JPS6029615B2 - サンドイツチ状成形体の射出成形方法及び射出成形装置 - Google Patents

サンドイツチ状成形体の射出成形方法及び射出成形装置

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JPS6029615B2
JPS6029615B2 JP3724377A JP3724377A JPS6029615B2 JP S6029615 B2 JPS6029615 B2 JP S6029615B2 JP 3724377 A JP3724377 A JP 3724377A JP 3724377 A JP3724377 A JP 3724377A JP S6029615 B2 JPS6029615 B2 JP S6029615B2
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piston
tip
injection
mandrel
resin
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雅司 木田
直 沖田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1642Making multilayered or multicoloured articles having a "sandwich" structure
    • B29C45/1645Injecting skin and core materials from the same injection cylinder, e.g. mono-sandwich moulding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、サンドイッチ状成形体の射出成形法及び装置
に関するもので、更に詳しくは同種又は異種の樹脂を外
層・内層の2層に形成したサンドイッチ状成形体の射出
成形に際し、ホットランナーフロックを有する既存金型
に採用可能な製造方法及びその装置に関するものである
一般にサンドイッチ状成形体は、強度・耐候性・装飾性
或いは経済性等の各種特徴を有する樹脂の組合せにより
多様性に富んだ製品が得られるが、このサンドイッチ状
成形体の射出成形方法としては、射出シリンダーの内部
が運通、遮断可能な可動マンドレルにより前後2室に分
けられ且つ前室に押出口を有する押出機をとりつけた射
出シリンダーを用い、該前後2室に第1及び第2の樹脂
を各々相互に接触することなく充填し、然る後、射出シ
リンダーの内のスクリューを前進させて型溝内に第1の
樹脂を射出し、引続き可動マンドレルを開放して第2の
樹脂を射出し、該第2の樹脂の先に射出した第1の樹脂
内にもぐり込ませて、冷却し、以つてサンドイッチ状成
形体を成形するという方法が知られている。
ところで、ホットランナーシステムは射出成形の省力化
、量産化或は後加工処理の容易化の為にランナーレスを
目的として開発されたものであり、今日では一般的な構
造として広く使用されているが、該システムをサンドイ
ッチ状成形体の射出成形に採用することは今日まで実現
化に至っていない。
その理由は、ホットランナーブロックを有する金型の場
合には1サイクルの射出終了時点で該ホットランナーブ
ロックに内層を形成する第2の樹脂が滞留している為に
、次のサイクルでは前記ホットランナーブロックに滞留
した第2の樹脂が最初に型窓に到達して成形終了時には
外層の形成にあずかることになってしまうという難点を
有していたからである。
本発明は上記従来のホットランナーブロックを有する既
存金型を特に改造せずしてホットランナーシステムの採
用可能な、サンドイッチ状成形体の射出成形方法及び射
出成形装置を提供することを目的としている。
而して本発明の要旨は、 1 射出シリンダーの内部が該内部を蓮通、遮断可能な
可動マンドレルにより前後2室に分けられ且つ前室に押
出口を有する押出機をとりつけた射出シリンダーを用い
、前後2室に各々相互に接触することなく(充填された
第1及び第2の樹脂を射出して行うサンドイッチ状成形
体の射出成形方法に於て、型窟に対しホットランナーフ
ロックを介して先ず前室に充填された第1の樹脂をマン
ドレル本体の先端が射出シリンダーの先端に当援するま
で射出し、次いで後室に充填された第2の樹脂を射出ス
