JPS6030675A - 下水処理装置 - Google Patents
下水処理装置Info
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- JPS6030675A JPS6030675A JP58140423A JP14042383A JPS6030675A JP S6030675 A JPS6030675 A JP S6030675A JP 58140423 A JP58140423 A JP 58140423A JP 14042383 A JP14042383 A JP 14042383A JP S6030675 A JPS6030675 A JP S6030675A
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- Japan
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- amount
- microorganism
- filamentous
- sludge
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M41/00—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
- C12M41/30—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration
- C12M41/36—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration of biomass, e.g. colony counters or by turbidity measurements
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F3/00—Biological treatment of water, waste water, or sewage
- C02F3/006—Regulation methods for biological treatment
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は微生物利用プロセスに係わシ、特に沈降性に優
れた微生物を培養するに好適な環境を維持できる微生物
利用プロセスの制御装置に関する。
れた微生物を培養するに好適な環境を維持できる微生物
利用プロセスの制御装置に関する。
微生物利用プロセスにおいては微生物の代謝機能及び増
殖機能が応用され、有用物質の生産、有害物質の処理な
どに適用されている。これらのプロセスでは、微生物が
反応の生体であるので微生物の管理がきわめて重要であ
る。
殖機能が応用され、有用物質の生産、有害物質の処理な
どに適用されている。これらのプロセスでは、微生物が
反応の生体であるので微生物の管理がきわめて重要であ
る。
下水処理プロセスの場合では、活性汚泥と呼ばれる微生
物群が系内で培養され、この活性汚泥が下水中の有機物
を除去している。活性汚泥は沈殿池で分離されて循環し
再び下水処理に利用される。
物群が系内で培養され、この活性汚泥が下水中の有機物
を除去している。活性汚泥は沈殿池で分離されて循環し
再び下水処理に利用される。
活性汚泥微生物の管理が不適当であると、活性汚泥フロ
ック(活性汚泥の集合凝集塊)の沈降性が悪化して系内
から流出する。
ック(活性汚泥の集合凝集塊)の沈降性が悪化して系内
から流出する。
この原因は、活性汚泥微生物中において糸状菌、例えば
スフアエロティラス(8phaerotiJus )の
異常増殖にある。この異常増殖は、通常(1)エアレー
ションタンクの溶存酸素濃度が適切でない、(2)有機
物負荷が適切でないなどの理由に起因する。したがって
、糸状菌の異常増殖あるいはその兆候が認められた時に
は前記理由(1)、 (2)が適切になるようにプロセ
スを操作すれば良い。ところが、糸状菌の検出は経験の
深い人が、主に顕、微鏡を用いて目視により判断したり
、あるいは写真撮影結果から糸状菌量はキルビメータ等
により測定している。このため、判断するのに時間を要
し、また、目視の場合には判断が主観的であって誤差が
太きいという問題点がある。
スフアエロティラス(8phaerotiJus )の
異常増殖にある。この異常増殖は、通常(1)エアレー
ションタンクの溶存酸素濃度が適切でない、(2)有機
物負荷が適切でないなどの理由に起因する。したがって
、糸状菌の異常増殖あるいはその兆候が認められた時に
は前記理由(1)、 (2)が適切になるようにプロセ
スを操作すれば良い。ところが、糸状菌の検出は経験の
深い人が、主に顕、微鏡を用いて目視により判断したり
、あるいは写真撮影結果から糸状菌量はキルビメータ等
により測定している。このため、判断するのに時間を要
し、また、目視の場合には判断が主観的であって誤差が
太きいという問題点がある。
このため、実質的にはプロセスの溶存酸素濃度や有機物
負荷の制御目標値を設定することができない。したがっ
て、制御操作は糸状菌が異常繁殖した後に実施されるこ
とになり、糸状菌検出の初期の段階で未然にその異常増
殖を防止できない。
負荷の制御目標値を設定することができない。したがっ
て、制御操作は糸状菌が異常繁殖した後に実施されるこ
とになり、糸状菌検出の初期の段階で未然にその異常増
殖を防止できない。
このため、プロセスの処理水質が悪化したり、活性汚泥
の一部が流出する欠点がある。
の一部が流出する欠点がある。
一方、同じ微生物利用プロセスでも糸状菌、子のう函、
放射菌、担子菌などの糸状性微生物による有用物質、例
えば抗生物質の生産プロセスがある。例エバ、ペニシリ
ン生産プロセスではペニシリウム クリソジナム(pe
n 、 chrysogenum )などが培養され、
またストレグトマインン生産プロセスではストレグトマ
イセス グリセウス(Streptmyces gri
seus )などが培養されて抗生物質を生産する。抗
生物質の糸状菌の増殖速度及び基質消費速度は攪拌力の
