JPS627679Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS627679Y2 JPS627679Y2 JP1980136546U JP13654680U JPS627679Y2 JP S627679 Y2 JPS627679 Y2 JP S627679Y2 JP 1980136546 U JP1980136546 U JP 1980136546U JP 13654680 U JP13654680 U JP 13654680U JP S627679 Y2 JPS627679 Y2 JP S627679Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cargo handling
- check valve
- handling cylinder
- operating lever
- hydraulic circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフオークリフトカーのリフトシリンダ
ー等産業用車輛の荷役シリンダーの油圧回路に関
するものである。
ー等産業用車輛の荷役シリンダーの油圧回路に関
するものである。
第１図に示す如くフオークリフトカーにおける
リフトシリンダーの作用をする荷役用シリンダー
２０への油圧回路は、通常、油圧ポンプ１１から
適宜にリフトシリンダー用コントロールバルブ２
５を経てリフトシリンダー２０の後部シリンダー
ルーム２１へ油を送るものである。
リフトシリンダーの作用をする荷役用シリンダー
２０への油圧回路は、通常、油圧ポンプ１１から
適宜にリフトシリンダー用コントロールバルブ２
５を経てリフトシリンダー２０の後部シリンダー
ルーム２１へ油を送るものである。
従つてフオーク１５を上昇させる場合には操作
レバー２６によりコントロールバルブ２５を制御
しポンプ１１から後部シリンダールーム２１へ送
油すれば、ピストン２２が押し上げられ、ピスト
ンロツド２３先端の滑車１６を介したワイヤー又
はチエーン１７によりフオーク１５が上昇する。
逆にフオーク１５を降下させる場合はコントロー
ルバルブ２５を制御し、後部シリンダールーム２
１を油槽１２に接続すれば後部シリンダールーム
２１の圧油は油槽１２に流れ、フオーク１５の自
重等によりフオーク１５が降下する。
レバー２６によりコントロールバルブ２５を制御
しポンプ１１から後部シリンダールーム２１へ送
油すれば、ピストン２２が押し上げられ、ピスト
ンロツド２３先端の滑車１６を介したワイヤー又
はチエーン１７によりフオーク１５が上昇する。
逆にフオーク１５を降下させる場合はコントロー
ルバルブ２５を制御し、後部シリンダールーム２
１を油槽１２に接続すれば後部シリンダールーム
２１の圧油は油槽１２に流れ、フオーク１５の自
重等によりフオーク１５が降下する。
ところで上記の如き従来の油圧回路においては
リフトシリンダー２０とコントロールバルブ２５
とを結ぶ油圧配管２７が損傷した場合に、後部シ
リンダールーム２１の圧油が損傷口から漏れフオ
ーク１５及び荷物が急落する危険があつた。
リフトシリンダー２０とコントロールバルブ２５
とを結ぶ油圧配管２７が損傷した場合に、後部シ
リンダールーム２１の圧油が損傷口から漏れフオ
ーク１５及び荷物が急落する危険があつた。
本考案はこの様な危険を除去した油圧回路であ
ること以下の通り。
ること以下の通り。
本考案に係る荷役シリンダー用油圧回路は第２
図に示す如く、コントロールバルブ２５の操作レ
バー２６と連動する逆止弁３０を荷役用シリンダ
ー２０直近に設ける。
図に示す如く、コントロールバルブ２５の操作レ
バー２６と連動する逆止弁３０を荷役用シリンダ
ー２０直近に設ける。
本考案に使用する逆止弁３０は第３図に示す如
く上方に流入口３１を有し、流路３２は逆止弁３
０の略中央で左方水平方向に向きを変え、逆止弁
室３４を経て流出口３３に至る。逆止弁室３４は
右方を円錐状とし、球状弁体３５をスプリング３
６により円錐形状部分に圧接している。更に逆止
弁３０は右方に摺動自在のロツド３７を有し、該
ロツド３７により弁体３５をスプリング３６に抗
して左方に移動させることができる構造とする。
く上方に流入口３１を有し、流路３２は逆止弁３
０の略中央で左方水平方向に向きを変え、逆止弁
室３４を経て流出口３３に至る。逆止弁室３４は
右方を円錐状とし、球状弁体３５をスプリング３
６により円錐形状部分に圧接している。更に逆止
弁３０は右方に摺動自在のロツド３７を有し、該
