JPS6030869B2 - 高温度複式バタフライバルブ - Google Patents

高温度複式バタフライバルブ

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JPS6030869B2
JPS6030869B2 JP57502305A JP50230582A JPS6030869B2 JP S6030869 B2 JPS6030869 B2 JP S6030869B2 JP 57502305 A JP57502305 A JP 57502305A JP 50230582 A JP50230582 A JP 50230582A JP S6030869 B2 JPS6030869 B2 JP S6030869B2
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valve
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valve plate
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JP57502305A
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チヤン・ハン・チヨア・ジヨン
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HYUUSUTON SHISUTEMUZU Manufacturing CO Inc
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • F16K1/16Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members
    • F16K1/165Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with a plurality of closure members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16K1/221Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps with axis of rotation crossing the valve member, e.g. butterfly valves specially adapted operating means therefor
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    • Y10T137/00Fluid handling
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、直立プロセス容器または塔なちびにその他
の流れ系統におけるプロセス流体の流れを制御するのに
使用することができる大型バタフライバルブに関する。
より詳しく述べれば、この発明は、接続したプロセス容
器または流れ系統からバルブ本体を取り外す必要なく、
バルブ本体から簡単で有効に取り外すことができる一対
の協働するバルブ板要素を組み込んで成るバタフライバ
ルブに関する。さらに詳述すると、この発明は、有効な
シールを維持でき、温度と圧力条件とによってバルブ本
体の放射方向の膨張および収縮に適応できて、シート組
立体に周辺応力を及ぼすことのない環状のシート組立体
を具備する高温度複式バタフライバルブに関する。〔発
明の背景〕 垂直方向に配設したプロセス塔あるいは容器に内部バル
ブ制御装置を設けた場合には、そのバルブは頗る大型で
取扱いが面倒である。
バルブの修理を必要とするようなときには、プロセス容
器を長期間にわたって停止し、少くとも一部を解体して
、バルブを取り出し、修理あるいは交換しなければなら
ない。さらに不利益な点としては、バルブを直立するプ
ロセス容器の上部に配設するので、容器の支持ベースよ
り相当に高い場所に設けることである。バルブを取り外
して交換するのを助けるためと、バルブの撤去を容易に
するために取り外すべき他の構造体を交換するために、
通常、特別の可搬クレーン機構を使用する必要がある。
クレーンのような特別の設備や、プロセス容器の部分的
な解体を必要としプロセス容器を長期間にわたって使用
できなくなるということは極めて不経済なことがらで、
容器の営利的作業を阻害するものであることは明白であ
る。それゆえに、プロセス容器を解体する必要が全くな