クリュー又は射出プランジャーがマンドレル本体に楯勤
可能に設けられたピストンに当援するまで射出し、更に
前室の、マンドレル本体の先端とピストンの先端部との
間の樹脂溜り部に充填ごれた第1の樹脂の残りをピスト
ンの先端部がマンドレル本体の先端に当援するまでホッ
トランナーブロックに射出すると共にピストンの前進に
よりマンドレル本体の後部とピストンの先端部との間に
形成される空洞部内に第2の樹脂の残りを収容した後、
ピストンの後退により該第2の樹脂の残りを後室内に返
送するようなしたことを特徴とするサンドイッチ状成形
体の射出成形方法。
及び2 射出シリンダーの先端部と射出スクリュー又は
射出プランジャーとの間にピストン付可動マンドレルが
配置されてシリンダー内が前室と後室に分けられ、前室
には押出機が連結され、前記マンドレルはマンドレル本
体と、該マンドレル本体に摺動可能に設けられたピスト
ンと、中央部の流路と、該中央部の流録に設けられて該
流路を蓮通、遮断し得る弁とからなり、マンドレル本体
の先端が射出シリンダーの先端部に当綾した状態で前記
ピストンが射出スクリュー又は射出プランジャーに押圧
されて摺動前進する際にマンドレル本体の後部とピスト
ンの先端部との間に空洞部を形成するようになされ、且
つ、該空洞部と前記後室とは蓮通せしめられ、マンドレ
ル本体の先端に、流路が形成され、射出シリンダーの先
端はホットランナーブロックを介して型溝に蓮通せしめ
られていることを特徴とする射出成形装置。
及び3 射出シリンダー内が可動マンドレルにより前後
2室に分けられ、前室には押出機が連結され、前記可動
マンドレルはマンドレル本体と、該マンドレル本体に摺
動可能に設けられたピストンと、中央部の流路と、該中
央部の流路に設けられて該流路を開閉する弁とからなり
、マンドレル本体の先端が射出シリンダーの先端部に当
接した状態で前記ピストンが射出スクリューに押圧され
て摺動前進する際にマンドレル本体の後部とピストンの
先端部との間に空洞部を形成するようになされ且つ該空
洞部と前記後室とは蓮通され、射出スクリュはピストン
が摺動前進する間中央部流路を遮断するようになされ、
射出シリンダーの先端はホットランナーブロックを介し
て型籍に蓮通せしめられていることを特徴とする射出成
形装置。
に存する。
以下、本発明の一実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明射出成形方法を実施するに好適な本発明
2の射出成形装置の一例を示す一部功欠断面図にして、
射出スクリューが前進し始める状態を示し、第2図は同
上射出スクリューがマンドレルのピストンを押圧しつつ
ある状態で示すものである。而して、射出シリンダーI
の先端部4と射出スクリュー2の間にはピストン付可動
マンドレル5が配置されて射出シリンダーー内は射出シ
リンダー先端部4と該マンドレル5との間、即ち前室1
1とマンドレル5と射出スクリュー2との間、即ち後室
12に分けられており、マンドレル5は、マンドレル本
体6と、該マンドレル本体6に摺動可能に設けられたピ
ストン9と、マンドレル本体6の中央部を貫通する中央
部流路7と、該中央部流路7の頭部に設けられた逆流防
止弁8とからなり、マンドレル5の前進時には第1図に
示す如く射出シリンダー1の内面とピストン9とマンド
レル本体6とにより樹脂溜り部10を形成するようにな
され、ピストン9は第2図に示す如くマンドレル本体6
に対して摺動前進状態にある場合に、該ピストン9の内
面とマンドレル本体6の外面との間に空洞部13を形成
するようになされており、且つマンドレル本体6の後部
には空洞部13と後室12とを選通し得る穴14が複数
個穿設されている。
又、マンドレル本体6の先端には、前記先端部4に設け
られた煩斜面15に接した際に流路を形成し得る溝17
が設けられており、頭部には、逆流防止弁を設置する場
合に広く一般に行われる如く、前室11と中央部流路7
とを蓮通し得る穴が穿設されており(図示せず)、逆流
防止弁8は該穴と共に射出シリンダー1の軸線方向を蓮
通、遮断し得るようになされている。
尚溝17をマンドレル本体6の先端に設ける代りに該マ
ンドレル本体6の頭部に射出シリンダー1とマンドレル
本体6との間隙と中央部流路7の逆流防止弁8の前方と
の間に達通する穴を設けてもよい。
又、ピストン9がマンドレル本体6に摺動するに際して
