JPS6029898A - 火災検知方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ようにした火災検知方法に関する。

火災の検知方法には煙を検知する方法と温度上肩を検知
する方法とがある。

前者は光源と受光器とを備え、受光器は光源から放射さ
れる光ビームの外に設置され、光ビームの中に煙が侵入
するこ２によって生ずる散乱光を受光器が受光すること
によって煙を検知し、それにより火災の発生を知るよう
にしたものである。

後者の方法は温度検知素子としてサーミスタ、熱起電力
素子などが使用されている。

ところで、煙を検知する煙検知器は温度を検知するもの
に比べて感度がよく、草煙の煙、汚れの刺着などによっ
て誤動作しやすい。

温度を検知するものは、煙を検知するものに比べて感度
が悪い。そのため早期発見には不適当である。これを解
消するため警報を出す設定温度を低くすることが考えら
れるが、このようにすると誤動作し易くなる。

又温度を検知するものは電気的な方法であるため、電磁
ノイズを受け易く、工場等電磁誘導の多い所には不向で
ある。

本発明は上記の欠点を解決し、誤動作が無く、４．１頼
性の高い火災検知ができるようにした方法である。

そのため本発明では、投光ファイバｌからの光を、温度
により変移して光を遮光又は通過させる感温体３に投射
すると共に、投光ファイバ２がらの光を煙検知部４に投
射し、感温体３を通過した光を受光ファイバ５で受光し
、煙検知部４で散乱した散乱光を受光ファイバ６で受光
して、両者が受光された場合のみ火災を検知するように
しである。

本発明の一例として第１図に示すものは、光源７からの
光を投光ファイバｌ、２により伝送して、温度により変
移する感温体３と、煙検知部４とに投射する。

感温体３は光に不透明な水銀柱８．９間に透明液１０を
入れたものであり、温度の昇降に応じて水銀柱８，９が
昇降すると透明液１０も昇降して、投光ファイバｌから
の光が感温体３の透明液ｌＯの部分を通過したり水銀柱
８．９により遮断−されたりするようにしたものである
。

投光ファイバｌからの光が感温体３を通過すると、感温
体３を挟んで投光ファイバｌと対向させである受光ファ
イバ５に受光され、光一温度倹換器０／Ｅを経て論理回
路１１に人力される。

煙検知部４に投射された光はそこで散乱されて受光ファ
イバ６に受光される。受光された光は光一温度変換器０
７Ｈにより電気信号に変移されて論理回路１１に入力さ
れる。

論理回路１１は二つの光一温度変換器０７Ｅから信号が
入力されたときのみ出力する。すなわち、温度と煙との
両者が同時に検知されたときのみ火災を検出する。

受光ファイバ６は投光ファイバ２から軸を９０度ずらし
て、投光ファイバ２かもの光が直接入射しないようにし
である。

本発明の他側として第２図に示すものは、感温体３とし
て、通口１２を形成した開口付き遮光板１３とバイメタ
ル１４とを組合せたものを使用するようにしたものであ
る。

これは、火災等の発生によりバイメタル１４の周囲温度
が」＝昇するとバイメタル１４が上方へ立」−かり、こ
れにより開口伯き遮光板１３が上昇して投光ファイバｌ
からの光を遮光したり通過させたりする。

第２図の−に方の投光ファイバ２と受光ファイバ６は第
３図のように、中心に投光ファイバ２を配置し、その外
周に受光ファイバ６を１￥！置して、投光ファイバ２の
出射端と受光ファイバ６の入射端とを同一面に配置しで
ある。４これにより、投光ファイバ２の出射端から煙検
知部４に投射して散乱される散乱光が受光ファイバ６の
入射端に入射するようにしである。

本発明は叙上のように、投光ファイバ１．２からの光を
、温度により変移して光を遮光又は通過させる感温体３
と煙検知部４とに投射し、感温体３を通過した光と煙検
知部４で散乱した散乱光とを受光ファイバ５．６で受光
して、両者が受光された場合のみ火災を検知するように
したものであるため、煙と温度との両者を同時に検知し
たときにのみ火災が検出され、従って高精度の火災検出
を行うことができる。

また、感温体３の動作温度を室内の一年中の最高温度よ
りもやぎ高目に設定しておけば外気温が多少」二昇して
も誤動作することがない。又室温で煙が発生しても投光
ファイバｌからの光が感温体３を通して受光ファイバ５
に受光されないため、光一温度変換器０７Ｈに信号が人
力されず、従って煙だけを検知して火災であると誤動作
するようなこともない。

本発明で使用する光ファイバとして低損失の光ファイバ
を使用すれば、無誘導で遠方の検知を行うことができる
ため広範囲の火災監視等を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１１；４．第２図は本発明の異種例を示す説明図、第
３図は投光ファイバと受光ファイノ賭の関係を示す説明
図である。 （１）　（２）は投光ファイバ （３）は感温体 （４）は煙検知部 （５）　（６）は受光ファイバ （１１）は論理回路

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）投光ファイバからの光を、温度により変移して光
   を遮光又は通過させる感温体と煙検知部とに投射し、感
   温体を通過した光と煙検知部で散乱した散乱光とを受光
   ファイバで受光して、両者が受光された場合のみ火災を
   検知するようにした火災検知方法
2. （２）感温体として、水銀柱間に透明液を入れたものを
   使用するようにした特許請求の範囲第１項記載の火災検
   知方法
3. （３）感温体として、開口付き遮光板とバイメタルとを
   組合せたものを使用するようにした特許請求の範囲第１
   項記載の火災検知方法