いかあるいは修理しやすくするためにバルブを全部取り
外すことなく、簡単で能率よく修理することができるバ
ルブ機構を備えることが望ましい。環状のシートを具備
するバタフライバルブその他のバルブを熱が広範囲に変
動する使用条件に適用した場合、とくに極めて大きなバ
ルブをフ。
。セス容器に使用する時のような高温度の用途に供する
場合には、その種のバルブの固定バルブシート構造体は
、バルブ本体が熱の変動に応じて膨張したり収縮したり
する差動応力によって破損してしまう。大型のバルブ本
体を比較的薄い物質のものから構成し、環状シートを形
成する内部構造装置を具備するものにしたような場合に
は、バルブ本体を構成する相異なる質量に膨張または収
縮を招かせる熱によってバルブ本体に生ずる内部応力が
バルブ本体を損傷させてしまう。典型的な環状バルフシ
ートによって形成される大きな内部質量は比較的薄いバ
ルブ本体に〈らべると、はるかにゆっくりと加熱されて
、バルブ本体の内周壁にくらべて異なった割合で膨張し
収縮する傾向がある。こうしたことが生ずると、バルブ
本体壁とバルブ本体構造体のシート質量部分との接合部
分の物質が過度の応力を受けて、バルブ本体を破損させ
る結果になる。それゆえ、バルブが受けるおそれのある
温度変化に応答してバルブシート付近に生ずる内部応力
を保障する手段を講ずることが望ましい。バタフライバ
ルブに関しては、多くの場合において、バルブ板要素は
、その閉塞位置においてはバルブの流れ通路を切る関係
に位置され、その開放位置においては流れ通路と平行関
係に位置される単独の一体構造の円板要素である。
周緑シールは弾性シール部材を用いて円板要素の外周緑
に接触するようにして行うのが普通である。高温度用バ
ルブとして使用しようとする場合には、典型的な弾性バ
ルブシート部材を用いたとしても高温度の悪影響を受け
て、長期間にわたってはその機能を果すことができない
。バタフライバルブは、高温度では的確なシールを達成
することができないということと、同時に高温度の悪影
響下で効果的に応答するバルブ機構を提供することがで
きないという理由で高温度サービスには広く採用されて
いない。
多くの場合、高温度サービス用にはバタフライバルブ以
外のバルブを選定することが必要であり、それによって
、専ら流体の流れを効率よく制御するのにバタフライバ
ルブを用いようとする最初の目的を失っている。高温度
サービス条件下においては好ましいことが多い代表的な
金属−金属シールは通常のバタフライバルブには用いる
ことが出来ないのが普通であるから、使用者は高温度サ
ービスに適用しようとするものにあっては、別種類のバ
ルブに制約されてしまう。高温度サービスに利用するこ
とができる複式閉塞型バタフライバルブの例はスミス(
Smith)の米国特許第3533438号および同第
3384112号‘こ明示されている。その他の類似の
バルブはメーョ・ジュニア(N鷺yo,Jr)の米国特
許第3241568号と、ヘフー(Heller)外の
米国特許第31779164号とゴールドマン(Gol
dman)の米国特許4038734号に示されている
。とくにバルブを高温度サービスに於て利用しようとす
る条件下では、通常の作動温度サービス条件にくらべて
、バルブを修理する頻度を多くすることが必要である。
また、こうした条件下で、バルブを使用するために容器
を解体する必要なく、プロセス容器内に配設したままで
修理することのできるバルブを得ることが望ましい。プ
ロセス客器の作動停止時間を最小限度にして容器を作動
状態にもどすために、不必要な遅延を加えることなくバ
ルブを修理することが望ましい。多くのバタフライバル
ブはこれを修理または交換するためにプロセス容器から
完全に取り出す必要があるということから、バタフライ
バルブは最小限度の作動停止時間で修理を行なう上での
一番の支障である。それゆえ、バタフライバルブの作動
機能を具え、しかもプロセス容器からバルブ本体を取り
外す必要なしに修理することができるバルブ機構を得る
ことが望ましい。〔発明の目的〕 この発明の主目的は、バルブ本体を管系から取り外さず
に修理することのできる複式バルブ板要素を具備する新
規なバタフライバルブ機構を提供することにある。
この発明の目的はまた、広範囲の温度変化を受けると思
われるサービス条件に容易に適応される高温度複式バタ
フライバルブを提供することにある。
この発明のさらに目的とするところは、サービス条件下
における熱の変動にもとづいてバルブ本体が相当な膨張
と収縮とを受けるとき円周応力を受けないシート組立体
を編入して成る新規な高温度複式バタフライバルブを提
供することにある。
この発明のさらに重要な目的は、片寄った点検開口をバ
