JPS6213797Y2 - - Google Patents
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- JPS6213797Y2 JPS6213797Y2 JP1981180834U JP18083481U JPS6213797Y2 JP S6213797 Y2 JPS6213797 Y2 JP S6213797Y2 JP 1981180834 U JP1981180834 U JP 1981180834U JP 18083481 U JP18083481 U JP 18083481U JP S6213797 Y2 JPS6213797 Y2 JP S6213797Y2
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- vulcanized rubber
- sheet
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Landscapes
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、加硫ゴムシート１と非加硫ゴムシー
ト２との中間に、容易に変形するシート状非加硫
ゴム系粘着組成物層３を介在積層せしめた積層シ
ートに関するものである。
ト２との中間に、容易に変形するシート状非加硫
ゴム系粘着組成物層３を介在積層せしめた積層シ
ートに関するものである。
従来より一般に用いられている土木・建築構造
物における被覆シートの構造は、合成ゴムまたは
合成樹脂単体のシート或いは合成ゴムまたは合成
樹脂のシートに繊維・金属箔または接着を目的と
した薄い接着剤層を積層したものであり、施工時
または施工後における外的衝撃や被着体の季節
間・昼夜間の温度差による伸縮挙動によりシート
が破損して被覆シートとしての機能を充分に果す
ことができなくなるという欠点があつた。
物における被覆シートの構造は、合成ゴムまたは
合成樹脂単体のシート或いは合成ゴムまたは合成
樹脂のシートに繊維・金属箔または接着を目的と
した薄い接着剤層を積層したものであり、施工時
または施工後における外的衝撃や被着体の季節
間・昼夜間の温度差による伸縮挙動によりシート
が破損して被覆シートとしての機能を充分に果す
ことができなくなるという欠点があつた。
本考案は、合成ゴムまたは合成樹脂単体のシー
ト或いは合成ゴム・合成樹脂シートに、繊維、金
属箔または接着を目的とした薄い接着剤層を積層
したシート等、従来の被覆シートの欠点を除き、
容易に変形することのできる非加硫ゴム系粘着組
成物層の上面に、加硫ゴムシートを、そして下面
に、非加硫ゴムシートをそれぞれ積層することに
より、気密・水密を目的とした自己封密性能を有
する被覆シート用積層シートを提供するものであ
る。
ト或いは合成ゴム・合成樹脂シートに、繊維、金
属箔または接着を目的とした薄い接着剤層を積層
したシート等、従来の被覆シートの欠点を除き、
容易に変形することのできる非加硫ゴム系粘着組
成物層の上面に、加硫ゴムシートを、そして下面
に、非加硫ゴムシートをそれぞれ積層することに
より、気密・水密を目的とした自己封密性能を有
する被覆シート用積層シートを提供するものであ
る。
本考案は、厚みが0.5〜3.0mmの範囲にある、加
硫ゴムシート１と非加硫ゴムシート２との中間
に、非加硫ゴム系粘着組成物のシート状材３を介
在積層せしめたことを特徴とする。
硫ゴムシート１と非加硫ゴムシート２との中間
に、非加硫ゴム系粘着組成物のシート状材３を介
在積層せしめたことを特徴とする。
本考案において用いられる容易に変形すること
のできる非加硫ゴム系粘着組成物とは、天然ゴム
およびブチルゴム、部分架橋ブチル、ポリイソブ
チレン、エチレン・プロピレンゴム、スチレン‐
イソプレンブロツク共重合ポリマー等合成ゴム単
体もしくは２種以上の混合物に、ポリエチレン樹
脂、酢酸ビニル共重合樹脂等熱可塑性樹脂、低分
子ポリイソブチレンおよびロジン等天然樹脂、テ
ルベン変性体、脂肪族系炭化水素樹脂、芳香族系
石油樹脂等、さらにアミン誘導体やフエノール誘
導体等老化防止剤、タルク、炭酸カルシウム、シ
リカ等骨材等々が添加された粘稠な粘着組成物ま
たは加熱溶融系粘着組成物である。加硫ゴムシー
トとは、ブチルゴム、ポリクロロプレンゴム、エ
チレン‐プロピレンゴム等合成ゴム単体もしくは
２種以上の混合物に、ロジン等天然樹脂および脂
肪族系炭化水素樹脂、テルペン変性体、芳香族系
石油樹脂、ポリエチレン樹脂等、さらに、カーボ
ンブラツク、タルク、炭酸カルシウム、シリカ等
骨材、加硫剤、加硫助剤、加硫促進剤等々を添加
して得られる加硫ゴムシートである。非加硫ゴム
シートとは、ブチルゴム、部分架橋ブチル、ポリ
イソブチレン、ポリクロロプレン、エチレン、プ
ロピレンゴム等合成ゴム単体もしくは２種以上の
混合物に、ロジン等天然樹脂および脂肪族系炭化
水素樹脂、テルペン変性体、芳香族系石油樹脂、
ポリエチレン樹脂等、カーボンブラツク、タル
ク、炭酸カルシウム、シリカ等骨材等を添加して
得られる非加硫ゴムシートである。
のできる非加硫ゴム系粘着組成物とは、天然ゴム
