JPS603086A - 紙幣等の真偽識別装置 - Google Patents

紙幣等の真偽識別装置

Info

Publication number
JPS603086A
JPS603086A JP58111169A JP11116983A JPS603086A JP S603086 A JPS603086 A JP S603086A JP 58111169 A JP58111169 A JP 58111169A JP 11116983 A JP11116983 A JP 11116983A JP S603086 A JPS603086 A JP S603086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
identification
magnetic
detection
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58111169A
Other languages
English (en)
Inventor
高谷 松彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP58111169A priority Critical patent/JPS603086A/ja
Publication of JPS603086A publication Critical patent/JPS603086A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は紙幣等から磁気パターンを読み取り、その磁気
パターンを利用して紙幣等の真偽識別を行なう装置に関
する。
〔従来技術とその問題点〕
以下各図の説明において同一の符号は同−又は相当部分
を示す。
最近、自動販売機、両替機等では物価増加に伴って、高
額紙幣を取り扱える様にする必要性が強くなった。しか
しこれらの紙幣を正しく機械に識別させることは簡単に
いかない。誤認識を避けるための方式として、種々の方
式が提案され実用化されているが、磁気センサを用いる
方法もその中の一つである。紙幣には磁気インクのパタ
ーンが刷込まれている。このことは紙幣の識別を機+戒
に行わせようとする場合非常に好都合である。つまり光
学的手段による識別に加えて、人間の眼には見えない磁
気パターンを利用して紙幣を識別するわけであるから、
より厳密で誤りのない識別が可能になる。
この磁気センサ上しては磁気ヘッドでも利用できるが、
その場合、被検体を一旦磁化して検出する方法と、磁気
ヘッドの巻線を含む共振回路における被検体の磁気ヘッ
ドへの接近により生じる変化を検出する方法とがある。
前者は磁化された被検体の漏洩磁束が紙面近傍に集中す
るため、被検体に磁気ヘッドを密着させる必ヅがあり、
したがって磁気ヘッドを識別装置に取り付ける際に厳し
い精度が要求される上に、信号電圧は被検体の移動速度
に依存するため、安定な信号を得るためには、高速でし
かも安定した走査が必要となる。また、後者も摺動走査
時に磁気ヘッドを被検体に密着させる必要がある上に、
交流信号を用いているために銹導ノイズが大きく、また
信号処理回路が腹雑であるという欠点を持っている。
一方磁気センサとして、感磁性可変インピータンス素子
である磁気抵抗素子を用いた後述の磁気検出器を利用す
る方法がある。この磁気検出器を用いた場合は、磁気ヘ
ッドのように閉磁路の一部に設けら1+、た空隙の4i
2界を用いるものでなく、磁石によって開放空間にでき
る磁界を利用するいわゆるオープンギャップ方式を換れ
るため、第1図に示すように、被検体と磁気七ンづとの
;iベーシング(距離)の増加に対する、信号電圧従っ
て後述の検出感度(スペーシングQ r、mにおける値
を1とする相対値で示す)の低−トが、磁気ヘッドに比
して少なく、被検体の極端な密着は必甥ない。例えば磁
気ヘッドの場合は紙幣の裏面パターンはほとんど検出不
可能であるのに対して、磁気検出器では信号電圧が数d
J3低下する程度であることからもスペーシング特性の
良いことがわかる。従って、取付は精度に大きな余裕が
あり、システムのコスト低減が可能となる。また紙幣を
摺動走査する際の雑音も少なく、信号電圧レベルも磁気
ヘッドに比べC数dB大きい。さらに被検体と磁気検出
器との接触圧を弱く構成できるため、摩耗が少なく磁気
ヘッドに比べ長寿命といった特長もある。
第2図は磁気検出器における検出部の基本構成を示す。
すなわち1は磁石、2は出力端子、3は磁性インク等の
磁気パターンを持つ紙幣等の被検体、Mll・x、M、
n2は該被検体3を走査する磁気抵抗素子、4(発明の
実施例の項における40〜4nにも等しい)は該磁気抵
抗素子を直列に接続してなる磁気検出器である。今点線
矢印のように搬送方向Xの方向に、被検体3が磁気抵抗
素子の近傍をMR2intlからM 、11.1側に向
けて移動するものとし、また被検体3が3aの位置に移
動し、その磁性パターン中の磁性体が磁気抵抗素子M 
R2の前面に来た場合(図示してないが磁気抵抗素子M
几1についても同様とする)(!:、そうでない場合と
における、磁気抵抗素子MR2およびMHIを貫く 磁
束密度をそれぞれB+ΔB、Bとし、また磁気抵抗素子
MR2の前記磁束密度B十ΔB、Hに対応する抵抗値を