ピストン9がマンドレル本体6の外面と共に前記空洞部
13を形成し同時に射出シリンダー1の内面とにより空
洞部18を形成するように、射出シリンダー1の前方、
即ちマンドレル5の先端がシリンダ−の先端部4に接触
した状態におけるマンドレルの後端の位置迄はシリンダ
ー1の内径が他の部分のそれよりも大きくなされており
、ピストン9の頭部には空洞部13が形成された際に、
該空洞部13を空洞部18に連適する穴19が穿設され
ている。
又前室11には押出機30が連結されており、31は押
出スクリュー、32は押出機内先端部に設けられた逆流
防止弁である。
又射出シリンダー1の先端はホットランナーブロック2
0を介して型窓21に蓮通されている。
尚、射出スクリュー2の代りに射出プランジャーと他の
可塑性機構を併用するも無論自由である。次に叙上の本
発明の2の射出成形装置を用いて行う本発明射出成形方
法について説明するに、先ず神出機30のスクリュー3
1により可塑化された第1の樹脂3は逆流防止弁32を
通り射出シリンダーー内の前室11即ち先端部4とピス
トン付可動マンドレル5との間に充填される。
この場合ピストン9は、最初マンドレル本体6に対しそ
て最前方に位置しているが第1の樹脂3の樹脂により押
圧されて次第に後方に摺動し遂にはマンドレル本体の後
部に当る。一方この時第1の樹脂3はマンドレル5の中
央部流路7を遮断している逆流防止弁8により該中央部
流路7には流れ込まないので、その後はピストン9とマ
ンドレル本体6とは一体になって第1の樹脂3を充填す
る圧力により充填量に対応した位置迄射出スクリュー2
と共に後退する。次に第2の樹脂16は、射出シリンダ
−2で可塑化されて射出スクリュー2と可動マンドレル
5との間則ち後室に押出し充填され、射出スクリュー2
は第2の樹脂16の充填量に対応して再度後退し、第1
の樹脂3と第2の樹脂16とは可動マンドレル5により
分けられた前後2室に各々相互に接触混合することなく
充填された状態となる。
この場合、第1の樹脂3の化塑化開始と殆んど同時に第
2の樹脂16の可塑化を開始するのが好ましく、かくす
る場合第1の樹脂3を充填した際に射出スクリュー2は
第2の樹脂16の樹脂圧とマンドレル5を介した第1の
樹脂3の樹脂圧とにより押圧されて後退しピストン9は
射出スクリュー2に当ることがない。所定量の第1、第
2の樹脂3,16が充填された後、射出スクリュー2を
前進させ型商21にホットランナーブロック20を介し
て第1の樹脂3の一部を射出する。
この射出過程に於て、射出スクリュー2による射出圧力
は該射出スクリュー2とマンドレル5との間の第2の樹
脂16を介してピストン9、マンドレル本体6及び中央
部流路7の逆流防止弁8に伝達され、更にマンドレル5
と射出シリンダーーの先端部4との間に充填された第1
の樹脂3に伝達される。
かくして第2の樹脂16はマンドレル5の中央部流路7
の逆流防止弁3が第1の樹脂3の樹脂圧により遮断され
ているので中央部流路7の通路を抑制されたまま、マン
ドレル5は次第にシリンダー1の先端に近づくと共に第
1の樹脂3が射出され、やがてマンドレル本体6の先端
が射出シリンダーー内の傾斜面15に接触すると、逆流
防止弁8が第1の樹脂3と第2の樹脂16との圧力差に
より開放されると同時に第2の樹脂16の射出が開始さ
れるが、この場合射出シリンダー1の内面とマンドレル
本体6とピストン9とにより形成される樹脂溜り部10
‘こ閉鎖された形の第1の樹脂3(但し溝17により鏡
斜面15に沿う方向には開放されている)はまだ充填さ
れたままである。第2の樹脂16は射出スクリュー2が
ピストン9に接触するまでホットランナーブロック20
を介して型癌21に充填され、先に充填された第1の樹
脂3は成形完了時には外層となり後に充填された第2の
樹脂16は第1の樹脂3の間にはいり込み内層となるの
である。
次に射出スクリュー2がピストン9に接触し押圧すると
ピストン9はマンドレル本体6に摺動しつつ前進し、前
記樹脂溜り部10‘こ閉鎖された形の第1の樹脂3の残
りは、マンドレル本体6の先端に設けられた溝17と前
記傾斜面15とにより形成された流路を通過してホット
ランナーブロック20に充填される。
この際第2の樹脂16の残余分は、ピストン9が前進し
つつマンドレル本体6と共に形成する空洞部13内にマ
ンドレル本体の後部に穿設された穴14を介して流入し
、更にピストン9の頭部に穿設された穴19を通過して
