JPS6030091Y2 - 車両用シ−ト - Google Patents

車両用シ−ト

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Publication number
JPS6030091Y2
JPS6030091Y2 JP1979129957U JP12995779U JPS6030091Y2 JP S6030091 Y2 JPS6030091 Y2 JP S6030091Y2 JP 1979129957 U JP1979129957 U JP 1979129957U JP 12995779 U JP12995779 U JP 12995779U JP S6030091 Y2 JPS6030091 Y2 JP S6030091Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
cab
storage box
tilted forward
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979129957U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5648925U (ja
Inventor
光男 加藤
Original Assignee
日野自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日野自動車株式会社 filed Critical 日野自動車株式会社
Priority to JP1979129957U priority Critical patent/JPS6030091Y2/ja
Publication of JPS5648925U publication Critical patent/JPS5648925U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6030091Y2 publication Critical patent/JPS6030091Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、シートクッションとジ−トスキャブとを一
体的に前傾係止させ得るようにした車両用シートに関す
るものである。
例えば、トラックの運転室に装置されているアシスタン
トシート又はセンターシート等では、各種点検口の開閉
を行い、あるいは、シート後方のスペースの活用性を向
上させるためにシートクッションとジ−トスキャブとを
一体的に前傾係止できるようにしたものがある。
ところが、従来におけるこの種のシートでは、必ずしも
シート本体及びその取付スペースを有効に利用したもの
とはいえなかった。
又、例えば実開昭51−87324号公報に記載されて
いるように、フロア(運転席板)の上面に収納ボックス
(基部)を介してシートクッションを装着し、このシー
トクッションを回動させて前記収納ボックスを開閉する
ことにより、該収納ボックスに格納したバッテリ等を保
守点検できるようにしたものもある。
しかしながら、このように収納ボックスを介してシート
をフロアに装着したものでは、シート全体としての外観
が悪くなってしまうので車室の雰囲気が重視される車両
用のシートとしては実用上問題があった。
この考案は、上記に鑑みてなされたものであって、シー
トを前傾係止させた時には補助的なコンソールボックス
及びテーブルを形成して車室の雰囲気(外観)を損なう
ことなくその居住性(快適性)を向上させることを目的
としている。
コノような目的を遠戚するためにこの考案では、フロア
に取り付けたシートクッションをジ−トスキャブととも
に前傾係止させることができるようにしたアシスタント
シート又はセンタシートのシートクッションの下面を凹
入させて空間部を形成すると共に、この空間部に格納さ
れる収納ボックスを前記フロアに装着することにより、
常時はシートクッションの内部(下面)に格納されて乗
員の視線から隠されている収納ボックスをシートの前傾
時に車室に露出させてこれを補助的なコンソールボック
ス等として利用できるようにして車室の雰囲気を損なう
ことなく居住性を向上させるようにしている。
さらに、前記ジ−トスキャブの背面を平坦にすることに
より、シートの前傾時にジ−トスキャブの背面でテーブ
ル面を形成して車室の居住性をより高くするようにして
いる。
以下、添付図面に示された一実施例に基づいてこの考案
を詳細に説明する。
図において、1はアシスタントシート又はセンターシー
トであって、シートクッション2とジ−トスキャブ3と
を一体的に結合してなり、前記シートクッション2の前
端下部とフロア4とをヒンジ5を介して結合することに
より、シート1を正常姿勢と前傾姿勢とに変換できるよ
うにしている。
6はシート1を正常姿勢に係止保持させる係止フック、
7はフック6を係止するクリラフ、8はシート1を前傾
保持させる屈折リンクである。
ここに、この考案では、シートクッション2の下面を凹
入させて空間部を形成すると共に、この空間部に格納さ
れる収納ボックス9を前記フロア4に装着することによ
り、シート1が正常姿勢に保持されている間(常時)は
収納ボックス9をシートクッション2の内部(下面に形
成した空間部)に格納してこの収納ボックス9を乗員の
視線から隠しつつ、シート1を前傾させれば収納ボック
ス9が車室に露出するようにしている。
10は前記空間部に設けたポケット、11は同じくハン
ガーパイプである。
又、前記ジ−トスキャブ3の高さは、第2図及び第3図
に示すように、シート1を前傾保持させた時にジ−トス
キャブ3の上端面(前傾時の前端面)がインストルメン
トパネル12の端面に接合する程度とすると共に、この
ジ−トスキャブ3の背面を、前記前傾状態でインストル
メントパネル12の上面と略同−高さの略水平面を形成
