JPS6031284B2 - サンプル値制御位相同期方式 - Google Patents

サンプル値制御位相同期方式

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JPS6031284B2
JPS6031284B2 JP52011011A JP1101177A JPS6031284B2 JP S6031284 B2 JPS6031284 B2 JP S6031284B2 JP 52011011 A JP52011011 A JP 52011011A JP 1101177 A JP1101177 A JP 1101177A JP S6031284 B2 JPS6031284 B2 JP S6031284B2
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JP
Japan
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pulse
signal
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phase
pulse width
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JP52011011A
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JPS5396658A (en
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建夫 小野寺
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パルス幅の異なる同期信号を有するテレビジ
ョン信号(以下TV信号)等の波形情報を振幅変調の搬
送波抑圧残留側波帯(以下VSB)で伝送する場合の受
信端局における復調用搬送波を再生する方式に関するも
のである。
一般に、TV信号等の映像信号を周波数分割多重(FD
M)方式で伝送する場合は、振幅過変調VSB伝送方式
が用いられている。
この場合、搬送波が抑圧された信号を受信側で復調する
には、受信側において、被変調信号中に含まれている搬
送波成分の位相と同期した復調用搬送波を作り出さなけ
ればならない。特に過変調されたTV信号中では正しい
位相情報を持っているのは、水平同期パルス,垂直同期
パルスおよび等化パルス等の同期パルス部分のみである
ので、この同期パルス部分をサンプリングして、その中
の搬送波の位相に同期した復調搬送波を作り出さなけれ
ばならない。同期信号部分をサンプリングするには、直
交成分の影響が最も少ない同期パルス部分の中央である
ことが望ましい。しかし、例えば、現在放送用に用いら
れているTV信号のように水平同期パルスの他に、少数
ではあるが、パルス幅の狭い等化パルスとパルス幅の広
い垂直同期パルスが混在している場合には、サンプリン
グパルスを同期パルスの立下りから一定時間だけ遅延さ
せて、ちようど水平同期パルスの中央になるように発生
させて、サンプリングを行なうと、パルス幅の広い垂直
同期パルス部分では問題ないが、パルス幅の狭い等化パ
ルス部分では、サンプリング位置が、はずれてしまう。
そのため位相同期系としては、等化パルスの部分で急激
な位相変動を起し復調波形のひずみとなって現われる(
電子通信学会通信方式研究会資料CS73−3「VSB
伝送におけるAPCの一検討」、日本電気技報No.9
9,1970「VSB−lam形TV変換装置」参照)
。また、このような問題を解決するため、同期パルスと
して、パルス幅の広い水平同期パルスとパルス幅の狭い
等化パルスが混在する場合において、そのいずれのパル
スでも、パルスの中央をサンプリングできる同期信号処
理方式が提案されている(「同期信号処理方式」特公昭
50一36124号公報参照)。しかし、この方式にお
いても、パルス幅の広いパルスから狭いパルスへ変化す
る場合、最初の1つは確実にミスすることになり、この
ようなミスは放送用TV信号の場合、水平同期パルスか
ら筆化パルスに変るところと、垂直同期パルスから等化
パルスに変わるところの2ケ所で発生し、位相同期系の
応答を遠くする(起動特性の向上のためには遠い方が良
い〉と、復調搬送波の位相変動が大きくなり、復調波形
の一部にひずみを与えるという欠点がある。本発明の目
的は、このような欠点を無くすため制御系の中に、わず
かのむだ時間を設けて、このむだ時間の中で、パルス幅
を判定し、このパルス幅が予め定めた閥値以上(例えば
等化パルスのパルス幅以上)であるときのサンプル値の
