JPS6030471Y2 - 燃料噴射式エンジンの吸気装置 - Google Patents
燃料噴射式エンジンの吸気装置Info
- Publication number
- JPS6030471Y2 JPS6030471Y2 JP15169880U JP15169880U JPS6030471Y2 JP S6030471 Y2 JPS6030471 Y2 JP S6030471Y2 JP 15169880 U JP15169880 U JP 15169880U JP 15169880 U JP15169880 U JP 15169880U JP S6030471 Y2 JPS6030471 Y2 JP S6030471Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel injection
- intake
- throttle valve
- control valve
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、燃料噴射式エンジンの吸気装置、殊に吸気絞
り弁より上流側の吸気通路に燃料噴射ノズルが配置され
た燃料噴射式エンジンの吸気装置に関する。
り弁より上流側の吸気通路に燃料噴射ノズルが配置され
た燃料噴射式エンジンの吸気装置に関する。
本考案は、このような形式の燃料噴射式エンジン（例え
ば特開昭５４−１０８１２９−！！−公報参照）におい
て、噴射された燃料の各気筒に対する分配が悪くかつ燃
料室に至る距離が長いため吸気通路壁面に燃料が耐着し
易い欠点があり、空気との混合を改善する必要がある点
に着目している。
ば特開昭５４−１０８１２９−！！−公報参照）におい
て、噴射された燃料の各気筒に対する分配が悪くかつ燃
料室に至る距離が長いため吸気通路壁面に燃料が耐着し
易い欠点があり、空気との混合を改善する必要がある点
に着目している。
とりわけ霧化状態が悪い無負荷運転等絞り弁開度の小さ
い低負荷運転領域での燃料霧化特性を改善することを目
的とするものである。
い低負荷運転領域での燃料霧化特性を改善することを目
的とするものである。
すなわち、本考案による吸気装置は、燃料噴射装置ノズ
ルの上流側において吸気通路に設けた制御弁を有し、こ
の制御弁は、絞り弁に連動して該絞り弁の開度の減少に
伴ない開度が減少するように構成され、さらに一端が制
御弁上流に開口し他端が燃料噴射ノズルの周りに開口す
る空気通路が形成されて、吸気絞り弁の開度が小さい低
負荷運転時には、制御弁の開度も低くなり、吸気の大部
分がこの空気通路に通され、その空気流により、燃料噴
射ノズルからの燃料の霧化が促進されるようにしたこと
を特徴とする。
ルの上流側において吸気通路に設けた制御弁を有し、こ
の制御弁は、絞り弁に連動して該絞り弁の開度の減少に
伴ない開度が減少するように構成され、さらに一端が制
御弁上流に開口し他端が燃料噴射ノズルの周りに開口す
る空気通路が形成されて、吸気絞り弁の開度が小さい低
負荷運転時には、制御弁の開度も低くなり、吸気の大部
分がこの空気通路に通され、その空気流により、燃料噴
射ノズルからの燃料の霧化が促進されるようにしたこと
を特徴とする。
制御弁を絞り弁に連動させる手段としては、両方の弁を
リンク機構により連結させるか、或いは、制御弁を絞り
弁下流の吸気負圧に応動して作動させる負圧アクチュエ
ータを設ければよい。
リンク機構により連結させるか、或いは、制御弁を絞り
弁下流の吸気負圧に応動して作動させる負圧アクチュエ
ータを設ければよい。
以下、本考案の実施例を図について説明すると、まず第
１図において、エンジン（図示せず）に通じる吸気マニ
ホルド１には燃料噴射ハウジング２が取付けられ、該ハ
ウジング２には吸気管３取付けられている。
１図において、エンジン（図示せず）に通じる吸気マニ
ホルド１には燃料噴射ハウジング２が取付けられ、該ハ
ウジング２には吸気管３取付けられている。
吸気管３からハウジング２、および吸気マニホルド、１
を通して吸気通路４が形成され、この吸気通路４は、ハ
ウジング２内において拡張されて燃料噴射室４ａを形成
している。
を通して吸気通路４が形成され、この吸気通路４は、ハ
ウジング２内において拡張されて燃料噴射室４ａを形成
している。
燃料噴射室４ａの出口側、すなわち吸気マニホルド１に
隣接する側には、吸気絞り弁５が配置され、燃料噴射室
４ａには該室に燃料噴射を行なうための燃料噴射ノズル
６が設けられている。
隣接する側には、吸気絞り弁５が配置され、燃料噴射室
４ａには該室に燃料噴射を行なうための燃料噴射ノズル
６が設けられている。
