JPS6030102A - 抵抗塗料の製造方法 - Google Patents

抵抗塗料の製造方法

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JPS6030102A
JPS6030102A JP58136819A JP13681983A JPS6030102A JP S6030102 A JPS6030102 A JP S6030102A JP 58136819 A JP58136819 A JP 58136819A JP 13681983 A JP13681983 A JP 13681983A JP S6030102 A JPS6030102 A JP S6030102A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抵抗塗料、特に抵抗値の低い塗料の製造方法(
以下製法と略称する)に関するものである。一般に抵抗
塗料は導電パウダー、無機質絶縁パウダー及びバインダ
ーである熱硬化性又は熱可塑性レジンから成る。場合に
よっては無機質絶縁パウダーを倉まないこともある。
導電パウダーとしてはグラファイト、カーボンブラック
が多く用いられ、非常に低い抵抗の場合−は貴金属、特
にA17が用いられる。しかしA(7は価格が高価であ
るから最近ではCuを用いる研究も進められているが、
Agの代用になるものは市場には出ていないといってよ
いであろう。しかしAg塗料の場合には電気的に直流が
印加されることの多いジャンパー線印刷回路などに用い
るとき、湿度の避は難い部分に用いる場合には線間の距
離が小さいとAgマイグレーション(銀移行)の現象を
生じ易すので注意が必要となる。その他、酸化又は亜硫
酸ガスを含む雰囲気中などではAgの酸化、硫化などに
より抵抗が著しく犬になるので保障塗装を厳重にする必
要を生ずる。
この理由でカーボン系のパウダーを用いるのが特性的に
は最も艮く、かつ価格も低廉であるが欠点として低抵抗
を得ることが困難なことである。
それ故カーボンパウダーを用いた塗料が広く研究されて
いるが、体積固有抵抗(以下比抵抗ρ(Ω−cm )と
略称する)が10−2オーダ以下のものは見当らないよ
うである。バインダーのレジンのρが多くは1010Ω
−m以上の絶縁物であるからである。
次にカーボン塗料の場合、現状を要約すると次の通シで
ある。
(1)グラファイトを単独で用いる場合にはρ1.(比
抵抗ρの最小値)は10−1オーダ である。勿論グラ
ファイトは使用前500℃〜1000℃で熱処理をして
含有油脂分等の不純物を追い出す必要がある。
(2)フレーク状(鱗片状)のグラファイトと粒度の小
さいカーボンブラックでρの小さいものを混合して用い
るとρmlは10−2オーダのものが得られる。この場
合グラファイトとカーボンブラックは前記のように処理
する。なおり−ボンプラックは粒度が小であるため大気
中では酸化し易く、特に粒度の小さいものはCO又はC
O2ガスとなって蒸発するから、不活性ガス又はN2等
の還元性ガス中で処理する必要がある。又各カーボンの
粒子形状の選定も重要なことは、抵抗膜を形成した場合
その断面の形状が第1図の模形図に示すようになること
からも理解されるであろう。図において1はフレーク状
(鱗片状)グラファイト、2は無定形の微小カーボンブ
ラックである。微小カーボンは大形のフレーク状カーボ
ンの間隙を埋めるので、抵抗が低下するのである。
又使用するレジン、溶剤を加えた場合の塗料の濃度等に
よってもρの値は異なってくるが、要約するとカーボン
含有率とρとの関係は第2図の曲線A、Hのようになる
。AFiカーボン1種類(主としてグラファイト、Bは
2種類の組合せの場合を示す。
なお普通に使用されている3種類以上のカーボンを組合
せても、よく選定した2種類のカーボンを用い、慎重に
管理した工程に従って調製された塗料を用いた場合のρ
、、、より小さいものは得られないようである。従って
、従来の製法により、従来のカーボン、レジン、フィラ