みを制御信号とするようなサンプル値制御位相同期方式
を提供することにある。
以下図面により本発明を詳細に説明する。
従来の振幅過度調VSB伝送方式における受信端局の位
相同期方式の一例を第1図に示す。入力端子1より第3
図1のごとき、TV信号の振幅過変調されたVSB信号
が入り、一方、復調器9へ、他方は、ゲート回路3へ供
給される。ゲート回路3では、第3図1の斜線部分のみ
を選択抽出することにより、搬送波を含むバースト状の
信号(以下、バースト状信号と称す)を得て、このバー
スト状信号は、位相検出器4で内蔵の電圧制御発振器1
2の出力と位相比較される。位相比較されるのは、バー
スト状信号の期間だけなので、この出力を次のバースト
状信号まで位相比較出力を保持するためのサンプルホー
ルド回路5で連続的な直流電圧に変換している。この出
力はループフィル夕6を介して電圧制御発振器12の周
波数(位相)を制御して入力のバース信号中の搬送波に
位相同期させている。また、ゲート回路3を駆動するた
めのサンプリングパルスおよびサンプルホールド回路5
を駆動するためのサンプルホールドパルスは、復調され
たTV信号(第3図2)から同期分離回路8で同期信号
パルス(第3図3)を分離し、サンプリングパルス発生
回路1で同期パルスの前緑からある時情訂s遅らせて、
第3図4のように発生させている。Tsは主としてVS
B信号の水平同期信号パルス部分の中央(第3図1のa
の部分)がサンプリングされるように選ばれている。こ
のようにして得られた位相同期した復調搬送波で復調器
9を駆動し、同期検波により復調nV信号(第3図2)
を得ているが、実際にはこの復調過程における遅延のた
め、入力のVSB信号よりも第3図のTdの時間だけ復
調TV信号が遅れる。以上のような方式においてはパル
スの中央でサンプリングされる水平同期信号部分(第3
図1のa部分)や、パルス幅の広い垂直同期パルス部分
(第3図1のc部分)では問題ないが等化パルス部分で
は、第3図1のb部分のように、パルス部分をはずれて
しまい、位相変動となって好ましくない。そこで本発明
では第2図のように、第2のサンプルホールド回路30
0とパルス幅選択回路100と第2のサンプリングパル
ス発生回路200を設けることにより必要とするサンプ
ル値情報のみで位相同期系が制御されるため、前記のよ
うな位相変動は、大幅に少なく出来る。まず、同期分離
された信号(第3図3)から、パルス幅選択回路100
で、所定のパルス幅より狭いか広いかを選択している。
このパルス幅選択回路100の具体的実施例を第4図に
示す。モノマルチノゞィブレー夕103は、入力として
与えられるパルスの前緑に同期して立下り所定のパルス
幅Tw(等化パルスのパルス幅よりも広い)を持つパル
スを出力するよう動作する。今、入力端子101に同期
分離された信号(第3図3)が与えられると水平同期パ
ルス,垂直同期パルスおよび等化パルスの各同期パルス
の前縁に同期して立下る所定のパルス幅Twを持つパル
ス(第3図5参照)がマルチバイブレーター03から出
力される。同期分離された信号(第3図3)とマルチパ
イプレータからの出力信号(第3図5)との論理積が回
路104でとられれ、回路104から論理積出力信号(
第3図6)が出力端子102に出力される。この回路1
04は、同期パルスのパルス幅(高レベルの期間)がマ
ルチパイプレータからの出力パルスのパルス幅Tw(低
レベルの期間)よりも広いとき(すなわち同期パルスが
水平および垂直同期パルスのとき)にだけ、これらのパ
ルスのパルス幅の差に等しいパルス幅のパルスを出力す
る。このパルスを第2のサンプリングパルスの発生器2
00で所定のサンプルホールドパルス(第3図7)にし
ている。ここでは、パルス幅の選択を所定の閥値より狭
いか広いかで行っているが、必要に応じて2つの閥値を
設け、一方の閥値と他方の閥値との間のパルス幅の選択
を行うようにしてもよい。
ゲート回路3はサンプリングパルス(第3図4)により
駆動され、バースト状信号(第3図1の斜線部分a,b
およびcをVSB信号から抽出する。この抽出されたバ
ースト状信号は位相検出器4で電圧制御発振器12の出
力と位相比較される。位相比較した結果の比較結果電圧
は、サンプルホールド回路5にサンプリングパルス(第
3図4)に応答して保持される。サンプルホールド回路
5の保持電圧は前記サンプリングパルスに応答して変更
されていくが、等化パルスに対応する部分(第3図1の
b)では、他の同期パルスに対応する部分とは相当異つ
た異常電圧が保持される。第2のサンプルホールド回路
300は、この異常電圧(一種の外乱電圧といえる)を
同期制御系の制御電圧として使用するのを防止する機能
