JPS6031647Y2 - 調理器 - Google Patents
調理器Info
- Publication number
- JPS6031647Y2 JPS6031647Y2 JP10662583U JP10662583U JPS6031647Y2 JP S6031647 Y2 JPS6031647 Y2 JP S6031647Y2 JP 10662583 U JP10662583 U JP 10662583U JP 10662583 U JP10662583 U JP 10662583U JP S6031647 Y2 JPS6031647 Y2 JP S6031647Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- cylinder
- workpiece
- edge
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、モータを内蔵した本体上部に着脱を可能にし
た蓋付容器を装着し、その容器内に突出する回転軸にカ
ッター付コネクターを着脱自在に嵌め込んだ調理器に関
するものである。
た蓋付容器を装着し、その容器内に突出する回転軸にカ
ッター付コネクターを着脱自在に嵌め込んだ調理器に関
するものである。
野菜、肉等の食品の切截、攪拌、混合又は泡立用の調理
器の一般的な構造は、第1図に示すように容器aの底部
中心に円筒すを立設腰円筒すの内部に回転軸Cを通し、
カッターe付コネクターdを円筒すに被せて回転軸Cに
連結したもので、この構造により水分及び被加工物が駆
動機構に侵入するのを防いでいるものである。
器の一般的な構造は、第1図に示すように容器aの底部
中心に円筒すを立設腰円筒すの内部に回転軸Cを通し、
カッターe付コネクターdを円筒すに被せて回転軸Cに
連結したもので、この構造により水分及び被加工物が駆
動機構に侵入するのを防いでいるものである。
しかしながらこの構造では、円筒すとコネクターの筒部
との間の隙間fに被加工物が侵入してコネクターの回転
を制動する現象を生ずるもので、特に被加工物が粒子状
で多少粘性を帯びたときに大きな障害になる。
との間の隙間fに被加工物が侵入してコネクターの回転
を制動する現象を生ずるもので、特に被加工物が粒子状
で多少粘性を帯びたときに大きな障害になる。
前記の現象を防止する手段は多く考案されているが、そ
の一例が実公昭57−26664号公報に示されている
。
の一例が実公昭57−26664号公報に示されている
。
前記はコネクターdの下端面とか外周に、突出体を設け
、中心方向に寄って来る被加工物を半径方向外方に押し
出して前記の隙間fへの侵入を防ぐものであるが、この
突出体は被加工物を強制的に押出す一方、回転の裏面側
には負圧を生じて逆に被加工物を吸い込む現象が同時に
起り、この吸込み物が隙間fに侵入する結果を招く。
、中心方向に寄って来る被加工物を半径方向外方に押し
出して前記の隙間fへの侵入を防ぐものであるが、この
突出体は被加工物を強制的に押出す一方、回転の裏面側
には負圧を生じて逆に被加工物を吸い込む現象が同時に
起り、この吸込み物が隙間fに侵入する結果を招く。
本考案は、コネクターの下端面に回転方向前縁を、回転
方向前方が下がった勾配を付した傾斜面とし、回転方向
後縁を外周に向って拡がる曲線縁とした扇形の凹溝を形
成したことを特徴とし、粘性を生じて求心方向に移動す
る被加工物を傾斜面により扇形の凹溝にたやすく流入さ
せるとともに、曲線縁に衝合させてこれによって速度エ
ネルギーを与え、該曲線縁の案内作用によって外周方向
に押出す作用の繰返しによって隙間fへの侵入を防ぐ構
成にしたものである。
方向前方が下がった勾配を付した傾斜面とし、回転方向
後縁を外周に向って拡がる曲線縁とした扇形の凹溝を形
成したことを特徴とし、粘性を生じて求心方向に移動す
る被加工物を傾斜面により扇形の凹溝にたやすく流入さ
せるとともに、曲線縁に衝合させてこれによって速度エ
ネルギーを与え、該曲線縁の案内作用によって外周方向
に押出す作用の繰返しによって隙間fへの侵入を防ぐ構
成にしたものである。
本考案の一実施例を第1〜4図について説明する。
図中1はモータ2を内蔵した本体であって、モータ2に
より駆動される回転軸3を上方に突出する。
より駆動される回転軸3を上方に突出する。
4は底面5の中心において回転軸3を挿通する円筒6を
設け、上端の開ロアに着脱式蓋8を備えた容器であって
、本体1の上部から着脱可能に装着し、円筒6に回転軸
3を通す。
設け、上端の開ロアに着脱式蓋8を備えた容器であって
、本体1の上部から着脱可能に装着し、円筒6に回転軸
3を通す。
9は円筒6の内側で回転軸3に密嵌する内筒10と、円
筒6に少し緩やかに外嵌する筒11とからなるコネクタ
