JPS6029622Y2 - 内燃機関の排気系における触媒コンバ−タの被覆.保護装置 - Google Patents

内燃機関の排気系における触媒コンバ−タの被覆.保護装置

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JPS6029622Y2
JPS6029622Y2 JP3090780U JP3090780U JPS6029622Y2 JP S6029622 Y2 JPS6029622 Y2 JP S6029622Y2 JP 3090780 U JP3090780 U JP 3090780U JP 3090780 U JP3090780 U JP 3090780U JP S6029622 Y2 JPS6029622 Y2 JP S6029622Y2
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JP
Japan
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cover
catalyst
catalytic converter
air flow
exhaust system
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JP3090780U
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JPS56132314U (ja
Inventor
淳示 大谷
徳康 松橋
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、主として自動二輪車搭載用内燃機関の排気系
に設けられる、排ガス浄化のための触媒コンバータの被
覆、保護装置に関するものである。
(2)従来の技術 自動二輪車において、内燃機関の排気口に連なる排気系
の途中に触媒コンバータを設け、排気系を流れる排ガス
中の有害成分をその触媒コンバータで反応浄化するよう
にしたものにおいて、触媒コンバータの触媒カバーを、
多数の空気流通口を穿設した触媒カバーで被覆、保護す
るようにしたものは既に公知である(実開昭54−93
611号公報参照)。
(3)考案が解決しようとする問題点 ところで自動二輪車では、一般に排気管、マフラー等よ
りなる排気系は、本来の機能のほか、外観上の体裁を整
えるための装飾部品としての役割をも果せる必要があり
、装飾部品として作られることのない前記触媒コンバー
タは、これを外部から目視できないように被覆して排気
系の全体の外観を整えるようにすることが要求されるが
、前記従来のものでは触媒コンバータの変色し易い触媒
カバーが空気流通口を通して外部から見えるようになっ
てしまい外観上の体裁を悪くして前記要求を満足できな
いばかりでなく、小石、砂利、飛沫等が空気流通口を通
して触媒カバー内に侵入し易く、該触媒カバーが触媒コ
ンバータを保護するという本来の機能を十分に発揮でき
なくなるという問題点があった。
本考案は上記実情にかんがみてなされたもので、前記問
題点をすべて解決できるようにした内燃機関の排気系に
おける触媒コンバータの被覆、保護装置を提供すること
を目的とするものである。
B 考案の構成 (1)問題点を解するための手段 上記目的の遠戚のために本考案によれば、内燃機関の排
気口に連なる排気系の途中に、触媒コンバータを介装し
、この触媒コンバータの触媒ケーシング外周を、触媒カ
バーにより被覆、保護してなる、触媒コンバータの被覆
、保護装置において、前記触媒カバーを中空筒状の外側
カバーと、その内側に環状の細隙を存して重合される内
側カバーとより構成してそれらを環状の空隙を存して前
記触媒ケーシングに固着し、前記外側カバーおよび内側
カバーには、円周方向に間隙を存し、かつ軸方向に細長
い多数の外側空気流通口および内側空気流通口をそれぞ
れ開口腰それらの空気流通口を互いに周方向に部品させ
、外側空気流通口を内側カバーの外壁面に、内側空気流
通口を外側カバーの内壁面にそれぞれ対面させる。
(2)作用 触媒ケーシングを被覆する触媒カバーは、そこに空気流
通口を穿設しても変色し易い触媒ケーシングを外部から
目視できないようにすることができ、しかも小石、砂利
、飛沫等の触媒カバー内への侵入が防止されて触媒コン
バータの被覆、保護が確実なものとする。
(3)実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説明すると
、第1図において自動二輪車の車体フレームFに搭載さ
れる内燃機関Eは、その機関本体1の後方に排気口に連
なるキャブレター2およびエアクリーナ3が連設され、
またその前部に、その排気口に連なる排気管4の基端が
接続され、この排気管4は、機関本体1の前面に沿って
下方にのび、さらにその底面に沿って後方にのび、その
先端にマフラー5が接続されている。
前記マフラー5の前部には、触媒コンバータ6が介装さ
れている。
触媒コンバータ6は従来公知の構造を備え、その触媒ケ
ーシング7は、中空円筒状をなしてその両端がマフラー
5に一体に接続されている。
触媒ケーシング7内にはワイヤメツシュの緩衝保持部材
8を介して円筒状の触媒エレメント9が内装されている
前記触媒ケーシング7の外周は、外側カバー10□と内
側カバー10□よりなる触媒カバー10によって被覆保
護される。
外側カバー101および内側カバー10□は何れも一端
より他端に向って漸次大径となる中空円筒状に形成され
ており、内側カバー10□にはその軸方向に間隙をあけ
て数条の触媒突条11が形成され、それら環状突条11
の外周面に外側カバー10□の内周面が点溶接等の接合
手段により一体に接合され、外、内側カバー10..1
0□が一体化されて触媒カバー10が形成され、外、内
側カバー10..10゜間に環状の細隙12が形成され
る。
外、内側カバー10..10゜の上面および下半部には
、それぞれそれらの円周方向に間隙をあけ、かつそれら
の軸方向に細長い多数条の外、内側空気流通口13.1
4が開口され、それら外、内側空気流通口13.14は
円周方向に互いにwA酷されており、外側空気流通口1