およびブチルゴム、部分架橋ブチル、ポリイソブ
チレン、エチレン・プロピレンゴム、スチレン‐
イソプレンブロツク共重合ポリマー等合成ゴム単
体もしくは２種以上の混合物に、ポリエチレン樹
脂、酢酸ビニル共重合樹脂等熱可塑性樹脂、低分
子ポリイソブチレンおよびロジン等天然樹脂、テ
ルベン変性体、脂肪族系炭化水素樹脂、芳香族系
石油樹脂等、さらにアミン誘導体やフエノール誘
導体等老化防止剤、タルク、炭酸カルシウム、シ
リカ等骨材等々が添加された粘稠な粘着組成物ま
たは加熱溶融系粘着組成物である。加硫ゴムシー
トとは、ブチルゴム、ポリクロロプレンゴム、エ
チレン‐プロピレンゴム等合成ゴム単体もしくは
２種以上の混合物に、ロジン等天然樹脂および脂
肪族系炭化水素樹脂、テルペン変性体、芳香族系
石油樹脂、ポリエチレン樹脂等、さらに、カーボ
ンブラツク、タルク、炭酸カルシウム、シリカ等
骨材、加硫剤、加硫助剤、加硫促進剤等々を添加
して得られる加硫ゴムシートである。非加硫ゴム
シートとは、ブチルゴム、部分架橋ブチル、ポリ
イソブチレン、ポリクロロプレン、エチレン、プ
ロピレンゴム等合成ゴム単体もしくは２種以上の
混合物に、ロジン等天然樹脂および脂肪族系炭化
水素樹脂、テルペン変性体、芳香族系石油樹脂、
ポリエチレン樹脂等、カーボンブラツク、タル
ク、炭酸カルシウム、シリカ等骨材等を添加して
得られる非加硫ゴムシートである。
以下本考案をさらに図面にて説明する。
第１図および第２図において、１は加硫ゴムシ
ート、２は非加硫ゴムシート、３は非加硫ゴム系
粘着組成物層である。本考案の積層シートの表層
に加硫ゴムシート１を用いることにより、温度依
存性が小さく、外的衝撃に強い引裂抵抗が大であ
る、耐衝撃性が優れたシート表層を得ることがで
きる。当該積層シートの下層に非加硫ゴムシート
２を用いることにより、被着体の動きに対して追
従性をもつたシートが得られ、中間にシート状非
加硫ゴム系粘着組成物３を積層する事により、万
一施工時または施工後における外的衝撃や被着体
の季節間・昼夜間の温度差による伸縮挙動により
シートが破損した場合においても、容易に変形す
る中間の非加硫ゴム系粘着組成物層３の封密性に
より、気密性能・水密性能を継続保持することが
できる。
ート、２は非加硫ゴムシート、３は非加硫ゴム系
粘着組成物層である。本考案の積層シートの表層
に加硫ゴムシート１を用いることにより、温度依
存性が小さく、外的衝撃に強い引裂抵抗が大であ
る、耐衝撃性が優れたシート表層を得ることがで
きる。当該積層シートの下層に非加硫ゴムシート
２を用いることにより、被着体の動きに対して追
従性をもつたシートが得られ、中間にシート状非
加硫ゴム系粘着組成物３を積層する事により、万
一施工時または施工後における外的衝撃や被着体
の季節間・昼夜間の温度差による伸縮挙動により
シートが破損した場合においても、容易に変形す
る中間の非加硫ゴム系粘着組成物層３の封密性に
より、気密性能・水密性能を継続保持することが
できる。
この際使用される加硫ゴムシートおよび非加硫
ゴムシートは、厚さが0.5〜3.0mmの範囲のシート
である。これらゴムシートの厚みが0.5mm未満で
ある場合、施工以前の製造時或いは運搬的にピン
ホール等の傷が生じる欠点があり、当該ゴムシー
トの厚みを３mmより大きくすると運搬時の重量過
多のみならず、性能上の利点に乏しい。
ゴムシートは、厚さが0.5〜3.0mmの範囲のシート
である。これらゴムシートの厚みが0.5mm未満で
ある場合、施工以前の製造時或いは運搬的にピン
ホール等の傷が生じる欠点があり、当該ゴムシー
トの厚みを３mmより大きくすると運搬時の重量過
多のみならず、性能上の利点に乏しい。
また、非加硫ゴム系粘着組成物３としては無溶
剤系または加熱溶融系の粘着組成物である。粘着
組成物はその成形方法の違いから溶剤系、無溶剤
系、加熱溶融系に大別でき、本考案の非加硫ゴム
系粘着組成物は無溶剤系または加熱溶融系である
ことにより、長い乾燥工程を必要とする溶剤系の
ものに比べると、生産ラインの短縮による生産性
向上を図ることができ、粘着組成物中の残留稀少
溶剤による弊害もなく、性能的にも安定する。
剤系または加熱溶融系の粘着組成物である。粘着
組成物はその成形方法の違いから溶剤系、無溶剤
系、加熱溶融系に大別でき、本考案の非加硫ゴム
系粘着組成物は無溶剤系または加熱溶融系である
ことにより、長い乾燥工程を必要とする溶剤系の
ものに比べると、生産ラインの短縮による生産性
向上を図ることができ、粘着組成物中の残留稀少
溶剤による弊害もなく、性能的にも安定する。
上記のように、本考案の積層シートは、安易に
変形することのできる非加硫ゴム系粘着組成物層
３の上面に、加硫ゴムシート１および下面に非加
硫ゴムシート２をそれぞれ貼合わせることによ
り、施工時あるいは施工後の不用意な外的衝撃が
加わり加硫ゴムシート１が損傷した場合において
も、中間に位置する非加硫ゴム系粘着組成物３が
変形して当該損傷部を密閉し、非加硫ゴムシート
２と共に充分に水密・気密機能を果す。また施工
完了後の被着体の動きにより被着体面側の非加硫
ゴムシート２に破損が生じた場合においても、中