影響を強く受けることが知られている。これは菌体の培
養液の粘度が増加する為に、菌体への酸素供給及び菌体
の酸素吸収速度が低下することに主な原因がおる。
放射菌、担子菌などの糸状性微生物による有用物質、例
えば抗生物質の生産プロセスがある。例エバ、ペニシリ
ン生産プロセスではペニシリウム クリソジナム(pe
n 、 chrysogenum )などが培養され、
またストレグトマインン生産プロセスではストレグトマ
イセス グリセウス(Streptmyces gri
seus )などが培養されて抗生物質を生産する。抗
生物質の糸状菌の増殖速度及び基質消費速度は攪拌力の
影響を強く受けることが知られている。これは菌体の培
養液の粘度が増加する為に、菌体への酸素供給及び菌体
の酸素吸収速度が低下することに主な原因がおる。
ところが、培養槽内の糸状菌量を計測することが困難で
あるために、糸状菌の増殖速度を計測することができな
い。通常、糸状菌量は遠沈後乾燥させて固形物重量とし
て算出している。しかし、この方法では計測に少くとも
3時間以上も時間がかかるため、酸素供給を適切に維持
して生産効率を向上できない欠点を有する。
あるために、糸状菌の増殖速度を計測することができな
い。通常、糸状菌量は遠沈後乾燥させて固形物重量とし
て算出している。しかし、この方法では計測に少くとも
3時間以上も時間がかかるため、酸素供給を適切に維持
して生産効率を向上できない欠点を有する。
本発明の目的は、糸状菌の代謝及び増殖を制御すること
により効率の向上とプロセス維持管理性の向上をはかれ
る微生物利用プロセスの制御装置を提供することにおる
。
により効率の向上とプロセス維持管理性の向上をはかれ
る微生物利用プロセスの制御装置を提供することにおる
。
本発明の特徴は糸状菌の顕微鏡像を画像処理して、糸状
菌量が検出できることを発見したことに基づくものであ
シ、この検出値を用いて微生物利用プロセスの制御指標
、例えば溶存酸素濃度、有機物負荷、微生物の代謝ある
いは増殖能力などに影響を及ぼす因子を制御するように
したことにおる。
菌量が検出できることを発見したことに基づくものであ
シ、この検出値を用いて微生物利用プロセスの制御指標
、例えば溶存酸素濃度、有機物負荷、微生物の代謝ある
いは増殖能力などに影響を及ぼす因子を制御するように
したことにおる。
第1図に本発明の実施列を示す。
第1図は本発明を下水処理プロセス適用した列でちる。
曝気槽10には下水流入管20からの汚水と返送汚泥管
30からの返送汚泥とが流入する。一方、プロワ−40
は空気管50を介して送風し、散気装置60から曝気槽
10に空気を供給する。曝気槽10内の返送汚泥と汚水
は攪拌混合される。返送汚泥すなわち活性汚泥は供給さ
れた空気中の酸素を吸収して、汚水中の溶解性有機物を
好気性代謝によシ分解し、炭酸ガスと水とにする。除去
された有機物の一部は活性汚泥の菌体増殖に充てられる
。活性汚泥と汚水の混合後は沈殿池70に導かれ、ここ
で活性汚泥の菌体が重力沈降する。一方、有機物を除去
された汚水は処理水管80を経て、図示しない塩素滅菌
工程を経て放流される。
30からの返送汚泥とが流入する。一方、プロワ−40
は空気管50を介して送風し、散気装置60から曝気槽
10に空気を供給する。曝気槽10内の返送汚泥と汚水
は攪拌混合される。返送汚泥すなわち活性汚泥は供給さ
れた空気中の酸素を吸収して、汚水中の溶解性有機物を
好気性代謝によシ分解し、炭酸ガスと水とにする。除去
された有機物の一部は活性汚泥の菌体増殖に充てられる
。活性汚泥と汚水の混合後は沈殿池70に導かれ、ここ
で活性汚泥の菌体が重力沈降する。一方、有機物を除去
された汚水は処理水管80を経て、図示しない塩素滅菌
工程を経て放流される。
沈殿池70内に沈降した活性汚泥は汚泥排出管90から
引き抜かれ、増殖分は余剰汚泥として余剰汚泥ポンプ1
00によシ排出され、一方残シの大部分の活性汚泥は返
送汚泥ポンプ110及び返送汚泥管30によシ再び曝気
槽10に返送される。
引き抜かれ、増殖分は余剰汚泥として余剰汚泥ポンプ1
00によシ排出され、一方残シの大部分の活性汚泥は返
送汚泥ポンプ110及び返送汚泥管30によシ再び曝気
槽10に返送される。
曝気槽10内の活性汚泥をサンプリング管120によシ
採取し糸状菌検出装置130に導き糸状菌量fを計測す
る糸状菌量設定器140には糸状菌量の目標値f傘が設
定されておシ、その偏差Δfを調節計150,151に
入力する。
採取し糸状菌検出装置130に導き糸状菌量fを計測す
る糸状菌量設定器140には糸状菌量の目標値f傘が設
定されておシ、その偏差Δfを調節計150,151に
入力する。
Δf=f−f” ・・・・・・・・・(す調節計150
,151は偏差信号Δfの大きさに応じてプロセスを操
作する。操作端としてはプロワ−40,返送汚泥ポンプ
110、余剰汚泥ポンプ100である。
,151は偏差信号Δfの大きさに応じてプロセスを操
作する。操作端としてはプロワ−40,返送汚泥ポンプ
110、余剰汚泥ポンプ100である。
さて、第1図の動作を説明する前に、糸状菌検出装置1
30について説明する。
30について説明する。
第2図に糸状菌検出装置130の詳細構成を示す。
サンプリング管120’i介して採取した混合液はポン
プ131により検出板132に導かれ後に排液管133
から排出される。排液は普通曝気槽10に戻される。検
出板132の上面には僅かな間隙を有して光学顕微鏡な
どの観察装置133が配置されている。検出板132は
光学顕微鏡の焦点が合うような厚さの薄いものが望まし
い。なお、光学顕微鏡観察の定法に従って、サンプル液
をスライドグラス上に滴下し、カバーグラスをかぶせて
検鏡するようにすることもできる。光学顕微鏡が明視野
のときは検鏡対象は黒く、液は白くうっる。
プ131により検出板132に導かれ後に排液管133
から排出される。排液は普通曝気槽10に戻される。検
出板132の上面には僅かな間隙を有して光学顕微鏡な
どの観察装置133が配置されている。検出板132は
光学顕微鏡の焦点が合うような厚さの薄いものが望まし
い。なお、光学顕微鏡観察の定法に従って、サンプル液