3は内側カバー10□の外壁面に対面し、また内側空気
流通口14は外側カバー10□の内壁面に対面している
触媒ケーシング7の一端部外周には第6図に明瞭に示す
ように周方向に間隙をあけて数個のスペーサ兼取付片1
5が溶着され、これらのスペーサ兼取付片15に、前記
外、内側カバー10、.102よりなる触媒カバー10
の大径側端部が止めねじ16により固着され、またその
小径側端部は触媒ケーシング7の外周面に溶着され、触
媒ケーシング7と触媒カバー10間に空隙17が形成さ
れる。
触媒カバー10の外側カバー10□にはバンガー18が
溶着され、このバンガー18を介して触媒コンバータ6
はマフラー5とともに車体フレームFに懸吊される。
尚、図中19は触媒カバー10に溶着されるスタンドス
トッパで、車体フレームFに取付けられるスタンド20
を格納位置に蹴上げたとき、その先端と衝合してスタン
ド20の格納位置を規制する。
次に本考案の実施例の作用について説明すると、いま内
燃機関Eの運転により発生する排ガスは、排気管4を通
ってマフラー5に至り、そこに設けられる触媒コンバー
タ6に流入し、ここで排ガス中の有害成分が触媒エレメ
ント9と反応して浄化される。
ところで触媒ケーシング7は触媒エレメント9の反応熱
によって高温に加熱されるが、これは次のようにして冷
却される。
自動二輪車の内燃機関Eおよび排気系の冷却は、その走
行速度の低いうちはその走行風よりもむしろ自然対流に
よる冷却に依存するので、自動二輪車の低速走行時には
触媒ケーシング7も自然対流によって有効に冷却される
ようになっており、すなわち冷却外気は、触媒カバー1
0の下半部に開口される外側および内側空気流通口13
.14を通って触媒カバー10内の空隙17に流入し、
触媒ケーシング7の外周面に沿って上方に流れ、そのケ
ーシング7を十分に冷却した後触媒カバー10の上面に
開口される内側および外側空気流通口14.13を通っ
て外部に放出される。
また自動二輪車の高速走行時には走行風が触媒カバー1
0の外側および内側空気流通口13.14を通って触媒
カバー10内の空隙17を前方より後方へ流れ、該カバ
ー10を有効に冷却できる。
また前述のように、外、内側空気流通口13.14は周
方向に互いにm麺されていることにより、触媒ケーシン
グ7の冷却を損わずに、自動二輪車の走行中に蹴ね上げ
る飛沫、小石、砂利等を前記触媒カバー10によって受
は止めることができ、触媒コンバータ6はそれらから保
護することができる。
また外側カバー10□の外側空気流通口13には内側カ
バー10□の外壁面が対面し、内側カバー10□の内側
空気流通口14には外側カバー10□の内壁面が対面し
ていて外部から触媒コンバータ6を視認できないように
なっており、これが排気系の外観上の体裁を損うことが
ない。
C考案の効果 以上のように本考案によれば、触媒コンバータ6を被覆
する触媒カバー10を、環状の細隙12を存して重合さ
れる外側カバー101と内側カバー10□とより構成し
てそれらを環状の空隙17を存して前記触媒ケーシング
7に固着し、外、内側カバー10..102にはそれぞ
れ周方向に間隙を存して軸方向に長い外側空気流通口1
3と内側空気流通口14を開口し、それらの流通口13
.14は円周方向に互いに!@されて内側空気流通口1
4を外側カバー101の内壁面に、また外側空気流通口
13を内側カバー10゜の外壁面にそれぞれ対面させた
ので、一般には外観上の体裁を考慮することなしに製作
され、しかも加熱。
冷却の繰り返しにより変色し易い触媒コンバータ6の触
媒ケーシング7を実質的に外部から目視できないように
して、そのケーシング7が排気系の外観上の体裁を損わ
しめることがない。
また内、外側カバー10゜、10□の外、内側空気流通
口13.14からの環状の空隙17内に流入する冷たい
外気が触媒ケーシング7を効率よく冷却し、さらに触媒
カバー10は小石、砂利。
飛沫等から触媒ケーシング7を保護して触媒コンバータ
6の所期の機能を十分に発揮させるとともに、その寿命
延長を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を装備した自動二輪車の側面図、第2図
は本考案装置の側面図、第3図はその触媒カバー10を
縦断した側面図、第4図は第3図IV−IV線断面図、
第5図は第3図■−■線断面図、第6図は第2図VI−
VI線拡大断面図である。 E・・・・・・内燃機関、6・・・・・・触媒コンバー
タ、7・・・・・・触媒ケーシング、10・・・・・・
触媒カバー 10□・・・・・・外側カバー、10□・
・・・・・内側カバー、12・・・・・・細隙、13・
・・・・・外側空気流通口、14・・・・・・内側空気
流通口、17・・・・・・空隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関Eの排気口に連なる排気系の途中に、触媒コン
    バータ6を介装し、この触媒コンバータ6の触媒ケーシ
    ング7外周を、触媒カバー10により被覆、保護してな
    る、触媒コンバータの被覆、保護装置において、前記触
    媒カバー10を中空筒状の外側カバー101と、この内
    側に環状の細隙12を存して重合される内側カバー10
    □とより構成してそれらを環状の空隙17を存して前記
    触媒ケーシング7に固着し、前記外側カバー10□およ
    び内側カバー10□には、円周方向に間隔を存し、かつ
    軸方向に細長い多数の外側空気流通口13および内側空
    気流通口14をそれぞれ開口し、それらの空気流通口1
    3.14を互いに円周方向にwi陥させ、外側空気流通
    口13を内側カバー10□の外壁面に、内側空気流通口
    14を外側カバー101の内壁面にそれぞれ対面させて
    なる、内燃機関の排気系における触媒コンバータの被覆
    、保護装置。
JP3090780U 1980-03-10 1980-03-10 内燃機関の排気系における触媒コンバ−タの被覆.保護装置 Expired JPS6029622Y2 (ja)

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