吸気通路４には、ノズル６より上流側に制御弁７が配置
され、この制御弁７は、リンク８により絞り弁５に連結
されて、絞り弁５の開度が減少したとき制御弁７の開度
も減少するように構成されている。
され、この制御弁７は、リンク８により絞り弁５に連結
されて、絞り弁５の開度が減少したとき制御弁７の開度
も減少するように構成されている。
ハウジング２には、一端が制御弁７より上流において吸
気通路４には開口する空気通路９が形成されており、該
空気通路９の他端は、燃料噴射ノズル６のまわりの空気
室１０に通じている。
気通路４には開口する空気通路９が形成されており、該
空気通路９の他端は、燃料噴射ノズル６のまわりの空気
室１０に通じている。
第２図に示すように、空気室１０には、リング状に仕切
壁１１が形成され、該仕切壁の適当な個処にスリット１
２が形成されて空気がこのスリット１２から均等にノズ
ル６のまわりに流れ込むようになっている。
壁１１が形成され、該仕切壁の適当な個処にスリット１
２が形成されて空気がこのスリット１２から均等にノズ
ル６のまわりに流れ込むようになっている。
空気室１０は、ノズル６の噴口付近に形成された開口１
０ａを有する。
０ａを有する。
以上の構成において、絞り弁５が開いている中・高負荷
運転領域においては、吸気のほとんどは制御弁７を通っ
て燃料噴射室４ａに入り、さらに絞り弁５を通り、吸気
マニホルド１からエンジン燃焼室に導かれる。
運転領域においては、吸気のほとんどは制御弁７を通っ
て燃料噴射室４ａに入り、さらに絞り弁５を通り、吸気
マニホルド１からエンジン燃焼室に導かれる。
燃料は、ノズル６により燃料噴射４ａに噴射され、吸気
の流れに乗って燃焼室に送られる。
の流れに乗って燃焼室に送られる。
低負荷運転のため絞り弁５が閉じられると、制御弁７も
これに連動して閉じ、吸気の大部分は空気通路９に通さ
れ、高速の空気流を発生するようになる。
これに連動して閉じ、吸気の大部分は空気通路９に通さ
れ、高速の空気流を発生するようになる。
この空気は、仕切壁１１のスリット１２を通ってノズル
６の″まわりに噴出し、次いで開口１０ａから高速の噴
流となって燃料噴射室４ａに噴出する。
６の″まわりに噴出し、次いで開口１０ａから高速の噴
流となって燃料噴射室４ａに噴出する。
燃料は、ノズル６からこの空気噴流中に噴射されて霧化
される。
される。
したがつて、エンジンの低負荷運転中にも、燃料の十分
な霧化をはかることができる。
な霧化をはかることができる。
第３図は本考案の他の実施例を示すもので、本例におい
ては、制御弁１７はその下端がハウジング２には枢支さ
れた構成で、上端は、その閉位置において、空気通路９
の上流開口端の下流側の縁に沿うようになっている。
ては、制御弁１７はその下端がハウジング２には枢支さ
れた構成で、上端は、その閉位置において、空気通路９
の上流開口端の下流側の縁に沿うようになっている。
したがって、制御弁７は、その閉位置で、吸気通路４内
の吸気流を、吸気通路９に向けて案内するように働らく
。
の吸気流を、吸気通路９に向けて案内するように働らく
。
制御弁１７は、絞り弁５より下流側の吸気負圧に応動す
る負圧アクチュエータ１８により駆動され、絞り弁５が
閉じて吸気負圧が増大したとき、制御弁１７が閉じられ
るように構成されている。
る負圧アクチュエータ１８により駆動され、絞り弁５が
閉じて吸気負圧が増大したとき、制御弁１７が閉じられ
るように構成されている。
この実施例の構成による作用は、前例におけるものとほ
ぼ同様である。
ぼ同様である。
第１図は本考案の一実施例を示す吸気装置の断面図、第
２図は第１図の■−■線断面図、第３図は他の実施例を
示す第１図と同様な断面図である。 １・・・・・・吸気マニホルド、４・・・・・・吸気通
路、４ａ・・・・・・燃料噴射室、５・・・・・・絞り
弁、６・・・・・・燃料噴射ノズル、７・・・・・・制
御弁、９・・・・・・空気通路。
２図は第１図の■−■線断面図、第３図は他の実施例を
示す第１図と同様な断面図である。 １・・・・・・吸気マニホルド、４・・・・・・吸気通
路、４ａ・・・・・・燃料噴射室、５・・・・・・絞り
弁、６・・・・・・燃料噴射ノズル、７・・・・・・制
御弁、９・・・・・・空気通路。
Claims (1)
- 吸気絞り弁より上流側の吸気通路に燃料噴射ノズルを配
置した燃料噴射式エンジンの吸気装置において、前記吸
気通路には、前記燃料噴射ノズルの上流側に前記絞り弁
に連動して該絞り弁の開度の減少に伴ない開度が減少す
る制御弁が設けられ、一端が前記制御弁上流に開口し他
端が前記燃料噴射ノズルの周りに開口する空気通路が形