をスライドグラス上に滴下し、カバーグラスをかぶせて
検鏡するようにすることもできる。光学顕微鏡が明視野
のときは検鏡対象は黒く、液は白くうっる。
ビジコンカメラ134は観察装置133よシ得た像を輝
度情報に変換する。像は例えば256×256の画素に
分割される。濃淡情報処理装置135はビジコンカメラ
134で得た輝度情報をA−D変換してディジタル信号
に変換する。第3図に変換された画像の例を示す。Zは
活性汚泥フロックのうち凝集性及び沈降性に優れた、例
えばズーグレア(Zoogloea )性徴生物塊で、
Fは沈降性の悪い糸状菌を示す。Bは背景すなわち液で
ある。なお、微生物塊Zにおいてハツチングを施した部
分は黒く見えることを意味している。
度情報に変換する。像は例えば256×256の画素に
分割される。濃淡情報処理装置135はビジコンカメラ
134で得た輝度情報をA−D変換してディジタル信号
に変換する。第3図に変換された画像の例を示す。Zは
活性汚泥フロックのうち凝集性及び沈降性に優れた、例
えばズーグレア(Zoogloea )性徴生物塊で、
Fは沈降性の悪い糸状菌を示す。Bは背景すなわち液で
ある。なお、微生物塊Zにおいてハツチングを施した部
分は黒く見えることを意味している。
第4図は第3図におけるA−A線上の輝度分布を示した
ものである。第4図よシわかるように、液部分Bは明る
い為に輝度が高く、フロック部分Zは黒く映るため輝度
が低くなる。一方糸状菌Fは両者の中間の輝度となる。
ものである。第4図よシわかるように、液部分Bは明る
い為に輝度が高く、フロック部分Zは黒く映るため輝度
が低くなる。一方糸状菌Fは両者の中間の輝度となる。
ただし、暗視野による検鏡のときは、検鏡対象が白く、
液部分が黒くうつるので、第4図の輝度分布は上下逆と
なる。
液部分が黒くうつるので、第4図の輝度分布は上下逆と
なる。
第2図における輝度設定回路136は糸状菌Fのみを抽
出するために、フロック部2よシも高い輝度でかつ糸状
菌Fよりも低い輝度レベルStと糸状菌Pよりも高い輝
度で液部分Bよシも低い輝度レベルBhを設定する。糸
状菌抽出回路137は設定信号5tr8hとi行j列の
画素の輝度信号SIJによって糸状菌Fの画素を抽出す
る。すなわち、盪行j列の糸状菌Fの画素t”ftlと
すると、次式 %式%(2) (3) によって、糸状菌Fに対応する画素のみの信号を′1”
レベルする。第4図に示す場合の処理例を第5図に示し
、第6図に第3図から抽出された糸状菌Fの画像例を示
す。ただし、(2)、 (3)式は明視野の場合を示す
。暗視野の場合は不等号は全て逆となる。
出するために、フロック部2よシも高い輝度でかつ糸状
菌Fよりも低い輝度レベルStと糸状菌Pよりも高い輝
度で液部分Bよシも低い輝度レベルBhを設定する。糸
状菌抽出回路137は設定信号5tr8hとi行j列の
画素の輝度信号SIJによって糸状菌Fの画素を抽出す
る。すなわち、盪行j列の糸状菌Fの画素t”ftlと
すると、次式 %式%(2) (3) によって、糸状菌Fに対応する画素のみの信号を′1”
レベルする。第4図に示す場合の処理例を第5図に示し
、第6図に第3図から抽出された糸状菌Fの画像例を示
す。ただし、(2)、 (3)式は明視野の場合を示す
。暗視野の場合は不等号は全て逆となる。
糸状菌量演算回路138は、糸状菌抽出回路137によ
って抽出された画素信号fIjの“1”レベルを加算し
て糸状菌量をめる。すなわち1次式で糸状菌量f1t−
求める。
って抽出された画素信号fIjの“1”レベルを加算し
て糸状菌量をめる。すなわち1次式で糸状菌量f1t−
求める。
一画面のみにおける糸状菌量f、だけではばらつきが出
るので、複数の画面について糸状菌量f、を演算し、そ
の平均値で評価する方が望ましい。n画面の平均値G−
は次式のようになる。
るので、複数の画面について糸状菌量f、を演算し、そ
の平均値で評価する方が望ましい。n画面の平均値G−
は次式のようになる。
本発明者らは、この考え方に基づいて下水処理プロセス
の曝気槽よシえた活性汚泥混合液を用いて、実際の糸状
菌の長さLをキルビメータを用いて測定して糸状菌検出
装置130で検出した糸状菌量f、とを比較したところ
第7図に示すような関係になった。丸印が糸状菌検出装
置130による検出値である。この関係を式で示すと(
6)式のようになる。
の曝気槽よシえた活性汚泥混合液を用いて、実際の糸状
菌の長さLをキルビメータを用いて測定して糸状菌検出
装置130で検出した糸状菌量f、とを比較したところ
第7図に示すような関係になった。丸印が糸状菌検出装
置130による検出値である。この関係を式で示すと(
6)式のようになる。
f = a −f 、 + b ・=(6)ここで、a
、bは定数である。
、bは定数である。
このようにして糸状菌量の絶対値を画像処理によシ客観
的に、しかも迅速に計測することができる。
的に、しかも迅速に計測することができる。
ところで、糸状菌は溶存酸素が低濃度だと繁殖し易い性
質がある。また、有機物負荷に対しては第8図に示すよ
うに適切な負荷範囲が存在する。
質がある。また、有機物負荷に対しては第8図に示すよ
うに適切な負荷範囲が存在する。
第8図は横軸に有機物負荷F/M’に示し、縦軸に汚泥
容量指標5vri示したもので、Sv工が大きくなると
糸状菌量も多くなる。このことから分るように糸状菌量
の増加を抑制するためには溶存酸素濃度を高くすること
と有機物負荷を適切な値に維持すれば良いことが分る。
容量指標5vri示したもので、Sv工が大きくなると
糸状菌量も多くなる。このことから分るように糸状菌量
の増加を抑制するためには溶存酸素濃度を高くすること
と有機物負荷を適切な値に維持すれば良いことが分る。
第1図においては調節計150によシブロワー40を操
作して溶存酸素濃度を制御し、調節計151によシ返送
汚泥ポンプ110と余剰汚泥ポンプlOOを操作して有
機物負荷を制御するようにしている。
作して溶存酸素濃度を制御し、調節計151によシ返送
汚泥ポンプ110と余剰汚泥ポンプlOOを操作して有
機物負荷を制御するようにしている。
第9図に第1図に示す溶存酸素濃度制御の具体例を示す
。
。
溶存酸素濃度目標値演算回路160は糸状菌量の計測値
