JPS6030036Y2 - 射出成形機の型締装置 - Google Patents

射出成形機の型締装置

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Publication number
JPS6030036Y2
JPS6030036Y2 JP11503579U JP11503579U JPS6030036Y2 JP S6030036 Y2 JPS6030036 Y2 JP S6030036Y2 JP 11503579 U JP11503579 U JP 11503579U JP 11503579 U JP11503579 U JP 11503579U JP S6030036 Y2 JPS6030036 Y2 JP S6030036Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold clamping
prefill valve
booster
plunger
valve body
Prior art date
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Expired
Application number
JP11503579U
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English (en)
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JPS5633622U (ja
Inventor
健二 杉田
Original Assignee
株式会社名機製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社名機製作所 filed Critical 株式会社名機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は実用新案登録出願昭和50−168383 ’
射出成形機の型締装置ヨの改良に関するものである。
射出成形機の作動サイクル短縮化は生産性を向上させ、
成形品のコスト低減に直接影響を及ぼすもので、射出成
形機の重要な性能の一つである。
現状において射出成形機の成形サイクルの短縮化はW分
の1秒単位まで要求されている。
油圧駆動による直圧式型締装置において、型締サイクル
を短縮するために型開閉速度の高速化イ外に短縮シリン
ダの油圧を如何短時間に昇圧させるかが一つの解決方法
である。
本考案は直圧式型締装置の昇圧時間を短縮させる新規な
装置に関するものである。
次に図面に従って本考案の実施例を説明する。
1は型締シリンダであり2は型締シリンダに挿嵌した主
ラムである。
3は型締シリンダの先端部に固定した鍔部である。
4は鍔部3と固定盤(図示せず)の間に緊張した4本の
ステーである。
5は主ラム2の先端に固定した可動盤である。
6はプリフィル弁体であり7はプリフィル弁体に挿嵌し
たプランジャである。
8は型締シリンダ1とプリフィル弁体6との間に設けた
隔壁である。
該隔壁8に開口部8bを設は且つ開口部8bに傾斜部8
aを設けている。
該プランジャ7が前進し隔壁8に接するとそれぞれの先
端傾斜部7a及び8aが圧力密に接する。
該プランジャ7は大径部7bと小径部7cとより戒る。
9は後部プリフィル弁室であり、10は前部プリフィル
弁室である。
11は後端をプリフィル弁体に固定した中空孔を有する
ブースクラムであり、2aは主ラム2内部に設けたブー
スタシリンダ室である。
12は前部プリフィル弁体10に通じる第1ポートであ
り13は同じく前部プリフィル弁室10に通じる第2ポ
ートである。
14は型締シリンダ1とプリフィル弁体6との間に設け
たパツキンでありボルトナット15によって型締シリン
ダ1とプリフィル弁体6は固定されている。
16は後部シリンダ室9に設けたスプリングであり、該
スプリング16はプランジャ7の先端傾斜部7aを隔壁
8の傾斜部8aに押しつける。
17は第1切換弁であり18は第2切換弁である。
第1切換弁17は第1ポート12にそして第2切換弁1
8はポート13にパイロット油を流入させたり止めたり
する。
次に作動について説明する。
先ず第1図に示すように第1切換弁17と第2切換弁1
8のソレノイドを消磁したま)でパイロット流を前部プ
リフィル弁室10に流入させるとプランジャ7はスプリ
ング16の力に抗して後退しく図において左方)プリフ
ィル弁体6のドレンポート6aと型締シリンダ室1aは
連通ずる。
この状態において管路19に油を流入させるとブースタ
シリンダ室2aに油が充満し可動盤5を高速前進させる
金型が閉じる手前において型閉じ速度を金型保護のため
低速する。
このとき第2図に示すように第2切換弁18を励磁する
と前部プリフィル弁室10の油は第2ポート13よりタ
ンクに連通しプランジャ7はスプリング16に抗するこ
とが出来なくなり前進する。
一定距離前進するとプランジャ7の大径部7bによって
第2ポート13が閉じるので、前部プリフィル弁室10
は再びパイロット圧になりスプリング16の力に対抗し
片衡した位置にてプランジャ、7は停止しプランジャ7
