JPS6028691B2 - トラバ−サ−用架線構造 - Google Patents

トラバ−サ−用架線構造

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JPS6028691B2
JPS6028691B2 JP1024580A JP1024580A JPS6028691B2 JP S6028691 B2 JPS6028691 B2 JP S6028691B2 JP 1024580 A JP1024580 A JP 1024580A JP 1024580 A JP1024580 A JP 1024580A JP S6028691 B2 JPS6028691 B2 JP S6028691B2
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JP
Japan
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traverser
pantograph
overhead
locomotive
track
Prior art date
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Expired
Application number
JP1024580A
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English (en)
Other versions
JPS56108315A (en
Inventor
亨 斉間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は鉄道車両を一方の線路から他方の線路に乗り
移させるべく設置したトラバーサーの上方の架線構造に
関する。
従来、この種のトラバーサ−は車両工場の構内など一方
のラインから他方のラインに無動力状態で移動せしめる
のに使用されているため、特に架線を設ける必要が無く
、トラバーサーに車両を乗せ降しするには該トラバーサ
ーに設けたケーブルワイヤ又は自走牽引車により行うの
が一般的であった。
しかしながら、近時機関車牽引車両でターミナル駅など
の行き止りのホームに入る列車の場合、先頭の機関車だ
けを隣後する線路にトラバーサーにより移動して自力回
走で該列車の最後尾に付けて折返し発進すると云った方
式をとって、機関車を列車の先頭につけたまま折返し発
進すると云った方式の時の後押し運転による安全上の不
安を解消しようとする考えが強くなって釆たことから、
ターミナルの行き止り線路の終端部から隣接の回送線路
に機関車を移して回送させるためにトラバーサーを配設
する場合などでは、該トラバーサ−の上方部位に架線を
設けて機関車が自力でトラバーサ−上に乗り込み、そし
てトラバーサーの横移動後再度自力で該トラバーサーか
ら回送線路へ移動できるようにする必要があった。しか
し、ここでトラバーサーに機関車を乗せて該トラバーサ
ーを横移動する時に機関車のパンタグラフを折畳んで居
れば特に架線構造に工夫をこらす必要は無いが、トラバ
ーサーにて横移動する度に機関車のパンタグラフの折畳
みを要求することは操作上も複雑化してわずらわしく、
またパンタグラフの折畳み操作を忘れた場合には架線を
引掛けて切ってしまうなどの重大な事故を招くなど問題
があった。この発明は上記事情に鑑みなされたもので、
その目的とする処は、トラバーサー上に自力で乗り込ん
だ機関車のパンタグラフを上昇させたままにして何ら問
題なく該トラバーサーを横移動することができる架線構
造を提供しようとすることにある。
以下、この発明の一実施例を第1図及び第2図に従い説
明する。
第1図はターミナル駅などの行き止りの複数の線路のレ
ールIA,IA及びlB,IBの終端部に一合のトラバ
ーサー2を配設し且つその上方にこの発明の架線構造を
配した状態の斜視図であって、トラバーサー2はしール
3,3上を適宜駆動手段(図示せず)により機移動して
該トラバーサー2上のし−ルIC,ICが上記線路のレ
ールIA,IAとIB,IBに交互に接続できるように
なっている。ここで、上記線路やトラバーサー2等の両
側に電柱4・・・が立設され、その左右電柱4,4上端
に構架したトランス5の下側に碍子6A,6Bを介して
架線7A,7Bが酢設されている。これら架線7A,7
Bは上記レールIA,IA及びIB,IBからなる各線
路上方から上記トラバーサー2の各線路に対する横移動
した接続部位の上方までに百つて連続して配し、その架
線7A,7Bの端部は行き止り線路であるので架線張力
付加装置を有した止端支持柱8A,88‘こ保持されて
いる。そして、それら架線7A,7Bの相互間にパンタ
グラフ摺動機造物9が上言己トランス5に碍子10A,
10Bを介して取付け支持されている。このパンタグラ
フ摺動構造物9は周緑部を上方に向けて誉曲させた板状
体9Aからなるもので、その板状体9Aは第2図に示す
如く上側の補強梁98上に設けた取付座9C,9Dを上
記碍子10A,10Bを介してトラス5に支持させるこ
とにより該板状体9A下面が上記架線7A,78とほぼ
同じ高さとなるように取付けられている。また、その板
状体9Aはフィーダケーブル11により架線7A,7B
と同じ電位を保持するように電力供給を受けられるよう
になっている。なお、第1図中12は車止めであり、第
2図中13は機関車(図示せず)のパンタグラフである
。而して、上述した構成の架線構造を用いると、例えば
一方の線路のレールIA,IA上を走行して釆た列車の
機関車はそのままトラバーサ−2上方の架線7Aにパン
タグラフ13を接触させたまま電力供給を受けて自力で
走行しながら該トラバーサー2のレールIC,IC上に