ルブ本体に形成し、バルブ板要素およびバルブ支持要素
を点検開□を介して有効に取り外せるように位置づけ、
プロセス容器からバルブ本体を取り外すことなくバルブ
機構を効果的に作動させることができ、バルブ修理に要
する停止時間を最小限にすることのできる新規な高温度
複式バタフライバルブを提供することにある。この発明
のさらに目的とするところは、バルフ機構をその間放位
置に維持させている際にバルブを通過する流体にほとん
ど乱れを招かせることなく、開放バルブ機構についての
差動圧力に応答する流体の流れに水圧の損失をほとんど
起させることのない新規な高温度複式バタフライバルブ
を提供することにある。
この発明の以上に述べた以外の目的と利益と特徴とは、
これから説明する実施例を理解すれば当業者には自明と
なるものであり、ここに述べてない多くの利益も、この
発明を実際に使用すれば当業者に判るものである。
〔発明の摘要〕
この発明はプロセス容器用バルブのような大型バルブに
効果的に適用することができ、特に高温度サービス条件
に適応するように設計されたバタフライバルブ機構を提
供しようとするものである。
バルブ機構にはバルブ本体が組み込まれてあり、このバ
ルブ本体内に一対の半円形のバルブ板要素が配設してあ
る。これらバルブ板要素はその殆ど直線状の側部に沿っ
て、バルブの中心線に中心を合せて配した中央に設けた
固定した横方向のバルブ支持要素に枢着してある。バル
ブ本体にはバルブ板要素を閉塞位置にしたときのバルブ
板要素の全直径に比較して小型の片寄った横方向の点検
開□が形成してある。バルブ板要素は片寄った点検開□
を経てバルブ本体からバルブ支持要素とは別個に、ある
いは、バルブ支持要素と組み合わせたままで、簡単で効
果的に取り外せるように配設することができる。したが
って、バルブ本体を容器に組み込んだままにしてバルブ
機構を修理できる。バルブ機構には複数個のシートセグ
メントが組み入れてある。
これらセグメントはバルブ本体に固定されている上流側
と下流側のシート受けリングで形成された環状シート溝
内に保持されている。シートセグメントは相互に重なり
合って鎖錠シール関係をなすようにしてあり、シート組
立体に不利益となる応力を何等加えることなくバルブ本
体の円周方向の膨張と収縮とを.おこなわせるために各
隣援するシートセグメント間はすべり接合部にしてある
。シートセグメントは、バルブ本体に設けた開口を貫通
し各々のシートセグメントにねじ止めされる単独のボル
トによってバルブ本体内に組み込まれて保持される。ま
たシートセグメントはバルブ本体内から簡単で効果的に
解体されバルブ本体の内部での修理中に片寄り点検閉口
を経て取り出される。この発明のこれまでに説明した利
益と特徴とを達成し、詳しく理解されるために、さきに
要約したこの発明の詳細な説明を、この明細書の一部と
なる添付図面に示した特定の実施態様について説明する
しかし、添付図面はこの発明の代表実施例のみを示すも
ので、この発明は他の効果的なな実施態様を認めること
ができるものであるからして、代表実施例をもってこの
発明の範囲を限定するものではないことを了解すべきで
ある。〔好ましい実施態様の詳細な説明〕 次に図面について、最初に第1図と第2図について説明
すると、この発明の高温度複式バタフライバルブ1川ま
、流れ通路16を形成する内周壁14を有するほぼ円筒
形のバルブ本体12を具備する。
バルブ本体12の両端は接続フランジ18と20とで終
っていて、バルブ機構の制御によってプロセス流体を通
過させるプロセス容器の上部と下部とに適当にバルブ本
体を接続することができる。簡単で容易に理解できるよ
うにするために、この発明の高温度サービスバタフライ
バルフを垂直に配位したプロセス容器に使用するものに
ついて特に説明するけれども、なんらこの発明の技術的
範囲を限定しようとするものではない。この発明のバタ
フライバルブは流れ通路中の流体の流れを制御するため
に所望の位置、すなわち水平に配したプロセス容器など
においても、この発明の精神と範囲とから逸脱すること
なく利用することができる。図面に示すように、接続フ
ランジー8と20とはプロセス容器にバルブ本体をボル
ト接続するためのものである。しかし、バルブ本体を容
器または流れ通路に、例えばボルトづけ、溶接、クラン
プなどの任意な接続手段で接続することができる。バル
ブを通過する流れを制御するために、バルブ機構にはシ
ート組立体22が設けてある。
このシート組立体22の詳細は第4図ないし第7図と関
連して後述する。プロセス容器などに使用するバルブ機
構は、動力付勢バルブ駆動装置あるいは手動バルブ駆動
装置で調節できるものとすることが望ましい。