信号fと糸状・菌量設定器140に設定されている目標
値f*との偏差信号Δfl入力し、第10図に示すよう
な関係の溶存酸素濃度目標値DO” ’i出力する。目
標[DO”には上限イ直Do、、、と下限値DO,,I
ht−設けて過曝気の防止と最低DOレベルを確保する
ようにしている。調節計isoは溶存酸素濃度目標値D
O傘と溶存酸素濃度計170で検出した計測値DOの偏
差ΔDOを入力する。偏差ΔDoは次式で計算する。
信号fと糸状・菌量設定器140に設定されている目標
値f*との偏差信号Δfl入力し、第10図に示すよう
な関係の溶存酸素濃度目標値DO” ’i出力する。目
標[DO”には上限イ直Do、、、と下限値DO,,I
ht−設けて過曝気の防止と最低DOレベルを確保する
ようにしている。調節計isoは溶存酸素濃度目標値D
O傘と溶存酸素濃度計170で検出した計測値DOの偏
差ΔDOを入力する。偏差ΔDoは次式で計算する。
ΔDO=DO−Do中 ・旧・・・・・(7)調節計1
80は濃度偏差ΔDOが正のときは溶存酸素濃度を低下
させるために、曝気空気量が減少するようにプロワ−4
0を操作する。例えば、プロワ−40の回転数を低下さ
せる。一方、濃度偏差ΔDoが負の場合には溶存酸素濃
度を増加させるために、曝気空気量が増加するようにプ
ロワ−40を操作する。
80は濃度偏差ΔDOが正のときは溶存酸素濃度を低下
させるために、曝気空気量が減少するようにプロワ−4
0を操作する。例えば、プロワ−40の回転数を低下さ
せる。一方、濃度偏差ΔDoが負の場合には溶存酸素濃
度を増加させるために、曝気空気量が増加するようにプ
ロワ−40を操作する。
なお、糸状菌の増殖や死滅による糸状菌量の増減は急激
には起らないので、これらの溶存酸素濃度目標値DOI
の変更操作は1日に1回前後実施するようにしても良い
。
には起らないので、これらの溶存酸素濃度目標値DOI
の変更操作は1日に1回前後実施するようにしても良い
。
このようにして、溶存酸素濃度を変更することによって
糸状菌の異常繁殖を抑制することができる。
糸状菌の異常繁殖を抑制することができる。
第11図には、第1図で示した有機物負荷制御の具体例
を示す。有機物負荷F/Mは次式で定義される。
を示す。有機物負荷F/Mは次式で定義される。
F/M=流入有機物量/曝気槽内活性汚泥固形物量 ・
・・・・・・・・(8) 流入有機物量は通常操作出来ないので、曝気槽内活性汚
泥固形物量全操作することになる。曝気槽内活性汚泥固
形物量は次式で与えられる。
・・・・・・・・(8) 流入有機物量は通常操作出来ないので、曝気槽内活性汚
泥固形物量全操作することになる。曝気槽内活性汚泥固
形物量は次式で与えられる。
M t = V tX M a ・・・・・・・・・(
9)ここで、Mt:曝気槽内活性汚泥固形物量vt:曝
気槽内混合液量 Ml:曝気槽内活性汚泥濃度(・汚泥濃度と略称する。
9)ここで、Mt:曝気槽内活性汚泥固形物量vt:曝
気槽内混合液量 Ml:曝気槽内活性汚泥濃度(・汚泥濃度と略称する。
)
である。
曝気槽内混合液量VAは不変であるので、活性汚泥固形
物量Miを操作するには汚泥濃度M、を操作すればよい
。曝気槽内活性汚泥濃度M、を制御するには通常返送汚
泥量を操作することによル行1う。しかし、返送汚泥量
の操作範囲には限界がおるので余剰汚泥量も操作するよ
うにしている。
物量Miを操作するには汚泥濃度M、を操作すればよい
。曝気槽内活性汚泥濃度M、を制御するには通常返送汚
泥量を操作することによル行1う。しかし、返送汚泥量
の操作範囲には限界がおるので余剰汚泥量も操作するよ
うにしている。
以下具体的に説明する。曝気槽10内の活性汚泥をす/
ブリング管120によって糸状菌検出装置130に導い
て検出する。具体的には、上述したように糸状菌量f、
請求め糸状菌量信号fl得る。検出信号fが目標値f*
よシ大きく糸状菌量偏差Δfが正極性で大きいと過負荷
状態である。
ブリング管120によって糸状菌検出装置130に導い
て検出する。具体的には、上述したように糸状菌量f、
請求め糸状菌量信号fl得る。検出信号fが目標値f*
よシ大きく糸状菌量偏差Δfが正極性で大きいと過負荷
状態である。
この場合には汚泥濃度Mlr大きくして有機物負荷F/
Mを低下させる。汚泥濃度M、を大きくするには返送汚
泥量が増加するように返送汚泥ポンプ110の回転数を
高くする。あるいはプロセス内の活性汚泥量が増加する
ように余剰汚泥量を減少させる。余剰汚泥量を減少させ
るには余剰汚泥ポンプ100の運転時間を短くする。
Mを低下させる。汚泥濃度M、を大きくするには返送汚
泥量が増加するように返送汚泥ポンプ110の回転数を
高くする。あるいはプロセス内の活性汚泥量が増加する
ように余剰汚泥量を減少させる。余剰汚泥量を減少させ
るには余剰汚泥ポンプ100の運転時間を短くする。
一方、糸状菌偏差Δfが負であれば、逆に返送汚泥ポン
プ1100回転数を低くするか、又は余剰汚泥ポンプ1
00の運転時間を長くする。
プ1100回転数を低くするか、又は余剰汚泥ポンプ1
00の運転時間を長くする。
これらの具体的操作法について以下に説明する。
汚泥濃度演算回路190は偏差信号Δfを入力し、第1
2図に示すような関係で汚泥濃度目標値M−を演算する
。ここで、第12図に示すように目標値M−には上限値
M*、、l@z及び下限値Mani1mを設定する。汚
泥濃度計200によって検出した汚泥濃度M、と目標値
M−を比較し偏差ΔM、をめ調節計15に加える。
2図に示すような関係で汚泥濃度目標値M−を演算する
。ここで、第12図に示すように目標値M−には上限値
M*、、l@z及び下限値Mani1mを設定する。汚
泥濃度計200によって検出した汚泥濃度M、と目標値
M−を比較し偏差ΔM、をめ調節計15に加える。
ΔM、=M、−M、* ・・・・・・・・・αQ調節計
151は汚泥濃度偏差信号ΔM、が正のときは汚泥濃度
M、が減少するように、返送汚泥ポンプ1100回転数
を減少させるか、又は、余剰汚泥ポンプlOOの運転時
間を長くする。逆に、汚泥濃度偏差ΔM、が負のときは
汚泥濃度M、が増加するように返送汚泥ポンプ1100