ロツド３７により弁体３５をスプリング３６に抗
して左方に移動させることができる構造とする。
上記の如き逆止弁３０を荷役用シリンダー２０
の直近に設け、流出口３３を後部シリンダールー
ム２１に接続し、流入口３１をコントロールバル
ブ２５に油圧配管２７をもつて接続する。更に逆
止弁３０に設けたロツド３７後端には梃子及び又
はリンク機構４１を介してワイヤー４２を設け
る。該ワイヤー４２は操作レバー２６に接続さ
れ、フオーク等を降下させる方向にレバー２６を
移動させたとき、直ちにワイヤー４２が引張られ
ロツド３７を逆止弁３０内に挿入しロツド３７が
弁体３５をスプリング３６に抗して押し込む構造
とする。
の直近に設け、流出口３３を後部シリンダールー
ム２１に接続し、流入口３１をコントロールバル
ブ２５に油圧配管２７をもつて接続する。更に逆
止弁３０に設けたロツド３７後端には梃子及び又
はリンク機構４１を介してワイヤー４２を設け
る。該ワイヤー４２は操作レバー２６に接続さ
れ、フオーク等を降下させる方向にレバー２６を
移動させたとき、直ちにワイヤー４２が引張られ
ロツド３７を逆止弁３０内に挿入しロツド３７が
弁体３５をスプリング３６に抗して押し込む構造
とする。
従つて、フオーク１５を降下させる様に操作レ
バー２６を操作して送油をコントロールする場合
には、ワイヤー４２等により逆止弁３０は開状態
とされて逆止弁としての機能を生ずることなく、
荷役用シリンダー２０は操作レバーに応じて作動
する。尚、フオーク１５を上昇させる場合は、圧
油の流れが順方向である故、送油により逆止弁３
０が開状態とされることになる。そしてコントロ
ールバルブ２５と荷役用シリンダー２０との配管
２７が何らかの原因により破損した場合に本考案
に係る逆止弁３０は逆止弁としての機能を発揮
し、配管２７の破損にもかかわらず不用意にフオ
ーク荷物等が急に降下する虞れを防止する。すな
わち、操作レバー２６が操作されていない故、ロ
ツド３７は右方に引き下つた状態であり、弁体３
５はスプリング３６により逆止弁室３４内にて右
方に押圧されて流路３２を塞ぎ、配管２７の破損
により逆止弁３０の流入口３１における油圧が低
下しても後部シリンダールーム２１の圧油が流出
することが防止される。
バー２６を操作して送油をコントロールする場合
には、ワイヤー４２等により逆止弁３０は開状態
とされて逆止弁としての機能を生ずることなく、
荷役用シリンダー２０は操作レバーに応じて作動
する。尚、フオーク１５を上昇させる場合は、圧
油の流れが順方向である故、送油により逆止弁３
０が開状態とされることになる。そしてコントロ
ールバルブ２５と荷役用シリンダー２０との配管
２７が何らかの原因により破損した場合に本考案
に係る逆止弁３０は逆止弁としての機能を発揮
し、配管２７の破損にもかかわらず不用意にフオ
ーク荷物等が急に降下する虞れを防止する。すな
わち、操作レバー２６が操作されていない故、ロ
ツド３７は右方に引き下つた状態であり、弁体３
５はスプリング３６により逆止弁室３４内にて右
方に押圧されて流路３２を塞ぎ、配管２７の破損
により逆止弁３０の流入口３１における油圧が低
下しても後部シリンダールーム２１の圧油が流出
することが防止される。
そして逆止弁３０を荷役用シリンダー２０の直
近に設けた故逆止弁３０と荷役用シリンダー２０
との間においての不慮の破損を生ずる虞れはほと
んど無く、不用意に荷役用シリンダーの油圧の急
降下が防止されることになる。
近に設けた故逆止弁３０と荷役用シリンダー２０
との間においての不慮の破損を生ずる虞れはほと
んど無く、不用意に荷役用シリンダーの油圧の急
降下が防止されることになる。
尚、操作レバー２６と逆止弁３０との連結はワ
イヤーに限ることなく、操作レバー位置にリミツ
トスイツチ４４を設け、ソレノイド４３により逆
止弁３０に設けたロツド３７をスプリング３６に
抗して挿入させる場合もある。（第４図参照）。又
本考案に用いる逆止弁３０をその流出口３３を垂
直方向上向にて使用する場合には弁体３５の自重
により流路３２を塞ぎ逆止弁として作用する故、
スプリング３６を省略することができる（第５図
参照）。
イヤーに限ることなく、操作レバー位置にリミツ
トスイツチ４４を設け、ソレノイド４３により逆
止弁３０に設けたロツド３７をスプリング３６に
抗して挿入させる場合もある。（第４図参照）。又
本考案に用いる逆止弁３０をその流出口３３を垂
直方向上向にて使用する場合には弁体３５の自重
により流路３２を塞ぎ逆止弁として作用する故、
スプリング３６を省略することができる（第５図
参照）。
