JPS6029522B2 - 膜分離装置用膜支持管部の洗浄装置 - Google Patents

膜分離装置用膜支持管部の洗浄装置

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JPS6029522B2
JPS6029522B2 JP14254979A JP14254979A JPS6029522B2 JP S6029522 B2 JPS6029522 B2 JP S6029522B2 JP 14254979 A JP14254979 A JP 14254979A JP 14254979 A JP14254979 A JP 14254979A JP S6029522 B2 JPS6029522 B2 JP S6029522B2
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JP
Japan
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cleaning
membrane
air
liquid
pressure
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JP14254979A
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JPS5665603A (en
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直紀 大熊
東 中岡
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は膜分離装置用膜支持警部の洗浄装置に関する。
膜分離装置を長時間運転する際には膜分離操作を行う勝
モジュール内に設けられた腰支持管の透過流出孔が閉塞
される事象が生じ、この為に膜モジュール内における腰
分離操作が円滑に行われない問題点がある。従釆では上
記の事象の発生を防止する為に膜モジュール内の膜支持
警部の洗浄が行われていた。
この場合に洗浄効果を増大させる為に膜モジュール内に
満たされた洗浄液に空気を注入し、気泡洗浄が行われて
いた。この際に注入した空気の空気圧ために洗浄液が満
たされた膜モジュール内の圧力(この圧力をP,とする
。)が増加し、膜支持管内の圧力、即ち膜分離操作の被
処理液側の圧力(この圧力をP2とする。)との関係が
P,>P2(通常はP,<P2)となると膿力沖,一P
2の逆圧を受け、内側に折り曲げられる。一方、気泡を
含んだ洗浄液が排出され前記膜にか)る圧力がP.<P
2に、換言すれば前記膜にP2一P,なる正圧がか)る
ようになると前記膜の折り曲げられた箇所が伸長し、元
の状態に復帰する。
このような操作が何回か(少なくとも10回以上)繰り
返えされると膜の折り曲げられた箇所に亀裂が生じ、膜
の分離能力が著しく低下するという欠点があった。本発
明の目的は従来技術の欠点を解消し、膜支持管部の洗浄
時に膜の破損防止を図った腰分離装置用膜支持警部の洗
浄装置を提供することにある。
本発明に係る膜分離装置用膜支持管部の洗浄装置は、膜
モジュール内に洗浄液を満たして液洗浄を行うと共に、
前記洗浄液に空気を導入することにより気泡洗浄を行う
膜分離装置用膜支持警部の洗浄装置において、前記洗浄
用空気を圧送する導管に洗浄用空気流入弁を設け、かつ
前記膜モジュールから排出される洗浄液から空気を分離
する気液分離管を膜モジュールに接続し、該気液分離管
に空気排出弁を設けると共に、前記洗浄用空気流入弁と
空気排出弁が液洗浄時に閉止される一方、気泡洗浄時に
洗浄液側の圧力が被処理液の圧力を超えないように空気
排出弁と洗浄用空気流入弁が連動して開放されるための
制御手段が設けられているものである。
上記の構成によると、膜支持管部の液洗浄時には、洗浄
用空気流入弁および空気排出弁が共に閉止され、洗浄液
の液圧によって膜支持警部の洗浄が行われる。
一方、気泡洗浄時には、上記両弁が開かれ、洗浄液に空
気を導入して行われる。このとき、膜モジュールの内部
は、洗浄液に導入される空気によって洗浄液側の圧力が
彼処理液側の圧力より高くなるが、気液分離管によって
分離された空気を空気排出弁を介して排出することによ
り、膜モジュール内の圧力が被処理液側に対して洗浄液
側を低く保持された状態、すなわち膜が逆圧を受けない
状膜で膜支持管の外側表面の洗浄が行われる。以下、本
発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施例を示し、同図において1は膜
分離操作を行う膜モジュールであり、膜分離操作は該膜
モジュール1内において原液注入口2により濃縮液排出
口3の間で行われる。また膜モジュール1は洗浄用空気
が圧送される導管4及び洗浄液が流入される導管5が途
中で一体化されて接続されている。そして前記導管4に
は制御信号により開閉操作される洗浄用空気流入弁6が
、更に前記導管5には洗浄液流入弁7が夫々、設けられ
ている。一方前記膜モジュール1は導管8を介して洗浄
液と空気とを分離する気液分離管9に接続されており、
該気液分離管9の上方には制御信号により操作される空
気排出弁10が、また前誌気液分離管の底部には洗浄液
排出弁11が夫々、設けられている。
