JPS6030048Y2 - 積層シ−ト - Google Patents

積層シ−ト

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Publication number
JPS6030048Y2
JPS6030048Y2 JP18083281U JP18083281U JPS6030048Y2 JP S6030048 Y2 JPS6030048 Y2 JP S6030048Y2 JP 18083281 U JP18083281 U JP 18083281U JP 18083281 U JP18083281 U JP 18083281U JP S6030048 Y2 JPS6030048 Y2 JP S6030048Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive composition
vulcanized rubber
sheet
rubber adhesive
laminated
Prior art date
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Expired
Application number
JP18083281U
Other languages
English (en)
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JPS5884237U (ja
Inventor
雅美 羽山
文夫 門田
慎一 藤野
Original Assignee
早川ゴム株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は柔軟性を有する防水性シート1,2相互の中間
にシート状非加硫ゴム系粘着組威物層3を有し、両端部
より防水性シート1,2を交互に取除き、露出した非加
硫ゴム系粘着組成物層3に剥離養生フィルム4を施した
積層シートに関するものである。
従来より一般に用いられている土木・建築構造物におけ
る被覆シートの構造は、合皮ゴムまたは合成樹脂単体の
シート或いは合皮ゴムまたは合成樹脂のシートに繊維・
金属箔または接着を目的とした薄い接着剤層を積層した
ものであり、施工時または施工後における外的衝撃や被
着体の季節間・昼夜間の温度差による伸縮挙動により、
シートが破損したり、或いは重合部の接着に起因する水
密性低下により全体の費用が大となる欠点があった。
本考案は容易に変形することのできる非加硫ゴム系粘着
組成物の上面および下面に交互に端部を欠除した柔軟性
を有する防水性シートを積層し、優れた重合部分の接着
性能を有し、然も気密・水密性を目的とし7こ自己封密
性能を有する被覆シート用積層シートを提供しようとす
るものである。
本考案は、柔軟性を有する防水性シート1,2相互の中
間に、非加硫ゴム系粘着組成物のシート状材3を介在積
層し、両端部表面の防水性シートを交互に取除き、露出
した非加硫ゴム系粘着組成物表面に剥離養生フィルム4
を被着せしめて成ることを特徴よする。
又、本考案は、非加硫ゴム系の粘着組成物が無溶剤系ま
たは加熱溶融系の粘着組成物であることを特徴とする。
本考案において用いられる容易に変形することのできる
非加硫ゴム系粘着組成物とは、天然ゴムおよびブチルゴ
ム部分架橋ブチル、ポリイソブチレン、エチレン、プロ
ピレンゴム等合成ゴムの単体もしくは2種以上の混合物
に、ポリエチレン樹脂、酢酸ビニル共重合樹脂、ロジン
等天絶樹脂或いはテルペン変性体、脂肪族系炭化水素樹
脂、芳香族系石油樹脂等、さらに、アミン誘導体、フェ
ノール誘導体等老化防止剤、タルク、炭酸カルシラム、
シリカ、カーボンブラック等骨材等々が添加された粘稠
な粘着組成物である。
柔軟性を有する防水性シートとは、軟質塩化ビニル樹脂
、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエステ
ル樹脂等合成樹脂シート或いはブチルゴム、ポリクロロ
プレンゴム、エチレン、プロピレンゴム等合成ゴムの単
体もしくは2種以上の混合物を主体とした加硫ゴム系ま
たは非加硫ゴム系合成ゴムシートである。
剥離養生フィルムとは、粘着剤の養生に使用される養生
紙、養生ポリエチレン等である。
以下本考案をさらに図面について説明する。
第1図および第2図において、1,2は防水性シート、
3は非加硫ゴム系粘着組成物層、4は剥離養生フィルム
である。
防水シート1,2は柔軟性を有するもので、同材質のシ
ート或いは異材質のシートより構成される。
防水性シート1は、一方の端部が取りのぞかれており、
そのために露出された非加硫ゴム系粘着組成物層3の表
面に剥離養生フィルム4が被着されている。
また、防水性シート2は、防水性シート1とは反対側の
端部が取り除かれて、露出面に出る非加硫ゴム系粘着組
成物層3の表面に対しても剥離養生フィルム4が施され
ている。
また、非加硫ゴム系粘着組成物としては、無溶剤系また
は加熱溶融系の粘着組成物である。
粘着組成物はその成形方式の違いから溶剤系、無溶剤系
、加熱溶融系に大別でき、本考案の、非hu硫ゴム系粘
着組威物は、無溶剤系または加熱溶融系であることによ
り、長い乾燥工程を必要とする溶剤系のものに比べると
、生産ラインの短縮による生産性向上を図ることができ
、粘着組成物中の残留稀少溶剤による弊害もなく性能的
に安定する。
上記のように本考案の積層シートは容易に変形すること
のできるシート状非加硫ゴム系粘着組成物層3の封密性
により、万一施工時または施工後における外的衝撃や被
着体の季節間、昼夜間の温度差による伸縮挙動により防
水性シートが破損した場合においても、気密性能・水密
性能を継続保持することができる。
更に、本考案の積層シートを重ね合せる際、重ね合せ個
所の剥離養生フィルムを取りのぞき、非加硫ゴム系粘着
組成物層表面によって重ね合せ個所の接着を行なうこと
により、重ね合せ部分の接着をより強個なものにするこ
とができ優れた接着性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は本考
案の一実施例に係る積層シートの重合部分施工例を示す
断面図である。 1.2・・・・・・防水性シート、3・・・・・・非加
硫ゴム系粘着組成物層、4・・・・・・剥離養生フィル
ム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 柔軟性を有する防水性シート1,2相互の中間に、
    非加硫ゴム系粘着組成物のシート状材3を介在積層し、
    両端部表面の防水性シートを交互に取除き、露出した非
    加硫ゴム系粘着組成物表面に剥離養生フィルム4を被着
    せしめて威ることを特徴とする積層シート。 2 非加硫ゴム系の粘着組成物が無溶剤系または加熱溶
    融系の粘着組成物であることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の積層シート。
JP18083281U 1981-12-04 1981-12-04 積層シ−ト Expired JPS6030048Y2 (ja)

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JPS5884237U JPS5884237U (ja) 1983-06-07
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KR100507894B1 (ko) * 2002-06-14 2005-08-11 이순숙 조립식 종이장판

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JPS5884237U (ja) 1983-06-07

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