JPS6031501Y2 - 茹麺の連続水洗冷却装置 - Google Patents

茹麺の連続水洗冷却装置

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JPS6031501Y2
JPS6031501Y2 JP1981144878U JP14487881U JPS6031501Y2 JP S6031501 Y2 JPS6031501 Y2 JP S6031501Y2 JP 1981144878 U JP1981144878 U JP 1981144878U JP 14487881 U JP14487881 U JP 14487881U JP S6031501 Y2 JPS6031501 Y2 JP S6031501Y2
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boiled noodles
cooling
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謙次 村上
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、茹麺の連続水洗冷却装置に関するものであ
る。
茹槽で茹加工されたばかりの茹麺は、100℃に近い高
温の状態にあり、またその表面には、糊状のぬめりが多
量に附着しているので、これを市販に供するため、せい
ろの上に玉取りしたり或いは1又は2玉の包装麺に仕上
げるには、先づ茹加工された麺線の表面を水洗して、そ
の表面に附着している多水分のぬめりを除去し、茹麺の
食味が低下しないようにすると共に、水洗時の冷却によ
って、茹麺に保存性を附与しなければならない。
殊に、保健衛生上の要請から、過酸化水素水等による殺
菌防腐処理を行えなくなった現在では、茹麺に良好な保
存性を附与するためには、高温の煮沸加工によって殺菌
された茹上り直後の茹麺を、できるだけ急速に、且つよ
り低温に冷却することが望ましい。
この考案は、上記のような目的を達成するのに好適な茹
麺の連続的な茹麺の水洗冷却装置を提供しようとするも
のである。
そして、上記目的を達するためには、多量の冷却水を必
要とするのであるが、多量の茹麺を直ちに冷蔵に適する
温度まで冷却するには、この冷却水の製造に多くの経費
を必要とするので、この考案は、高価な冷却水を最大限
有効に熱効率よく利用して、茹麺をできるだけ安価に冷
却しうる、茹麺の連続水洗冷却装置を提供しようとする
ものである。
実施例を図について説明すると、図示の実施例は、この
考案にしたがった茹麺の連続水洗冷却装置10を、麺の
連続煮沸装置1に連設した場合に関し、茹麺の製造工程
にしたがって、先づ実施例の煮沸装置1から説明してお
くと、図示の煮沸装置は、図示してない適宜の加熱装置
によって熱せられた熱湯2が入っている煮沸槽3と、こ
のの煮沸槽3の内外をスプロケットホイール9,9・・
・を遅速する無端チェーン4に多孔性の茹麺5を支持せ
しめてなる茹麺5の搬送装置6と、この搬送装置6の適
所に配設せる、生の麺線の供給装置7と、同じくこの搬
送装置6の適所8に配設せる茹麺5の反転又は傾斜によ
る茹麺の取出し装置(図示せず)等からなるものである
が、この実施例の茹麺の連続水洗冷却装置10は、この
煮沸加工装置1に連続せしめて、次のように設けられて
いる。
すなわち、図において、11,12.13は、夫々その
高さを異らしめて配設した冷却水槽で、最上段位の冷却
水槽11の一端には冷却水の供給管14を配設してあり
、この冷却水槽11の他端には、切欠き部11aを形成
してあって、前記供給管14からこの冷却水槽11の一
端に冷却水を注入供給すると、この水槽11内に供給さ
れた冷却水は、水槽11内を他端方向(矢印イ方向)へ
と流れて、他端の前記切欠き部11aからオーバーフロ
ーせしめられるようになっている。
このようにして最上位段位の冷却水槽11からオーバー
フローされた冷却水の落下位置には、そこに一端を位置
せしめて、次位の(この実施例では第2段の)冷却水槽
12を配設してあって、上位の冷却水槽11の他端から
オーバーフローされた冷却水は、この冷却水槽12内を
他端へと矢印イ方向に流れ、他端に形成しである切欠部
12aから、更に下方へとオーバーフローせしめられる
ようになっている。
そして、このようにして第2段目の冷却水槽12からオ
ーバーフローされた冷却水の落下位置には、そこに一端
を位置せしめて、次位の(つまりこの実施例では最下段
の)冷却水槽13を配設してあって、上記同様にして、
上位の冷却水槽12の他端からオーバーフローされた冷
却水は、この冷却水槽13内を矢印イ方向に他端へと流
れ、他端に形成しである切欠き部13aから排水樋15
