JPS6028959A - 4,4′−(メチレンオキシエチレンチオ)−ジフエノ−ルの製造方法 - Google Patents
4,4′−(メチレンオキシエチレンチオ)−ジフエノ−ルの製造方法Info
- Publication number
- JPS6028959A JPS6028959A JP58138162A JP13816283A JPS6028959A JP S6028959 A JPS6028959 A JP S6028959A JP 58138162 A JP58138162 A JP 58138162A JP 13816283 A JP13816283 A JP 13816283A JP S6028959 A JPS6028959 A JP S6028959A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mercaptophenol
- methane
- bis
- reaction
- haloethoxy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
- Color Printing (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、4.4’ −(メチレンオキシエチレンチオ
)−ジフェノールの製造方法の改良に関するものである
。
)−ジフェノールの製造方法の改良に関するものである
。
4.4’ −(メチレンオキシエチレンチオ)−ジフェ
ノール(以下、単に05DPと略記電る)は、本出願人
によって、特願昭57−2163601+発明として提
案された新規化合物であり1次の構造式で表わされる。
ノール(以下、単に05DPと略記電る)は、本出願人
によって、特願昭57−2163601+発明として提
案された新規化合物であり1次の構造式で表わされる。
この05DPは、先に提案した方法によると、4−メル
カプトフェノールを水酸化す1−リウ11のような水酸
化アルカリ溶液に溶解させ、この溶液に。
カプトフェノールを水酸化す1−リウ11のような水酸
化アルカリ溶液に溶解させ、この溶液に。
一般式
%式%)
(式中、Xはハロゲンであり、塩素、臭素等が含まれる
) で表わされるビス(2−ハロエトキシ)メタンを加えて
反応させることによって製造されている。
) で表わされるビス(2−ハロエトキシ)メタンを加えて
反応させることによって製造されている。
しかしながら、このような方法によると、4−メルカプ
トフェノールと水酸化アルカリの共存時間が長いために
、4−メルカプトフェノールの淡黄〜褐色への着色が進
み、目的とするO S +)11も淡黄色に着色してく
るという欠点がある。また、この方法によれば、目的物
以外の副生物が生成しやすいために、反応生成物が油状
となりやすく、純品を得るのが困難で、高純度のものを
得るためには、場合によっては、再結晶時に脱色処理を
併用し、2回以上の精製を必要とする等の問題を牛じた
。
トフェノールと水酸化アルカリの共存時間が長いために
、4−メルカプトフェノールの淡黄〜褐色への着色が進
み、目的とするO S +)11も淡黄色に着色してく
るという欠点がある。また、この方法によれば、目的物
以外の副生物が生成しやすいために、反応生成物が油状
となりやすく、純品を得るのが困難で、高純度のものを
得るためには、場合によっては、再結晶時に脱色処理を
併用し、2回以上の精製を必要とする等の問題を牛じた
。
本発明は前記のような問題の解消されたO S l)I
”の製造方法を提供することを目的とする。
”の製造方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、4−メルカプトフェノールとビス(2
−ハロエトキシ)メタンから4.4’ −(メチレンオ
キシエチレンチオ)−ジフェノールを製造する方法にお
いて、4−メルカプトフェノールとビス(2−ハロエト
キシ)メタンを子じめ混合した系に、水酸化アルカリ溶
液を滴下することを特徴とする方法が提供される。′ 本発明においては、4−メルカプトフェノールとビス(
2−ハロエトキシ)メタンとを予しめ混合して混合系を
調製する。この場合の混合系の調製は、木等の水性溶媒
や、メタノール、エタノール等の有機系の溶媒を用いて
行うことができる。次に、本発明においては、この混合
系に刻して、水酸化アルカリ、例えば水酸化すトリウ1
1、水酸化カリウム等を含む水溶液や、アルコール等の
有機溶媒溶液を滴下する。水酸化アルカリの使用暇は、
4−メルカプトフェノールに対し過剰にならない程度に
規定するのが好ましい。反応は、室温から煮沸までの任
意の温度で行われる。水酸化アルカリの添加後60〜7
0℃で1〜2時間加熱すると、4−メルカプ!・フェノ
ールの大部分が反応消失すξ。
−ハロエトキシ)メタンから4.4’ −(メチレンオ
キシエチレンチオ)−ジフェノールを製造する方法にお
いて、4−メルカプトフェノールとビス(2−ハロエト
キシ)メタンを子じめ混合した系に、水酸化アルカリ溶
液を滴下することを特徴とする方法が提供される。′ 本発明においては、4−メルカプトフェノールとビス(
2−ハロエトキシ)メタンとを予しめ混合して混合系を
