニル)プチルアミ/〕−1ープロパノール、
塩酸塩の融点1蛾〜200℃(分解)実施例化合物一覧

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (1) 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物を還元反応に付すことを特徴とする
    、一般式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるアミノアルコール誘導体およびそれの薬学
    的に許容される酸付加塩の製法。 〔上記式中、R^1,R^2は同一または異なつて、水
    素、低級アルキル、ハロ低級アルキルを、R^3は水素
    、低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシを、R^4
    ,R^5は同一または異なつて、水素、ハロゲン、低級
    アルコキシを、Yは炭素数1〜3の直鎖または分枝アル
    キレンを、Zは炭素数1〜3の直鎖または分枝アルキレ
    ンを、環Aは酸素原子を1または2個有し、ベンゼン環
    Bと共に5または6員環を形成する飽和または不飽和の
    複素環を示す。 〕(2) 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物と、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物とを反応させることを特徴とする、
    一般式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるアミノアルコール誘導体およびそれの薬学
    的に許容される酸付加塩の製法。 〔上記式中、R^1,R^2は同一または異なつて、水
    素、低級アルキル、ハロ低級アルキルを、R^3は水素
    、低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシを、R^4
    ,R^5は同一または異なつて、水素、ハロゲン、低級
    アルコキシを、Yは炭素数1〜3の直鎖または分枝アル
    キレンを、Zは炭素数1〜3の直鎖または分枝アルキレ
    ンを、環Aは酸素原子を1または2個有し、ベンゼン環
    Bと共に5または6員環を形成する飽和または不飽和の
    複数環を示す。 〕(3) 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物と、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物とを反応させることを特徴とする、
    一般式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるアミノアルコール誘導体およびそれの薬学
    的に許容される酸付加塩の製法。 〔上記式中、R^1,R^2は同一または異なつて、水
    素、低級アルキル、ハロ低級アルキルを、R^3は水素
    、低級アルキル、ハロゲン、低級アルコキシを、R^4
    ,R^5は同一または異なつて、水素、ハロゲン、低級
    アルコキシを、Yは炭素数1〜3の直鎖または分枝アル
    キレンを、Zは炭素数1〜3の直鎖または分枝アルキレ
    ンを、環Aは酸素原子を1または2個有し、ベンゼン環
    Bと共に5または6員環を形成する飽和または不飽和の
    複素環を、Xはハロゲンを示す。 〕
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US5684002A (en) * 1994-09-07 1997-11-04 The Procter & Gamble Company Dihydorbenzofuran and related compounds useful as anti-inflammatory agents
US5672620A (en) * 1996-02-01 1997-09-30 The Procter & Gamble Company Dihydrobenzofuran and related compounds useful as anti-inflammatory agents
US5684031A (en) * 1996-02-01 1997-11-04 The Procter & Gamble Company Dihydrobenzofuran and related compounds useful as anti-inflammatory agents

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