射出シIJンダ−1とピストン9により形成された空洞
部18に流入する。
次に射出が完全に終了すると同時に型商21の冷却を開
始し型窟21の冷却終了以前に次のサイクルの第1及び
第2の樹脂の可塑化も終了する如くなされる。
冷却された金型は開割されて、第1の樹脂3の間に第2
樹脂16をはさんだ固化されたサンドイッチ状成形体が
取り出され、以下同様のサイクルを繰返すが、次のサイ
クルの最初の状態には既にホットランナーブロック20
1こは第1の樹脂3が滞留されているのである。又、次
のサイクルの際、空洞部13及び18内に収容された第
2の樹脂の残り分は、押出機からの第1の樹脂の充填に
よりピストン9が後退する際、流入時と同じ経路を逆に
たどって後室16に戻って再び利用される。
尚、射出スクリュ−31と射出スクリュー2とを同時に
回転又は停止させることは、射出スクリュー31の回転
数を制御するか或いは回転時間を制御することにより可
能であり、又叙上の説明はすべて本発明射出成形装置の
定常状態に於けるものであり、起動状態に於ては型高2
1及びホットランナーブロック2川こ対し第1の樹脂3
を充填しておくのが好ましい。
本発明に於ける可動マンドレルの作動により形成される
空洞部としては、前記実施例に於てはピストンと可動マ
ンドレルとの間に形成される空洞部の他にピストンと射
出シリンダーとの間にも空洞部が形成されるようになさ
れているが、何れか片方の空洞部のみ設けてもよく、何
れにしても該空洞部の容積は、必ず、射出スクリューが
ピストンに接触した際にマンドレル本体の後端とピスト
ンと射出スクリューの先端とによって取り囲まれ射出ス
クリューの前進により排除されねばならない量、即ち第
2の樹脂の残り分に相等しいか又はやや多い容積となさ
れていなければならない。
次に第3図〜第5図に示した本発明の3の射出成形装置
を用いて行う本発明射出成形方法について説明するに、
該装置は射出シリンダー内のスクリュー先端部に、中空
部33と該中空部33内で前後に摺動する頭部を有する
ピストン29とが設けられている。先ず押出機30のス
クリュー31により可塑化された第1の樹脂3は逆流防
止弁32を通り射出シリンダーl内の前室11に充填さ
れる。この場合マンドレルのピストン9は、最初マンド
レル本体6に対して最前方に位置しているが第1の樹脂
3の樹脂圧により押圧されて次第に後方に沼動し遂には
マンドレル本体の後部に当り、一方この時第1の樹脂3
はマンドレル5の中央部流路7を遮断している逆流防止
弁8により該中央部流路7には流れ込まないので、その
後はピストン9とマンドレル本体6とは一体になって第
1の樹脂3を充填する圧力により充填量に対応した位置
迄射出スクリュー2と共に後退する。次に第2の樹脂1
6は、射出スクリュー2で可塑化されて先端部に近接し
て設けられた流路22を通り中空部33に流入してスク
リューピストン29を前方に突き出し、更に中空部33
と後室12との間に穿設された流路23を経て後室12
に充填され、射出スクリュー2は第2の樹脂16の充填
量に対応して再度後退し、第1の樹脂3と第2の樹脂1
6とはマンドレル5により分けられた側室11後室12
に各々相互に接触することなく充填された状態となる。
所定量の第1、第2の樹脂3,16が充填された後、射
出スクリュー2を前進させ本発明の2と同様の手順で型
穣21にホットランナーブロック20を介して第1及び
第2の樹脂を射出するのであるが、スクリューピストン
29がマンドレル本体6の後端に接触すると同時に或い
はやや遅れて、射出スクリュー2の頭部外周部表面24
がマンドレルのピストン9の後端に接触し押圧しつつ前
進し、前記樹脂溜り部1川こ閉鎖された形の第1の樹脂
3の量、即ち第1の樹脂3の残りの大部分は、マンドレ
ル本体6の先端に設けられた溝17と前記傾斜面15と
に形成された流路を通過してホットランナーブ。
ツク20に充填される。この時第2の樹脂16はマンド
レル本体6の後部に設けられた穴14を介して、マンド
レルのピストン9の前進と共に形成される前記空洞部1
3へ充填されるが、一方後室12と中央部流路7とはス
クリューピストン29によって遮断されているので第2
の樹脂16が中央部流路7を介してホットランナーブロ
ック201こ充填されることはない。スクリューピスト
ン29がマンドレル本体6に接触してからの第1及び第
2の樹脂3,16の挙動を更に詳述すると、スクリュー