を持っている。すなわち、上述したように、等化パルス
部分では、所定のサンプルホールドパルス(第3図7)
は出力されないので、このとき第2のサンプルホールド
回路30川まサンプリング動作を行わず、現在保持して
いる電圧を保持し続ける。しかしながら、水平および垂
直同期パルス部分では、所定のサンプルホールドパルス
が出力されるので、サンプルホールド回路30川まこの
パルスに応答してサンプルホールド回路5が保持してい
る電圧をサンプリングし保持する。また原理的には、サ
ンプルホールドパルスとして、第3図6のパルスのまま
でも良い。このようにパルス幅を選択して発生したサン
プルホールドパルスで、第2のサンブルホ−ルド回路3
00を制御することにより、電圧制御発振器12の制御
電圧といま、常に水平同期パルス部分もしくは、垂直同
期パルス部分の位相情報だけとなるため、位相変動は、
大幅に少なくなる・ことになる。ただ、この方式におい
ては、パルス幅を選択するために、位相同期系のループ
内にむだ時間(Tそ)を設けており一般に、制御系内の
むだ時間は、制御系の安定性などに悪い影響を与えるこ
とになるが、本方式のように、サンプリング周期に対し
て充分小羊なむだ時間であれば、ほとんど無視してもさ
しつかえない。実際の本方式の実施例では、むだ時間は
、2AS程度でありサンプリング周期63.75仏Sに
比べて無視できる。以上のように本方式によると、パル
ス幅の異なる同期信号を有した波形情報のVS餅云送方
式においても、常に目的とする同期信号部分の中央部分
をサンプリングすることと等価になるので、直交成分の
影響がなく、位相変動の少ないサンプル値位相同期方式
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサンプリング位相同期方式の一例を示す
ブロック図、第2図は本発明によるサンプリング位相同
期方式の一実施例のブロック図、第3図は、第2図の各
部の波形図、第4図は、パルス幅選択回路の一例を示す
ブロック図である。 図中、1は入力端子、2は出力端子、3はゲート回路、
4は位相検出器、5はサンプルホールド回路、6はルー
プフィル夕、7はサンプリングパルス発生器、8は同期
分離回路、9は復調器、12は電圧制御発振器、30川
ま第2のサンプルホールド回路、100はパルス幅選択
回路、200は第2のサンプリングパルス発生回路であ
る。第1図第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 搬送波を少なくとも2種類以上の異なるパルス幅の
    同期信号を有する信号により振幅変調してなる被変調信
    号中の前記搬送波を位相基準として復調用同期搬送波を
    得るサンプル値制御位相同期方式において、前記復調用
    同期搬送波に基づいて前記被変調信号を復調する復調手
    段と、該復調手段から出力される復調信号から同期信号
    を分離する同期分離手段と該同期分離手段から得られる
    前記同期信号に応答して予め定めたパルス幅を有する第
    1のパルスを出力するパルス発生手段と、該第1のパル
    スに基づいて前記被変調信号の通過を制御するゲート手
    段と、出力信号を前記復調用同期信号として前記復調手
    段に供給するとともに該出力信号の周波数を可変できる
    周波数可変発振手段と、前記ゲート手段を通過する信号
    と前記周波数可変手段から得られる信号との位相を比較
    し両者間の位相差に応じた位相差情報を出力する位相比
    較手段と、前記第1のパルスに応答して前記位相差情報
    を取り込み保持する第1の保持手段と、前記同期分離手
    段から得られる同期信号のパルス幅が予め定めた値以上
    または予め定めた範囲内のとき第2のパルスを出力する
    パルス幅判定手段と、前記第1の保持手段に保持された
    前記位相差情報を前記第2のパルスに基づいて取り込み
    保持し、この保持した位相差情報に基づいて前記周波数
    可変手段の出力信号の周波数を可変する第2の保持手段
    とを備えたことを特徴とするサンプル値制御位相同期方
    式。
JP52011011A 1977-02-02 1977-02-02 サンプル値制御位相同期方式 Expired JPS6031284B2 (ja)

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JPS5396658A JPS5396658A (en) 1978-08-24
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