JPS603160Y2 - モ−タグレ−ダの運転座席 - Google Patents

モ−タグレ−ダの運転座席

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Publication number
JPS603160Y2
JPS603160Y2 JP1978074881U JP7488178U JPS603160Y2 JP S603160 Y2 JPS603160 Y2 JP S603160Y2 JP 1978074881 U JP1978074881 U JP 1978074881U JP 7488178 U JP7488178 U JP 7488178U JP S603160 Y2 JPS603160 Y2 JP S603160Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
metal fitting
leg
cushion
back cushion
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978074881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54176201U (ja
Inventor
平八郎 及川
正二郎 小野
岩夫 岩崎
Original Assignee
三菱重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP1978074881U priority Critical patent/JPS603160Y2/ja
Publication of JPS54176201U publication Critical patent/JPS54176201U/ja
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Publication of JPS603160Y2 publication Critical patent/JPS603160Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はモータグレーダの運転座席に関するものである
非常に厳しい精度が要求されるモータグレーダの作業に
おいては、視界が少しでも悪いとその精度も悪くなるた
め、従来は長時間の作業でもオペレータは立ったままで
あった。
そこで立った時に得られる良好な視界を維持し、オペレ
ータの疲労も軽減される様な、高さが変化するシートが
考案されたが次に示す様な欠点のため著しく実用性に欠
けていた。
(1)背当てを倒しその上に腰かける方式のため高さの
調整ができない。
(2)座った時に背当てがなく不安定な状態になるため
、疲労軽減効果が少ない。
そこで本考案は前記欠点を除去し、オペレータの疲労軽
減を計ったモータグレーダの運転座席を提供することを
目的としたものであり、第1金具をバッククッションの
側面に固着したシャフトまわりに回動自在に設け、第2
金具をシートクッションの側面に固着し、一対のリンク
を前記第1金具と第2金具との間に設け、平行リンクを
前記一対のリンクと第1.第2金具とで構威し、バック
クッションを前記平行リンクによりシートクッションの
前後に移動自在に設け、前記平行リンクをロックするロ
ック手段を前記リンクの一方に回動自在に装着し、且つ
リンクの他方には該リンクに対して締付固定可能に装着
し、前記第1金具とバッククッションとを任意の回動位
置でロックする傾斜角調節手段を前記第1金具に前記シ
ャフトに対して圧着可能に装着し、前記シートクッショ
ンをサスペンションの上部に載置し、第1脚をサスペン
ションの下部に設け、第2脚をシートサポートの上部に
設け、前記第1脚を第2脚に上下方向に摺動自在に支持
し、シート高さ調節手段を前記第1脚と第2脚間に設け
たことを特徴とし、バッククッションの前後方向の調節
をロック手段で行い、バッククッションの傾斜角の調節
を傾斜角調節手段で行い、シートクッションの高さ調節
をシート高さ調節手段で行い得るので、この運転座席に
より姿勢が全く異なるモータグレーダの回送時と作業時
のいずれの場合にもシートとしての最適位置が得られる
つまり次のような特徴を有する。
(a) 回送時と作業時のシートの位置の移動が簡単
にできる。
(b) 作業内容別の最適位置が得られる。
(C) 体格の違う各オペレータに対して、それぞれ
最適位置が得られる。
本考案の実施例を以下図面に従って詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すモータグレーダの運転
座席であり、一部断面で示す側面図、第2図は、第1図
の■−■断面図、第3図は、第1図の■−■断面図、第
4図は第1図の■部詳細図である。
1は運転席であり、−シートクッション2、バッククッ
ション3、サスペンション4およびシートサポート5よ
り構成される。
シートクッション2に設けた第2金具6と、バッククッ
ション3に設けた第1金具7との間は、リンク8・9で
回動自在に連結されている。
このようにしてリンク8,9と第1.第2金具7.6と
で平行リンクが構成される。
さらにリンク8,9にはロック装置10が設けられる。
ロック装置10を第2図で説明する。
リンク8,9には各ボス11.12が固着され、プレー
ト13が取付けられる。
14はボス11に固着されたピンであり、他端は螺刻さ
れている。
15はピンであり、ボス12に螺着する。16はスペー
サである。
ピン14にはレバー17が螺合して取付けられる。
尚、ピン14を挿入するプレート13の穴はピン14径
に比べて適度に大きく、リンク8,9を回転させてバッ
ククッション3を前後に移動させるとき、ピン15を中
心としてプレート13が回転し、リンク8の動きを抱束
しない程度のものである。
18はバッククッション3の傾斜角を調節スる装置であ
る。
調節装置18を第3図で説明する。19は第1金具7を
バッククッション3に回動自在に支持し、バッククッシ
ョン3に設けたシャフトであり、20はシャフト19に
設けたロック溝である。
21はレバーであり、レバー21は第1金具7に螺合し
、その先端はロック溝20と嵌合する。
22はシート高さ調節装置であり、第4図により説明す
る。
23はサスペンション4下部に結合された第1脚、24
はシートサポート5の上部に結合した第2脚であり、摺
動可能に構成されており、内部に設けたばね25により
サスペンション4は付勢すれている。
第1脚23には、ブラケット26.27が取付けられる