するように平坦に形成している。
更に、このジ−トスキャブ3の背面には、第3図に示す
ように、シート1の前傾時にコツプ立てとなる四部13
.14を設けることにより、シート1の前傾時にジ−ト
スキャブ3の背面がインストルメントパネル12の上面
と略同−高さのテーブル面15を形成するようにしてい
る。
尚、ジ−トスキャブ3の背面には、必ずしもコツプ立て
となる凹部13,14を設ける必要はないが、場合によ
っては他のもの、例えば、ペン立て等を設けても良い。
以上の構成において、シート1を正常姿勢に保持させて
いる時は、収納ボツククス9はシートクッション2で覆
われており、シートとしての機能を達成すると共に、収
納ボックス9の上蓋として機能し、しかも、シートクッ
ション2によって収納ボックス9が乗員の視線から隠さ
れているので収納ボックスを設けていても車室の雰囲気
(シート全体としての外観)が損なわれるようなことが
ない。
一方、シート1を第2図及び第3図に示すように前傾さ
せると、収納ボックス9の上方が開放されるため、それ
まではシートクッション2によって乗員の視線から隠さ
れていた収納ボックス9が車室に露出する。
従って、この収納ボックス9を補助的なコンソールボッ
クスとして利用できると共に、ポケット10及びハンガ
ーパイプ11を利用できる。
又、シート1を前傾保持させると、ジ−トスキャブ3の
背面がインストルメントパネル12の上面と連続したテ
ーブル面15を形成するので、例えば大型の地図等をも
無理なく広げることができ、あるいは、前記テーブル面
15を利用して軽食をし、又は、軽微な事務作業を行う
ことができる。
尚、このように、ジ−トスキャブ3の背面によって形成
されるテーブル面15は、他のシートの斜め前方に形成
されるものであるから、シートに着座したままで無理な
姿勢を強いられることなくテーブル面15を利用できる
上記実施例では、収納ボックス9をフロア4に固定して
いるが、ジ−トスキャブ3の角度を所定の範囲内で変更
できるようにしてシート1の居住性を向上させても良い
以上説明したように、この考案に係る車両用シートによ
れば、従来同様にシートとしての機能を達成することは
もちろんのこと、シートを前傾係止させることによって
補助的なコンソールボックスを現出させ得ると共に、補
助的なテーブルを構成できるので、車室内での日常業務
等を能率よく快適に行うことができる。
又、シートを正常姿勢に保持させているときは、フロア
に取り付けた収納ボツスがシートクッションの下面に格
納されて乗員の視線から隠される構造であるために、収
納ボックスを装着したことによって車室の雰囲気が損な
われるようなこともない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る車両用シートの一実施例を示すも
のであって、第1図はシートを正常位置に保持させた側
面図、第2図はシートを前傾保持させた側面図、第3図
は第2図の斜視図である。 1・・・・・・シート、 2・・・・・・シートクッション、 3・・・ ・・・ジ−トスキャブ、 4・・・・・・フロア、 5・・・・・・ヒン ジ、9・・・・・・収納ボックス、15・・・・・・テ
ーブル面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロアに取り付けたシートクッションをジ−トスキャブ
    とともに前傾係止させ得るようにしたアシスタントシー
    ト又はセンターシートにおいて、前記シートクッション
    の下面を凹入させて空間部を形成し、シートが正常姿勢
    に保持されているときに前記空間部に格納される収納ボ
    ックスを前記フロアに装着すると共に、前記ジ−トスキ
    ャブの背面を平坦に形成してシートの前傾時にジ−トス
    キャブの背面でテーブル面を形成するように構成したこ
    とを特徴とする車両用シート。
JP1979129957U 1979-09-21 1979-09-21 車両用シ−ト Expired JPS6030091Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979129957U JPS6030091Y2 (ja) 1979-09-21 1979-09-21 車両用シ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979129957U JPS6030091Y2 (ja) 1979-09-21 1979-09-21 車両用シ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5648925U JPS5648925U (ja) 1981-04-30
JPS6030091Y2 true JPS6030091Y2 (ja) 1985-09-10

Family

ID=29361683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979129957U Expired JPS6030091Y2 (ja) 1979-09-21 1979-09-21 車両用シ−ト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6030091Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59180931U (ja) * 1983-05-21 1984-12-03 日産車体株式会社 折り畳みシ−ト
JPS6287167U (ja) * 1985-11-20 1987-06-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5648925U (ja) 1981-04-30

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