それぞれ几2+△1t2.几2、磁気抵抗素子MR1に
ついても同様にR1+△)tl、几1とすると、出力端
子2に表われる出力電圧eo(対接地間電圧)は次のよ
うになる。
なお前記△BおよびムR2,△R1はそれぞれ前記磁束
密度Bの変化量および抵抗値Rz、R,xの変化量であ
る。
■ 被検体3が3の位置にあり、どの磁気抵抗素子とも
無関係な状態にある場合、出力電圧e。
は下式(1)で表わされる。
2 eo = E d = □−・E °−−(1)R1十
Rま ただしEは磁気検出器4に与えられる電源電圧(対接地
間電圧)である。またここで(1)式におけるEdを出
力電圧直流分と呼ぶ。
■ 被検体3が位置3alこ、すなわちその磁性体が磁
気抵抗素子MR2の前面に来た場合、出力4圧eoは下
式(2)で表わされる。
R2+△R2 e o −E d 十e s = −−−m ER1十
R2+△R2 従って出力電圧eOから前記出力電圧直流分Edを除い
た信号電圧esは下式(2)−1で表わされ■ 被検体
か3の磁性体が■の場合と同様に磁気抵抗素子A4R1
の前面に来た場合、出力電圧e。
は下式(3)で表わされる。
2 c o = E d −1−e s = −−m−−−
−eBll、1十R2+△R1 従って前項■の゛場合と同様に信号電圧esは下式(3
)−1で表オ)される。
ここで2つの磁気抵抗素子の特性が等しいものとし、 R1=R2−=RM、△R1=△R2=ΔR,M ・・
・= (4)と置けば、 前記出力電圧直流分Edは 韮だ前記信号電圧esは式(2)−1,(3)−1に々
なり、信号電圧esの交番の振巾は等しくなる。すなわ
ち信号電圧esの振巾(大きさ)をBSとすると、 ΔRM E S = −−E ・・・・・・・ (7)4都RM 従ってこのとき式(2)または(3)における出力電圧
eoは(5) 、(6)、(7)式の結果を代入し、e
 O=Ed−1−e 5−−−・E 土ESで表わされ
る。
他方磁気抵抗素子に加わる磁束密度Bとその抵抗値比M
との関係は、このような弱磁界においては下式(9)で
表わされる。
ItM十口、MO(1+に−B ) ・・・・・・ (
9)ここに Jl、MO:磁束密度BがOのときの抵抗
値、I(:比例常数、 である。
従って磁束密度の変化量ΔBに対応する抵抗値RMの変
化量△■′LMは △ILM 、=2・RMO・に@B・ΔB・・・・・・
(10)と表わされるので、(9)式と(10)式との
結果を(7)に代入することにより信号電圧の大きさB
Sは下式(11)のようになる。
従って磁気検出器4から出力される信号電圧の大きさE
8は(11)式に見られる様に、磁気検出器比例する。
該変化量ΔBは被検体3に含まれる磁性体の材質、形状
等に依存するが、磁気インクで印刷された文字の場合、
印刷の鮮明さ、すなわち磁性体の耐着の面密度および磁
気インクの透磁率に依存する。米国銀行協会採用文字で
ある、MIC几(Magnetic Ink Char
acter Recognition )用文字の場合
、機械による処理を目的としたものであるため、紙幣等
に用いられた文字に比べ、印刷も明瞭に行われ、従って
磁気的な特性も良く、磁気検出器で検出した場合の出力
電圧も大きい。
これに対し紙幣等に用いられる磁気インクによる文字の
場合、必ずしも機械による処理を目的とし7て印刷され
たものでない上に、流通過程での損傷が激しいため、磁
気的な特性は劣り信号電圧もMICI(用文字に比べ約
半分になる。しかしいずれ気インクのない部分(ノイズ
部分)との検出信号の比、すなわちS/N比も14 d
B以上と、識別には十分な値になっている。しかし磁気
インクによる文字以外のパターンはS/N比が十分され
ず、偽造紙幣や金種の誤判別等が生じて、高信頼性を要
求される紙幣識別装置の磁気センサにとっては、衆も条
件の悪い識別対象となっている。
さて、この磁気検出器に用いている磁気抵抗素子の欠点
は温度変化の大きいことである。この温度変化は前記(
9,)式における抵抗値R,M、 0の抵抗温度係数と
、磁気抵抗素子の材料である半導体和sbの易ルb度に
依存する、比例常数にの温度変化に基づくもの、!:ζ
こ別けて考えることができる。
前者すなわち抵抗値几MOの抵抗温度係数は室温附近で
約−2%/℃と極めて大きな抵抗温度係数を持つが、こ
れは第2図の構成のように特性の等しい2つの磁気抵抗
素子Mill、M几2を直列に接続して、その接続点(
出力端子2)から出力゛電圧eOを取出ず方法により温
度補償ができる。すなわちこの場合出力電圧eOは(8
)式と(11)式とから下式(12)で表わされ、 eo=ljd+es−−E十ES この(12)式からは、抵抗値RMOが消失している。
他方後者については検出感度の温度変化として杷握され
る。すなわち検出感度σは磁束密度の単位変化量および
単位電源電圧あたりの信号電圧の大きさとして定義され
、前記(11)式より下式(13)で表わされる。
この検出感度σの温度係数は、Tを絶対温度(°K)に
も等しい。
ところで前記検出感度σの温度係数も室@(絶対温度3
00°K)において約−〇、5チ/°I(とかなり大き
く、依然として信号電圧の変動要因となっている。
なお第3図は磁気インクで印刷された文字に対する前記
検出感度σの温度による変化を、室温(25℃)におけ