ー等を用いるときはρ■は10−2オーダのものしか得
られないと考えてよいであろう。
なお従来の抵抗の製法の工程は凡そ次の通りである。
(()第1図に示すようなフレーク状グラファイト1を
5[10℃、カーボンブラック2を大気中又はそ出 の粒度が極めて小であるときはN2ガス又はN2ガス中
で800℃〜1000℃で処理し、(ロ)次に直ちに(
大気中にさらすと活性度が大きいので極めて短時間に吸
湿し、更に環境状態によってはS 、SO2、NO2な
どのガスを吸蔵するから)使用する溶剤、又は使用レジ
ンを僅かに溶かした多量の溶剤中に投入して充分に混合
する。この場合抵抗値の異なる多種類の抵抗塗料を造る
ときは別個に混合液を作っておいて、必要に応じて混合
する。
e)次に与えられた設計抵抗値に従って、適当量の溶剤
で稀釈した所定のレジン塗料の中に前記溶剤で充分に混
合したカーボンを投入し、に)適当な混合装置によって
全体を充分に混和し、然る後に溶剤を蒸発させて規定の
濃度とし、ここに所定の抵抗塗料が得られる。この場合
、最終工程としてロール機にかけることもある。
このようにして作った塗料の抵抗値特性は第2図の曲線
Bで示すように必らず(1)及び01)の不安定領域、
(4)の安定領域、 (IV)の不安定領域を有する。
11mおいて横軸はカーボンの含有率で縦軸はρである
(1)の範囲はカーボン粒子が少ないため電流はカーボ
ン粒子が互に接近してその距離が数λ以内妊なりた場合
、トンネル効果によって移動する電子によるもので、い
わゆるトンネル電流によるものである。従ってρの値は
極めて大きくかつ不安定で、特に温度の影響を受け、抵
抗としては使用できなtno(Ill)の範囲は主とし
てカーボン粒子の接触電流による部分で最も安定し、実
際Kv用される部分である。(II)の範囲は前記トン
ネル電流と接触電流が共存する部分で、抵抗値は両亀流
の大小によって高抵抗から極めて高い抵抗直の間で、カ
ーポア含有率に大きく影響されて変化する。従って不安
定であるから使用することはできない。■)の範囲は接
触電流によるものであるが、カーボンの含有率が大き過
ぎるためカーボン粒子の接触状態が不安定となり、僅か
の機械的圧力差によっても抵抗値は著しく変化する。従
って使用することはできな−。
即ち抵抗塗料として使用できるのは(囮の範囲に限定さ
れる。前述した1種類のカーボンで到達できるρmlの
値が10−1Ω−m台でる92種類以上の混合カーボン
ではρmjの値7>fio−2Ω−m台であるというの
は(Ill)の範囲の最小値を意味するものである。
なおフレーク状カーボンブラックとしては、平均粒度(
20〜40)mμm2分布範囲 R= (5−95)m
μmのものを用いると好結釆が得られる。代表的なもの
は後述する電気化学KK製のアセチレンブラック、アク
ゾ社製のケッチンブラックE@C等である。
本発明は上述したように従来の製法で得られるカーボン
系塗料の最小値ρ粗が10Jオーダであるのを、更に小
なる値、少なくとも1o−8オーダを得ることを目的と
する。
この目的を達成するため本発明に係る抵抗塗料の製法は
、熱硬化性又は熱可塑性レジンの溶液に膨張黒鉛と体積
固有抵抗の小さいカーポンプシックとを混和、!fia
せしめることを特徴としたものである。
次にその製法について詳述する。
本発明はハイストラクチャ(High 5truchb
re )構造のカーボンブラックと近年内外において発
明された膨張黒鉛を用いることを特徴とする。前者は広
く公知となっているのでその構造、特性等について説明
を要しないであろう。例えば電気化学KK、#のアセチ
レンブラック(以下ABと略称する)。
アクン°(Akzo Co、オランダ、日本ではライオ
ン・アクゾKK)製のケッチンブラックE−C(、以下
ECと略称する)などである。
次に膨張黒鉛について極めて間単に説明する。
グラファイトは周昶のように炭素分子が正6角形の網目
構造として発達した巨大な網状平面と、この平面と直角
