JPS6030316Y2 - リフトシリンダ用急落下防止装置 - Google Patents

リフトシリンダ用急落下防止装置

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JPS6030316Y2
JPS6030316Y2 JP17385777U JP17385777U JPS6030316Y2 JP S6030316 Y2 JPS6030316 Y2 JP S6030316Y2 JP 17385777 U JP17385777 U JP 17385777U JP 17385777 U JP17385777 U JP 17385777U JP S6030316 Y2 JPS6030316 Y2 JP S6030316Y2
Authority
JP
Japan
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piston
passage
cylinder
inlet pipe
spool
Prior art date
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Expired
Application number
JP17385777U
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English (en)
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JPS5497974U (ja
Inventor
久俊 楢崎
Original Assignee
ティー・シー・エム株式会社
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Publication date
Application filed by ティー・シー・エム株式会社 filed Critical ティー・シー・エム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、リフトシリンダの入口管の破損時にピストン
の急落下を防止するための装置に関するものである。
以下、本考案をフルフリ−付三段枠フォークリフトトラ
ックに採用した実施例を第1図ないし第6図に基いて説
明すると、1はフォークリフトトラックの車体(図示せ
ず)の前端に取付けられた固定枠であり、この固定枠に
対して第一昇降枠2、第二昇降枠3が順次昇降可能に設
けられている。
また4は底部で固定枠1に支持されピストン5を内蔵す
る第一リフトシリンダであり、6は底部で第二昇降枠3
に支持されピストン7を内蔵する第二リフトシリンダで
ある。
第二昇降枠3の下端と固定枠1の上端は第一昇降枠2の
上端に枢着されたプリー8を経てチェーン9により連結
され、フォーク10と第二昇降枠3は第二リフトシリン
ダのピストンロッド7aの上端に枢着されたプリー11
を経てチェーン12により連結されている。
そしてポンプPからの圧力流体(圧油)は、切替弁13
、主管14、主管に含まれる主管用逆止弁付フローレギ
ュレータ15、入口管16を経て第一リフトシリンダ4
へ、また第一昇降枠2に取付けられたホースプリー17
を介して導設された入口管18及び第二リフトシリンダ
の逆止弁付フローレギュレータ19を経て第二リフトシ
リンダ6に供給される。
そして本考案の急落下防止装置りは、前記ピストン5を
内蔵する第一リフトシリンダ4の下端部に取付けられた
本体20と、該本体の入口管16からの圧力流体をシリ
ンダ4に分流するため前記本体20に穿設された二本の
通路A、 Bと、該両通路A、 Bの遮断状態でピスト
ンを極めて緩く下降させるため前記本体20に穿設され
た小径絞り孔Cと、一方の通路Bにそのシリンダ4方尚
の流れのみ通すために設けられた逆止弁21と、他方の
通路Aに形成されたガイド22に昇降可能に係合し入口
管16側に通ずるポート23を介して通路Aを開閉する
ように設けられたスプール24と、該スプールを通路A
開通方向に付勢するために設けられたばね25とを具え
、前記スプール24とピストン5とは、該ピストンが下
降端より少し手前でスプール24に衝突して通路Aを遮
断するように関係付けられ、前記ばね25は、入口管1
6破損時にシリンダ4内の圧力によりピストン5が降下
して通路Aを自動的に遮断できる強さに設定されている
ものである。
また第一リフトシリンダ4の圧力が第二リフトシリンダ
6の圧力より大きくなるようにそれらのシリンダの内径
が設定され、さらに第一リフトシリンダ用意落下防止装
置り及び第ニジリンダ用逆止弁付フローレギュレータ1
9の絞り流路抵抗は主管用逆止弁付フローレギュレータ
15の流路抵抗よりも小さくなるように設定されている
従って第一シリンダ4から作動流体が排出されている間
は、第一シリンダ4内の圧力は入口管16゜18内の圧
力に等しく、第ニジリンダ6内の圧力は入口管16.1
8内の圧力より低く保たれ、第二リフトシリンダ6内の
作動流体は入口管18に排出されないで、フォーク10
と第二昇降枠3とは一体となって下降するように構成さ
れている。
すなわち第一シリンダ4、第ニジリンダ6の順に下降す
る。
なお、本実施例では第一シリンダ4に本考案の急落下防
止装置りを取付けたが、第ニジリンダ6にも逆止弁付フ
ローレギュレータ19の代りに本考案による装置を取付
けてもよい。
次に作用を説明する。
管14,16.18を経て第一、第二リフトシリンダ4
,6に作動流体を供給すると、シリンダ径の大きい第二
リフトシリンダのピストン7が先ず上昇してフォーク1
0は第二昇降枠3に対してピストン7の上昇速度の二倍
の速度で上昇し、第ニジリンダのピストン7が行程端に
達すると行動流体の圧力は急上昇して第一リフトシリン
ダのピストン5は第一昇降枠2と共に上昇し、フォーク
10と第二昇降枠3は一体となって固定枠1に対して第
一シリンダのピストン5の上昇速度の二倍の速度で上昇
して最揚高に達する。
この最揚高から切替弁13を切替えて主管14をタンク
Tに連通させると、先ず圧力の高い第一リフトシリンダ
4内の作動流体は下記のような過程で主管用逆止弁付フ
ローレギュレータ15、入口管16、主管14を経て流
出し、つぎに圧力の低い第二リフトシリンダ6内の作動
流体が第ニジリンダ用逆止弁付フローレギュレータ19
を経て流出する。
以下に第一リフトシリンダ4における急落下防止装置り
のスプール24、絞り通路Cの作用を第2図ないし第6
図により詳細説明する。