る検出感度との比として示したものである。第4図はこ
のような磁気検出器4を用いた従来の紙幣識別回路であ
る。すなわち磁気検出器4内の2つ磁気抵抗素子M几1
(抵抗値R1)、Ma2(抵抗値n、2)の直列回路と
、該直列回路と並列に設けられ出力端子20において2
群にわかれる、抵抗1ull、R12,可変抵抗器VR
,1の直列回路とでブリッジを構成し、磁気検出器4の
出力端子2と、可変抵抗器V R1の中間端子である出
力端、子20とがそれぞれ抵抗R21,R22を介して
差動増巾器5に接続されている。
このブリッジにおいては磁気抵抗素子MR1とMB2の
抵抗値几1とR2、および対抗辺の抵抗R11とR12
の値がそれぞれほぼ等しくなるように選ばれるが、なお
残ったアンバランスを補償するために、出力端子20の
対接地間電圧を出力端子2における前記(1)式の出力
電圧直流分Edと等しくなるように可変抵抗器■R1を
調整することにより、出力端子2における前記信号電圧
es(出力電圧 −teo中の交流分)のみが差動増巾器5に入力される
ようにしている。また前記(13)式の感度σのバラツ
キに基く差動増巾器5の出力信号e5(差動増巾器出力
信号)のバラツキは該差動増巾器5の増巾率を可変する
可変抵抗器V R2Iこよって調整され、所定の巾の中
に納められる。次に9は前記差動増巾器用力信号e5を
微分し微分回路出力信号e9を出力する微分回路、jO
は該微分回路出力信号e9を整流し整流回路出力信号e
10(検出・増巾・波形整形部18の出力電圧)を出力
する整流回路、6は該整流回路出力信号eloを一定の
しきい値で2値化し2値化信号eBを出力する2値化回
路、8は紙幣の所戻の走査区間内における前記2値化信
号e)3の情報例えばレベル″11の総数をに個の金種
別に設定値81.82〜8にとして設定記憶する、設定
値設定回路、7は前記2値化信号eBを該設定値設定回
路8の設定値81〜8に吉比較判別して対応するに個の
金種信号171〜17Kを出力する比較判別回路である
また第5図は磁気検出器4と被検体3(紙幣)の具体的
な配置例を示し、(A)は平面図、(B)は次に第5図
、第6図を参照しつつ第4図の動作を説明する。まず第
5図において被検体3は、図示されていないモータを駆
動源とするベルト(図示せず)等によってガイド板G上
を搬送方向Xに移動せしめられ、被検体3上の磁気パタ
ーンPは、イic( ガイドnの孔に取付けられた磁気検出器4によって走査
線L Ic /9って走査される。またこの走査中同じ
くガイド板Gの孔に取付けられたホトセンサPS1から
はその前面に被検体3の前端EFが到達し、被検体3の
後端E Bが、該前面を通り過ぎる走査期間、T10間
、短形波状の走査区間信号ePsが第6図のように出力
される。なおここで前記前端E J、’lと後端88間
の長さを走査区間りと呼ぶが、この長さは前記走査線り
の長さに等しい。
さて第4図におい゛C前記走査線り上の磁気パターンP
に対応する信号電圧esは差動増巾S5で増巾されて増
【1]器出力信号e5となるが、この増rfJ器出力信
号e5は個々の磁気パタ一ンの境界部し、磁気インクの
含まれる領域内または含まれない領域内では変化が小さ
いので、この特徴を捉えるために微分回路9に入力され
て微分され微分回路出力信号e9(第6図)が出力され
る。該微分回路出力信号e9は第6図のように正負に変
化する交流であるため、信号に含まれる磁気パターン情
報を取り出すための後述の積算値が相殺し合うのを防ぐ
ため整流回路10を介して整流し、整流回路出力信号e
lo(第6図)が出力される。
なおこの場合通常半波整流で充分のため整流回路10に
は半波整流回路が用いられる。次に整流回路出力信号e
loは2値化回路6において一定のしきい値電圧ET(
第6図)によって2値化され2値化信号eB(第6図)
が出力される。前記2値化信号e13のレベル“Hig
hl(II’)の数は、比較判別回路7において前記走
査時間T1従って前記走査区間りについて積算され、そ
の積算値が設定値設定回路8の金種別の設定値81〜8
にと比較され対応する金種信号171〜17K(偽札信
号も含む)のいずれかが出力される。
しかしながらこの従来回路においては磁気検出器の検出
感度の温度変化が補償されていないため、例えば周囲温
度の上昇によって検出感度の低下により、信号電圧従っ
て整流回路出力信号elOおよび2値化信号eBが第6
図点線図のように変化し、このため整流回路出力信号e
lOのしきい値ETのレベルに近い信号の山elQaは
、しきい値を下回る形となって、この部分に対応する2
値化信号eBaが消失し、誤識別を招くことになる。
このため前記設定値の裕度を大きくするなどの対策が取
られるが、識別の精度あるいは信頼度を高めることには
ならず、偽札や損傷等に弱い識別装置であることには変
りがない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は前記の磁気検出器を用いた紙幣等の真偽
識別方式において、前述の欠点を除去し、磁気抵抗素子
の感度の温度変化に対しても安定で、紙幣等の損傷が著
しい場合でも格段に高信頼度、すなわち本物の受入率が
極めて高く、偽物の返却率の極めて高い、高度の識別能
力を持つ真偽識別装置を提供することを目的とする。
〔発明の要点〕
