JPS6030537A - プレスナットの取付方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はねじ締結の為に機構部材に圧入によシ取付け
られるプレスナラ）（ＰＥＭファスナー社製、セルフク
リンチングファスナー）の取付方法の改良に関するもの
である。

このプレスナツトは、中央にめねじ部を有するステンレ
ス又は炭素鋼製のものであ択機構部材がアルミ等で材質
がやわらかく、直接めねじを立ててもねじ山のつぶれが
発生しやすい場合に用いられるもので１機構部材にはキ
リ穴を加工するのみであり、キリ穴にこのプレスナツト
を当てがった状態で工具により圧入するだけで容易に取
付けが完了するようになっており。

その取付けの容易さと、最近のシャーシがほとんどアル
ミ材が用いられることが多いことによシ特に電子機器筐
体にはひんばんに使用されているものである。

まず、従来のプレスナツトの取付方法について第１図〜
第４図を用いて説明する。

第１図、第２図は従来の方法におけるシ＋−シとそのシ
ャーシ厚さに適合するシャンク長を有するプレスナツト
を組み合わせて取付ける場合を示す図であシ、第１図は
圧入前を示し、第２図は圧入後を示す図である。また、
第３図。

第４図は従来の方法におけるシャーシとそのシャーシ厚
さに適合しないシャンク長を有するプレスナツトを組み
合わせて取付ける場合を示す図であシ、同様に第３図は
圧入前を示し、第４図は圧入後を示す図である。

図において＋１）はプレスナラ）、（２１はプレスナツ
トのローレフト部分、（３）はプレスナツトのふところ
部分、（４）はプレスナツトのふところ先端部分であシ
、圧入寸前には第１図に示すように上記ふところ先端部
分（４）に係合する圧入用穴（５）を有するシャーシ（
６）に対して上記プレスナツト＋１）が当てかわれてい
る。そして圧入工具（７）によシ軸方向に圧縮力を加え
ると、第２図に示すように上記ローレット部分（２）は
上記シャーシ（６）内に入り込み、そのローレットの効
果忙よシ上記プレスナプト（１）の回転方向の回り止め
として作用し、父上記ふところ部分（３）には上記シャ
ーシ（６）の肉が押し込まれることにより、上記プレス
ナツト（１）の軸方向の抜は防止として作用するように
なっている。

又、上記シャーシｊ６）の板厚が例えば厚くなった場合
は、以下に述べる理由により上記プレスナツト＋１）を
厚くなった上記シャーシ（６）に適合するシャンク長を
有するものに変えて取付けを行なつている。例えば、上
記シャーシ（６）の厚さとその厚さに適合しないシャン
ク長（例えばシャンク長が短かい場合）を有する上記プ
レスナツト（１）を組み合わせた場合、圧入前は第３図
に示すような状態であり、圧入を行なった場合第４図に
示すように上記プレスナツト（１）の下端面と上記圧入
治具（７）の上面との間に存在するスキマの為、圧入力
により上記圧入用穴（５）の内面がそのスキマの部分で
内側へふくれる状態となり。

上記ふところ部分（３）への上記シャーシ（６）の肉の
押し込まれ具合が不完全と−なシ、その結果上記プレス
ナツト（１）の軸方向の抜は防止の効果が減じられた状
態となる。この状態において、プラスドライバーのよう
に使用時軸方向忙力を加えながら使用するような工具忙
よシねじ締結を繰り返すと、上記プレスナンド（！）が
上記シャーシ（６）より脱落することが多重。よって上
記シャーシ（６）の厚さが変わる場合、上記プレスナツ
ト（１）の種類も変えて取付けを実施している。