ーであって、外筒11の下方には下端面13を容器4の
底面5に接近して回転する径大部12を形成し、その外
周に上下二段のカッター14.14を装着する。
筒6に少し緩やかに外嵌する筒11とからなるコネクタ
ーであって、外筒11の下方には下端面13を容器4の
底面5に接近して回転する径大部12を形成し、その外
周に上下二段のカッター14.14を装着する。
本実施例は前記した公知の構成において、コネクター9
の下部である径大部12の下端面13に、回転方向前縁
を回転方向前方が下がった勾配を付した傾斜面22とし
、回転方向後縁を径大部12の外周に向って拡がる曲線
縁23とする扇形の凹溝21を形成する。
の下部である径大部12の下端面13に、回転方向前縁
を回転方向前方が下がった勾配を付した傾斜面22とし
、回転方向後縁を径大部12の外周に向って拡がる曲線
縁23とする扇形の凹溝21を形成する。
本実施例の作用を説明するに、被加工物食品を切截し、
攪拌混合、時には混練を行う場合、(1)頭初には容器
4内でのの流動性が高く、(2)攪拌混合等が進むに従
ってやや粘性を帯びて流動性が低下する。
攪拌混合、時には混練を行う場合、(1)頭初には容器
4内でのの流動性が高く、(2)攪拌混合等が進むに従
ってやや粘性を帯びて流動性が低下する。
(3)粘性が上がると凝集力によって団塊状になる。
以上の如く大別して三段階に変化する。而して被加工物
粒子の扇形の凹溝21への侵入現象は前記(1)、 <
2)の段階で現れる。
粒子の扇形の凹溝21への侵入現象は前記(1)、 <
2)の段階で現れる。
しかしながら(1)の場合は、コネクター9の下端面1
3と容器4の底面5との間隙を極力小さくすれば、被加
工物が流動性をもつため、コネクター9、カッター14
等の回転による遠心力が被加工物に作用して前記の現象
は防止される。
3と容器4の底面5との間隙を極力小さくすれば、被加
工物が流動性をもつため、コネクター9、カッター14
等の回転による遠心力が被加工物に作用して前記の現象
は防止される。
被加工物にやや粘性を生ずる(2)の段階では、遠心力
の作用が減少し、逆に求心力が引用してコネクター9の
外周に付着し、隙間fに侵入する傾向になる。
の作用が減少し、逆に求心力が引用してコネクター9の
外周に付着し、隙間fに侵入する傾向になる。
然るに本考案においては、侵入しようとする被加工物は
下端面13に形成した扇形の凹溝21の回転方向前縁の
傾斜面22により誘導されて凹溝21内にたやすく流入
し、該凹溝21内で渦流になって回転方向後縁の曲線縁
23に衝き当り、該曲線縁23の案内作用によりコネク
ター9の外周に遠心力を以って放出される現象が繰返し
なされる。
下端面13に形成した扇形の凹溝21の回転方向前縁の
傾斜面22により誘導されて凹溝21内にたやすく流入
し、該凹溝21内で渦流になって回転方向後縁の曲線縁
23に衝き当り、該曲線縁23の案内作用によりコネク
ター9の外周に遠心力を以って放出される現象が繰返し
なされる。
この現象によってコネクター9の外周にある被加工物の
付着力が打消され、下端面13と底面5との微睡から隙
間fに浸入しようとする被加工物の求心方向移動も阻止
される。
付着力が打消され、下端面13と底面5との微睡から隙
間fに浸入しようとする被加工物の求心方向移動も阻止
される。
本考案は上記に述べたようにコネクター9の下端面13
に設けた扇形の凹溝21の回転方向前縁の傾斜面22に
よって、粘性を帯びた被加工物を該凹溝21内に積極的
に導入し、回転方向後方の曲線縁23により前記の導入
被加工物を衝激してこれに遠心力を与え、コネクター9
の外周に向って拡がる曲線縁面23の曲状により放出す
る作用を継続させるものであるから、前記した隙間fへ
の被加工物粒子の侵入がなく、従ってコネクター9、カ
ッター14等の回転を制動する障害が起らないので、被
加工物の攪拌混合作用を円滑に進め、かつモータの過負
荷発生を予防できる等の効果をもつ。
に設けた扇形の凹溝21の回転方向前縁の傾斜面22に
よって、粘性を帯びた被加工物を該凹溝21内に積極的
に導入し、回転方向後方の曲線縁23により前記の導入
被加工物を衝激してこれに遠心力を与え、コネクター9
の外周に向って拡がる曲線縁面23の曲状により放出す
る作用を継続させるものであるから、前記した隙間fへ
の被加工物粒子の侵入がなく、従ってコネクター9、カ
ッター14等の回転を制動する障害が起らないので、被
加工物の攪拌混合作用を円滑に進め、かつモータの過負
荷発生を予防できる等の効果をもつ。
第1図は調理器の中心従断面図、第2図は本考案のコネ
クターの側面図、第3図は同斜視図、第4図は要部の拡
大断面図である。 1・・・・・・本体、3・・・・・・回転軸、4・・・