また、バルブ機構のバルブ板要素、シート組立体および
バルブ支持要素は、プロセス容器からバルブ本体を取り
外す必要ないこ、簡単で効果的にバルブ本体から取り外
すことができることが望ましい。この発明によれば、以
上の特徴が図面の諸図に示された形式のバルブ機構によ
って効果的に満たされている。バルブ本体12は対向す
る本体突出部24と26を形成するようにしてあり、こ
れら突出部の外端にはボンネットフランジ28と30と
が設けてある。一対のボンネット閉塞板32と34とが
それぞれのボンネットフランジ28と30とにボルトそ
の他適当な接続手段で固定してある。ボンネット閉塞板
32と34とは対向する本体突出部24と26とによっ
て形成されている対向する点検関口38と40との閉塞
部材となるものである。バルブ本体12にはまた横方向
のバルブ支持要素42が設けてある。
そしてこの支持要素の先端はバルブ本体に接続してある
。バルブ支持要素42は、必要に応じて、バルブ本体と
一体に形成することもできるし、また、ボルト43など
の適当な手段でバルブ本体に構造的に接続し、バルブ支
持要素を流れ通路16の横方向に固定関係に位置づける
こともできる。バルブ支持要素42は直線状のシートセ
グメント45を受け入れるように形成することができ、
シートセグメントは任意の取り外すことのできる適当な
手段でバルブ支持要素42に固定され、シートセグメン
ト45は必要に応じて取りかえることができる。シート
セグメント45には湾曲シートセグメント100につい
て後述するように膨脹継手を設けることができる。バル
ブ支持要素42には複数個の横方向に伸長するピボット
突出部44が形成してある。これら突出部は間隔をとっ
て配列されており、一対のバルブ板要素48と501こ
よって形成される複数個のピボット突出部46と組合わ
せるようにしてある。バルブ板要素48と5川ま半円形
状で、その外周面部52と54とが、第1図と第2図に
示す閉塞位置にあるとき、シートセグメント45と10
0と漏止め接触するように位置づけることができる。第
2図に示すように、バルブ板要素48と50とは、バル
ブが接続してあるプロセス容器に流体が通るように破線
で示した解放位置へ回動される。バルブ板要素48と5
0とはまた、流体の流れを遂行されるプロセスに従って
制限しなければならない場合には第2図に示す全開位置
と全閉塞位置との間の所望の中間位置にすることができ
る。一対のバルブ作動軸56とと58はバルブ支持要素
とバルブ板要素のそれぞれの横方向のピボツト突出部4
4と46に設けた適当な孔を貫通するようにしてある。
バルブ作動軸56と58の各々はバルブ板要素の横方向
ピボット突出部46と非回転関係に連絡してあり、バル
ブ支持要素の横方向ピボット突出部44と回転関係に配
設してある。バルブ作動軸56と58とが回動すると、
バルブ板要素48と50とが流れ通路16内で回動して
、所望通りにバルブ板要素を開閉させる。バルブ作動軸
56と58の回動を同時に協働して行なうことが望まし
く、そうするには軸の各々に相互にかみ合い関係に歯車
要素60と62とをそれぞれ設けることによって効果的
に達成される。バルブ作動鞄56が回動されると、駆動
歯車60が従動歯車62に逆方向の回動を加え、バルブ
作動軸58を逆方向に回動させ、バルブ板要素50をそ
の開位置または閉位置の方に正しく移動するバルブ作動
軸56と58とは、ボンネット閉塞板32に形成されて
いる閉口64と66とを貫通しており、適当な軸受保持
装置68と70でボンネット閉塞板について回転できる
ように支持されている、軸受保持装置はまた、ボンネッ
ト閉塞板とそれぞれのバルブ作動軸56と58との間を
シールしてバルブ本体内の流体に対して耐密にし、また
歯車60と62とに支障を招くおそれのある熱に対して
保護するよう一対の適当な軸シール72と74について
の保持要素としての機能をも果すことができる。バルブ
機構を動力によって作動するために、駆動装置76が接
続装置78でボンネット閉塞板32に固定してあり、バ
ルブ作動鞠56の外端を駆動装置に受け入れている。接
続装置78は、歯車と駆動装置とが熱で損傷することが
ないようにボンネット閉塞板32を経て伝えられる熱を
放散するように、伸長させ、ヒレ付けして空気を通過さ
せることができる。駆動装置76はこの発明の精神と範
囲内の任意適当な性質のものとすることができるもので
、駆動するバルブ作動鼠56の回転を調節することがで
きるものであれば良い。バルブ本体の反対側のボンネッ
ト閉塞板34には、バルブ作動軸56と58の対向端が
貫通する一対の軸孔80と82を形成するようにしてあ
る。
ボンネット閉塞板34と相違結してある軸受保持装置8
