JPS6028517B2 - 自動布案内装置 - Google Patents

自動布案内装置

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JPS6028517B2
JPS6028517B2 JP12649678A JP12649678A JPS6028517B2 JP S6028517 B2 JPS6028517 B2 JP S6028517B2 JP 12649678 A JP12649678 A JP 12649678A JP 12649678 A JP12649678 A JP 12649678A JP S6028517 B2 JPS6028517 B2 JP S6028517B2
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cloth
signal
sewing machine
output signal
output
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健美 山本
衛 今泉
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、縫い針に作動的に連結されたミシンモー夕と
、その縫い針の上下往復運動に調時して一定方向に加工
布を送るための布送り装置とを備えたミシンにおいてそ
の加工布の側端緑から所定の距離の個所が縫い針の落下
点に送り込まれるように前記一定方向と略直交する方向
に加工布を変位させて案内する自動布案内装置に関する
従来、この種の自動布案内装置においては、前記一定方
向と略直交する方向に加工布を変位させるための案内装
置と、その案内装置を作動させるための可逆モータとが
備えられ、前記案内装置に近接して配置された布側端検
出装置によって前記縫い針の落下点に向う加工布の送り
込み姿勢が常に監視され、その検出装置からの検出信号
に従って前記可逆モータの駆動が制御されて加工布の変
位方向及び変位量が決定される。前記加工布の送り込み
姿勢が正規の送り込み姿勢からずれている場合には前記
案内装置が配置された位置から縫い針の落下点まで加工
布が送られる間に加工布の送り込み姿勢が矯正されて正
規の姿勢になる。一般に、縫製作業中においてミシンモ
−外ま作業者によって設定された一定の速度で駆動され
、前記案内装暦の配置位置から縫い針の落下点まで加工
布が送られる送り込み時間は前記布送り装置による加工
布の送り速度、換言すれば前記設定されたミシンモ−夕
の速度に関係していることから略一定なものになってい
る。前記加工布の送り込み姿勢が正規の送り込み姿勢か
ら大きくずれた場合にはそのずれの大きさに比例して前
記送り込み姿勢の矯正に必要な時間が長くなり、前記送
り込み時間内に加工布を正規の姿勢に戻すことができな
くなる。
その結果、正規の姿勢からずれた状態で加工布に縫目が
形成されその縫目形成線と加工布の側端縁との距離が不
揃いになって縫製加工物の品質を低下させる欠陥を有す
る。前記不揃いを解消するためには前記加工布の送り込
み姿勢が正規の姿勢に完全に矯正されるように前記送り
込み時間を十分に長くすることが考えられ、その送り込
み時間を長くするためには前間ミシンモータの駆動速度
を低速度に設定する方法があるが、その方法は縫製作業
能率を低下させるという問題点があり実用的な解決策で
はない。そこで、本発明は上記の事情に鑑み「前記加工
布の送り込み姿勢が正規の姿勢からずれている場合には
そのずれの大きさに関係してミシンモータの駆動速度を
自動的に変化させ、加工布の側端緑から所定距離の個所
を縫い針の落下点に確実に且つ能率的に送り込むことが
できる自動布案内装置を提供することを目的とするもの
である。
本発明を具体化した実施例を示す図面を参照してその詳
細を以下に説明する。図中1はオーバーロックミシンの
機枠、2は加工布3を支持するためのベッド、4は加工
布3を押圧するための第1の布押え足である。
5はその第1の布押え足4と協働して一定方向(第2図
の矢印F方向)に加工布3を送るための送り歯、6はそ
の送り歯5の送り運動に調時して上下往復運動を行う縫
い針であり、第2図に示す落下点Pにおいて縫目を形成
するものである。
7は前記一定方向Fと略直交する方向印こ加工布3を変
位させるための回動輪で、8は加工布3を回動輪7に押
圧するための第2の布押え足である。
前記回動輪7は可逆モータ9に作動的に連結されその可
逆モータ9の正逆回転に従って加工布3の側端縁3aを
第2図において右方または左方に変位させる。前記加工
布3の側端縁3aを検出するために前記機枠川く取り付
けられた光源10と、その光源1川こ対向し且つ前記回
動輪7に近接して配置された光電検出装置11とが設け
られ、その光電検出装置11は第4図に示す如く6個の
フオトトランジスタ11a乃至11fから構成されてい
る。それらのトランジスターla乃至11fからの検出
信号TI乃至T6は後述の制御回路12に供給され、そ
の制御回路12は検出信号TI乃至T6に従ってミシン
モータ13及び可逆モー夕9への電力供給を制御する。
前記可逆モータ9及びミシンモータ13は永久磁石界磁
の直流モータより構成されている。前記トランジスター
la乃至11fへの光の伝達は光導管14a乃至14f
によって行われ、それらの光導管の前記光源101こ対
向する端部は前記一定方向Fと略直交する方向日に直線
状に配列され、それらの光導管14a乃至14fと加工
布3の側端緑3aとの位置関係は第5図に示す如く7つ