方向(C軸方向と称する)に極めて小さい距離にあるフ
ァンデルワルスカによって前記の網状平面に拘束されて
いる他の網状平面とから成る炭素結晶体である。一般に
はこの構造は幾層にも重畳して巨大構造をなしている。
〃−; −77IL L mrVIしls#hsr−k
 21&m煩<−Flll^て高温処理し又は電解酸化
処理し或いは前記の2方法を併用する方法等により、層
間化合物が形成される。次いで充分に水洗した後、急激
に温度を上昇して90()℃前後の高温処理を行うと、
層間化合物が瞬間的に蒸発して層間隔が急激に膨張する
けだし各層の結合に働いているファンデルワルス力が、
網平面内の炭素分子を結合している分子力に比べると極
めて小さいからである。
このように処理すると、処理条件によって、C軸方向に
 数十培〜数百倍 に膨張したグラファイトが得られる
。即ち嵩(かさ)比重が極めて小さい膨張黒鉛が得られ
るのである。
その製法の1例を挙げると次の文献に詳述されている。
0発明の名称 :膨張化黒鉛の製造方法。
0出願番号 :特願昭53−137205号前記膨張黒
鉛は高圧ロールを用いてフィルムとし、パツキンガスケ
ット材等として広く用いられる趨勢になった。耐薬品性
、耐熱性2機械的特性。
等に優れ、摩擦係数が極めて小である等の優れた特性を
有するからである。
本発明者は膨張黒鉛の粒子の粒度が他のグラファイト、
カーボンブランクに比し容積が非常に大きく、純度が9
9.5%以上でありかつ嵩比重が極めて小である点に着
目した。そうするとC軸方向では導電性は小さいが、網
平面に沿っては大であシ従って単位体積当シの抵抗が小
となる。かつ表面積がハイストラクチニアのカーボンブ
ラックに比較すると極めて小となるから、バインダーと
して用いるレジンの量は、抵抗塗料の製造に際し小量で
済むことになる。従って前記カーボンブラックAB又は
ECと併用すると低抵抗塗料が得られるものと予想され
る。
膨張黒鉛の粒子は非常に大きいものが得られることは前
記の通りであるが、その容積Vに等しい等価容積を考え
る。即ち第6図に示すようにAを網平面の等側面積、厚
さをtとすると次のように置くことができる。
V−A−を−(x−v)t (り 多くの粒子の場合を考えてAは正4角形と考えA= x
 y = x2(2) と置くことができる。そしてXの平均値をxlその分布
の範囲をRとすると、実際上5利である。
本発明者は、印刷抵抗用塗料としてはE−1と命名した
膨張黒鉛を用い、電波7−ルド用塗料としてはE−2と
命名したものを用いた。E−1,E−2は前記の記号を
用いて表わすと第1表の通りである。
第1表 膨張黒鉛E−1,E−2を用いこれにカーボンブラック
EC又はABを混合をした塗料の製法は、従来の抵抗塗
料の場合と大きく変るところはないが、多少異なるとこ
ろもあるので次に簡単に述べる。
印刷抵抗用塗料を作る場合はE−1及びECをそれぞれ
約1000℃、600℃で熱処理して吸着した水分、不
純物などを追い出し、製造仕様によって定められたレジ
ンを溶解した液の中に所要量を投入し、充分に混和し、
後捕かい機などによって溶剤を蒸発し、最後にロールに
かけて規定の粘度に仕上る。
この塗料を用いて印刷、焼結して完成した印刷抵抗の断
面模型を第4図に示す。図において6はE−1,1はカ
ーボンブラックECである。
粒子が粗大でもよい電波シールド用塗料を造るにはE−
2を用いる。
次に膨張黒鉛の効果について、実験で得られた結果に基
づいて簡単に述べる。
(イ)適当な溶剤(例えば酢酸カルピトール)に適当な
レジン(例えば三菱ガス化学製のキシレン変性フェノー
ルレジン、二カノールPR1440Mを溶解してレジ7
20%液を作る。
(ロ)該溶液100gT中にカーボンブラックECを1
0gr、 15gr ・・・を混和し、前記の方法によ
シ造った塗料を用いて印刷抵抗を作る。印刷抵抗の製法
は既に広く公知となっているので省略する。
一般に用いられるスクリーン印刷法によって得られた抵
抗の値からρとカーボンの含有率の関係を測定すると第