4はバルブ作動軸56の対向端を軸受け支持すると共に
、ボンネット閉塞板についてバルブ作動軸を回転可能に
シ−ルする軸シール86の保持要素としても役立ってい
る。バルブ機構を手動で駆動させるために、適当な性質
の手動バルブ駆動装置88が、図面に示すように、ボル
トつけして、あるいは適当な接続手段で、ボンネット閉
塞板34と相互連結してある。手動駆動装置88はバル
ブ作動軸58の対向端を駆動関係で受け入れており、駆
動装置のハンドル車90を回動することによってバルブ
作動軸58を簡単に手動で回動することができる。手動
駆動装置のベース部(軸受保持装置)92はバルブ作動
軸58をボンネット閉塞板について漏れ止めする軸シー
ル94を保持する保持要素としての機能も果す。駆動装
置は両方とも、バルブ機構によって調節される流体に絞
り効果を与えようとする際に任意適当な中間位置にバタ
フライバルブ板要素を位置づけるように調節することが
できる。
この騒動装置はバタフライバルブ板要素を適当な中間位
置に位置づけ、その位置を長期間にわたって保たせるこ
とができる。次に第4図と第5図について説明するMバ
ルブ本体12の円筒形部分は、必要に応じてバルフ機構
から容易に取り外せるシートセグメント100を具備す
るシート組立体22を保持している。
第4図に示すとおり、第一の受けリング96が設けてあ
る。このリングは複数個のシートセグメント100を戦
遣させることができる円形の平坦な受け面98を形成し
ている。環状の受け面98はシートセグメント100の
下流側面102を支持するのに十分な大きさのものであ
って、環状溶接部104でバルブ本体12の内周壁14
について固定されている。第一の受けリング96にくら
べて同じ外形寸法であるが、内部の寸法がそれよりも大
きい第二の受けリング106がリング96の上流側に環
状溶接部108でバルブ本体12の内周壁14に固定し
てある。第二の受けリング106はシートセグメント1
00を内部に受け入れる環状シート溝110を形成する
ように第一の受けリング96と協同する。各シートセグ
メントは、ボルト孔114を貫通し、ねじ止めする複数
本のボルト112で環状シート溝110内に保持される
。流体シール要素116をボルト112とバルブ本体1
2の間に配設して、特にバルブ室の静液圧試験時にバル
ブ室からの流体の漏洩を防止することができる。シール
要素116はこの発明の精神および範囲内において任意
の適当な耐熱シール物質から成るものとするバルブ組立
体を最終的に組みたてて設備にすぐ役立つように試験し
てから.キャップ111をバルブ本体12に固定し、ボ
ルト孔114を通る高温流体に対する一次シールを形成
するようにボルト112のまわりを溶接113でシール
する。バルブ板要素の外周縁は厳密なシールを必要とし
ないために、第5図に示すようにシートセグメント10
01こ接触しないで近接して鼓設されているけれども、
第4図に示したバルブ板要素とシートセグメントとの接
触関係のようにすることが、バルブ機構を広範囲の温度
に用いるときには最も実際的と思料され、こうするとバ
ルブ板要素とシートセグメントの膨張と収縮とをかなり
行なわせることができる。
第2図と第4図とにおいて、バルブ板要素のシールする
周緑は曲線状のシートセグメント100及び直線状のシ
ートセグメント43と接触してシール関係にしてある。
次に第6図と第7図とについて説明する。
シートセグメント100の各々は対向する一対の保持フ
ランジ118と120とを限定するように形成してあり
、保持フランジ118はバルブ本体の内部円筒面14と
間隔をとつた関係で配置され、保持フランジー2川ま内
周壁に接するように配置される。保持フランジ118は
放射外方に面するシール面122を限定するように形成
されている。協同する保持フランジー20は湾曲状また
は部分的な円筒状のものとすることができる放射内方に
面するシール面124を限定するように形成されている
。保持フランジ118と120は、シートセグメントを
それぞれのボルト112でバルブ本体の内周壁にしっか
りと組み込むことによって、保持フランジのシール面1
22と124とがしっかりと流体を漏洩することのない
ように接触するような大きさにしてある。加熱および冷
却サイクル時に、バルブ本体12はそれに加わる熱に応
じて膨脹し収縮するので、対向するシール面122と1
24とが、滑動すると同時に互にかみ合いシールする。
それゆえ、シートセグメント10川まバルブ本体の膨脹
および収縮時に漏れ止めを保つことができる。こうした
状況にあって、シートセグメントは問題となるような円
周応力を受けるものではなく、したがって、バルブ本体
が加熱および冷却に応じて膨脹し収縮しても損傷するお