本体28の前進艮0ちスクリューピストン29の相対的
後退と共に中空部33に充填されていた第2の樹脂16
は、流離23を通過してスクリューピストン29の外面
とマンドレルのピストン9の内面とスクリュー頭部外周
部34とにより形成される小室27に流入し、それと同
時に該小室27に充填されていた第2の樹脂16の一部
はスクリューピストン29が相対的に中空部33に後退
したことにより生じたスクリューピストン29の狭窄部
の周囲の間隙に流入し、他の一部は前述の如くマンドレ
ルのピストン9の前進により形成される空洞部13に流
入する。更に、スクリュー本体28が前進すると共にス
クリューピストン29の相対的後退は続きスクリュー本
体28の頭部の外周部表面24がマンドレル本体6の後
端に接触した際に、マンドレルのピストン9の先端はマ
ンドレル本体6の頭部に接触して第1の樹脂の排除が終
了し、同時にスクリューピストン29は中空部33の最
も臭迄後退する。尚、第5図に於て空洞部13に充填し
得る樹脂量は、同第5図に示す中空部33に於けるスク
リューピストン29の狭窄部の周囲の間隙及び第4図に
於ける小室27に充填される樹脂量と相等しいかやや多
くなされている。
本発明サンドイッチ状成形体の射出成形方法は叙上の通
り構成され、型喬に対して、ホットランナーブロックを
介し先ず射出シリンダー内の前室に充填された第1の樹
脂をマンドレル本体の先端が射出シリンダーの先端部に
当綾するまで射出し、次いで後室に充填された第2の樹
脂を射出スクリュー又は射出プランジャーがマンドレル
本体に沼勤可能に設けられたピストンに当接するまで射
出し、更に前室の、マンドレル本体の先端とピストンの
先端部との間の樹脂溜り部に充填された第1の樹脂の残
りをピストンの先端部がマンドレル本体の先端に当援す
るまでホットランナーブロックに射出するようなしてい
るので、成形サイクルの最初の状態は常にホットランナ
ーブロックに第1の樹脂が滞留しており従って最終成形
品に於て第1の樹脂が内層を形成し第2の樹脂が外層を
形成したり或いは第1と第2の樹脂の境界層が大幅に乱
れたりすることなく良好なサンドイッチ状成形体を得る
ことができる。又本発明射出成形方法は、第1の樹脂の
残りをホットランナーブロックに射出すると共にピスト
ンの前進により形成される空洞部内に第2の樹脂の残り
を収容するようにしたから、第1の樹脂の残り大部分を
射出する際に第2の樹脂の残り分が混入することがない
又本発明2及び3の射出成形装置は、射出シリンダー内
にピストン付可動マンドレルが具備せられており、該マ
ンドレルのピストンの作動により、成形サイクルの最初
の段階ではホットランナーフロック内には常時第1の樹
脂が滞留せられており、サンドイッチ状成形体の射出成
形に於てホットランナーブロックを有する既存金型設備
を何等改造することなくしてホットランナーシステムの
採用が可能であり、本発明方法に用いて好適なものであ
る。
又、マントレル本体の先端が射出シリンダーの先端部に
当接した状態でピストンが射出スクリュー又は射出プラ
ンジャーに押圧されて摺動前進する際にマンドレル本体
の後部とピストンの先端部との間に空洞部が形成され、
且つ該空洞部と前記後室とは蓮通せしめられた構造とな
されているから、射出スクリューがマンドレルのピスト
ンに接触した際にマンドレル本体の後端とマンドレルの
ピストンと射出スクリューの先端とによって取り囲まれ
射出スクリューの前進によって排除される樹脂は、前記
空洞部に充填され各成形サイクルの最終射出過程に於て
第1の樹脂が第2の樹脂と混合することなく確実にホッ
トランナーブロックに充填される。
又本発明の3の射出成形装置はピストンが摺動前進する
間大部分射出スクリューが中央部流路を遮断するように
なされており、射出スクリューがマンドレルのピストン
に接触した際にマンドレル本体の後端とマンドレルのピ
ストンと射出スクリューの先端とによって取り囲まれ射
出スクリューの前進によって排除される樹脂は前記空洞
部に充填され、各成形サイクルの最終射出過程に於て第
1の樹脂が第2の樹脂と混合することなく確実にホット
ランナーブロックに充填される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明射出成形方法を実施するに好適な本発明
の2の射出成形装置の一例を示す一部切欠断面図にして
