JPS6029666Y2 - エンジンのエアクリ−ナ - Google Patents

エンジンのエアクリ−ナ

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Publication number
JPS6029666Y2
JPS6029666Y2 JP16659079U JP16659079U JPS6029666Y2 JP S6029666 Y2 JPS6029666 Y2 JP S6029666Y2 JP 16659079 U JP16659079 U JP 16659079U JP 16659079 U JP16659079 U JP 16659079U JP S6029666 Y2 JPS6029666 Y2 JP S6029666Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
cylinder
intake port
intake cylinder
cleaner
Prior art date
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Expired
Application number
JP16659079U
Other languages
English (en)
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JPS5683657U (ja
Inventor
幸治 岩井
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP16659079U priority Critical patent/JPS6029666Y2/ja
Publication of JPS5683657U publication Critical patent/JPS5683657U/ja
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  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はエンジンに付設されるエアクリーナに関する
エンジンの排気行程の終期から吸入行程の初期にかけて
燃焼室から漏れ出る燃焼爆発音や吸気自身が発する音な
どの吸気騒音を防止するために、エアクリーナの内部に
抵抗板を設けたり、クリーナケースの内面に緩衝材が貼
付されることがある。
ところが、この抵抗板や緩衝材が吸気の抵抗となって吸
気量を低下させ、エンジンの出力が低下したり、燃料消
費量が増加してしまう。
このようにエアクリーナは、吸気量の確保と吸気騒音の
低減という相反する問題があり、これらを満足するため
に種々の構造のものが提案されている。
第6図に示すものは、クリーナケース31の周壁に吸気
筒32を固着し、吸気騒音を減少させたものであるが、
地面に近い吸気口33から吸気とともに地上の塵埃を吸
いやすく、クリーナエレメント34が短期間のうちに目
詰まりする。
したがって、しばしばエレメント34を清掃しなければ
ならないうえ、エレメント34の交換時期も早くなると
いう欠点があった。
この考案は、上記の欠点を解消するために、エンジン側
部に垂直姿勢で配置したクリーナケースの周側壁下寄り
部から吸気筒を下向きに延出し、吸気筒の下寄り部にお
ける吸気筒の周側壁の一部を切除して、吸気筒の下寄り
部に吸気口側壁を残した状態で吸気筒の下面から吸気筒
の横−側面に亘って吸気口を大きく開口し、下面開口部
と側面開口部とで形成される仮想吸気口を吸気筒の軸心
に対して傾斜する状態で開口することにより、地上の塵
埃がエアクリーナ内に吸入されに<<シたものである。
以下この考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図はエンジン発電機の正面図である。
このエンジン発電機は、強制空冷式の電着エンジン1の
左側に発電機2を直結固定し、これらを防護フレーム3
に防振支持させ、両者1,2の上部に燃料タンク4を配
設するとともに、機体前面に出力端子パネル5、マフラ
6、エアクリーナ7を左方から順に配設して構成される
上記の防護フレーム3は、左右一対の門形の側枠部3a
と、これら下部同士を連結する接地枠3bとを一連に折
曲げてフレーム主体を形成し、谷側枠部3aの前脚部同
士及び後脚部同士を、それぞれ横桟3Cで連結するとと
もに、前後の接地枠3b間にエンジン1用のセットベー
ス8と発を桟用のセットベース9をそれぞれ架着して構
成される。
10は前部の横桟32に固定れる化粧板である。
エアクリーナ7は、第3図および第4図に示すように、
有底筒形のクリーナケース11内に截頭円錐台形のエレ
メント12をケース中心から偏心させた状態で配設し、
クリーナケース11をエレメント位置決め板13および
底板14で蓋して、その内部をエレメント12で内側の
浄気室15と外側の渦巻き形のサイクロン式除塵室16
とに区画して構成されており、底板14には浮気出口1
7が開設されている。
このエアクリーナ7はその底板14を気化器18にボル
ト19で固定することにより、エンジン1に固定されて
いる。
エレメント12は、濾紙20とこれに内接する有孔板製
の保形筒21とを、前後一対のリング状に形成されたエ
ンドプレート22で固定して構成されている。
23はエレメント12の外周に装着されるスポンジであ
る。
クリーナケース11の周壁の下寄り部には矩形の吸気口
24が開設してあり、周壁と連続して吸気筒25がクリ
ーナケース11の周面の接線Tに沿って下向きに延出さ
れている。
そうして、この吸気筒25の断面は上側終端部25aの
矩形から下側始端部25bの惰円形へとしだいに変化し
て形成されており、上記下側始端部25bより下寄り部
に吸気口26が形成されている。