それがないことが明瞭である。さらに留意すべきことは
、バルフシートセグメントの各々を支持するようにしっ
かりと接続し他方のシートセグメントと支持関係を保た
せるために、ボルトを一本だけ用いて、とくに不都合な
現場の状況においてシートセグメントの取り外しや交換
に便にする。
シートセグメントの各々の保持フランジに比較的近い部
位にボルト112を配することによって、支持された保
持フランジー20が効果的に支持され、構造上の欠陥に
よってシートセグメントは外れるおそれがない。以上に
説明ししたように、バルブ本体をプロセス容器または流
れ通路の構造体内に相連結した関係にしておいてバルブ
機構を修理するのに便宜にすることが望ましい。
同じく、シートセグメントが的確なシール機能を発揮す
ることができない程に浸食または腐食した場合に、交換
するためにシートセグメント100とボルト43とは取
り外せることが望ましい。さらに、修理または交換のた
めにバルブ板要素48と50とが取り外せることが望ま
しい。第3図に示すとおり、対向する本体突出部とボン
ネットフランジとは、流れ通路16の横方向に伸長する
バルブの軸について片寄った位置に配置されている。し
たがって、点検開□38と40もこの横軸についてずれ
た関係にある。しかし本体突出部24と26は、シート
組立体が円形部分から成り、それぞれの点検開口によっ
て横切られないためにシート組立体22に何ら妨害され
ることのないように酉己設されている。シート組立体2
2もまた本体突出部と点検開□とが相互に支障を与える
ことのないようにするためバルフ本体の横方向の中心軸
についてずらして配設されている。さらに留意すべきこ
とがらは、対向する点検関口38と40とは、所望のバ
ルブ部材を取り外す位置すなわち接近させた位置で、関
口より取り外すことができ、シートセグメントを同様に
効果的に取り外したり取り付けたりするため数多くのシ
ートセグメントに近づけるだけの広さの比較的狭い形の
ものとする。バルブ機構を修繕することが必要になった
場合には、ボンネット閉塞板32と34とを数多くの作
動機構と軸受組立体と共にボンネットフランジ28と3
0から取り外す。
バルブ板要素48と50の一方あるいは両方だけを取り
外したい場合には、適当な一対のバルブ支持具を目孔1
26に挿入してバルブ板の適当な支持とする。次で、そ
れぞれのバルブ作動軸56または58を点検関口の一方
の関口から抜き取り、バルブ板要素とバルブ支持要素4
2との枢着を解除する。以上のようにしてから、バルブ
板要素を第3図に示す位置に移動し、次で点検閉口を経
て横方向に取り出す。他方のバルブ板要素も同じ方法で
取り出す。シートセグメント100と45とはカップ1
11とボルト112とを取り外すことにより、シートセ
グメントを容器内の抑制されない位置に支持させて、簡
単にバルブ本体から取り外すことができる。シートセグ
メントは手で取り外せて新しいシートセグメントと交換
することができ、ボルトを利用して新しいシートセグメ
ントを固定することができる。吊り上げ孔126に適当
な吊り上げ機械を挿入し、点検閉口中の一方の閉口を経
てバルブ板要素をバルブ室またはバルブの流れ通路に挿
入してバルブ板要素を再び取り付けるか或いは新しいバ
ルブ板要素を装着することができる。以上の手段を講じ
てから、バルブ板要素を横方向に移動させ、そのそれぞ
れのピボット突出部46をバルブ支持要素42のピボッ
ト突出部44と揃える。次でバルブ作動軸56または5
8をピボット突出部の整列した開□中に挿入して、バル
ブ支持要素42とバルブ板要素との適正な枢着が完了す
る。対向するバルブ板要素も以上に述べたのと同じよう
にして挿入しバルブ支持要素のピボット突出部と相違結
される。 第3図に示したバルブ構造はバルブ本体の上
部接続フランジを限定する接続フランジー8を具備する
ものを示してあるが、バルブ機構は逆にすることができ
、接続フランジ20を上部フランジとすることができる
ものである。この場合には、バルブ板要素48の取り外
し及び取り付けは前と代わる。たとえば鋼板のような支
持板の形の横支持構造体を点検閉口38と40の一方よ
り挿入し、その対向端を対向側の点検関口内に配設する
ことができる。すると、この支持板は適当なバルブ作動
軸56または58を抜きとるだけで簡単にバルブ支持要
素42から取り外すことができるバルブ板要素48また
は50のいずれかの適当な支持体となる。したがってバ
ルブ板要素を仮の板支持板上に下げ、次でバルブ板要素
を点検開□38または40のいずれか一方から支持板に
沿って横方向に糟動させて簡単に抜き出すことができる
。対向するバルブ板要素48または50も同様にして取