射出スクリューが前進し始める状態を示し、第2図は同
上射出スクリューがマンドレルのピストンを押圧しつつ
ある状態を示す。 第3図は本発明の3の射出成形装置の他の一例を示す一
部功欠断面図にして射出スクリューが前進し始める状態
、第4図は同上最終射出工程が開始される状態、第5図
は同上射出工程が終了した状態を各々示すものである。
符号の説明 1:射出シリンダー、2:射出スクリュー
、3:第1の樹脂、4:射出シリンダーの先端部、5:
ピストン付可動マントレル、6:マンドレル本体、7:
中央部流路、8:逆流防止弁、9:ピストン、11:前
室、12:後室、13:空洞部、14:マンドレルの穴
、15:射出シリンダー内の傾斜面、16:第2の樹脂
、17:簿、18:空洞部、19:ピストンの穴、20
:ホットランナーフロック、21:型簿、30:押出機
。 図 縦 図 N 舷 図 の 船 図 寸 船 図 船

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 射出シリンダーの内部が該内部を連通、遮断可能な
    可動マンドレルにより前後2室に分けられ且つ前室に押
    出口を有する押出機をとりつけた射出シリンダーを用い
    、前後2室に各々相互に接触することなく充填された第
    1及び第2の樹脂を射出して行うサンドイツチ状成形体
    の射出成形方法に於て、型窩に対しホツトランナーブロ
    ツクを介して先ず前室に充填された第1の樹脂をマンド
    レル本体の先端が射出シリンダーの先端部に当接するま
    で射出し、次いで後室に充填された第2の樹脂を射出ス
    クリユー又は射出プランジヤーがマンドレル本体に摺動
    可能に設けられたピストンに当接するまで射出し、更に
    前室の、マンドレル本体の先端とピストンの先端部との
    間の樹脂溜り部に充填された第1の樹脂の残りをピスト
    ンの先端部がマンドレル本体の先端に当接するまでホツ
    トランナーブロツクに射出すると共にピストンの前進に
    よりマンドレル本体の後部とピストンの先端部との間に
    形成される空洞部内に第2の樹脂の残りを収容した後、
    ピストンの後退により該第2の樹脂の残りを後室内に辺
    送するようなしたことを特徴とするサンドイツチ状成形
    体の射出成形方法。 2 射出シリンダーの先端部と射出スクリユー又は射出
    プランジヤーとの間にピストン付可動マンドレルが配置
    されて射出シリンダー内が前室と後室に分けられ、前室
    には押出機が連結され、前記マンドレルはマンドレル本
    体と、該マンドレル本体に摺動可能に設けられたピスト
    ンと、中央部の流路と、該中央部の流路に設けられて該
    流路を連通、遮断し得る弁とからなり、マンドレル本体
    の先端が射出シリンダーの先端部に当接した状態で、前
    記ピストンが射出スクリユー又は射出プランジヤーに押
    圧されて摺動前進する際にマンドレル本体の後部とピス
    トンの先端部との間に空洞部を形成するようになされ、
    且つ該空洞部と前記後室とは連通せしめられ、マンドレ
    ル本体の先端に、流路が形成され、射出シリンダーの先
    端はホツトランナーブロツクを介して型窩に連通せしめ
    られていることを特徴とする射出成形装置。 3 射出シリンダー内が可動マンドレルにより前後2室
    に分けられ、前室には押出機が連結され、前記可動マン
    ドレルはマンドレル本体と、該マンドレル本体に摺動可
    能に設けられたピストンと、中央部の流路と、該中央部
    の流路に設けられて該流路を開閉する弁とからなり、マ
    ンドレル本体の先端が射出シリンダーの先端部に当接し
    た状態で、前記ピストンが射出スクリユーに押圧されて
    摺動前進する際にマンドレル本体の後部とピストンの先
    端部との間に空洞部を形成するようになされ且つ該空洞
    部と前記後室とは連通され、射出スクリユーはピストン
    が摺動前進する間中央部流路を遮断するようになされ、
    射出シリンダーの先端はホツトランナーブロツクを介し
    て型窩に連通せしめられていることを特徴とする射出成
    形装置。
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