本発明の要点は、被検出物体から前記磁気検出器などの
感磁性可変インピータンス手段を介して得た信号電圧を
増巾し、波形整形を行う横用・増巾・波形整形部、該検
出・増巾・波形整形部の出力電圧を計算処理して演出パ
ターンのデータを出力する計算部、該データと比較すべ
き各種の基準設定値を記憶し出力する設定部、前記検出
パターンのデータを該設定部の各種の基準設定値と順次
比較して識別信号を出力する比較部、からなる主識別部
と、前記検出会増巾・波形整形部、計算部と同じく構成
される検出・増rjJ・波形整形部1、計算部、該計算
部より出力される検出パターンのデータき前記主識別部
における前記計算部より出力される検出パターンのデー
タとの差を順次抽出し、該差に対応する各種の基準設定
値と順次比較して識別信号を出力する差抽出比較部、前
記差の基準設定値を記憶し出力する差設定部、からなる
1または複数の従識別部と、前記比較部および差抽出比
較部からの識別信号を論理演算して総合識別信号を出力
する論理演算手段とを設け、前記の各訓算部については
、前記被検出物体の表面の走査区間を複数のゾーンに分
割して、各ゾーンに対応してパルスを出力するゾーンパ
ルス発生回路さ、該ゾーンパルス発生回路からのパルス
を受けて、前記検出・増IJ・波形整形部の出力電圧の
各ゾーン毎の積分値を出力する積分回路と、所定のゾー
ン間の前記積分値の比率を計算する比率計算回路、七か
ら構成することにより、前述のように磁気演出器の検出
感度が温度によって変化しても、その影響を受けない前
記の比率を検出パターンのデータに用いるようにし、前
記各識別部における前記感磁性可変インピーダンス手段
をそれぞれ異なった走査線上にかつ、主識別部における
感磁性可変インピーダンス手段が被検出物体を他のもの
に先行して検出するように配置&し、先行して走査を行
う主識別部における検出パターンの比率のデータと、同
一のゾーンにおける従識別部の検出パターンの比率のデ
ータとの差を取るこ、!:により頂偶の影響を同じよう
に受けているデータ間から安定な比較用のデータを抽出
して基準設定値と比較することにより、特に紙幣等の撰
wJにも安定な識別信号を得るとともに、複数個の識別
部により識別の信頼度を高めるようにした点にある。
〔発明の実施例〕
以下本発明を第7図〜第9図にも吉づいて説明する。本
発明においては第7図(A)のように被検体3の走査区
間りをN個のゾーンZ1〜ZNに等分割し、また識別の
精度を高めるために、複数(n+1個)の前述の磁気検
出器4と同じ磁気検出器40.41.42〜4n(ただ
し図では40,41.42のみを示す)を用い、複数の
走査線[・0.LL、L2等(ただし図ではLO,Ll
、L2のみを示す)における磁気パターンを判別するよ
うにしており、磁気検出器40,41.42がそれぞれ
走査線J、O,L’l。
42に対応している。
磁気検出器40は被検体3の搬送方向Xに対して他の磁
気検出器41.42−より手前に置かれ、先行して被検
体3の走査を行うとともに通常最も重’lf、K、換言
すtLば検出パターンの情報量の多い場所に配置される
以下後述のように磁気検出器4oに対応する主識別信号
(第8図170]〜1.70j) を出力′4ろ各手段
の属する識別部を主識別部(第8図Do)、同じくその
池の磁気検出8I541〜4n1・こ対応する識別信号
(第8図0411〜141j)〜(14nt〜14 n
 j))を出力する各手段の属する各識別部を従識別部
(第8図D1〜1)n)と呼ぶ。
次にPSlは磁気検出器4oに対応し走育区1E41信
号ePsl(第7図(11)を出力するホトセンサで、
PS2は同じく磁気検出器41.42に対応し走査区間
信号e i’ S 2 (第7図(1)を邑勾するポ1
〜センサである。なお磁気検出器43〜411に対応し
走査区間信号eFS3〜ePSmを出力するボトセノザ
1−’ 83〜PSmは図示されていない。
第8図は第4図ζこ対応する本発明の回路構成の実施例
であり、第9図は第8図の動作を説明するための、代表
例さしての主識別部1) 0における各部波形図である
。第8図において、16はゾーンパルス発生回路であり
、前記ホトセンサPsi、PS2〜PSmから出力され
る前記走査区間信号epS1.ePs2−ePsmを受
けて、被検体3が前記各ホトセンサPSl〜PSmの位
置に到来したことを検出すると、被検体3の移動針に比
例する咄として例えば被検体3に対する駆動源の前述の
モータの回転数に比例するパルス、あるいは該モータに
同期′電動機を用いたときは電源周波数等を計数して、
各ゾーンに対応するゾーンパルスo、z−p、1zp。
〜nZPを出力する。なお該ゾーンパルスのうち主識別
部DOに与えられる9多」□(ozp1〜0ZPN)の
波形は第9図に示される。これにより被検体3の走査速
度の変動があっても、これと無関係に被検体3をN等分
したゾーンパルスが得られる。また核ゾーンパルスは第
6図き同様lこ第7図(B)における走査期間T1をN
等分したものでもある。
第8図においては、前記磁気検出器40.41〜4nは
それぞれ検出φ増巾・波形整形部180゜181〜18
nに組込まれているが、該検出・増巾・波形整形部18
0〜18Hの構成と動作は、第4図における当該部18
の構成と動作に等しい。
次に110,111〜llnはそれぞれ前記主、従の識