り外すことができる。バルブ板要素を再設置するにはバ
ルブ板要素のそれぞれを横方向に滑動させ、次でジャッ
キ或るし、は適当な特上げ装置で板のピボット突出部4
6を持ち上げれば遂行できる。ピポット突出部44と4
6の開□が整列したとき、それぞれのバルブ作動軸56
または58をバルブ板要素とバルブ支持要素との間に枢
着して組み立てる。次に第8図について説明する。
この発明の変更態様であるバルブ機構130では、接続
フランジ134,136とバルブ本体132とが一体と
なっている。バルブ本体132は第3図のバルブ本体1
2とほぼ同じ構成からなっていて、シート組立体138
は前述したような形をとることができる。バルブ板要素
140,142は第1図ないし第3図のバルブ板要素4
8,50と実質上同じ構造をとって配設することができ
る。ボンネットフランジ144で点検開□146を限定
とする。
この閉口中にバルブ板要素140と142とがその開放
位置にして示されている。図面に示してあるように、バ
ルブ板要素140と142とを開放位置にしておいて、
適当なバルブ板操作機構をバルブ板要素の一方と組み立
て関係にすることができる。適当のバルブ作動軸148
または150を取り外してから、バルブ板要素を点検閉
口146を経て取り外すことができる。この発明による
バタフライバルブ機構は一組立体として取り外すことが
出来るようにすることが望ましい。第9図に示すように
、バルブ支持要素42は、バルブ板要素140と、14
2とを組み立てたままで、またバルブ作動軸148と1
50とを組み立てたままで、次のようにして取り外すこ
とができる。即ち、バルブ板要素140と142とを吊
り上げ孔126に針金をかけて第8図のように開放位置
に固定し、次でボルト43を抜き、吊り上げ孔126の
間の針金の下に棒を挿入し、棒を持ち上げて組立体を持
ち上げ、閉口146を通す。この手順を反対にすること
によって、組立体を一体として再取付けまたは取替えす
ることができる。したがって、この発明の前述した目的
と利益のすべてを達成するものであると共に、その装置
の説明によって、以上の他の利益も明白になったもので
ある。
これに何等かを組み合わせたり、さらに付加しても実用
に供することができ、他の特徴や追加事項について述べ
なくても使用できる。このことはこの発明の範囲によっ
て行えるものであり範囲内に入るものである。この発明
はその精神と範囲とから逸脱することなく多くの実施態
様を遂行することができるので、以上に説明しまた添付
図面に示した全ての事項は説明上のものであって、何等
制限を加える意味のものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の教示するところにしたがって構成し
動力および手動操作の双方に適する高温度複式バタフラ
イバルブの断面図である。 第2図はバルブ板要素の閉塞位置を実線で、全開位置を
破線で示す第1図の線2−2についての断面図である。
第3図はバルブ本体に形成した長手方向に配設された点
検閉口の物理的ディメンションを示し、しかも点検閉口
より着脱可能なバルブ板要素を取り出す位置を示す第1
図の立面図である。第4図は第2図のバルブ機構の拡大
部分断面図でバルブ機構の着脱できるシートセグメント
を示す詳細図である。第5図はシート組立体の変更態様
を示す拡大部分断面図である。第6図は第2図の線6−
6に沿ったバルブシートセグメントから成るシート組立
体の断面図である。第7図は第6図のシートセグメント
の拡大部分図である。第8図はこの発明の変更態様でバ
ルブ板要素を開放位置にして着脱することを示すバタフ
ライバルブの図である。第9図は第8図の線9−9に沿
うバタフライバルブの断面図である。図面において主な
符号は次の通りである。 10・・・高温度複式バタフライバルブ、12・・・
バルブ本体、14・・・バルブ本体の内周壁、32,3
4・・・ボンネット閉塞板、38,40・・・点検閉口
、42・・・バルブ支持要素、48,50・・・バルブ
板要素、56,58…バルブ作動軸、68,70,84
,92・・・軸受保持装置、72,74,86,94・
・・軸シール、76・・・駆動装置、96・・・第一の
受けリング、98…受け面、100…シートセグメント
、102・・・シートセグメントの下流側面、106・
・・第二の受けリング、110・・・環状シ−ト溝、1
18,120・・・保持フランジ、140,142・・
・バルブ板要素、146・・・点検開□。FIG.IP
IG.2 FIG.3 FIG.4 FIG. FIG.6 FIGフ FIG.8 FIG.9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 管路とほぼ同径の流れ通路を有するバルブ本体と、