間に位置する非加硫ゴム系粘着組成物３が容易に
変形して応力を吸収し、もう一方の面の加硫ゴム
シート１に影響を与えず水密・気密機能を永続的
に保持し続ける特徴を有している。
変形することのできる非加硫ゴム系粘着組成物層
３の上面に、加硫ゴムシート１および下面に非加
硫ゴムシート２をそれぞれ貼合わせることによ
り、施工時あるいは施工後の不用意な外的衝撃が
加わり加硫ゴムシート１が損傷した場合において
も、中間に位置する非加硫ゴム系粘着組成物３が
変形して当該損傷部を密閉し、非加硫ゴムシート
２と共に充分に水密・気密機能を果す。また施工
完了後の被着体の動きにより被着体面側の非加硫
ゴムシート２に破損が生じた場合においても、中
間に位置する非加硫ゴム系粘着組成物３が容易に
変形して応力を吸収し、もう一方の面の加硫ゴム
シート１に影響を与えず水密・気密機能を永続的
に保持し続ける特徴を有している。
第１図は本考案の一実施例を示す断面図、第２
図は本考案の一実施例の一部切欠して示す構成の
斜視図である。 １……加硫ゴムシート、２……非加硫ゴムシー
ト、３……非加硫ゴム系粘着組成物のシート状
材。
図は本考案の一実施例の一部切欠して示す構成の
斜視図である。 １……加硫ゴムシート、２……非加硫ゴムシー
ト、３……非加硫ゴム系粘着組成物のシート状
材。
Claims (1)
- 厚みが0.5〜3.0mmの範囲にある、加硫ゴムシー
ト１と非加硫ゴムシート２との中間に、非加硫ゴ
ム系粘着組成物のシート状材３を介在積層せしめ
て成ることを特徴とする積層シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18083481U JPS5884235U (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 積層シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18083481U JPS5884235U (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 積層シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5884235U JPS5884235U (ja) | 1983-06-07 |
| JPS6213797Y2 true JPS6213797Y2 (ja) | 1987-04-09 |
Family
ID=29977778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18083481U Granted JPS5884235U (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 積層シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5884235U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0735107B2 (ja) * | 1992-02-28 | 1995-04-19 | 三ツ星ベルト株式会社 | 防水シート |
| JP4625660B2 (ja) * | 2004-08-02 | 2011-02-02 | 株式会社イズモエンジニアリング | ゴム製帯状袋体 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5472281A (en) * | 1977-11-18 | 1979-06-09 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Waterproof sheet |
| JPS5572557A (en) * | 1978-11-27 | 1980-05-31 | Mitsuboshi Belting Ltd | Method of laying waterproof sheet of building |
-
1981
- 1981-12-04 JP JP18083481U patent/JPS5884235U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5472281A (en) * | 1977-11-18 | 1979-06-09 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Waterproof sheet |
| JPS5572557A (en) * | 1978-11-27 | 1980-05-31 | Mitsuboshi Belting Ltd | Method of laying waterproof sheet of building |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5884235U (ja) | 1983-06-07 |
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