JPS6031236Y2 - コンデンサの接続装置 - Google Patents

コンデンサの接続装置

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Publication number
JPS6031236Y2
JPS6031236Y2 JP16207077U JP16207077U JPS6031236Y2 JP S6031236 Y2 JPS6031236 Y2 JP S6031236Y2 JP 16207077 U JP16207077 U JP 16207077U JP 16207077 U JP16207077 U JP 16207077U JP S6031236 Y2 JPS6031236 Y2 JP S6031236Y2
Authority
JP
Japan
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capacitor
frame
electrode
insulator
conductive wire
Prior art date
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Expired
Application number
JP16207077U
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English (en)
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JPS5486644U (ja
Inventor
富夫 山本
照幸 松尾
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用ラジオ受信機、市民バンドトランシ
ーバ等の無線機器のシャーシを貫通する導線とシャーシ
との間に接続されるコンデンサの接続装置に係り、接続
工程の作業性を改善し、且つ接続部の接触不良をなくす
ことを目的とするものである。
自動車用ラジオ受信機や、市民バンドトランシーバ等の
無線機器では、電源として自動車用の電源がしばしば使
用され、この電極と機器との接続は、機器のシャーシに
設けられた接続器を介して行なわれる。
この場合、自動車の電源ラインからのノイズが機器の回
路に悪影響を及ぼすのを防止するため、シャーシを貫通
する導線とシャーシとの間にコンデンサが接続されてい
る。
第1図はこのような接続器の従来の構造を示すものであ
る。
同図において、6は自動車用ラジオ受信機等の機器の一
部を構成するシャーシ、7は電源接続器を形成する絶縁
体で、絶縁体7はこれを囲む金属フレーム3によりシャ
ーシ6に固定されている。
自動車用電極をラジオ受信機に接続する導線2は、接続
器を形成する絶縁体7を貫通して絶縁体7にモールドし
て固定され、その一端2aは、自動車用電源に接続され
る接続端子となり、他端2bは機器内の印刷配線基板9
の所定回路にリード線5により接続されている。
ノイズ防止用コンデンサ1は、偏平状をなし、前記導線
2が貫通する貫通孔1cを有し、その一方の電極は前記
フレーム3にはんだ材部1bにおいて接続され、他方の
電極は、コンデンサを貫通した導線2とはんだ材部1a
において接続されている。
このような従来のコンデンサの接続構造では、導線2と
コンデンサ1の一方の電極をはんだ材部1aではんだ付
けする際、その熱によりその前にはんだ付けしたはんだ
材部1bにはんだが溶けて、もう一方の電極とフレーム
3の間に接触不良を生じ易く、又、後述する第2図に示
すように、コンデンサ1を貫通する導線2が複数本あっ
てその間隔が狭い場合には、そのはんだ付は作業がやり
にくく、作業性が良くない、などの問題がある。
本考案は、このような従来の欠点や問題点を改善し、作
業性が良く、且つ接触不良を生じるおそれのないコンデ
ンサの接続装置を提供するものである。
次に本考案を第2図乃至第5図に示した実施例を参照し
て説明する。
第2図は本考案の一実施例の分解斜視図、第3図はその
組立断面図である。
これらの図において、6は自動車用ラジオ受信機等の無
線機器のシャーシ、7はこの自動車用ラジオ受信機を自
動車用電源に接続するための接続器を形成する絶縁体で
、これを囲む金属フレーム3によりシャーシ6に固定さ
れている。
自動車用電源とラジオ受信機を接続する導線2は、前記
絶縁体7を貫通してこれにモールドされ、その一端2a
は自動車用電源接続された電源コンセントの電源端子と
なり、他端2bはラジオ受信機内部の印刷配線基板9の
所要回路部分にリード線5により接続されることは、第
1図について説明した従来例と同様である。
1はノイズ防止用の偏平状のコンデンサで、その両面に
電極(図示せず)を有し、且つ導線2の貫通孔1cが導
線2の配置に対応して所要数設けられていて、その貫通
孔1cに導線2を挿通してフレーム3に重ねて、その一
方の電極が導線2と離隔してはんだ材部1bにおいてフ
レーム3に接続されている。
4はコンデンサ1の他方の電極を導線2に接続するため