5図のカーブAのような曲線が得られる。曲線Aからρ
mlを与えるP点が決定される。
次に前記と同様な方法によシ、P点(いま仮に含有率3
0%であるとする)この点ではECの重量は50 gr
となるから、この重量にff−1を5gr、10gr・
・・ と加えて造った抵抗塗料を用いて得られた印刷抵
抗のρの値を次々にプロットすると曲線Cが得られる。
同様にE−2を用いた曲線がDである。これ等の曲線、
からρ□を与える点Q及びRが決定される。
第5図の曲#Bは他の一般のグラファイトを加えた場合
の図で、g−it E−,2を加えたときに生ずるρ、
、を与えるQ、R点に相当する点はない。
即ち該図面から膨張黒鉛E−1,E−2の効果を具体的
に理解することができるであろう。
なお各曲線の末端が点線で延長しである部分は前述した
第2図の(転)に当る抵抗値の不安定な部分に相当する
次に実施例について述べる。
(実施例1) カーボンブラックECと膨張黒鉛E−1の組成比を第1
表のようにする。
第1表 次K 前記フェノールレジン、二カノール1440Mを
酢酸カルピトールに溶解し、純しジン分10.15゜3
0、35.40 (%)の溶液を作シ、この中にそれぞ
れ第1表の組成カーボンを混和して抵抗塗料を作る。こ
の塗料によりフェノール基板上に印刷抵抗各10個をス
クリーン印刷し、焼成して完成した。
その膜厚、抵抗値からρ(Ω−cfn)の平均値をめた
結果を第6図に示す。なお抵抗体の面積は4×40(朋
)で長さ方向の両端にA17塗膜(抵抗は極めて小)を
焼きつけである。平均値は3Q10という小さい値であ
った。膜厚は約40μmであるから、抵抗値をR2抵抗
膜厚の長さ1幅2M厚をり、B、cとするとρ□の値は
次式で与えられるからρ。t=R−t’工 L(3) これに前記の数値を入れると(単位はcm)ρ。t=5
 X 4[1xID−’x且=1.2X10鉗m) (
4)となシ、ここにρの値が10−8オーダの抵抗が得
られることが明らかになった。ρ−を示す点は第5図で
曲線(5)の点Qで示す。なお第6図では:(すはEC
だけの場合の特性を示し、 (2)はE−1だけの場合の特性を示し、(3) 、 
(4) 、 (5)は第1表の腐2,3.4の場合の特
性を示す。
(実施例2) 電波シールド用抵抗塗料の代表的製法について述べる。
(lン 使用カーボンの組成。
−220 EC25 AB 5 NC−1<B本黒鉛KKJ7ンーク状グラフフイl) 
50100% この組成をC−Gと称する。次に塗料組成を挙る。
1ooニア<溶剤を含まない) なお分散剤として極めて小量のアーマイドOF(ライオ
ン・アクノKK製)とAt カッブリ ングAL−M(
味の素KKliり を刃口える。
等1に混合液を使用する。
前記原料を用いて抵抗塗料を製造する方法については、
既に詳細に説明したところであるし、特に注意事項もな
いので簡単のため省略する。1該塗料を用いてスプレー
法により塗膜を作シ、乾燥、焼結して抵抗膜を作った場
合、膜厚80μmとすると表面固有抵抗ρ′(Ω/口)
は0.95Ω/口 となつた。従って体積固有抵抗ρ(
Ω−m)はρ′−−!!−(5) の関係から次のようにめられる。
ρ=ρ’t=0.95x80x10 =Z6x10 Ω
−α (6)即ちこの場合でも10−8オーダの抵抗が
得られる。
次に本発明の効果について間単に述べる。
本発明に係る抵抗塗料特に実施例1に示すようなE−1
を用いた塗料によって製作した印刷抵抗は、充分に従来
の抵抗塗料による印刷抵抗に比較して、温度特性、負荷
寿命特性、耐湿負荷特性。
経年変化特性、耐湿性等において、同等、もしくは更に
優れた特性を示す。
その理由は、本発明の場合、導電粒子が最も安定したグ
ラファイトと、併用するカーボンブラックも殆んど結晶
グラファイトに最も近い構造を有するものばかりだから
である。
これ等の比較特性を示すことは、冗漫になシ過ぎるので
省略する。
さらに最低の体積固有抵抗としては、従来得ることので