この吸気筒25の下寄り部には、第5図にも示すように
、その周側壁の一部が切除され、側面開口部25eと吸
気筒25に取り残された吸気口側壁25cとが形成され
ている。
そして、この吸気口側壁25cの下面開口部25dと上
記側面開口部25eとが連続した状態で開口しており、
この連続する両開口部によって吸気筒25の下面から吸
気筒25の横−側面に亘って大きく開口する吸気口26
が形成されている。
従って、下面開口部25dと側面開口部25eとで形成
される仮想吸気口Bは吸気筒25の軸心に対して傾斜す
る状態で開口し、その仮想吸気口Bの断面積は下面開口
部25dの側端と側面開口部25eの上端とを結ぶ傾斜
面積となる。
つぎに作用を説明する。
吸気筒25の吸気口26は下向きおよび横向きに大きく
開口しており、その仮想吸気口Bの断面積は傾斜面積で
あるから、外部からの吸気領域Sは、第6図の従来例の
吸気領域Rに比べて大幅の大きくなっている。
このため、この考案のエアクリーナ7の吸気領域Sにお
ける吸気の流速は、従来のものより大幅に小さくなり、
吸気領域S内に浮遊している塵埃はエアクリーナ7内に
吸入されにくい。
除塵埃16は渦巻き状のサイクロンになっていて、吸気
筒25内に入った吸気の流速は大きくなり、量は充分に
確保される。
また、吸気筒25は下側始端部25bから上側終端部2
5aに向ってしだいに断面が広く変化させて形成されて
おり、燃焼室からの騒音の出口が先細りにいなるため、
騒音が出にくく消音性がよい。
なお、エレメント12の外側のスポンジ23はなくても
よい。
この考案は以上のように構成し作用するから、つぎの効
果を奏する。
垂直姿勢に配置したクリーナケースの周側壁から下向き
に延出した吸気筒の下側始端部の下寄り部に開口する吸
気口を吸気筒の下面から吸気筒の横−側面に亘って大き
く開口し、仮想吸気口を吸気筒の軸心に対して傾斜する
状態で開口するようにしたので、仮想吸気口の断面が傾
斜面となり、このため吸気口を吸気筒の軸心と直交する
状態に形成していた従来のものに較べて、換気口の断面
積を大きくすることができるうえ、吸気領域が拡大する
ので、吸気口外部での吸気領域での気流の流速を遅くす
ることができ、エアクリーナ外部からの塵埃を吸入しに
くくなる。
これにより、クリーナエレメントが短期間に目詰まりす
ることがなく、クリーナエレメントの寿命が長くなる。
そのうえ、吸気口の上端に接する水平線(第4図に示す
線A)よりも吸気筒の一部がさらに下方に突出している
から、その分だけ燃焼室からの騒音が外部に出にくくな
り、防音性能がよくなる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図はエンジン発電
機の正面図、第2図は縦断側面図、第3図は第1図■−
■線断面図、第4図は第3図IV−■線断面図、第5図
は第1図■矢視図、第6図は従来例を示す第4図相当図
である。 11・・・・・・クリーナケース、12・・・・・・エ
レメント、16・・・・・・サイクロン式除塵室、25
・・・・・・吸気筒、25a・・・・・・上側終端部、
25b・・・・・・下側始端部、25c・・・・・・吸
気口側壁、26・・・・・・吸気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン側部にクリーナケース11を垂直姿勢で配置し
    、クリーナケース11の周側壁下寄り部から吸気筒25
    を下向きに延出し、吸気筒25の下寄り部における吸気
    筒25の周側壁の一部を切除することにより、吸気口側
    壁25cを残した状態で吸気口26を吸気筒25の下面
    から吸気筒25の横−側面に亘って大きく開口し、下面
    開口部と側面開口部とで形成される仮想吸気口を吸気筒
    25の軸心に対して傾斜する状態で開口するようにした
    ことを特徴とするエンジンのエアクリーナ。
JP16659079U 1979-11-30 1979-11-30 エンジンのエアクリ−ナ Expired JPS6029666Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16659079U JPS6029666Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30 エンジンのエアクリ−ナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16659079U JPS6029666Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30 エンジンのエアクリ−ナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5683657U JPS5683657U (ja) 1981-07-06
JPS6029666Y2 true JPS6029666Y2 (ja) 1985-09-06

Family

ID=29677469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16659079U Expired JPS6029666Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30 エンジンのエアクリ−ナ

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JP (1) JPS6029666Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5683657U (ja) 1981-07-06

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