ブラケット26にはシャフト28によりレバー29が回
動自在に取付けられる。
さらにシャフト28には、ロケット30が固着され、ロ
ッド30は、ピン31の穴部32へ挿入されている。
ピン31は第1脚23のピン穴33へ嵌挿され、さらに
第2脚24のピン穴34へも選択的に嵌挿されて両者を
ロックする。
ピン31はブラケット27内に設けたばね35により付
勢されている。
次いでその作用を、バッククッションの前後方向の調節
、バッククッションの傾斜角の調節、シートクッション
の高さ調節の各場合について説明する。
(1)バッククッションの前後方向の調節レバー17を
まわしてプレート13の締め付けを緩めると、プレート
13はピン14とプレート13の隙間分だけの自由な移
動が可能となる。
即ち、プレート13はピン15を中心として回転可能と
なるのでバッククッション3を押すと、リンク8,9は
シートクッション2に設けた第2金具6への各取付部を
中心として回転し、バッククッション3は容易に前後方
向に移動する。
レバー17をまわしてプレート13を締め付けると、リ
ンク8,9は固定され、バッククッション3は任意の位
置に固定される。
(2)バッククッションの傾斜角の調節 レバー21を緩めてロックを解くと、バッククッション
3はシャフト19を中心として回転可能になるので、適
当な位置でレバー21を締めてシャフト19をロックす
るとバッククッション3は任意の傾斜位置で固定される
(3)シートクッションの高さ調節 レバー29によりロッド30を左に回転させるとピン3
1は、ばね35に抗して左に移動し、脚24の穴34か
ら脱する。
したがってばね25により、サスペンション4は押し上
げられ、シートクッション2も上昇する。
レバー29を自由にしておくとピン31はばね35によ
り付勢されているために次の穴34の位置でピン31が
挿入され、脚23.24は、固定される。
シートクッション2を下げる場合には、バッククッショ
ン2を下方に押し下げながら同様にすればよい。
このようにして適当なシート高さ調節ができる。
このように本実施例によれば、回送特等視界の要求が特
に強くない場合にはシートクッション2は、低い位置に
、バッククッション3は、一番後方に調節して運転者は
、ゆったりと座れる。
作業時はシートクッション2はシート高さ調節装置22
により高い位置に、バッククッション3は前方に調節し
て運転者は浅く脚かけて十分な視界とペダル・レバー等
の操作に最適な位置が得られる。
上記各場合に関連してバッククッション3を傾斜角調節
装置18により最適な角度に調整することにより、運転
者の疲労を軽減できる。
このように本考案のモータグレーダの運転座席は、簡単
な機構で運転座席シート位置の移動が簡単に行え、回送
時、作業時のオペレータに合致したシートの最適位置が
得られる。
また十分な姿勢で運転作業ができるのでグレーダの周り
で作業する人たちに対する安全性が確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すモータグレーダの運転
座席であり、一部断面で示す側面図、第2図は第1図の
■−■断面図、第3図は第1図の■−■断面図、第4図
は第1図の■部詳細図である。 1・・・・・・運転座席、2・・・・・・シートクッシ
ョン、3・・・・・・バッククッション、4・・・・・
・サスペンション、5・・・・・・シートサポート、8
,9・・・・・・リンク、10・・・・・・ロック装置
、18・・・・・・傾斜角調節装置、22・・・・・・
シート高さ調節装置、23・・・・・・第1脚、24・
・・・・・第2脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1金具をバッククッションの側面に固着したシャフト
    まわりに回動自在に設け、第2金具をシートクッション
    の側面に固着し、一対のリンクを前記第1金具と第2金
    具との間に設け、平行リンクを前記一対のリンクと第1
    .第2金具とで構威し、バッククッションを前記平行リ
    ンクによりシートクッションの前後に移動自在に設け、
    前記平行リンクをロックするロック手段を前記リンクの
    一方に回動自在に装着し、且つリンクの他方には該リン
    クに対して締付固定可能に装着し、前記第1金具とバッ
    ククッションとを任意の回動位置でロックする傾斜角調
    節手段を前記第1金具に前記シャフトに対して圧着可能
    に装着し、前記シートクッションをサスペンションの上
    部に載置し、第1脚をサスペンションの下部に設け、第
    2脚をシートサポートの上部に設け、前記第1脚を第2
    脚に上下方向に摺動自在に支持し、シート高さ調節手段
    を前記第1脚と第2脚間に設けたことを特徴とするモー
    タグレーダの運転座席。
JP1978074881U 1978-06-01 1978-06-01 モ−タグレ−ダの運転座席 Expired JPS603160Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978074881U JPS603160Y2 (ja) 1978-06-01 1978-06-01 モ−タグレ−ダの運転座席

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JP1978074881U JPS603160Y2 (ja) 1978-06-01 1978-06-01 モ−タグレ−ダの運転座席

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Publication Number Publication Date
JPS54176201U JPS54176201U (ja) 1979-12-12
JPS603160Y2 true JPS603160Y2 (ja) 1985-01-29

Family

ID=28988818

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JP1978074881U Expired JPS603160Y2 (ja) 1978-06-01 1978-06-01 モ−タグレ−ダの運転座席

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JPS54176201U (ja) 1979-12-12

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