・・・容器、5・・・・・・底面、6・・・・・・円筒
、9・・・・・・コネクター、10・・・・・・内筒、
11・・・・・・外筒、12・・・・・・拡径部、13
・・・・・・下端面、14・・・・・・カッター 21
・・・・・・曲線縁の凹溝、22・・・・・・傾斜面、
23・・・・・・曲線縁。
クターの側面図、第3図は同斜視図、第4図は要部の拡
大断面図である。 1・・・・・・本体、3・・・・・・回転軸、4・・・
・・・容器、5・・・・・・底面、6・・・・・・円筒
、9・・・・・・コネクター、10・・・・・・内筒、
11・・・・・・外筒、12・・・・・・拡径部、13
・・・・・・下端面、14・・・・・・カッター 21
・・・・・・曲線縁の凹溝、22・・・・・・傾斜面、
23・・・・・・曲線縁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 モータを内蔵した本体上部に、底面中心に円筒を立設し
、かつ開口に着脱式蓋を備えた容器を着脱可能装着する
と共に、モータ軸に連結して前記の円筒に挿通した回転
軸によって容器内で回転するカッターを備えたコネクタ
ーを前記の円筒に外嵌するものにおいて、 コネクターの下端面に回転方向前縁を、回転方向前縁が
下がった勾配を付した傾斜面と腰回転方向後縁を外周に
向って拡げる曲線縁とした扇形の凹溝を形成したことを
特徴とする調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10662583U JPS6031647Y2 (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10662583U JPS6031647Y2 (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6015242U JPS6015242U (ja) | 1985-02-01 |
JPS6031647Y2 true JPS6031647Y2 (ja) | 1985-09-21 |
Family
ID=30249446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10662583U Expired JPS6031647Y2 (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031647Y2 (ja) |
-
1983
- 1983-07-08 JP JP10662583U patent/JPS6031647Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6015242U (ja) | 1985-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101582524B1 (ko) | 커터 조립체를 갖는 블렌더 시스템 | |
CA1187482A (en) | Electric cooking apparatus | |
EP0571349A1 (en) | A scraper arrangement pertaining to food processors | |
JPS6031647Y2 (ja) | 調理器 | |
CA1212358A (en) | Sifting device | |
JP3514987B2 (ja) | 穀類用粉取り器とそのアタッチメント及びフードプロセッサ | |
CN217592610U (zh) | 一种可实时调味的绞肉机及其杯盖结构 | |
JPS5930418B2 (ja) | 調理機 | |
JP2506853B2 (ja) | 調理器 | |
JP2000152883A (ja) | 穀類用粉取り器とそのアタッチメント | |
JP2609171B2 (ja) | アイスクラッシャー | |
JP2537595Y2 (ja) | 電動調理装置 | |
JPS5924277Y2 (ja) | 調理器 | |
JPS5856610Y2 (ja) | 調理器 | |
JPH034195Y2 (ja) | ||
JPH0661314B2 (ja) | 電動おろし器 | |
JPS6124173Y2 (ja) | ||
JPS5856611Y2 (ja) | 調理器 | |
JPS5924278Y2 (ja) | 調理器 | |
JPS60835Y2 (ja) | 調理器 | |
JPS6033488B2 (ja) | 調理機 | |
JPS5936176Y2 (ja) | 調理機 | |
JPS6033490B2 (ja) | 調理機 | |
JPS5926937Y2 (ja) | フ−ドプロセツサ | |
JPS5920191Y2 (ja) | 調理器 |