別部DO,J)1〜Dnに属し、ゾーンパルス発生回路
16からの各識別部に対応する前記ゾーンパルス吋ケ、
1−んP〜q−4実を受けて、前記検出・増巾・波形整
形部180,181〜18Hの出力電圧(整流回路出力
信号)eloo、elol−e、−1Onを前記の各ゾ
ーン毎に積分して、各識別部に対応するl検出パター7
分の積分値(ゾーンデータとも呼ぶ)O8゜翻〜蛙(前
記走査区間りに対応するゾーン数N個の個別積分値(個
別ゾーンデータとも呼ぶ)の集まり)を出力する積分回
路、14A0,14A1〜14AlIにjそれぞれ前記
主、従の識別部に属し、各識別部毎に前記積分値9声、
1漣〜馬死における隣接のゾーン間の各個別積分値の比
率(N−1)個を順次計算する比率計算回路、140は
前記主識別部D Qζこ属し該比率割算回路14AOか
ら出力された、1検出パタ一ン分((N−1)個)の前
記比率を、当該の識別部に属する比率設定回路150か
ら出力される、対応する各基準設定値、すなわち各金種
、各走査モード(すなわち被検体3が走査時に置かれる
、表、裏、前、後などの姿勢によって異る走査モードで
あり、これによって1識別部における1金種の持つ検出
パターンの数が定まる。)毎の、各検出パターンtこお
いて許容される、(N=1)個の各比率のそれぞれの許
容上下限値と順次比較して、各金種、各走査モードに対
応する識別信号(1401〜xij)を出力する比率比
較回路、14B1〜14Bnはそれぞれ前記従識別部D
1〜l)nに属し、各識別部毎に、前記比率計算回路1
4A1〜14Anから出力された、それぞれ1検出パタ
一ン分((N−1)個)の前記比率と、主識別部Doに
おける前記比率計算回路14AOから得た同一検出パタ
ーン内の(N−1)個の前記比率との差を同一のゾーン
毎に順次抽出し、各識別部に属する比重差設定回路15
A1〜15Anから出力される、対応する各基準設定値
、すなイっち各金種、各走査モード毎の、各検出パター
ンにおいて許容される、各識別部毎(N−1)個の各比
率差のそれぞれの上下限値と順次比較して、各金種、各
走査モードに対応する識別信号(1411〜141j)
〜(14n1〜14nj)を出力する比重差抽出比較回
路、12は前記主識別部I) Oに属し前記積分値q」
におけるN個の個別積分値の絶対値を、絶対値設定回路
13に設定された対応する各基準設定値、すなわち各金
種、各走査モード毎の各検出パターンにおいて許容され
るN個の各個別積分値のそれぞれの」二下限値と順次比
較して、各金種。
各走査モードに対応する絶対値判別信号e121〜e1
2jを出力する絶対値比較回路、またゲー)01〜Gj
は前記主識別部DOに属し、前記識別信号1401〜1
40jおよび絶対値判別信号e121〜e12jのそれ
ぞれのAND条件を取り、金種別走査モードの選択され
た識別信号である主識別信号1701〜170jを出力
するANDゲートである。またANDゲーゲーOI〜G
OKは、前記主識別部からの主識別信号1701〜17
0jと従識別部からの前記識別信号(1411〜141
j)〜(14n1〜14nj)とをに個の 各金種に配
分し、各ゲート毎に1金種に対応する識別信号のすべて
のAND条件を取り総合識別信号である金種信号b1〜
b Kのいずれかを出力する多入力ANDゲートである
次に本回路の動作を説明する。まず主識別部り。
の回路動作を第9図を参照しつつ述べる。
綜前記検出番増巾・波形整形部180の出力電圧(整流
回路出力信号)e iooは、各ゾーンZ1〜ZN内の
全磁気パターン情報を集約して、確度を高めるとともに
、局部的なバラツキの影響を防ぐために、積分回路11
0に入力され、該積分回路110が前記の各ゾーンパル
ス0ZPI〜0ZPNに同期して各ゾーンの開始点でリ
セットされたのち、当該のソーン内で積分されて、前記
積分回路110からは各ゾーン毎の個別積分値であるN
個の個別ゾーンデータ081〜08N(第9図)が出力
される。(該個別ゾーンデータ081〜O8Nの1検出
パタ一ン分の集りが前記ソ゛−ンデータリーSである。
)前記個別ゾーンデータ081〜O8Nの各々は、一方
では過大もしくは過小の個別ゾーンデータを除くため、
前述のように各金種、各走査モード毎にそれらの許容し
得る上下限としての基準設定値を出力する絶対値設定回
路13の基準設定値と、絶対値比較回路12において順
次比較され、いずれも許容範囲に入る、金種別走査モー
ドのいずれかに対して”J(i g h ”の値を持つ
絶対値判別信号e121〜e12jが絶対値比較回路1
2からANDゲー1−Gl〜Gjに出力される。他方比
率計算回路14AOは積分回路110から出力される前
記1検出パタ一ン分の個別ゾーンデータ081〜O8N
を順次入力し、隣接ゾーン間の個別ゾーンデータの(N
−1)個の比率O8110S 2 、 O’S 210
S3.〜08(N−1)10SNを順次計算する。
比率比較回路140は、これらの比率と、比率設定回路
150から出力される、各金種、各走査モード毎のそれ
らの許容し得る上下限値としての各基準設定値とを順次
比較しで、いずれも許容範囲に納まる金柾別走査モード
のいくつかに対して、11(1gh1の値を持つ識別信
号1401〜140jをANDゲーゲー1〜Gjに出力
する。このようにして前記絶対値判別信号e121〜e
