JPS6028718A - デイジタル式差動保護継電器 - Google Patents

デイジタル式差動保護継電器

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JPS6028718A
JPS6028718A JP58138075A JP13807583A JPS6028718A JP S6028718 A JPS6028718 A JP S6028718A JP 58138075 A JP58138075 A JP 58138075A JP 13807583 A JP13807583 A JP 13807583A JP S6028718 A JPS6028718 A JP S6028718A
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JP
Japan
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JP58138075A
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JPH0452694B2 (ja
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古瀬 溢泰
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0452694B2 publication Critical patent/JPH0452694B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はディジタルデータ伝送による差動保護継電器に
関する。
送電線の差動保護継電器は、一般には第1図に示すよう
に、電気所1と2を結ぶ送電線6の両端に変流器4,5
を設けて両電気所1,2での送電線電流I、、I2を検
出し、この検出電流をパイロットワイヤー6等で相互に
相手電気所の差動保護リレー7.8に伝送し、各リレー
7.8で自電気所と相手電気所の送電線差電流をめて送
電線6に事故発生がおるか否かを判定するようにしてい
る。
ディジタル方式の差動保護継電器は、第2図に示すよう
に変流器4,5からのアナログ信号を夫々アナログ−デ
ィジタル変換器9.10によってディジクル信号に変換
し、ディジタルデータ伝送路11を通して相互に相手端
に伝送し、夫々のディジタル式差動保護リレー12.1
6におけるディジクル的処理によって保護出力を得る。
このディジタル式差動保護継電器はディジタル伝送に鬼
ってアナログ式のものに比べて信頼性が高く長距離のデ
ータ伝送も可能にするが、伝送路11は強′ばケーブル
と並設されることが多く、電力系統の開閉サージ、mサ
ージ、事故電流などの影響金堂けることがある。この影
響を軽減堰せる方法としては、伝送路そのものを電気的
ノイズに強い光ファイノく−による光伝送とする方法、
データの伝送スピードを遅くする方法、伝送信号レベル
を高くする方法などがある。
しかし、光伝送方法は少ないデータ伝送には割高になる
し既設のツイストペアケーブルを利用でき寿いなどの理
由から適用しにくい。また、信号レベルを高くする方法
は信号対ノイズ比(S/N)を改善するのに極めて有効
であるが、同じケーブル内に他の制御信号や電話信号が
ある場合に漏話(クロストーク)の影響が大きく々る問
題がおる。
伝送スピードを下げる方法は、上述のよう々問題がなく
信頼度向上に効果的であるが、伝送するデータ数と1つ
のデータビット数とサンプリング周波数をどの程度にす
るかによって一定の制約がある。このうち、伝送するデ
ータ数は電流データであれば一般に3相分と零相分の4
つのデータになり、各データは基本周波数の6〜12倍
程度のサンプリング周波数を必要としてこれらをデータ
伝送スピードを下げるためのパラメータすることはでき
ず、結果的にデータのビット数を下げることが伝送スピ
ードを下げるための方法とがる。しかし、データのビッ
ト数低減には保護性能を低下させるという新た々問題を
起す。
本発明の目的はデータのビット数低減により伝送スピー
ドを下げる方法にしてしかも保護性能を低下させること
の々い差動保護継電器を得るにある。
本発明は、変流器から得る電流検出信号をアナログディ
ジタル変換するのに入力に比例するビット数を持たせな
い変換器を設け、一定レベル以上の入力には最大値のデ
ィジタル量に制限した少々いビット数で互いに相手電気
所に伝送し、夫々の電気所ではディジタルフィルタを設
けてディジタルデータから高調波を除去した基本波のデ
ィジタルデータを復元し、このデータを使って差動保護
リレーによる保護演算をすることを特徴とする。
第3図は本発明の一実施例を示すブロック図である。同
図は第2図中の電気所2における差動保護リレー13の
データ入力系統を示し、自電気所での送電線3の電流を
変流器5で検出し、この検出電流をアナログ−ディジタ
ル変換器10でディジクルデータ列に変換する。一方、
相手電気所からは送電@乙の電流を変流器4で検出し、
この検出電流をアナログ−ディジタル変換器9でディジ
クルデータ列に変換して伝送w!f11を介して自電気
所に伝送されてくる。これらアナログ−ディジクル変換
器9.10は従来と同等の分解能を持たせ々がら変換ビ
ット数を少なくし、一定レベル以上の入力には最大値の
ディジタル量に制限した変換をするよう構成している。
変換器9,10から得るディジタルデータはディジタル
フィルタ14によって夫々高調tBLf:除去し−fi
:、基本波のディジタルデータ列とし012出し、差動
採掘リレー16への保護演算入力にする。トリップリレ
ー15は、リレー13からのトリップ信号によってしゃ
断器の引外し出力を得る。
アナログーティジタル変換器10の出力は相手電気所1
側にも伝送され、該電気所においてもディジタルフィル
タ14と同様のフィルタを設けて保11j IJシレー
入力に高調波除去を施すよう構成している。
こうした構成において、アナログ−ディジタル変換器9
,10は前述のように変換ビット数を従来のものより少
なくしている。検出電流■の最大振幅(0−P)値が第
4図に示すようにI MAXと彦る場合、この検出電流
工に対するアナログ−ディジタル変換には従来から12
ビツトのディジタルデータとして取扱い、そのうち最上
位ビット桁の12ビツト目はデータの正、負極性會示す
サインピットとし、データの分解能は2”(2048)
分の1としている。従って、最下位ビットを1アンペア
の重みとすれば最大振幅値IMムXは2048アンペア
まで入力に比例したディジタルデータとして得るし、最
下位ビットが50アンペアの重みなら最大100キロア
ンペアまでのデータを得る。
この変換器を用いる場合、データの伝送スピードはデー
タ数とサンプリング周波数と変換ビット数の積として表
わすことができるので、ビット数を少なくすることは直
ちに伝送スピードの低下の実現になる。従来の12ビツ
トのデータ伝送であれば、最小限必要な電流から短絡な
どによって流れる最大の電流までを光洩することができ
るため、第5図に示すように検出電流I、と工、に対し
て斜線で示す差動動作領域を得ることができる。
一方、本実施例ではアナログ−ディジタル変換器9.1
0の変換ビット数を12ビツトから8ビット程度に少な
くする。この場合、M6図に示すように電流15以上の
検出値には該電流■、に相当する7ビツトの最大値デー
タになり、データの分解能は27(128)分の1にな
って従来の21′分の1に比べて1716になる。従っ
て、最下位ビットを同じ50アンペアの重みとすれば変
換制PIi電流ェLII’!6.5キロアンペアと力る
。この変換制限電流以上の入力では変換器9,10は飽
和状態となって変換したディジタルデータは一定値とな
る。
従って、変換器9.10のディジタルデータ列は電流I
Lを越える入力に対して該電流ILをリミット値とする
矩形波の変換データとなる。
このように変換されたデータは伝送スピードを下げるこ
とになるが、制限電流IL以上の電流データは伝送され
ない。そこで、本実施例では、ディジタルデータ列を 
゛ ディジタ ルフィルタ14に取込んで基本波成分のみのデータ列と
して合成する。矩形波の周波数スペクトルは基本波と奇
数次高調波及び直流分より成り立っているため、ディジ
タルフィルタ14においてはディジタルデータ列から直
流分と高調液分を除去したデータ列として取出す。但し
、アナログ−ディジタル変換前の入力に対しては比例す
るものでなく、入力が一定値以上になると次第に飽オロ
する波形のデータ列となり、入力がさらに大きくなると
殆んど一定の出力になる。
このディジタルフィルタ14を通したデータ列は差動保
e IJシレー3による保護演算に供される。
このリレー16の動作特性は検出電流の変換データが飽
和状態となって伝送ちれるため第7図に示すように電流
11以上では飽和特性になるが、第1図や第2図に示す
2端子の送電線では流出電流が少ないため何ら問題は生
じない。
以上のとおり、本発明によれば、アナログ−ディジタル
変換のビット数を減らしてデータ伝送スピードを下げる
ことによりデータの伝送品質を向上させ、ディジタルフ
ィルタによって基本波成分を取出すディジタル処理手段
を設けることにより誤動作や誤不動作の少ない信頼性の
高い継電器を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパイロットワイヤー式差動保護継電器を
示す図、第2図は従来のディジタル式継電器を示す図、
第3図は本発明の一実施例を示す要部構成図、第4図は
従来のアナログ−ディジタル変換を説明するための波形
図、第5図は従来の継電器の動作特性図、第6図は本発
明におけるアナログ−ディジタル変換を説明するための
波形図、第7図は本発明の継電器の動作特性図である。 1.2・・・電気所、3・・・送電線、9.10・・・
アナログ−ディジタル変換器、11・・・伝送路、12
゜16・・・差動保護リレー、14・・・ディジタルフ
ィルタ。 第4図 「〜 第7図 −79=