成されたことを特徴とする燃料噴射エンジンの吸気装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15169880U JPS6030471Y2 (ja) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | 燃料噴射式エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15169880U JPS6030471Y2 (ja) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | 燃料噴射式エンジンの吸気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5775169U JPS5775169U (ja) | 1982-05-10 |
| JPS6030471Y2 true JPS6030471Y2 (ja) | 1985-09-12 |
Family
ID=29511017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15169880U Expired JPS6030471Y2 (ja) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | 燃料噴射式エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030471Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-24 JP JP15169880U patent/JPS6030471Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5775169U (ja) | 1982-05-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3713630A (en) | Multicylinder carburetor | |
| US4308837A (en) | Intake system of an internal combustion engine | |
| JPH048610B2 (ja) | ||
| JPS6035533B2 (ja) | エンジンの吸気装置 | |
| US4470391A (en) | Air-fuel mixture intake construction for internal combustion engines | |
| US4303046A (en) | Intake system of a multi-cylinder internal combustion engine | |
| JPS5627058A (en) | Exhaust gas recycling controller in internal combustion engine | |
| JPS6030471Y2 (ja) | 燃料噴射式エンジンの吸気装置 | |
| US4487185A (en) | Air-fuel mixture intake apparatus for internal combustion engines | |
| US4434111A (en) | Variable venturi-type carburetor | |
| JPH0415944Y2 (ja) | ||
| JPS6113109B2 (ja) | ||
| JPH041670U (ja) | ||
| JPH0430378Y2 (ja) | ||
| JPH0323727B2 (ja) | ||
| JPH0141886Y2 (ja) | ||
| JPH0442528Y2 (ja) | ||
| JPS628627B2 (ja) | ||
| JPH0118839Y2 (ja) | ||
| JP2530953Y2 (ja) | ディーゼルエンジンの排気還流装置 | |
| JPS6245068Y2 (ja) | ||
| JPS606602Y2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
| JPS58119966A (ja) | 内燃機関の燃料供給装置 | |
| JP2906895B2 (ja) | 内燃機関の燃料供給装置 | |
| JPS602494B2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 |