しかし１以上のような従来のプレスナツトの取付方法に
おいては１次に述べる欠点を有していた。

オす、上記シャーシ（６）の厚さが例えば１０゜２眉、
３ｇｌと３種類ある場合、上記プレスナツト（すもその
シャンク長が異なる３種類のものが存在することになり
、この時上記プレスナツト＋１１はそのシャンク長が異
なる為にその全長が３間、３．４　Ｈｚ、４．２　ｍと
変化する以外はすべて同じ外観及び寸法である為１作業
者がその種類を容易に判別することが難かしく９作業能
率を下げたシ、誤作業の発生する要因ともなっておシ強
く改善が望まれていた。

また、上記プレスナツト（１）が３種類存在することに
より、設計者は図面作成時使い分けが必要となシ、購入
手配においては多種少量となり面倒であシ１部品種類の
削減統一という点からも非常に不経済であった。

この発明は、前記した従来の欠点を改善する目的でなさ
れたものであり、以下第５図、第６図に示す実施例によ
り詳述する。第５図は圧入前を示し、第６図は圧入後を
示す図である。

図において、（１）〜（７）は上記従来のプレスナツト
の取付方法と全く同一のものであ、り、　＋８１は工具
鋼等の耐摩耗性にすぐれ硬い材料にて製作された段付円
筒形状を成すアダプタである。上記アダプタ（８）のそ
の小円筒部分は上記圧入用穴（５）忙かん合する径と上
記プレスナツト（１）のシャンク長と上記シャーシ（６
）の厚さの不適合量を補正する長さを有しており、第５
図に示すように上記プレスナツト（１）の反対面より上
記圧入用穴（５）にがん合させである。

この発明は上記のように構成されており、上記圧入工具
（７）によシ圧入を行なった場合、上記アダプタ（８）
の小円筒部分が上記圧入用穴（５）の内面の内側へのふ
くれを防止することになり、上記ふところ部分（３）へ
の上記シャーシ（６）の肉の押し込まれ具合が完全とな
り、その結果上記プレスナツト（１）の軸方向への抜は
防止効果がシャーシ厚さに適合したシャンク長を有する
上記プレスナツト（１）を使用した場合と変わらないも
のとなる。

以上説明したようなこの発明によれば、上記シャーシ（
６）の厚さが変わっても、上記プレスナラ）　（１）は
ｒ種類である為作業者は迷うことなく作業できるようＫ
な）２作業能率が上がυ、誤作業の発生は防止できるよ
うになる。

また、設計者も使い分けが不要となること。

購入手配におりても一種多量となること等９部品の種類
削減ＫＪ：、り経済的となる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は、従来のプレスナツトの取付方法にお
ける。シャーシとそのシャーシ厚さに適合するシャンク
長を有するプレスナツトを組み合わせて取付ける場合を
示す図、第３図。 第４図は同じ〈従来の方法におけるシャーシとそのシャ
ーシ厚さに適合しないシャンク長を有するプレスナツト
を組み合わせて取付ける場合を示す図、第５図、第６図
は、この発明によるプレスナツト・の取付方法を示す図
であり、（１）はプレスナラ）、（２１はローレフト部
分、（３）はふところ部分、（４）はふところ先端部分
、（５）は圧入用穴、（６）はシャーシ、（７）は圧入
工具、（８）はアダプタである。 尚２図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して示
しである。 代理人　大岩増雄

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 中央忙めねじ部を有し、取付シャーシに圧入して固着す
   るプレスナツトを、上記プレスナツトのシャンク長に適
   合しない厚さを有するシャーシと組み合わせて上記シャ
   ーシに取付ける場合忙、上記シャーシに設けた上記プレ
   スナツトの圧入用穴の上記プレスナツト圧入側と反対面
   に対し２段付円筒形状を成し、その小円筒部分は上記シ
   ャーシの圧入用穴にかん合する径と９、上記プレスナツ
   トのシャンク長と上記シャーシ厚さの不適合量を補正す
   る長さを有するアダプタをがん合させ、上記プレスナツ
   トの圧入時。 上記圧入用穴の内側へのふくらみを防止し、上記プレス
   ナツトの軸方向への抜は防止効果を確保したことを特徴
   とするプレスナツトの取付方法０