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 対向する電気所での送電線電流を検出して夫々アナログ
    −ディジタル変換して相手電気所にディジタルデータと
    して伝送し、両電気所で夫々相手電気所との差電流會該
    ディジタルデータを使った演算により保護出力を得るデ
    ィジタル式差動保護継電器において、電気所における検
    出電流のアナログ−ディジタル変換には一定レベル以上
    の入力には最大値のディジタル量に制限してディジタル
    データ列として相手電気所に伝送し、このディジタルデ
    ータ列からディジタルフィルタによって検出電流の基本
    波成分に相当するディジタルデータ列によってディジタ
    ル処理し、保護出力を得る構成にしたことを特徴とする
    ディジタル式差動保護継電器。
JP58138075A 1983-07-28 1983-07-28 デイジタル式差動保護継電器 Granted JPS6028718A (ja)

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JP58138075A JPS6028718A (ja) 1983-07-28 1983-07-28 デイジタル式差動保護継電器

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JP58138075A JPS6028718A (ja) 1983-07-28 1983-07-28 デイジタル式差動保護継電器

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JPS6028718A true JPS6028718A (ja) 1985-02-13
JPH0452694B2 JPH0452694B2 (ja) 1992-08-24

Family

ID=15213375

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0234452A (ja) * 1988-07-26 1990-02-05 Mitsubishi Motors Corp 自動車の緊急脱出装置
JP2005338805A (ja) * 2004-04-27 2005-12-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビーム整形レンズ、レンズ部品、載置板、光ヘッド、光情報記録再生装置、コンピュータ、映像記録再生装置、映像再生装置、サーバー、カーナビゲーションシステム
JP2010008743A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Hoya Corp レンズ保持構造

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JPH0452694B2 (ja) 1992-08-24

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