調製する。この場合の混合系の調製は、木等の水性溶媒
や、メタノール、エタノール等の有機系の溶媒を用いて
行うことができる。次に、本発明においては、この混合
系に刻して、水酸化アルカリ、例えば水酸化すトリウ1
1、水酸化カリウム等を含む水溶液や、アルコール等の
有機溶媒溶液を滴下する。水酸化アルカリの使用暇は、
4−メルカプトフェノールに対し過剰にならない程度に
規定するのが好ましい。反応は、室温から煮沸までの任
意の温度で行われる。水酸化アルカリの添加後60〜7
0℃で1〜2時間加熱すると、4−メルカプ!・フェノ
ールの大部分が反応消失すξ。
反応終了後は、濃縮法や、晶析法等の常套の手段により
目的物の結′晶を分離、回収する6〔効 果〕 本発明によれば、副生物の生成が抑制され、着色のない
製品を容易に得ることができる。本発明による03DP
は、ロイコ染料に対する顕色剤として極めて有用なもの
である。
目的物の結′晶を分離、回収する6〔効 果〕 本発明によれば、副生物の生成が抑制され、着色のない
製品を容易に得ることができる。本発明による03DP
は、ロイコ染料に対する顕色剤として極めて有用なもの
である。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例
4−メルカプトフェノール101 F、、メタノール8
0[及びビス(2−クロルエトキシ)メタン69.2F
、を反応容器にとり、この反応容器内に、水酸化ナトリ
ウム33.6F、をメタノール110gに溶解した溶液
を滴下しながら反応させる。反応の進行と同時に食塩の
析出がみられる。アルカリ滴下後、4時間煮沸還流を行
って反応を完結させる。メタノール120gを蒸留によ
り回収した後、水500m Qを加え、しばらくかきま
ぜた後濾過することにより、139.6gのfl S
D Pが、mp 108−109℃の細かイ白色鱗片状
結晶として得られた。収率は98.4%であ−)だ。
0[及びビス(2−クロルエトキシ)メタン69.2F
、を反応容器にとり、この反応容器内に、水酸化ナトリ
ウム33.6F、をメタノール110gに溶解した溶液
を滴下しながら反応させる。反応の進行と同時に食塩の
析出がみられる。アルカリ滴下後、4時間煮沸還流を行
って反応を完結させる。メタノール120gを蒸留によ
り回収した後、水500m Qを加え、しばらくかきま
ぜた後濾過することにより、139.6gのfl S
D Pが、mp 108−109℃の細かイ白色鱗片状
結晶として得られた。収率は98.4%であ−)だ。
比較例
水酸化す1ヘリウム33.6gをメタノール1IOr、
に溶解した溶液に、4−メルカプトフェノール101r
、をメタノール80gに溶解した溶液を加え、ビス(2
−クロルエトキシ)メタン69.28を滴下し、4時間
煮沸還流後、メタノール120gを回収した彷、水50
0m1lを加えると、はじめに油状物が41″成して、
しばらkかきまぜるでいく間に、固化した。濾過して得
られたO5 I)Pは、Hp 10G−108℃の淡黄
色の固形物であり、その収率は95.5%であった。次
に、このものを、l−ルエンー酢酸エチル混合溶媒で再
結晶を行って、 mp 108〜109℃の白色勢片状
結晶126.1gを得た。収率は88.9%であった。
に溶解した溶液に、4−メルカプトフェノール101r
、をメタノール80gに溶解した溶液を加え、ビス(2
−クロルエトキシ)メタン69.28を滴下し、4時間
煮沸還流後、メタノール120gを回収した彷、水50
0m1lを加えると、はじめに油状物が41″成して、
しばらkかきまぜるでいく間に、固化した。濾過して得
られたO5 I)Pは、Hp 10G−108℃の淡黄
色の固形物であり、その収率は95.5%であった。次
に、このものを、l−ルエンー酢酸エチル混合溶媒で再
結晶を行って、 mp 108〜109℃の白色勢片状
結晶126.1gを得た。収率は88.9%であった。
特許出願人 株式会社 リ コ −
代理人弁理士 池浦敏明
Claims (1)
- (1)4−メルカプトフェノールとビス(2−ハロエト
キシ)メタンから4.4’ −(メチレンオキシエチレ
ンチオ)−ジフェノールを製造する方法において、4−
メルカプトフェノールとビス(2−ハロエトキシ)メタ
ンを予じめ混合した系に、水酸化アルカリ溶液を滴下す
ることを特徴とする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58138162A JPS6028959A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 4,4′−(メチレンオキシエチレンチオ)−ジフエノ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58138162A JPS6028959A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 4,4′−(メチレンオキシエチレンチオ)−ジフエノ−ルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6028959A true JPS6028959A (ja) | 1985-02-14 |
