JPS6142823Y2 - - Google Patents

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JPS6142823Y2
JPS6142823Y2 JP18083381U JP18083381U JPS6142823Y2 JP S6142823 Y2 JPS6142823 Y2 JP S6142823Y2 JP 18083381 U JP18083381 U JP 18083381U JP 18083381 U JP18083381 U JP 18083381U JP S6142823 Y2 JPS6142823 Y2 JP S6142823Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive composition
sheet
vulcanized rubber
present
waterproof sheets
Prior art date
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Application number
JP18083381U
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JPS5884238U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は柔軟性を有する防水性シート1,2相
互の中間に、シート状非加硫ゴム系粘着組成物層
3を介在積層し、防水性シート1,2の端部を上
下一方のみを交互に延長して成る積層シートに関
するものである。
従来より一般に用いられている土木・建築構造
物における被覆シートの構造は、合成ゴムまたは
合成樹脂単体のシート或いは合成ゴムまたは合成
樹脂のシートに繊維・金属箔または接着を目的と
した薄い接着剤層を積層したものであり、施工時
または施工後における外的衝撃や被着体の季節
間・昼夜間の温度差による伸縮挙動により、シー
トが破損したり、或いは重合部の接着に起因する
水密性低下より全体の費用が大となる欠点があつ
た。
本考案は容易に変形することのできる非加硫ゴ
ム系粘着組成物の上面および下面に端部が交互に
長く補足された柔軟性を有する防水性シートを積
層し、重合部分を一体化構造にすることを可能と
し、然も気密・水密性を目的とした自己封密性能
を有する被覆シート用積層シートを提供しようと
するものである。
本考案は、柔軟性を有する防水性シート1,2
相互の中間に、非加硫ゴム系粘着組成物のシート
状材3を介在積層し、両端部の防水性シートを上
下一方のみを交互に延長して成ることを特徴とす
る。
本考案は、又、非加硫ゴム系の粘着組成物が無
溶剤系または加熱溶融系の粘着組成物であること
を特徴とする。
本考案において用いられる容易に変形すること
のできる非加硫ゴム系粘着組成物とは、天然ゴム
およびブチルゴム、部分架橋型ブチルゴム、ポリ
イソブチレン、エチレン、プロピレンゴム等合成
ゴムの単体もしくは2種以上の混合物に、ポリエ
チレン樹脂、酢酸ビニル共重合樹脂、ロジン等天
然樹脂或いはテルペン変性体、脂肪族系炭化水素
樹脂、芳香族系石油樹脂等、さらにアミン誘導
体、フエノール誘導体等老化防止剤、タルク、炭
酸カルシウム、シリカ、カーボンブラツク等骨材
等々が添加された粘稠な粘着組成物である。
柔軟性を有する防水性シートとは、軟質塩化ビ
ニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリエステル樹脂等合成樹脂シート或いはブ
チルゴム、ポリクロロプレンゴム、エチレン、プ
ロピレンゴム等合成ゴムの単体もしくは2種以上
の混合物を主体とした加硫ゴム系または非加硫ゴ
ム系合成ゴムシートである。
以下本考案をさらに図面について説明する。
第1図および第2図において、1,2は防水性
シート、3は非加硫ゴム系粘着組成物のシート状
材である。防水シート1,2は柔軟性を有するも
ので、同材質のシート或いは異材質のシートより
構成される。
防水性シート1および非加硫ゴム系粘着組成物
層3は、シート端部Bにおいてそれぞれ同一長さ
が取り除かれており、防水性シート2および非加
硫ゴム系粘着組成物3は、シート端部Aにおいて
それぞれ同一長さが取り除かれている為、第2図
の如く重合部分において2重の接着構成をとるこ
とができる。重ね合せ部分の接着をより強個なも
のにすることができる。
また、非加硫ゴム系粘着組成物3としては、無
溶剤系または加熱溶融系の粘着組成物である。粘
着組成物はその成形方式の違いから溶剤系、無溶
剤系または加熱溶融系に大別できる。本考案の非
加硫ゴム系粘着組成物は、無溶剤系または加熱溶
融系であり、長い乾燥工程を必要とする溶剤系の
ものに比べると、生産ラインの短縮による生産性
向上を図ることができ、粘着組成物中の残留稀少
溶剤による幣害もなく性能的に安定する。
上記のように本考案の積層シートは容易に変形
することのできるシート状非加硫ゴム系粘着組成
物の封密性により、万一施工時または施工後にお
ける不用意な外的衝撃や被着体の季節間・昼夜間
の温度差による伸縮挙動により防水性シートが破
損した場合においても、気密性能・水密性能を継
続保持することを可能とし、更に本考案の積層シ
ートを重ね合せる際、2重の接着構成をとること
ができるため、重ね合せ部の水密・気密性に優れ
たものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は本考案の一実施例に係る積層シートの重合部
分施工例を示す断面図である。 A,B……シート端部、1,2……防水性シー
ト、3……非加硫ゴム系粘着組成物、4,4′…
…接着剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 柔軟性を有する防水性シート1,2相互の中
    間に、非加硫ゴム系粘着組成物のシート状材3
    を介在積層し、両端部の防水性シートを上下一
    方のみを交互に延長して成ることを特徴とする
    積層シート。 2 非加硫ゴム系の粘着組成物が無溶剤系または
    加熱溶融系の粘着組成物であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の積層シ
    ート。
JP18083381U 1981-12-04 1981-12-04 積層シ−ト Granted JPS5884238U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18083381U JPS5884238U (ja) 1981-12-04 1981-12-04 積層シ−ト

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JP18083381U JPS5884238U (ja) 1981-12-04 1981-12-04 積層シ−ト

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JPS5884238U JPS5884238U (ja) 1983-06-07
JPS6142823Y2 true JPS6142823Y2 (ja) 1986-12-04

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JPS5884238U (ja) 1983-06-07

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