回転数を増加させるか、又は余剰汚泥ポンプ1ooの運
転時間を短くする。
151は汚泥濃度偏差信号ΔM、が正のときは汚泥濃度
M、が減少するように、返送汚泥ポンプ1100回転数
を減少させるか、又は、余剰汚泥ポンプlOOの運転時
間を長くする。逆に、汚泥濃度偏差ΔM、が負のときは
汚泥濃度M、が増加するように返送汚泥ポンプ1100
回転数を増加させるか、又は余剰汚泥ポンプ1ooの運
転時間を短くする。
なお、糸状菌の増殖、死滅、あるいは活性汚泥微生物相
の変化は急激には起らないので、返送汚泥ポンプ110
及び余剰汚泥ポンプ100の変更操作頻度は1日1回前
後実施するだけでも所期の効果を奏し得る。
の変化は急激には起らないので、返送汚泥ポンプ110
及び余剰汚泥ポンプ100の変更操作頻度は1日1回前
後実施するだけでも所期の効果を奏し得る。
次に、汚泥濃度を制御する場合流入下水量が少ないと有
機物負荷が低すぎて、糸状菌が繁殖する場合も、1うる
。この場合には第13図に示すように、流入下水流量を
検出して、この検出値が小さい場合には、返送汚泥ポン
プ110又は余剰汚泥ポンプ100の操作方向を逆に操
作する。具体的には汚泥濃度偏差ΔM、が正の時に返送
汚泥ポンプ110の回転数を増加させるか、又は余剰汚
泥ポンプの起動頻度を減少させる。
機物負荷が低すぎて、糸状菌が繁殖する場合も、1うる
。この場合には第13図に示すように、流入下水流量を
検出して、この検出値が小さい場合には、返送汚泥ポン
プ110又は余剰汚泥ポンプ100の操作方向を逆に操
作する。具体的には汚泥濃度偏差ΔM、が正の時に返送
汚泥ポンプ110の回転数を増加させるか、又は余剰汚
泥ポンプの起動頻度を減少させる。
このようにして、汚泥濃度M、を変更することで、有機
物負荷を制御できるので、糸状菌の異常繁殖をさけるこ
とができる。
物負荷を制御できるので、糸状菌の異常繁殖をさけるこ
とができる。
第13図に本発明をペニシリン牛歩プロセスに適用した
実進例を示す。
実進例を示す。
培養槽300において糸状菌であるペニシリン生産菌、
例えばペニシリウム クリソンナムヲ含む基質含有培養
液310が好気条件で培養される。
例えばペニシリウム クリソンナムヲ含む基質含有培養
液310が好気条件で培養される。
好気条件に維持するには酸素を供給する必要がある。酸
素供給装置320からの酸素あるいは酸素含有ガスをコ
ンプレッサ330によシ制御弁340を介して培養槽3
00内に圧入する。圧入ガスは散気装置350から培養
液310内に供給されて培養液中に溶解吸収される。培
養液310中の溶存酸素をペニシリン生産糸状菌(糸状
菌と略称する。)が吸収する。糸状菌は酸素を用いた好
気性代謝によって増殖すると共に代謝産物であるペニシ
リンを生産する。
素供給装置320からの酸素あるいは酸素含有ガスをコ
ンプレッサ330によシ制御弁340を介して培養槽3
00内に圧入する。圧入ガスは散気装置350から培養
液310内に供給されて培養液中に溶解吸収される。培
養液310中の溶存酸素をペニシリン生産糸状菌(糸状
菌と略称する。)が吸収する。糸状菌は酸素を用いた好
気性代謝によって増殖すると共に代謝産物であるペニシ
リンを生産する。
供給酸素と培養液との気液接触、及び溶存酸素の糸状菌
への吸収を促進するために、モータ360によって攪拌
翼370を駆動させ培養液310を攪拌する。モータ3
60は培養液表面に発生する泡を消す為に消泡具380
も駆動する。
への吸収を促進するために、モータ360によって攪拌
翼370を駆動させ培養液310を攪拌する。モータ3
60は培養液表面に発生する泡を消す為に消泡具380
も駆動する。
この培養槽300から培養液310f、サンプル管39
0により少量サンプリングして糸状菌検出装置400に
おいて糸状菌量fl計測する。糸状菌検出装置400は
第2図に示した糸状菌検出装置130と同様の構成でお
る。光学顕微鏡133によシ拡大画像を得て、ビジコン
カメラ134によシ画像を輝度情報に変換する。輝度情
報処理装置135はビジコンカメラ134からの輝度情
報をディジタル信号に変換する。第14図は、ペニシリ
ン生産糸状菌画像をこのようにして変換した例(ただし
、明視野)を示し、第15図は、A −A/線上におけ
る輝度分布を示す。このように糸状菌に相当する画素の
輝度は液部分の輝度よシ低い値を示す。ただし、検鏡が
暗視野の場合は、輝度分布は上下逆になる。輝度レベル
改定回路136は糸状菌Fを抽出する為の輝度レベルを
設定する。
0により少量サンプリングして糸状菌検出装置400に
おいて糸状菌量fl計測する。糸状菌検出装置400は
第2図に示した糸状菌検出装置130と同様の構成でお
る。光学顕微鏡133によシ拡大画像を得て、ビジコン
カメラ134によシ画像を輝度情報に変換する。輝度情
報処理装置135はビジコンカメラ134からの輝度情
報をディジタル信号に変換する。第14図は、ペニシリ
ン生産糸状菌画像をこのようにして変換した例(ただし
、明視野)を示し、第15図は、A −A/線上におけ
る輝度分布を示す。このように糸状菌に相当する画素の
輝度は液部分の輝度よシ低い値を示す。ただし、検鏡が
暗視野の場合は、輝度分布は上下逆になる。輝度レベル
改定回路136は糸状菌Fを抽出する為の輝度レベルを
設定する。
液部分の輝度レベルを8bとすると、輝度レベル8bJ
:p低い輝度レベルが糸状菌となる。この境界レベルt
8tとする。境界輝度レベルStは次式でめられる。
:p低い輝度レベルが糸状菌となる。この境界レベルt
8tとする。境界輝度レベルStは次式でめられる。
S A : a−8b ・・”−(11)a:定数
定数aの値は例えば0.9前後である。
糸状菌抽出回路137は輝度レベル設定回路136の設
定する境界レベルStに基づいて、輝度情報処理装置1
35よシ受けたi行j列の画素の輝度S11から、糸状
菌のみの画素f目を抽出する。この抽出法は次式によシ
行う。
定する境界レベルStに基づいて、輝度情報処理装置1
35よシ受けたi行j列の画素の輝度S11から、糸状
菌のみの画素f目を抽出する。この抽出法は次式によシ
行う。
SIJ≦Stのときflj=1 ・・・・・・・・・a