内へと溢流せしめられるようになっているのである。
なお、図において、16は最上段位の冷却水槽11の更
に上位に配設した煮沸消毒槽で、この槽16内には、加
熱用のボイラー管17を沈設しである。
次に、上記したように配列された各冷却水槽11.12
.13内を順次経過せしめるべく設けられた、実施例の
搬送装置20について説明すると、この搬送装置20は
、上記冷却水槽11,12.13ならびに煮沸消毒槽1
6内で、多孔容器21を走行せしめるために、図示して
ない機枠によって軸支された多数のスプロケットホイー
ル22.23・・・・・・34,35,36を各一対宛
軸架し、これらの各スプロケットホイール22.23・
・・・・・35,36を巡って、それに一対の無端チェ
ーン37を懸は回わすと共に、この一対の無端チェーン
37間に、チェーン37の長さ方向における適当間隔お
きに、多数の多孔容器21を枢着しであるのであるが、
これらの多孔容器21は、チェーン37のリンク37a
を連結しているピン38でもって、チェーン37に枢支
38せしめられており、この実施例の茹麺の搬送装置2
0は、前記ピン38によって、多孔容器21が、チェー
ン37の適当間隔おきに、揺動回転自在に吊り下げられ
た状態にあり、多孔容器21は、例えば、それをその巾
方向において4室(図示の実施例の場合)又はそれ以上
の任意数の室に仕切壁39によって仕切られており、該
多孔容器21内の隔壁で区画された各室21. 、21
2 、213 、214内毎に、夫々所要量(−正分又
は二重針)の茹麺を供給すると、該茹麺を該容器21内
に保った状態で、無端チェーン37の走行経路に沿って
多数の多孔容器21が接踵して搬送されるようになって
いるのである。
これらの各多孔容器21は、前記チェーン37が前記ス
プロケットホイール22.23・・・・・・35.36
によって一定の経路に沿い搬送されるようになっており
、各多孔容器21は、先ず第1に、最下段位の冷却水槽
13内へと、前記オーバーフロー用の切欠部13aが形
成された他端側から冷却水中へと浸漬せしめられ、この
冷却水槽13中を、冷却水の流れに対向する向きに搬送
された上、冷却水の流れ方向の最上流位である冷却水槽
13の一端から、該水槽13外へと搬出され、次には、
その上位の冷却水槽12中へと、溢流用の切欠部12a
が設けられている他端側から、該冷却水槽12内の冷却
水中へと浸漬せしめられ、この冷却水槽12中を、前記
冷却水槽13中と同様に、冷却水の流れに対向する向き
に搬送された上、該冷却水の流れ方向の最上流位である
冷却水槽12の一端から、該水槽12外へと搬出され、
次には、最上位の冷却水槽11内の冷却水中を、上記同
様に、冷却水の流れに逆った方向に搬送された上、該冷
却水槽11外へと取り出されるようになっている。
そして、この搬送装置20が、多孔容器21を前記冷却
水槽13中へと送り込む直前位には、前記煮沸加工装置
1の茹麺の取出し装置から取り出された茹麺を受取りう
る位置に、シュート40を配設してあって、茹麺の取出
し装置から取り出された高温の茹麺は、このシュート4
0からなる要冷却茹麺の供給装置によって、直ちに前記
多孔容器21中へとタイミングを合せて供給せしめられ
るようになっており、前記各冷却水槽13,12.11
を経過し終った多孔容器21は、搬送装置20の適所4
1に配設された冷却済茹麺の取り出し装置(図示せず)
によって、多孔容器21から取り出されるようになって
いる。
なお、この冷却済茹麺の取り出し装置には、公知の節動
からの茹麺の取り出し機構を、そのまま応用できるので
、その詳細な説明はこれを省略しであるが、この位置で
、多孔容器21を例えばi oo’〜1200傾斜させ
れば、多孔容器21内の冷却済茹麺は、これを、該位置
で、例えばシュート42を介して茹麺の包装装置43へ
と供給できることは、容易に理解されよう。
実施例の装置では、搬送装置20によって搬送されれる
多孔容器21が、前記冷却済茹麺の取り出し装置によっ
て、冷却済茹麺を放出した後、次に高温の茹麺を供給さ
れるまでにおいて、煮沸消毒槽16内を経過せしめられ
るようになって、多孔容器21は、この煮沸消毒装置1
6内を通過するとき、煮沸消毒されるようになっている
のであるが、この煮沸消毒槽16内には、一日の作業終
了時とか、一日の作業の開始時等にのみ、該槽16内に
おいて高温の煮沸湯を沸謄させておけばよいのであって
、水洗連続水洗冷却装置10の連続運転時には、必づし
も該槽16内に熱湯を充満しておかなくてもよい。
また、この考案の装置において、その中に茹麺を収容し
て各冷却水槽13,12,11を経過せしめる多孔容器
は、公知の茹麺のような金網でもってこれを構成しうろ
ことは勿論である。
以上、この考案に係る茹麺の連続水洗冷却装置の一実施