更に12は制御盤であり、該制御盤12は前記洗浄用空
気流入弁6と前記空気費E世弁に連動して開閉操作され
るための制御信号を送出する。以上の如き構成において
、膜モジュール1内に設けられた膜支持管の洗浄はまず
洗浄液流入弁7を開き、導管5を介して前記膜モジュー
ルーに洗浄液を注入することにより行われる。
この時、洗浄用空気流入弁6、空気排出弁10は閉弁状
態にある。次に気泡洗浄を行う際には制御盤12より送
出される制御信号により洗浄用空気が一定の圧力で圧送
される導管4に設けられた洗浄用空気流入弁6が関弁さ
れると同時に、前記気液分離管9に設けられた空気排出
弁10が開弁される。
そこで導管5から圧送された空気は膜モジュール1内で
分散させ、該膜モジュール1内に設けられた膜支持部の
気泡洗浄が行われた後、気液分離管9で空気と汚濁した
洗浄液とに分離される。分離された空気は前記空気排出
弁10より排出され、一方汚濁した洗浄液は前記気液分
離管9の下方に設けられた洗浄液排出弁11より排出さ
れる。このように洗浄用空気流入弁7と空気排出弁10
とを同時に関弁させて気泡洗浄後の空気を前記空気排出
弁10より排出するように構成されているので気泡洗浄
する際に膜モジュールー内の圧力が上昇することがない
それ故、本実施例によれば気泡洗浄時に膜の折れ曲がり
を生ずることははなく、従って洗浄回数が増しても腰を
破損することがなく、長期にわたって膜の分離性能を維
持することが可能である。次に第2図に本発明の他の実
施例の要部を示す。
本実施例が前記実施例と異なる点は前記気液分離管9内
に気泡洗浄時における気液混合体が前記空気排出弁10
から放出されるのを防止する為の邪魔板13を配設した
点である。本実施例によれば空気排出弁10の開弁時に
おける洗浄液の放出を防止でき、気液混合体の分離効率
が向上する効果がある。
以上、本発明は気泡洗浄する際の洗浄用空気を排出する
為に空気排出弁を有する気液分離管を膿モジュール以降
に設け、洗浄用空気流入弁と空気排出弁とを連動して開
閉操作することにより膜に逆圧が働かないように構成し
たので、上述のとおり、本発明によれば、膜支持管部の
気泡洗浄において、膜に逆圧が作用しないから、気泡が
膜に逆流し、膜を内側へ折り曲げることがなくなり、膜
の破損が防止できる。
また、膜支持警部を液洗浄および気泡洗浄を併用して行
うことができるため、膜支持管の透過孔および管外側面
を効果的に洗浄することができるとともに、特に液洗浄
時には洗浄液の液圧による膜への浸透によって膜自体の
洗浄効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る膜分離装置用膜支持警部の洗浄装
置の一実施例を示す構成図、第2図は本発明の他の実施
例の要部を示す構成図である。 1・・・・・・膜モジュール、2・・・・・・原液注入
口、3・・・・・・濃縮液排出口、4,5,8・・・・
・・導管、6・・・・・・洗浄用空気流入弁、7・・・
・・・洗浄液流入弁、9・・・・・・気液分離管、10
・・・・・・空気排出弁、11・・・・・・洗浄液排出
弁、12・・・・・・制御盤、13・・・・・・邪魔板
。 第1図第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 膜モジユール内に洗浄液を満たして液洗浄を行うと
    共に、前記洗浄液に空気を導入することにより気泡洗浄
    を行う膜分離装置用膜支持管部の洗浄装置において、前
    記洗浄用空気を圧送する導管に洗浄用空気流入弁を設け
    、かつ前記膜モジユールから排出される洗浄液から空気
    を分離する気液分離管を膜モジユールに接続し、該気液
    分離管に空気排出弁を設けると共に、前記洗浄用空気流
    入弁と空気排出弁が液洗浄時に閉止させる一方、気泡洗
    浄時に洗浄液側の圧力が被処理液の圧力を超えないよう
    に空気排出弁と洗浄用空気流入弁が連動して開放される
    ための制御手段が設けられていることを特徴とする膜分
    離装置用膜支持管部の洗浄装置。
JP14254979A 1979-11-01 1979-11-01 膜分離装置用膜支持管部の洗浄装置 Expired JPS6029522B2 (ja)

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JPS5665603A JPS5665603A (en) 1981-06-03
JPS6029522B2 true JPS6029522B2 (ja) 1985-07-11

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JPH01104217U (ja) * 1987-12-30 1989-07-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0657302B2 (ja) * 1983-07-13 1994-08-03 株式会社東芝 中空糸膜フイルタの逆洗方法

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JPS5665603A (en) 1981-06-03

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