りSIj>SLのときfB=0 ・・・・・・・・・0
3なおαり、6階式は明視野の場合でおって、暗視野の
場合の不等号は全て逆となる。
りSIj>SLのときfB=0 ・・・・・・・・・0
3なおαり、6階式は明視野の場合でおって、暗視野の
場合の不等号は全て逆となる。
第13図では糸状菌が凝集塊を形成しても凝集塊を糸状
菌と見なしている、第2図の糸状菌量演算回路138で
は糸状菌抽出回路137の信号f目を(4)式によシ加
算して糸状菌量f、を出力する。平均値をめるには(5
)式によって糸状菌量の平均値f7がまる。
菌と見なしている、第2図の糸状菌量演算回路138で
は糸状菌抽出回路137の信号f目を(4)式によシ加
算して糸状菌量f、を出力する。平均値をめるには(5
)式によって糸状菌量の平均値f7がまる。
このようにして、糸状菌検出装置400は糸状菌量f、
l計算し糸状菌量信号f、ヲ出力する。
l計算し糸状菌量信号f、ヲ出力する。
一方、供給ガスの酸素濃度02鳳、を酸素濃度計431
によって計測し、同様に、排ガス中の酸素濃度0ust
s t−酸素濃度計430によシ計測する。
によって計測し、同様に、排ガス中の酸素濃度0ust
s t−酸素濃度計430によシ計測する。
ここで供給ガス量Q5とすると、培養槽300における
酸素吸収速度A 62は次式で計算される。
酸素吸収速度A 62は次式で計算される。
A・2=Q、・(02+−02−t ) ・・・・・・
・・・(L4)酸素吸収速度演算回路450は酸素濃度
計430と431の検出信号021.及びO冨*wtを
入力し1式の計算を実施する。なお、供給ガスの酸素濃
度021mが一定の場合、例えば空気を用いる場合は、
酸素濃度計431は不要となる。また、供給ガス量Q、
15f変動する場合には、図示しないが供給ガス量Q1
を計測してこれを考慮する必要がある。
・・・(L4)酸素吸収速度演算回路450は酸素濃度
計430と431の検出信号021.及びO冨*wtを
入力し1式の計算を実施する。なお、供給ガスの酸素濃
度021mが一定の場合、例えば空気を用いる場合は、
酸素濃度計431は不要となる。また、供給ガス量Q、
15f変動する場合には、図示しないが供給ガス量Q1
を計測してこれを考慮する必要がある。
酸素吸収速度演算回路460は糸状菌検出装置400の
糸状菌量信号fと演算回路450の酸素吸収速度信号A
a2を入力し糸状菌の酸素消費速度Ra 2を次式によ
シ演算する。
糸状菌量信号fと演算回路450の酸素吸収速度信号A
a2を入力し糸状菌の酸素消費速度Ra 2を次式によ
シ演算する。
R−z = A−2/ (f・Vb) ・・・・・・・
・・(19Vb:培養液量 調節計480は演算回路460の酸素消費速度信号孔、
2と酸素消費速度設定回路470の目標値信号R02*
との消費速度偏差信号ΔR62を入力される。酸素消費
速度偏差ΔRa 2は次式で計算される。なお目標値R
e s ”は実験によシ決定される。
・・(19Vb:培養液量 調節計480は演算回路460の酸素消費速度信号孔、
2と酸素消費速度設定回路470の目標値信号R02*
との消費速度偏差信号ΔR62を入力される。酸素消費
速度偏差ΔRa 2は次式で計算される。なお目標値R
e s ”は実験によシ決定される。
ΔR−g=R−s R−2” mmm(Le調節計48
0はcle式に示す偏差信号ΔRa 2に基づいて、ま
ず攪拌力を操作し、次に酸素供給量を操作する。偏差Δ
Re 2が正であればその大きさに応じてモータ360
の回転数を減少させ、負であればその大きさに応じてモ
ータ36・00回転数を増加させる。モータ360の回
転数を制御する際、過渡の攪拌は菌体を破壊する危険が
あシ、緩やかすぎるとデッドスペースを生成し易くなる
。これを防止するため、モータ360の回転数rには第
16図に示すように上限値r1.8と下限値rw+1m
を設ける。
0はcle式に示す偏差信号ΔRa 2に基づいて、ま
ず攪拌力を操作し、次に酸素供給量を操作する。偏差Δ
Re 2が正であればその大きさに応じてモータ360
の回転数を減少させ、負であればその大きさに応じてモ
ータ36・00回転数を増加させる。モータ360の回
転数を制御する際、過渡の攪拌は菌体を破壊する危険が
あシ、緩やかすぎるとデッドスペースを生成し易くなる
。これを防止するため、モータ360の回転数rには第
16図に示すように上限値r1.8と下限値rw+1m
を設ける。
モータi60の回転数を操作したとき、回転数rが上限
値1□8以上又は下限値r+a1m以下になったら、次
に酸素供給量を操作する。調節計480はモータ360
の回転速度信号rを入力し、上限値rwax以上あるい
は下限値以下になったことでモータ360の回転数制御
から酸素供給量制御に切換える。酸素供給量はコンプレ
ッサー3300回転数と制御弁340の開度を制御して
調節する。
値1□8以上又は下限値r+a1m以下になったら、次
に酸素供給量を操作する。調節計480はモータ360
の回転速度信号rを入力し、上限値rwax以上あるい
は下限値以下になったことでモータ360の回転数制御
から酸素供給量制御に切換える。酸素供給量はコンプレ
ッサー3300回転数と制御弁340の開度を制御して
調節する。
酸素供給装置320として吸着剤を用い加減圧操作によ
シ酸素富化ガスを製造するPEA(pressure
5wing Adsorption )装置を用いると
酸素濃度を変更することができる。第17図に示すよう
に、通常は酸素濃度を例えばs o vot%で運転し
ておき、酸素消費速度偏差ΔRa 2が正になったらそ
の大きさに応じて供給ガスの酸素濃度021.を低下さ
せる。逆に、酸素消費速度偏差ΔR,2が負であればそ
の大きさに応じて酸素濃度021、を増加させる。第1
7図で酸素濃度0211が20%が下限値となっている
のは空気の酸素含有率以下にする必要がないためである
。
シ酸素富化ガスを製造するPEA(pressure
5wing Adsorption )装置を用いると
酸素濃度を変更することができる。第17図に示すよう
に、通常は酸素濃度を例えばs o vot%で運転し
ておき、酸素消費速度偏差ΔRa 2が正になったらそ