乗り込むようになる。
この場合第2図に示す如くパンタグラフ13は架線7A
とパンタグラフ情動構造物9である板状体9A下面に対
しても一定圧で情接する様になる。しかして機関車がト
ラバーサー2のレールIC,IC上に完全に乗って定位
暦で停止したことを目視又は各種自動検出装置(図示せ
ず)等で検出した後、その機関車を乗せたままトラバー
サー2をレール3,3に沿って他方の線路の方へ横移動
させて、該トラバーサー2上のレールIC,ICと他方
の線路のレールIB,IBとが接線する位置で停止する
。このトラバーサ−2の横移動時機関車のパンタグラフ
13は折畳む必要がなく上昇させたままでよく、その上
昇した状態のパンタグラフ13はパンタグラフ摺動構造
物9である板状体9Aの下面に情接して一方の架線7A
下側から他方の架線7Bの下側まで何ら引掛かることな
くスムーズに移動して行くことが可能となり、同時にそ
の板状体9Aからも集電が可能であって、各種電機補機
類を運転継続したままにしておける。しかしてトラバー
サー2が横移動すると機関車のパンタグラフ13は他方
の架線7B下面に圧接して集露し、その状態で機関車は
自力でトラバーサー2のレールIC,IC上から他方の
線路のレールIB,IB上へ移動して回送等が可能とな
る。上述の如く、パンタグラフ13を上昇したまま機関
車がトラバーサ−2と共に横移動可能な為に、従来の如
くパンタグラフの昇降確認、インターロックなどと云っ
たわずらわしい操作が全く不要であり、回送運転等を時
間的に短縮することができるようになる。
また、トラバーサ−2の機動時にも集電が可能であるの
で各種電機補機類を運転継続しておくことができるから
、トラバーサ−による運転の短縮だけでなくフェィルセ
ーフ機能をもたせるのにも有効となる。なお、第3図は
この発明の他の実施例を示すもので、ここでは上記パン
タグラフ摺動機造物9として上記実施例の板状体9Aの
代り}こ剛体架線14A,148,14Cをそれぞれ碍
子15A,15B,15Cにより支持した構造としてお
り、その架線14A,14B,14Cはパンタグラフ1
3の中より狭い適当間隙で配し、トラバーサーによる機
関車の横移動時にパンタグラフ13が一方の架線7A下
側から剛体架線14A,14B,14Cの下側を次々と
摺動して集露しながら他方の架線7B下側に移動するこ
とが可能となり、上述した第2図の場合と全く同様の機
能を発揮できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す架線構造の概略的斜
視図、第2図は同要部とパンタグラフとの関係を示す正
面図、第3図はこの発明の他の実施例を示す架線構造の
要部とパンタグラフとの関係を示す正面図である。 IA,IB・・・・・・線路レール、2・・・・・・ト
ラバーサー、IC……トラバーサーレール、3……レー
ル、4・・・・・・電柱、5・・・・・・トラス、6A
,6B・・・・・・碍子、7A,78・・・・・・架線
、8A,8B・・・・・・止端支持柱、9・・・・・・
パンタグラフ溝動構造物、9A・・・・・・板状体、9
B・・・・・・補強梁、9C,9D・・・・・・取付座
、10A,10B・・・・・・碍子、11・・・・・・
フィーダーケーブル、12・・・・・・車止め、13…
・・・パンタグラフ、14A,14B,14C・・・・
・・剛体架線、15A,15B,15C・・・・・・碍
子。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の線路に選択的に接続すべく横動可能に配する
    トラバーサーの該各線路に対する接続部位上方にそれぞ
    れ架線を設けて、機関車が自力で線路上からトラバーサ
    ー上に又トラバーサー上から線路上に移動できるように
    したものにおいて、上記トラバーサーの各線路に対する
    接続部位上方の各架線相互間に該架線と略同じ高さでパ
    ンタグラフ摺動構造物を設けて構成したことを特徴とす
    るトラバーサー用架線構造。 2 パンタグラフ摺動構造物は架線と同じ電位が与えら
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    トラバーサー用架線構造。
JP1024580A 1980-01-31 1980-01-31 トラバ−サ−用架線構造 Expired JPS6028691B2 (ja)

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JP1024580A JPS6028691B2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 トラバ−サ−用架線構造

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JP1024580A JPS6028691B2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 トラバ−サ−用架線構造

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JPS56108315A JPS56108315A (en) 1981-08-27
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ID=11744915

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JPS56108315A (en) 1981-08-27

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