本考案は上述の如く操作レバー２６と連動さ
せ、操作レバー２６を操作したときは開状態とな
る逆止弁３０を荷役用シリンダー２０直近に設
け、該逆止弁３０を荷役用シリンダー２０の後部
シリンダールーム２１とコントロールバルブ２５
とを接続したことを特徴とする荷役シリンダー用
油圧回路であるから、荷役用シリンダー２０の操
作レバー２６による通常作動時には逆止弁３０は
作動することなく荷役作業をすることができ、且
つ、配管の破損が生じた場合等操作レバーを操作
しない場合には不用意な荷物等の急降下を確実に
防止し得る油圧回路である。
せ、操作レバー２６を操作したときは開状態とな
る逆止弁３０を荷役用シリンダー２０直近に設
け、該逆止弁３０を荷役用シリンダー２０の後部
シリンダールーム２１とコントロールバルブ２５
とを接続したことを特徴とする荷役シリンダー用
油圧回路であるから、荷役用シリンダー２０の操
作レバー２６による通常作動時には逆止弁３０は
作動することなく荷役作業をすることができ、且
つ、配管の破損が生じた場合等操作レバーを操作
しない場合には不用意な荷物等の急降下を確実に
防止し得る油圧回路である。
第１図は従来の荷役シリンダー用油圧回路を示
す図、第２図は本考案に係る油圧回路を示す図に
して、第４図は他の実施例を示す図、第３図及び
第５図は本考案に用いる逆止弁の構造を示す図で
ある。 １１……油圧ポンプ、１２……油槽、１５……
フオーク、１６……滑車、１７……ワイヤー又は
チエーン、２０……リフトシリンダー、２１……
シリンダールーム、２２……ピストン、２３……
ピストンロツド、２５……コントロールバルブ、
２６……操作レバー、２７……油圧配管、３０…
…逆止弁、３１……流入口、３２……流路、３３
……流出口、３４……逆止弁室、３５……弁体、
３６……スプリング、３７……ロツド、４１……
梃子及びリンク機構、４２……ワイヤー、４３…
…ソレノイド、４４……リミツトスイツチ。
す図、第２図は本考案に係る油圧回路を示す図に
して、第４図は他の実施例を示す図、第３図及び
第５図は本考案に用いる逆止弁の構造を示す図で
ある。 １１……油圧ポンプ、１２……油槽、１５……
フオーク、１６……滑車、１７……ワイヤー又は
チエーン、２０……リフトシリンダー、２１……
シリンダールーム、２２……ピストン、２３……
ピストンロツド、２５……コントロールバルブ、
２６……操作レバー、２７……油圧配管、３０…
…逆止弁、３１……流入口、３２……流路、３３
……流出口、３４……逆止弁室、３５……弁体、
３６……スプリング、３７……ロツド、４１……
梃子及びリンク機構、４２……ワイヤー、４３…
…ソレノイド、４４……リミツトスイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 荷役用シリンダーの後部シリンダールーム
を、コントロールバルブを介して油圧ポンプ又
は油槽に接続し得る産業用車輛の荷役用油圧回
路において、操作レバーを操作すると直ちに連
動して開状態となる逆止弁を荷役用シリンダー
直近に設け、該逆止弁を介して荷役用シリンダ
ーの後部シリンダールームとコントロールバル
ブとを接続したことを特徴とする荷役シリンダ
ー用油圧回路。 (2) 逆止弁と操作レバーとをワイヤーにて接続
し、操作レバーをフオーク降下方向に操作する
と前記ワイヤーを引き、以て逆止弁を開状態と
することを特徴とする請求の範囲第１項に記載
の荷役シリンダー用油圧回路。 (3) 操作レバーのフオーク降下方向位置にリミツ
トスイツチを設け、該リミツトスイツチにより
作動するソレノイドを逆止弁に付設することに
より、操作レバーをフオーク降下方向に操作す
ると前記ソレノイドが作動し、以て逆止弁を開
状態とすることを特徴とする請求の範囲第１項
に記載の荷役シリンダー用油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980136546U JPS627679Y2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980136546U JPS627679Y2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5758599U JPS5758599U (ja) | 1982-04-06 |
| JPS627679Y2 true JPS627679Y2 (ja) | 1987-02-21 |
Family