の大きさに応じて供給ガスの酸素濃度021.を低下さ
せる。逆に、酸素消費速度偏差ΔR,2が負であればそ
の大きさに応じて酸素濃度021、を増加させる。第1
7図で酸素濃度0211が20%が下限値となっている
のは空気の酸素含有率以下にする必要がないためである
。
培養液の酸素吸収速度はモータ360の回転数、コンプ
レッサ330による供給ガス量と供給ガスの酸素濃度の
いずれも大きい程早くなる。すなわち、酸素吸収量は多
くなる。このようにして、酸素吸収速度及び酸素消費速
度を操作できるので、糸状菌の増殖能力及び抗生物質生
産能力を高く維持することができる。
レッサ330による供給ガス量と供給ガスの酸素濃度の
いずれも大きい程早くなる。すなわち、酸素吸収量は多
くなる。このようにして、酸素吸収速度及び酸素消費速
度を操作できるので、糸状菌の増殖能力及び抗生物質生
産能力を高く維持することができる。
なお、第13図の実施例において培養液310の溶存酸
素濃度を計測し、この計測値を用いて培養液310の溶
存酸素濃度を適切に操作することもできる。
素濃度を計測し、この計測値を用いて培養液310の溶
存酸素濃度を適切に操作することもできる。
次に、微生物の代謝能力を制御するには好気性培養の場
合酸素消費速度でなく炭酸ガ子発生速度を制御指標とす
ることができる。また、酸素を供給しない嫌気性培養の
場合にも、生成ガス発生速度、例えばメタンガスや炭酸
ガスの発生速度などが制御指標となシうる。ここでは好
気性培養における。
合酸素消費速度でなく炭酸ガ子発生速度を制御指標とす
ることができる。また、酸素を供給しない嫌気性培養の
場合にも、生成ガス発生速度、例えばメタンガスや炭酸
ガスの発生速度などが制御指標となシうる。ここでは好
気性培養における。
第18図に炭酸ガス発生速度を制御指標とする実施例を
示す。
示す。
第18図において第13図と同一記号のものは相当物を
示す。
示す。
培養槽300の排ガス中の炭酸ガス濃度COgemtを
炭酸ガス濃度計432で計測する。炭酸ガス発生速度演
算回路461は糸状菌量検出装置400の糸状菌量fと
流量計490の供給ガス流量。1および炭酸ガス濃度計
432の炭酸ガス濃度Cog a++tを入力し、次式
に従って炭酸ガス発生速度R1゜2を演算する。
炭酸ガス濃度計432で計測する。炭酸ガス発生速度演
算回路461は糸状菌量検出装置400の糸状菌量fと
流量計490の供給ガス流量。1および炭酸ガス濃度計
432の炭酸ガス濃度Cog a++tを入力し、次式
に従って炭酸ガス発生速度R1゜2を演算する。
R1゜2=Q1・Co、。□/(f−vb) 、、0.
、、、、、αη炭酸ガス発生速度設定器470に設定さ
れている炭酸ガス発生速度目標値凡用*と計測値几0.
冨を比較し偏差ΔB0.! を次式で計算する。
、、、、、αη炭酸ガス発生速度設定器470に設定さ
れている炭酸ガス発生速度目標値凡用*と計測値几0.
冨を比較し偏差ΔB0.! を次式で計算する。
ΔR#@2=R@。@ Re。2市 ・・・・・・・・
・α呻調節計480はこの偏差信号ΔR−it入力し第
13図の実施例と同様にして供給酸素量を操作する。炭
酸ガス発生速度偏差ΔR,,2が正のときは供給酸素量
を減少するようにしモータ360とコンプレッサ330
の回転数を低下させ、制御弁340の開度を小さくシ、
また酸素供給装置320の酸素濃度を低下させる。逆の
場合にはこれらを大きくする。
・α呻調節計480はこの偏差信号ΔR−it入力し第
13図の実施例と同様にして供給酸素量を操作する。炭
酸ガス発生速度偏差ΔR,,2が正のときは供給酸素量
を減少するようにしモータ360とコンプレッサ330
の回転数を低下させ、制御弁340の開度を小さくシ、
また酸素供給装置320の酸素濃度を低下させる。逆の
場合にはこれらを大きくする。
このようにして、培養糸状菌の炭酸ガス発生速度を適切
に維持することで、糸状菌の代謝能力を高く維持でき、
この結果有用物質の生産効率を高めることができる。
に維持することで、糸状菌の代謝能力を高く維持でき、
この結果有用物質の生産効率を高めることができる。
第19図に本発明の他の実施例を示す。
第19図に示す実施例は糸状菌の基質を順次添加してい
く流加培養法に本発明を適用した具体例を示す。
く流加培養法に本発明を適用した具体例を示す。
第19図において第18図と同一記号のものは相当物を
示す。基質貯留槽500内に基質510が貯留されてい
る。この基質510は基質供給管520を介して基質供
給ポンプ53°0によシ培養槽300に供給される。基
質供給ポンプ530による基質供給量が第18図の実施
例と同様に炭酸ガス発生速度偏差ΔR1,3に基づいて
操作される。
示す。基質貯留槽500内に基質510が貯留されてい
る。この基質510は基質供給管520を介して基質供
給ポンプ53°0によシ培養槽300に供給される。基
質供給ポンプ530による基質供給量が第18図の実施
例と同様に炭酸ガス発生速度偏差ΔR1,3に基づいて
操作される。
第20図に示すように、炭酸ガス発生速度R1,2は培
養槽300内の糸状菌量M′と基質量Fとの比すなわち
F’ /M’と比例関係にある。
養槽300内の糸状菌量M′と基質量Fとの比すなわち
F’ /M’と比例関係にある。
従って培養液310の基質濃度が培養槽300内の糸状
菌量に対して相対的に高い時には炭酸ガス発生速度R1
,2が高くなる。このため偏差ΔR,,2は正になる。
菌量に対して相対的に高い時には炭酸ガス発生速度R1
,2が高くなる。このため偏差ΔR,,2は正になる。
このときには偏差ΔB6.2が零になるまで基質供給量
が減少させる。偏差ΔR0゜2が零になると基質供給ポ
ンプ530を停止させる。
が減少させる。偏差ΔR0゜2が零になると基質供給ポ
ンプ530を停止させる。
逆に、基質濃度が低くなる時には炭酸ガス発生速度R1
,2が低くなるので偏差ΔB。、2が負になる。
,2が低くなるので偏差ΔB。、2が負になる。
このときには、基質供給ポンプ530を操作して基質供
給tを増加させる。
給tを増加させる。
このようにして、炭酸ガス発生速度R@ @ 11が目
標値となるように基質供給量を操作するので、糸状菌の