xzjと、前記識別信号1401〜140」の各々のA
ND条件によって定まる選択された金種別走査モードに
対応する主識別信号1701〜170jがA N I)
ゲートG1〜GJのいずれかから’High”として出
力される。この主識別信号1701〜170」は多入力
ANDゲー1−GOI〜GOKに金種別に配分されて入
力される。
次に従識別部D1〜Dnの動作は、主識別部DOの動作
とは前記絶対値比較回路12.絶対値設定回路13の動
作が除かれている点と、次の点とを除いて同じである。
すなわち従識別部D1〜I) 1〜Dn(ここでiは従
識別部の番号を表わすが従識別部Diは図示されていな
い)における比率差抽出比較回路14B1〜14Bi〜
14Bnは、先行走査を行う主識別部DOにおける前記
比率割算回路14AOから、当面の対象の被検体3にお
ける隣接ゾーン間の個別ゾーンデータの(N−1)個の
前記比率O8110S 2 、 O8’ 210S 3
、〜.08(N−1)10SNを順次入力し、該比率と
、当該の従識別部(Diとする)における比率計算回路
14Atから出力された対応する比率i S 1 / 
i S 2 。
i S ’2 / i S 3、〜,1s(N−1)/
isNとの夫々の差((O8I1082)−(is]/
1s2))、 (σ)S21083)−(i82/18
3))、〜、 ((O8(N−1) 10SN ) −
(i S (N−1) / r SN) )を順次計算
し、比重差設定回路x5Arより出力される、各金種、
各走査モード別のパターンにおける前記差に対応する基
準設定値(許容上下限値)と比較して、許容値内に入る
金種別走査モードにI l(r g hI+の値を持つ
識別信号1411〜14ijを出力する。このようにし
て従識別部D1〜I)i−])nからは金種別走査モー
ドに対応する識別信号(1411〜141j)〜(14
i1〜14ij)〜(14n1〜14nj)が出力され
る。多入力ANDゲートGOI〜GoKは該識別信号(
1411〜141j)〜(14n1〜14flj)と主
識別信号1701〜17−Ojとの”High”の値を
前述のように各金種別に受取りAND条件の満足される
金種信号bx−bKのいずれかが″I七gh1として出
力され金種が決定される。
さて上記の説明では、主識別部DOにおける比率比較回
路140においては隣接ゾーン間の個別ゾーンデータの
比率を取ったが、この場合は演算時間が少なく、また得
られた情報量も豊富となる利点があるが、検出感度の変
動を除く目的からは、隣接するゾーン間に限定する必要
はなく、各個別ゾーンデータに対し特定の個別ゾーンデ
ータとの比率を取る方法でも、また所定の任意の組合せ
に基く個別ゾーンデータの比率をとってもよい。このこ
とは従識別部D1〜Dnにも同様にあてはまる。
また前記ゾーンz1〜ZNは第7図のように走査区間り
を等分した場合は回路が簡単化できる利点があるが、こ
れに代り所定の任意の巾の複数の分割であっても本発明
に包含される。
上記の説明では磁気検出器40〜4nを固定して、被検
体3を移動させるものとしたが、これに代り被検体3を
固定し、磁気検出器40〜4nを移動する方法を取って
もよい。
また磁気検出器40〜4nにおける2つの磁気抵抗素子
MRI、MR2は、これに代る他の感磁性可変インピー
ダンス素子例えば磁気ダイオードのようなものであ一つ
でも本発明の適用が可能である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば、磁気検出器を含
む識別部を複数個設けて検出精度従って識別の信頼性を
格段に高めようとする場合において、各識別部DO〜D
nにおける磁気検出器40〜4nの検出感度σ((13
)式)が、温度変化し、検出パターンの信号電圧es、
従って検出・増巾参波形整形部の出力電圧eloo−e
lonが第6図の点線波形のようζこ変化し、積分回路
110〜11nにおける各ゾーン毎の積分値である前記
ゾーンデータOS 〜n Sが変化しても比率比較回路
140〜14nにおいて個別ゾーンデータの比率をめる
方法を取っているので、この比率は前記温度変化と無関
係となり、高精度で安定な比較が可能となる一方、特に
従識別部においては、他の識別部に対し先行して走査を
行う、主識別部DOの個別ゾーンデータの比率と、同一
検出パターンにおける対応ゾーン間の比率との差をとっ
て対応する基準設定値と比較する方法を取っているので
、紙幣等が損傷を受けていても損傷の影響の受け方の類
似した走査個所の間での比率の差を判別することとなり
、損傷の影響の少い安定な識別ができ、紙幣等の高信頼
度の識別が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気ヘッドと磁気検出器における、被検体との
距離(スペーシング)、l!:検出感度(相対値)との
関係の例を示す図、第2図は磁気検出器における検出部
の基本構成を示す図、第3図は検出感各部の信号波形図
、第7図は本発明における紙幣と磁気検出器の配置例を
示す図、第8図は本発明における紙幣識別回路の構成の
1例を示す図、第9図は第8図における各部の信号波形
を主識別部を代表例にとって示す図である。 符号説明 1−・・・・磁石、2・・・・・・出力端子、3・・・
・・・被検体、4゜40〜4n・・・・・・磁気検出器