    前記バルブ本体の側壁に対向して設けた2個の点検開口
    と、前記バルブ本体に接続して前記点検開口を閉塞する
    ボンネツト閉塞板と、前記バルブ本体の直径方向に伸長
    し前記点検開口内で両端を前記バルブ本体に固定するバ
    ルブ支持要素と、前記バルブ支持要素について回動でき
    ると共に前記バルブ支持要素と平行に伸長して前記ボン
    ネツト閉塞板から突出し、前記バルブ支持要素に着脱可
    能に支持した2本のバルブ作動軸と、前記点検開口を介
    して前記バルブ本体内に収容すると共に前記バルブ作動
    軸の各々に固定した2枚の半円形のバルブ板要素と、前
    記バルブ本体の内周壁に着脱可能に取り付けられ、前記
    バルブ作動軸を回動することにより前記バルブ板要素と
    シール関係をとることのできる複数個のシートセグメン
    トと、前記バルブ板要素の回動位置を調節する駆動装置
    とから成ることを特徴とする高温度複式バタフライバル
    ブ。 2 前記各シートセグメントの一方の端部に前記バルブ
    本体の内周壁と離隔して突出する保持フランジを形成し
    、他方の端部に前記バルブ本体の内周壁に接触して突出
    する保持フランジを形成し、前記両保持フランジによつ
    て互に隣接するシートセグメントを接合し漏れ止めする
    特許請求の範囲第1項に記載の高温度複式バタフライバ
    ルブ。 3 前記バルブ本体の内周壁に第一と第二の受けリング
    を間隔をとつて配設して両リング間に環状シート溝を形
    成し、前記環状シート溝内にシートセグメントの少なく
    とも一部を配置した特許請求の範囲第1項に記載の高温
    度複式バタフライバルブ。 4 前記第一の受けリングに前記シートセグメントの下
    流側面を支持する受け面を形成させ、前記第二の受けリ
    ングの放射方向の厚さを前記第一の受けリングより薄い
    ものとし、両受けリング間に配設したシートセグメント
    の一方の側面と前記バルブ板要素とをシール関係をとつ
    て接触可能とした特許請求の範囲第3項に記載の高温度
    複式バタフライバルブ。 5 前記第一および第二の受けリングをバルブ本体の内
    周壁に溶着して成る特許請求の範囲第3項に記載の高温
    度複式バタフライバルブ。 6 前記バルブ本体の一方の受けリングの側に前記点検
    開口を形成し、前記点検開口の横方向の長さを前記バル
    ブ板要素の横幅よりも大きくし、前記点検開口の縦方向
    の長さを、前記バルブ板要素とバルブ作動軸とを取り外
    すのに十分な寸法とした特許請求の範囲第3項に記載の
    高温度複式バタフライバルブ。 7 前記バルブ本体に接続して前記点検開口を閉塞する
    前記ボンネツト閉塞板に軸シールを有する軸受保持装置
    を設け、前記軸受保持装置に前記バルブ作動軸を回動可
    能に取り付けて成る特許請求の範囲第6項に記載の高温
    度複式バタフライバルブ。 8 前記点検開口の大きさを前記バルブ板要素を開放位
    置のまま装置および取り出せる寸法とした特許請求の範
    囲第1項に記載の高温度複式バタフライバルブ。
JP57502305A 1981-06-01 1982-06-01 高温度複式バタフライバルブ Expired JPS6030869B2 (ja)

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US06/268,825 US4377181A (en) 1981-06-01 1981-06-01 High temperature dual butterfly valve
US268825 1994-09-02

Publications (2)

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JPS58500536A JPS58500536A (ja) 1983-04-07
JPS6030869B2 true JPS6030869B2 (ja) 1985-07-18

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EP (1) EP0082871A4 (ja)
JP (1) JPS6030869B2 (ja)
WO (1) WO1982004299A1 (ja)

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