代謝能力を高く維持できる。この結果、抗生物質などの
代謝物質の生産効率を高く維持できる。
標値となるように基質供給量を操作するので、糸状菌の
代謝能力を高く維持できる。この結果、抗生物質などの
代謝物質の生産効率を高く維持できる。
なお第19図の実施例は基質供給量のみを操作している
が、第18図の実施例のように酸素供給量の操作と組み
合わせることもできる。また、本発明は、糸状菌量を計
測して、その代謝能力あるいは増殖能力を制御するもの
であり、代謝能力及び増殖能力に影響を及ぼす因子であ
るpH,温度なども操作した方がよシ良いプロセス制御
を実現できる。
が、第18図の実施例のように酸素供給量の操作と組み
合わせることもできる。また、本発明は、糸状菌量を計
測して、その代謝能力あるいは増殖能力を制御するもの
であり、代謝能力及び増殖能力に影響を及ぼす因子であ
るpH,温度なども操作した方がよシ良いプロセス制御
を実現できる。
本発明によれば、微生物利用プロセスの糸状菌量を画像
処理によりめることによシ糸状菌の増殖能力及び代謝能
力を計測することができ、さらに、これらの能力を適正
に維持するよう微生物利用プロセスを操作できる。この
結果、微生物利用プロセスの効率を大幅に向上させるこ
とができる。
処理によりめることによシ糸状菌の増殖能力及び代謝能
力を計測することができ、さらに、これらの能力を適正
に維持するよう微生物利用プロセスを操作できる。この
結果、微生物利用プロセスの効率を大幅に向上させるこ
とができる。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は糸状
菌検出装置の一例を示す構成図、第3図は微生物の画像
−倒置、第4図は微生物画像の輝度レベルを示す図、第
5図は輝度レベルの2値化の一例図、第6図は糸状菌の
画像図、第7図は糸状菌検出装置の検出特性図、第8図
は下水処理プロセスの特性図、第9図は第1図の一部を
詳細に記載した構成図、第10図は溶存酸素濃度目標値
の特性図、第11図は第1図の一部を詳細に記載した他
の構成図、第12図は汚泥濃度目標値の特性図、第13
図は本発明の他の実施例を示す構成図、第14図は糸状
菌の画像図、第15図は糸状菌の輝度レベルを示す図、
第16図はモータ回転数の特性図、第17図は酸素濃度
の特性図、第18図、第19図はそれぞれ本発明の他の
実施例を示す構成図、第20図は炭酸ガス発生速度の特
性図である。 10・・・曝気槽、70・・・沈殿池、40・・・ブロ
ワ−1100・・・余剰汚泥ボンダ、110・・・返送
汚泥ポンプ、130及び400・・・糸状菌検出装置、
300・・・培養槽、320・・・酸素供給装置、33
0・・・コンプレッサー、340・・・制御弁、360
・・・モータ、500・・・基質貯留タンク、530・
・・基質供給ボン篤 1 図 15θ 拓 22 躬 3 虐 第4−図 第 52 荊 G 2 葛 7 図 □□□−」 ・θ 躬 8 図 ね 把 7 口 躬 /θ2 一□ 〇 □士 乙J も 11 口 ] −」 括/2 D −4−0□士 Δヂ 躬 /3 口 晒14.2 躬 Is邑 躬 79 図 33θ 佑 202 し、・=6
菌検出装置の一例を示す構成図、第3図は微生物の画像
−倒置、第4図は微生物画像の輝度レベルを示す図、第
5図は輝度レベルの2値化の一例図、第6図は糸状菌の
画像図、第7図は糸状菌検出装置の検出特性図、第8図
は下水処理プロセスの特性図、第9図は第1図の一部を
詳細に記載した構成図、第10図は溶存酸素濃度目標値
の特性図、第11図は第1図の一部を詳細に記載した他
の構成図、第12図は汚泥濃度目標値の特性図、第13
図は本発明の他の実施例を示す構成図、第14図は糸状
菌の画像図、第15図は糸状菌の輝度レベルを示す図、
第16図はモータ回転数の特性図、第17図は酸素濃度
の特性図、第18図、第19図はそれぞれ本発明の他の
実施例を示す構成図、第20図は炭酸ガス発生速度の特
性図である。 10・・・曝気槽、70・・・沈殿池、40・・・ブロ
ワ−1100・・・余剰汚泥ボンダ、110・・・返送
汚泥ポンプ、130及び400・・・糸状菌検出装置、
300・・・培養槽、320・・・酸素供給装置、33
0・・・コンプレッサー、340・・・制御弁、360
・・・モータ、500・・・基質貯留タンク、530・
・・基質供給ボン篤 1 図 15θ 拓 22 躬 3 虐 第4−図 第 52 荊 G 2 葛 7 図 □□□−」 ・θ 躬 8 図 ね 把 7 口 躬 /θ2 一□ 〇 □士 乙J も 11 口 ] −」 括/2 D −4−0□士 Δヂ 躬 /3 口 晒14.2 躬 Is邑 躬 79 図 33θ 佑 202 し、・=6
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、微生物の代謝能力を利用し、有害物質の除去又は有
用物質の生産を行う微生物利用プロセスにおいて、糸状
性微生物の微生物量を画像処理によって計測し、該計測
値を利用して前記微生物の代謝能力及び代謝能力に影響
する因子を操作することを特徴とする微生物利用プロセ
スの制御装置。 2、特許請求の範囲第1項において、前記画像処理は微
生物を観察したときの観察画素の輝度分布から糸状菌に
対応する画素のみを抽出することを特徴とする微生物利
用プロセスの制御装置。 3、特許請求の範囲第2項において、前記観察画素の輝
度が上限設定値と下限設定値との間にある画素を糸状菌
に対応する画素とみなすことを特徴とする微生物利用プ
ロセスの制御装置。 4、特許請求の範囲第2項において、前記観察画素の輝
度が所定値以下又は以上の画素を糸状菌に対応する画素
とみなすことを特徴とする微生物利用プロセスの制御装
置。
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JP58140423A JPH07114685B2 (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 下水処理装置 |
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