の傾斜面7aと隔壁8aは一定隙間1を保つ。
可動盤5の前進速度は低速であるので型締シリンダ室1
aにタンクから吸入する油の量は高速前進に較べて少く
てよいので前記隙間1にて十分である。
次に金型が閉じると第3図に示すように第1切換弁17
のソレノイドを励磁しパイロット流が第1ポート12に
入らないようにし前記プリフィル弁室10に油をタンク
に連通させるとプランジャ7はスプリング16の力によ
って前進し、ドレンポート6aと型締シリンダ室1aの
連通を閉じる。
そして管路20に油を供給しブースクラム11の外周と
プランジャ7の内周との隙間21から型締シリンダ室1
aに油が入り金型を高圧圧締する。
成形を完了した後第1切換弁17のソレノイドと□第2
切換弁18のソレノイドを消磁しパイロット流を前部プ
リフィル弁室10に流入させフランシャ7を後退させる
ことによって型締シリンダ室1aとドレンポート6aを
連通させ管路22に油を供給し可動盤5を後退させ(図
において左方)に金型を開く。
本考案の特長はブースクラム形式の型締装置のプリフィ
ル弁体6のプランジャ7をスプリング16の力にて前進
させる機構において、プランジャ7に大径部7bと小径
部7cを設け、前部プリフィル弁室10にパイロット油
を導く第1ポート12と第2ポート13を設け、スプリ
ングの力に抗してプランジャ7を任意の位置に停止させ
るようにしたことにありプリフィル弁体6内のプランジ
ャ7をスプリング力で前進させる機構において、隔壁8
を閉じる際のショックを防止しながら且つ主ラム2の前
進速度を低速に換えた後必要なだけの油を型締シリンダ
室’laに流入させるよう規制しそして更にプランジャ
7が隔壁を閉じる時間を実質上短縮させたことは本考案
の大きな効果である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す装置の断面図を含む正面
図であり、第2図及び第3図は本考案の作動を示す図で
ある。 1:型締シリンダ、2:主ラム、2a:ブースタシリン
ダ室、6:プリフィル弁体、7:プランジャ、8:隔壁
、10:前部プリフィル弁室、11:ブースタラム、1
2:第1ポート、13:第2ポとト、16:スプリング
、17:第1切換弁、18:第2切換弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 型締シリンダ1とプリフィル弁体6とを結合し、結合部
    に開口部8bを有する隔壁8を設け、該型締シリンダ1
    に先端に可動盤5を固定した主ラム2を挿嵌し、該主ラ
    ム2にブースタシリンダ室2aを設け、該ブースタシリ
    ンダ室2aにブースタラム11の先端を挿嵌し、該ブー
    スクラム11の先端をプリフィル弁体6に固定し、該プ
    リフィル弁体6内に大径部と小径部とを有するプランジ
    ャ7に該ブースタラム11を貫通させ、該プランジャ7
    の往復動によって該型締シリンダ室1aとタンクに連通
    ずるドレンポート6aとを断又は通にさせるようにした
    ブースクラム式型締機構において、該プランジャ7の前
    進によって該開口部8aを閉じさせるスプリング16と
    該プリフィル弁体6とプランジャ7の大径部と小径部に
    よって形成される前部プリフィル弁室10に第1ポート
    12と第2ポート13を設け、該第1ポート12及び第
    2ポート13のそれぞれをパイロット流源又はタンクに
    連通させる第1切換弁17と第2切換弁18とを設けた
    ことを特長とする射出成形機の型締装置。
JP11503579U 1979-08-20 1979-08-20 射出成形機の型締装置 Expired JPS6030036Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11503579U JPS6030036Y2 (ja) 1979-08-20 1979-08-20 射出成形機の型締装置

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JP11503579U JPS6030036Y2 (ja) 1979-08-20 1979-08-20 射出成形機の型締装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5633622U JPS5633622U (ja) 1981-04-02
JPS6030036Y2 true JPS6030036Y2 (ja) 1985-09-10

Family

ID=29347272

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JP11503579U Expired JPS6030036Y2 (ja) 1979-08-20 1979-08-20 射出成形機の型締装置

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JPS5633622U (ja) 1981-04-02

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