ID=29496651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980136546U Expired JPS627679Y2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS627679Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6128799U (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-20 | 株式会社 をくだ屋技研 | フオ−クリフトの油圧装置 |
| JP2005327665A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Toyota Motor Corp | 気液分離システム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51115362U (ja) * | 1975-03-13 | 1976-09-18 |
-
1980
- 1980-09-24 JP JP1980136546U patent/JPS627679Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5758599U (ja) | 1982-04-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4244275A (en) | Counterbalance valve | |
| US3071926A (en) | Hydraulic lift cylinder circuit | |
| US3285282A (en) | Flow control valve for fluid motors and the like | |
| US4367673A (en) | System and method for controlling the elevation of a boom hoist device | |
| GB1464141A (en) | Valve mechanism for an elevator hydraulic system | |
| US6199379B1 (en) | Oil circuit of a jack for rising object to preset position rapidly | |
| JPS627679Y2 (ja) | ||
| US3007593A (en) | Tilting mask assemblies for fork lift trucks | |
| US4979253A (en) | Hydraulic circuit for control of lip of vertically storing dock leveler | |
| KR100850301B1 (ko) | 지게차의 유압시스템용 메인컨트롤밸브 | |
| US3439583A (en) | Flow control valve having a pressure limiting tubular valve member | |
| JPS581379Y2 (ja) | ダンプトラック等における荷台昇降速度制御装置 | |
| US3991659A (en) | Fail safe apparatus for load lifts | |
| US3133417A (en) | Accumulator charging system | |
| KR100283854B1 (ko) | 휠 돌리의 유압제어기구 | |
| JP2550365Y2 (ja) | 油圧昇降装置の油圧回路 | |
| JPH073043Y2 (ja) | シリンダの下降動作防止機能を備えた制御装置 | |
| GB2073821A (en) | A hydraulic circuit for a fork-lift truck | |
| JPS5922322Y2 (ja) | 重量物持上用単動シリンダピストン装置の駆動用弁装置 | |
| JPH0333759Y2 (ja) | ||
| JPH089441Y2 (ja) | 油圧回路 | |
| JPH0547190Y2 (ja) | ||
| KR950001729Y1 (ko) | 안전체크 밸브장치 | |
| JPH053702A (ja) | トラクタ作業機等の昇降用油圧装置 | |
| JPH0617839Y2 (ja) | フォークリフトの昇降遠隔装置 |