例の構成を図について説明したが、この考案に係る茹麺
の連続水洗冷却装置は、上記のように構成されていて、
多段に配設された各冷却水槽13,12.11と、二連
の無端チェ7によって支持せしめられた多数の多孔容器
21の搬送装置20と、でもって構成されていて、低温
に作られた冷却水は、最上段位の冷却水槽11の一端に
供給され、それが各冷却水槽11,12,13内を、そ
の一端から他端へとイ方向に流され、これに対して、こ
の冷却水によって水洗冷却される高温の茹麺は、これを
容れた多孔容器21が、最下段位の冷却水槽13から順
次上段位の冷却水槽12.11内を経過せしめられるよ
うになっており、それが、各冷却水槽13,12.11
中における冷却用水の流れに逆行して経過せしめられる
ようになっているので、各冷却水槽11,12゜13中
における冷却水の温度は、上段位の上流側程低温となり
、下段位の下流側程高温となるから、全体として、非常
に熱効率よく熱交換し、最上段位の冷却水槽11から取
り出された多孔容器21内の茹麺は、冷却水の供給管1
4から供給された冷却水に非常に近い低温に水洗冷却さ
れて、取り出し装置により、シュート42へと取り出さ
れるものである。
したがって、この考案に係る茹麺の連続冷却装置にて水
洗冷却された茹麺は、よく冷却されているので保存性に
優れており、また非常に熱効率よく冷却されるので、少
い冷却水でもって安価に冷却できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る茹麺の連続水洗冷却装置の一
実施例を示した縦断側面図、第2図は多孔容器の平面図
である。 10・・・・・・茹麺の連続水洗冷却装置、11,12
.13・・・・・・冷却水槽、lla、12at 1
3a、・・・・・・切欠部(排出口)、14・・・・・
・冷却水の供給管、20・・・・・・茹麺の搬送装置、
21・・・・・・多孔容器、22〜36・・・・・・ス
プロケットホイール、37・・・・・・無端チェーン、 40・・・・・・要冷却茹麺の供給用 のシュート、 42・・・・・・冷却済茹麺の取出し用のシュート。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)複数個の冷却水槽と、多数のスプロケットホイー
    ルに懸は回わされて所定の経路に沿って走行するように
    案内された無端チェーンに多数の多孔容器を取付けてな
    る茹麺の搬送装置と、の組合せからなり、 a 前記複数個の冷却水槽が、夫々にその高さを変えて
    多段に配設されていること。 b 最上段位の冷却水槽の一端に冷却水の供給装置が配
    設されていること。 C各冷却水槽には、その他端に冷却水の排出口を形成し
    てあって、その一端に供給された冷却水が、一端から他
    端へと流れる冷却水の流路を形成していること。 d 各段の冷却水槽間には、上段位の冷却水槽の排出口
    から排出された冷却水が次段位の冷却水槽の一端に流れ
    込む流路が形成されていること。 e 前記茹麺の搬送装置の多孔容器が、下段位の冷却水
    槽から順次より上段位の各冷却水槽内へとその他端から
    入ってその一端から出るように、前記スプロケットホイ
    ールと無端チェーンによって案内されていること。 f 前記茹麺の搬送装置の適所に、前記冷却水槽外にお
    いて、多孔容器内に要冷却茹麺を供給する装置と、多孔
    容器内の冷却済茹麺の取り出し装置が配設されているこ
    と。 を特徴としてなる茹麺の連続水洗冷却装置。
  2. (2)前記茹麺の搬送装置が、冷却済茹麺の取り出し装
    置から要冷却茹麺の供給装置に到るまでの搬送経路に、
    多孔容器の煮沸消毒装置を有している、実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の茹麺の連続水洗冷却装置。
JP1981144878U 1981-09-28 1981-09-28 茹麺の連続水洗冷却装置 Expired JPS6031501Y2 (ja)

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JP2016054799A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 株式会社ソディック 茹麺機

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JPS6049755A (ja) * 1983-08-29 1985-03-19 Shimadaya Honten:Kk 冷凍蒸煮麺の製造法

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