、MRI 、MB2−・・磁気抵抗素子、5・・・・・
・差動増巾器、9・・・・・・微分回路、10・・・・
・整流回路、180〜18n・・・・・検出・増巾・波
形整形部、]〕0・・・・・・主識別部、D1〜D!〜
])n・・・・従識別部、110−.11 n ==・
@分目路、14 A O〜14 A n・・・・・・比
率計算回路、140・・・・・比率比較回路、14 B
 i〜14Bi〜14Bn・・・・・・比重差抽出比較
回路、150−・−比率設定回路、15 A 1−15
 A i−15A n・・・・・・比重差設定回路、1
2・・・・・・絶対値比較回路、13・・・・・・絶対
値設定回路、16・・・・・ゾーンパルス発生回路、G
l−Gj・・・・・・ANDゲート、GOI−GOK・
・・・・多入力ANDゲート、(1401〜140j)
。 (1411〜141j)〜(14nl〜14nj)・・
・・・識別信号、e121〜exzj・・・・・・絶対
値判別信号、 1701〜170j・・・・・・主識別
信号、b1〜bK・・・・・・金種信号(総合識別信号
)、pZP〜リ−4!・・・・・・ゾーンパルス、08
−ns・・・・・ゾーンデータ。 スペーシ7グ(弾筒)−→ JJL(’C)−一→ ん 第5図 一−−−−〉L ′A−6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)磁界を加えることにより、紙幣等の被検出物体の表
    面に生ずる磁束密度の大きさを感磁性可変インピーダン
    ス手段を用いて走査し、−6の除骨られる磁気パターン
    から被検出物体を識別する紙幣等の真偽識別装置におい
    て、感磁性可変インピーダンス手段を有し、被検出物体
    から該感磁性可変インピーダンス手段を介して得た信号
    電圧を増巾し、波形整形を行う検出・増I+]・波形整
    形部、該検出・増巾・波形整形部の出力電圧を計算処理
    して検出パターンのデータを出力する計算部、該データ
    と比較すべき各種の基準設定(Fiを記憶し出力する設
    定部、前記検出パターンのデータを該設定部の各種の基
    準設定値とINα次比シして識別信号を出力する比較部
    、からなる主識、別部と、前記検出・増巾・波形整形部
    、計算部上回じく構成される検出脅増巾・波形整形部、
    計算部、該d1算部より出力される検出パターンのデー
    タと前記主識別部における前記計算部より出力される検
    出パターンのデータ吉の差を順次抽出し、該差に対応す
    る各種の基準設定値と11次比較して識別信号を出力す
    る差抽出比較部、前記差の基準設定値を記憶し出力する
    差設定部、からなる1または複数の従識別部と、前記比
    較部および差抽出比較部からの識別信号を論理演算して
    総合識別信号を出力する論理演算手段とを備え、前記各
    識別部における前記感磁性可変インピーダンス手段をそ
    れぞれ異なった走査線上にかつ、主識別部における感磁
    性可変インピーダンス手段が被検出物体を他のものに先
    行して検出するように配置したことを特徴さする紙幣等
    の真偽識別装置。 2、特許請求の範囲第1項に記載の真偽識別装置におい
    て、前記の各計算部は、前記被検出物体の表面の走査区
    間を複数のゾーンに分割して、各ゾーンに対応してパル
    スを出力するゾーンパルス発生回路と該ゾーンパルス発
    生回路からのパルスを受けて、前記検出・増巾・波形整
    形部の出力電圧の各ゾーン毎の積分値を出力する積分手
    段々、所定のゾーン間の前記積分値の比率を計算する比
    率計算回路、とからなることを特徴とする紙幣等の真偽
    識別装置。 3)特許請求の範囲第2項に記載の真偽識別装置におい
    て、主識別部の積分手段は積分値が所定の範囲内にある
    か否かを判定する絶対値判定手段を有し、該絶対値判定
    手段の判定結果に基づし)て、主識別部から出力される
    前記識別信号が選択されることを特徴とする紙幣等の真
    偽識別装置。
JP58111169A 1983-06-21 1983-06-21 紙幣等の真偽識別装置 Pending JPS603086A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58111169A JPS603086A (ja) 1983-06-21 1983-06-21 紙幣等の真偽識別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58111169A JPS603086A (ja) 1983-06-21 1983-06-21 紙幣等の真偽識別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS603086A true JPS603086A (ja) 1985-01-09

Family