入口管16から圧力流体を供給すると、第2図に示す如
くスプール24は上昇しポート23を介して通路Aを開
通し、逆止弁21も通路Bを開通して圧力流体でピスト
ン5を上昇させる。
ピストン5の下降時には、逆止弁21は通路Bを遮断し
、ばね25はシリンダ内圧力と入口管16内圧力との差
圧に抗してスプール24を押上げ、第3図に示す如く通
路Aを開通して作動流体を流出させ、さらにピストン5
が下降してその下降端の手前に達すると第4図に示す如
くピストン5はスプール24に衝突してこれを押下げポ
ート23を介して通路Aを遮断し、シリンダ4からの作
動流体を絞り通路Cから流出させて流体圧緩衝状態を生
ぜしめ、ピストン5を極めて緩やかに下降させると共に
第5図に示す如くピストン5が完全に下降してシリンダ
4内ルに当接した場合に衝撃音が生じないようにする。
また入口管16.18が破損した時には第6図に示す如
くシリンダ4内の圧力でスプール24を押下げ通路Aを
遮断し、絞り通路Cの流路抵抗によりピストン5の急落
下を防止する。
以上の説明から明らかな通り、本考案はリフトシリンダ
の下端に設けられ、入口管からの圧力流体をシリンダに
分流するために設けられた二本の通路A、 Bと、その
二本の通路の遮断状態でピストンを極めて緩く下降させ
るために設けられた小径絞り通路Cと、通路Bに設けら
れた逆止弁21と、通路Aに形成されたガイド22に昇
降可能に係合し入口管16側に通ずるポート23を介し
て通路Aを開閉するように設けられたスプール24と、
該スプールを通路A開通方向に付勢するために設けられ
たばね25とを具え、前記スプール24とピストン5と
は、該ピストンが下降端より少し手前でスプール24に
衝突して通路Aを遮断するように関係付けられ、前記ば
ね25は、入口管16破損時にシリンダ4内の圧力によ
りピストン5が降下して通路Aを自動的に遮断できる強
さに設定されているものである。
従って本考案によると、ピストンを極めて緩く下降させ
ることができ、またピストンの下降端の手前では流体圧
緩衝を生ぜしめてピストンがシリンダテイルに当接する
ときに衝撃音の生ずるのを阻止味さらにシリンダの入口
管が破損した場合にピストンの急落下を防止できると云
った優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は本考案を
採用したフォークリフトトラックの荷役作動装置の略式
側面図、第2図ないし第6図は要部作動状態縦断側面図
で、第2図はピストン上昇時、第3図はピストン下降時
、第4図はピストン下降端付近、第5図ピストン下降端
、第6図は入口管破損時を示す。 4:リフトシリンダ、5;ピストン、10:フォーク、
15,19:逆止弁付フローレギュレータ、16:入口
管、20:本体、21:逆止弁、22ニガイド、23:
ポート、24ニスプール、25:ばね、A、B:通路、
C:絞り通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降ピストン5を内蔵するリフトシリンダ4の下端部に
    取付けられた本体20と、該本体の入口管16からの圧
    力流体をシリンダ4に分流するため前記本体20に穿設
    された二本の通路A、 Bと、該両通路A、 Bの遮断
    状態でピストンを極めて緩く下降させるため前記本体2
    0に穿設された小径絞り孔Cと、一方の通路Bにそのシ
    リンダ4方向の流れのみ通すために設けられた逆止弁2
    1と、他方の通路Aに形成されたガイド22に昇降可能
    に係合し入口管16側に通ずるポート23を介して通路
    Aを開閉するように設けられたスプール24と、該スプ
    ールを通路A開通方向に付勢するために設けられたばね
    25とを具え、前記スプール24とピストン5とは、該
    ピストンが下降端より少し手前でスプール24に衝突し
    て通路Aを遮断するように関係付けられ、前記ばね25
    は、入口管16破損時にシリンダ4内の圧力によりピス
    トン5が降下して通路Aを自動的に遮断できる強さに設
    定されていることを特徴とするリフトシリンダ用意落下
    防止装置。
JP17385777U 1977-12-22 1977-12-22 リフトシリンダ用急落下防止装置 Expired JPS6030316Y2 (ja)

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JP17385777U JPS6030316Y2 (ja) 1977-12-22 1977-12-22 リフトシリンダ用急落下防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5497974U JPS5497974U (ja) 1979-07-11
JPS6030316Y2 true JPS6030316Y2 (ja) 1985-09-11

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ID=29179923

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JP17385777U Expired JPS6030316Y2 (ja) 1977-12-22 1977-12-22 リフトシリンダ用急落下防止装置

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JPS6330799Y2 (ja) * 1979-07-16 1988-08-17
JPS6315280Y2 (ja) * 1979-12-19 1988-04-28
JPS5899296U (ja) * 1981-12-25 1983-07-06 カヤバ工業株式会社 フオ−クリフトの油圧制御装置
JP5267888B2 (ja) * 2010-07-27 2013-08-21 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 リフトシリンダ及びそれを備えたフォークリフト
JP6298294B2 (ja) * 2013-12-12 2018-03-20 株式会社コスメック シリンダ装置

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JPS5497974U (ja) 1979-07-11

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