Family
ID=15215468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58138162A Pending JPS6028959A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 4,4′−(メチレンオキシエチレンチオ)−ジフエノ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028959A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0338587A2 (en) * | 1988-04-22 | 1989-10-25 | Kao Corporation | Recording material |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP58138162A patent/JPS6028959A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0338587A2 (en) * | 1988-04-22 | 1989-10-25 | Kao Corporation | Recording material |
US5071822A (en) * | 1988-04-22 | 1991-12-10 | Kao Corporation | Recording material |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0239728A2 (en) | Pyridazinone derivatives and the preparation thereof | |
LECHER et al. | Some new methods for preparing Bunte salts | |
CA1212380A (fr) | Procede de preparation de nouveaux derives de thieno (2,3-b) pyrrole | |
US2423709A (en) | X-aryl thiazole | |
JPS62169755A (ja) | テトラクロロ−2−シアノ安息香酸アルキルエステルの製造方法 | |
JPS6028959A (ja) | 4,4′−(メチレンオキシエチレンチオ)−ジフエノ−ルの製造方法 | |
JPS5848532B2 (ja) | 準安定状態を有する安息香酸誘導体 | |
US2571740A (en) | Preparation of aromatic disulfides | |
JPS5810583A (ja) | 5,6,7,7a−テトラヒドロ−4H−チエノ(3,2−c)−ピリジン−2−オン誘導体の製法 | |
JPH0460992B2 (ja) | ||
SU415876A3 (ru) | Способ получения производных бензимидазола | |
JPH10158206A (ja) | 1,1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニル)アルカンの精製法 | |
US3082212A (en) | Sulphonamides of th-pyrrolo[3, 4-b]-pyridines | |
JPH06228081A (ja) | ニトロ基を含有する芳香族スルフイン酸のナトリウム塩の製造方法 | |
SU592826A1 (ru) | Способ получени /3,4:5,6/бис(индено)пирилиевых солей | |
JPS58121251A (ja) | 5−〔2−(ジアルキルアミノ)エトキシ〕カルバクロ−ルアセテ−ト塩酸塩の製法 | |
Sublett et al. | Alkoxyaryloxyketones and their Condensation with Isatins | |
JPH0713042B2 (ja) | 2,6−ジクロロ−3,4−ジニトロエチルベンゼン及びその製法 | |
JPS603376B2 (ja) | カルコン誘導体及びその製造方法 | |
JPS6348260A (ja) | ベンゼンスルフイン酸アルカリ金属塩の製法 | |
UA147751U (uk) | Спосіб отримання 3,4,5,6-тетрабром-о-сульфобензойного ангідриду | |
JPS58154537A (ja) | オキシ安息香酸低級アルアルキルエステルの製造法 | |
US1654287A (en) | 3'-nitro-4'-hydroxy-ortho-benzoyl benzoic acid and process of making the same | |
JPS59148770A (ja) | 2,4−ジクロロ−5−チアゾ−ルカルボキサルデヒドとその製造方法 | |
SU595312A1 (ru) | Способ получени 2,4,6-замещенных перхлоратов пиримидини |