きなかった10−8Ω−画オーダを実現したことは、既
に詳細に説明したところである。
次にE−2を用いた粒子の大きいスプレー、刷毛塗シ等
に適した抵抗塗料による電波シールド用の抵抗皮膜は、
その抵抗値は前述したように充分に低い値であり、その
シールド結果は米国のFCC規制を満足する。更に皮膜
強度、衝撃特性等も優秀である。
最後に本願は主として抵抗の構造が第4図のようになる
ものに就で述べたのであるが、膨張黒鉛。
ハイストラクチニアのカーボンブラックの外に、不活性
ガス中で1000℃前後の高温処理をした微粒のカーボ
ンブランクを加え、第7図に示すよりな6成分系のカー
ボン導成層としたほうが、更に低抵抗を得られる場合も
あり得ることを附記する。
(図において1.2.5は前記の通りであるから説明を
省略する。) その1例を実施例2に挙げておいた。このような場合も
勿論、本発明の1応用例に過ぎないことは明瞭である。
なお印刷抵抗塗料に用いるレジンは熱硬化性レジンに限
ることは既に広く知られているので、その理由について
は簡単のため省略した。又、実施例2の成波シールド用
塗料では熱可塑性レジンを用いたのは、シールド加工を
ほどこす基板となるものが、多くの場合、周囲温度の変
化、機械的圧力等によって変形することが多いからであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図。2成分カーボンを用いた抵抗の断面模型図。 第2図。1成分及び2成分カーボンを用いた抵抗とバイ
ンダーレジンに対するカーボ ン含有率との関係を示すグラフ。 第6図。膨張黒鉛の等価容量を示す図。 第4図。膨張黒鉛を用いた抵抗の断面模型図。 第5図。膨張黒鉛の効果を示すρとカーボン含有率との
関係を示すグラフ。 第6図。膨張黒鉛を用いた場合のρとカーボン含有率と
の関係を示すグラフ。 第7図。膨張黒鉛を含む3成分カーボンを用いた抵抗の
断面模型図。 図において 1・・・・・・フレーク状グラファイト2・・・・・・
無定形微小カーボンブラック6・・・・・・膨張黒鉛 第2図 含有率(%)−−ヤ 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 熱硬化性レジン又は熱可塑性レジンの溶液に膨張
    黒鉛と体積固有抵抗の小さいカーボンブラックとを混和
    、懸濁して成ることを特徴とする抵抗塗料の製造方法。 2、膨張黒鉛の網目平面の等価面積をA=x2とすると
    きXの平均値;、及び分布範囲をRとすると 1〜20
    μm、R−(5〜60)μm、厚さ t−(1〜0.5
    )μmのものを使用することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の抵抗塗料の製造方法。 6、膨張黒鉛の網目平面の等価面積を A=x2とする
    ときXの平均値i1及び分布範囲をRとすると x =
     10011m、R= (50〜200 )μm。 厚さ t−(2〜3)μmのものを使用するととを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の抵抗塗料の製造方法
    。 4、 カーボンブラックとして平均粒1l(20〜40
    )maim、分布範囲 R=(5〜95)mμmのフレ
    ーク状のものを用いることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項〜第3項の何れか1つに記載の抵抗塗料の製造方
    法。 5、 前記膨張黒鉛及びカーボンブラックは温度500
    ℃〜1000℃において1時間以上大気中又は不活性ガ
    ス中で熱処理することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項〜第4項の何れか1つに記載の抵抗塗料の製造方法。
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