の弾性を有する導電性の接続環で、導線2が嵌め込まれ
る貫通孔を有[91、例えば、第4図に示すように環状
の導電性ゴムに段部4aによって小径部4bと大径部4
cを形成したものであり、8は絶縁体で作られた締具で
、その板面8aに前記導線2が貫通する所要数の貫通孔
8cが設けられ、且つ両側縁が直角に折れ曲って係止部
8bを形威し、この係止部の先端にかぎ形の係止爪8d
が設けられているものである。
この環状の導電性接続環4を前記コンデンサ1から突出
した導線2に嵌め、その上に絶縁体の締具8を重ね、締
具8で接続環4を押圧して、接続環4を導線2とコンデ
ンサ1の電極に圧接してこれらを電気的に接続し、同時
に締具8の係止爪8dをフレーム3の側面に設けた係止
孔3aに係止させて、この圧接状態を保持固定している
なお接続環4は、上述の実施例では、導電性のゴムによ
り形威し、その小径部4bを締具8の穴に挿入し、締具
8で段部4aを押圧するように構成したものであるが、
これに代えて第5図に示すように円錐形のコイルばね4
′を使用してもよい。
本考案は、上述の実施例に示すように、偏平状のコンデ
ンサの一方の電極を絶縁体をシャーシに固定した金属フ
レームにはんだ付けし、この絶縁体とコンデンサを貫通
した導線に弾性のある導電性の接続環を嵌めた上、これ
に締具を重ね、この締具で接続環を押圧して、接続環に
より前記導線とコンデンサのもう一方の電極とを接続し
たもので、このコンデンサの後者の電極と絶縁体を貫通
した導線との接続にはんだを使用しないので、この接続
に当り、それより前に接続した金属フレームとコンデン
サのもう一方の電極を接続したはんだが溶けることがな
く、そのため接触不良が生ぜず、又絶縁体を貫通する導
線が複数本あってそれらの間隔が狭いような場合にもそ
れらの導線とコンデンサの電極との接続作業性が容易で
ある、等の実用上の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンデンサの接続構造を示す要部の断面
図、第2図は本考案の一実施例の分解斜視図、第3図は
その組立側断面図、第4図と第5図はそれぞれ本考案に
使用される接続環の斜視図である。 1・・・・・・偏平状コンデンサ、2・・・・・・導線
、3・・・・・・金属フレーム、4・・・・・・接続環
、5・・・・・・リード線、6・・・・・・シャーシ、
7・・・・・・絶縁体、8・・・・・・締具、9・・・
・・・印刷配線基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導線が貫通してモールドされた絶縁体を無線機器のシャ
    ーシに、この絶縁体を囲む金属フレームによって固定し
    、前記導線が貫通する貫通孔を有する偏平状コンデンサ
    を前記フレームに重ねてコンデンサの一方の電極をこの
    フレームにはんだ付けし、前記導線が貫通する貫通孔を
    有する導電性の接続環を前記導線に嵌めて前記コンデン
    サの他方の電極に重ね、その上に絶縁板から威り、前記
    導線が貫通する貫通孔を有し、且つ両側縁が直角に折れ
    曲ってその先端に係止爪を有する板状の締具を重ね、前
    記締具の係止爪を前記フレームに設けた係止孔に係止さ
    せることにより、前記コンデンサの他方の電極を、前記
    導電性接続環を介して、コンデンサを貫通する導線に接
    続したことを特徴とするコンデンサの接続装置。
JP16207077U 1977-12-01 1977-12-01 コンデンサの接続装置 Expired JPS6031236Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16207077U JPS6031236Y2 (ja) 1977-12-01 1977-12-01 コンデンサの接続装置

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JP16207077U JPS6031236Y2 (ja) 1977-12-01 1977-12-01 コンデンサの接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5486644U JPS5486644U (ja) 1979-06-19
JPS6031236Y2 true JPS6031236Y2 (ja) 1985-09-18

Family

ID=29157426

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JP16207077U Expired JPS6031236Y2 (ja) 1977-12-01 1977-12-01 コンデンサの接続装置

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JPS5486644U (ja) 1979-06-19

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