ID=14554224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58111169A Pending JPS603086A (ja) 1983-06-21 1983-06-21 紙幣等の真偽識別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS603086A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015210537A (ja) * 2014-04-23 2015-11-24 Tdk株式会社 磁気センサ出力処理回路

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5273794A (en) * 1975-12-16 1977-06-21 Sanyo Electric Co Ltd Magnetic detection circuit for bank notes, etc.
JPS56118191A (en) * 1980-02-25 1981-09-17 Hitachi Ltd Method of identifying sheet
JPS57111691A (en) * 1980-12-27 1982-07-12 Fujitsu Ltd System for discriminating truth or falsehood of ticket

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5273794A (en) * 1975-12-16 1977-06-21 Sanyo Electric Co Ltd Magnetic detection circuit for bank notes, etc.
JPS56118191A (en) * 1980-02-25 1981-09-17 Hitachi Ltd Method of identifying sheet
JPS57111691A (en) * 1980-12-27 1982-07-12 Fujitsu Ltd System for discriminating truth or falsehood of ticket

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015210537A (ja) * 2014-04-23 2015-11-24 Tdk株式会社 磁気センサ出力処理回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5545885A (en) Method and apparatus for detecting and identifying coded magnetic patterns on genuine articles such as bank notes
CA1240059A (en) Method and apparatus for currency validation
US7762380B2 (en) Currency discrimination system and method
FI98413C (fi) Magneettisen koodin lukija, jossa on säädettävät kynnysarvot
US20090152356A1 (en) Non-contact magnetic pattern recognition sensor
US6216843B1 (en) Apparatus for taking out information using magnetic sensor and carrying out test of article by using that information
US3638238A (en) Magnetic ink symbol recognition system with waveshapes representing direct magnetic flux
JP5502111B2 (ja) 紙葉類識別装置および紙葉類識別方法
JPS603086A (ja) 紙幣等の真偽識別装置
JPS59231690A (ja) 紙幣等の真偽識別装置
KR101617947B1 (ko) 매체 인식 장치 및 방법, 그리고 금융기기
JPS603085A (ja) 紙幣等の真偽識別方式
JPS5812275Y2 (ja) 紙幣の受入返却制御装置
JP2506406B2 (ja) 紙幣判別装置
AU663012B2 (en) Coin-distinguishing method and apparatus therefor
JPS5847488Y2 (ja) 紙幣の選別装置
US20060110023A1 (en) Document validation device
JPS594074B2 (ja) シンギパタ−ンハンベツソウチ
RU2097831C1 (ru) Способ распознавания подлинности банкноты и устройство для его осуществления
CN107767529A (zh) 提取号码鉴别钞票真伪的方法和设备
JPH0319993B2 (ja)
CN107767530A (zh) 提取号码鉴别钞票真伪的方法和设备
JPS6029998B2 (ja) 紙幣鑑別装置
JPS5921079B2 (ja) 紙幣等の識別処理方式
JPS59112385A (ja) 紙葉類鑑別装置