の状態Pa乃至Pgのいずれか1つにあり、前記加工布
3の側機縁3aが状態Pdにある時に加工布3は正規の
送り込み姿勢として縫い針6の落下点P‘こ送り込まれ
る。前記加工布3の側端緑3aが状態Paにある時に前
記トランジスターla乃至11fが全て導通して検出信
号TI乃至T6が全て論理値‘1になり、その側端緑3
aが状態Pgにある時に全トランジスタが遮断して検出
信号TI乃至T6が全て論理値の(0)になり、側端縁
3aが状態Pdにある時にトランジスターla乃至11
cが遮断して検出信号TI乃至T3が論理値の(0)に
なると共に検出信号T4乃至T6が論理値の{1’‘こ
なる。前記7つの状態Pa乃至Pgにおける検出信号T
I乃至T6の状態が第6図に示されている。第7図は前
記制御回路12の具体的構成を示しており、前記可逆モ
ータ9への動力供給を制御するための第1の制御回路1
5と、ミシンモータ13への電力供給を制御するための
第2の制御回路16と、前記可逆モータ9及びミシンモ
ーター3の起動スイッチ17とそのミシンモータ13の
速度を手動設定するための設定スイッチ18とを含む手
動操作回路19と、前記可逆モータ9及びミシンモータ
13の速度指示コード信号を前記検出信号TI乃至T6
に従って出力する自動速度指示回路20と、その指示回
路20から出力されたミシンモータ13の速度指示コー
ド信号と前記手動操作回路19から出力された速度指示
コード信号とのいずれか一方を選択するための選択回路
21とが設けられている。
前記自動速度指示回路2川ま、前記検出信号TI乃至T
6を波形整形回路22によって整形した後にその整形さ
れた信号をアドレス入力信号として記憶装置23に供給
する。
その記憶装置23はアドレス入力信号に応答して前記可
逆モータ9の回転方向指示信号を出力端子MD1,MD
2に、その可逆モータ9の回転速度指示コード信号を出
力端子MD3に、そして前記ミシンモーター3の回転速
度指示コード信号を出力端子MD4にそれぞれ出力する
。前記記憶装置23は、前記加工布3の側端縁3aが状
態Pa乃至Pcにある場合には出力端子MD1,MD2
から可逆モータ9の正回転指示を意味する(1,0)を
出力すると共に出力端子MD3からIQ隼数のn0」,
「6」,「3」を表わす2進コード形式の速度指示コ−
ド信号を出力し、前記加工布3の側端緑3aが状態Pe
乃至Pgにある場合には出力端子MD1,MD2から可
逆モータ9の逆回転指示を意味する(0,1)を出力す
ると共に出力端子から10進数の「3」,「6」,「1
0」を表わす2進コード形式の速度指示コード信号を出
力し、側端緑3aが状態Pdにある場合には出力端子M
DI,MD2から可逆モータ9の停止を意味する(0,
0)を出力すると共に、出力端子MD3から1坊隼数の
「0」を表わす速度指示コード信号を出力する。而して
、前記出力端子MDI乃至MD3から出力された信号は
前記第1の制御回路15に供給されて可逆モータ9の駆
動を制御するために使用される。また、前記記憶装置2
3は前記側端緑3aが状態Pa及びPgにある場合にミ
シンモータ13の100仇,p,mの回転指示コード信
号を、状態Pb及びPfにある場合にミシンモータ13
の200仇,p,mの回転指示コード信号を、状態Pc
及びPeにある場合にミシンモータ13の450仇p,
mの回転指示コード信号を、状態Pdにある場合にミシ
ンモータ13の600仇,p,mの回転指示コード信号
を出力端子MD4から出力することができる。前記第1
の制御回路15について説明すると、前記出力端子MD
3から出力された速度指示コード信号は比較器24の入
力端子Aに供V給され、その比較器24の入力端子Bに
は後述の9進カゥンタ25の計数内容が供給され、入力
端子Aに供給された指示コード信号の数値内容が入力端
子Bに供給された計数内容よりも大きい時に出力端子P
Dから論理値のmが出力される。
前記カウンタ25は発振器25からIKHzのパルス信
号を受けて計数内容を変化させ10進数の「0」から「
9」までの数値を2進コード形式で繰り返し出力する。
多入力アンド回路27,28は前記出力端子MD1,M
D2から回転方向指示信号と、前記比較器24からの出
力信号と、そして後述のJ−K形フリップフロップ29
の出力端子Qからの出力信号SPIとをそれぞれ受け、
その両アンド回路27,28からの出力信号DS1,D
S2は後述の可逆モータ駆動回路301こ供給される。
前記第2の制御回路16について説明すると、記憶装置
31は後述のマルチプレクサ32から出力された速度指
示コード信号をアドレス入力信号として受け出力端子M
DI,MD2からプリセット信号PS1,PS2を出力
することができ、そのプリセット信号PS1,PS2は
カウンタ33,34のブリセット入力端子IMこ供給さ
れる。
前記記憶装置31はマルチプレクサ32から600仇,
p,mの回転指示コード信号が供給された時に出力端子
MD1,MD2から10進数の「300」,「5」を表
わす2進コード形式のプリセット信号PS1,PS2を
出力し、450仇,p,mの回転指示コ−ド信号が供給
された時に出力端子MD1,MD2からIG隼数の「3
35」,「4」を表わす2進コード形成のプリセット信
号を出力し、200仇pmの回転指示コード信号が供給
された時には10進数の「300」,「1」を表わす2
進コード形式のプリセット信号を出力し、100仇.p
.mの回転指示コード信号が供給された時にIG隼数の
「300」,「0」を表わす2進コード形式のプリセッ
ト信号を、20仇.p.mの回転指示コード信号が供給
された時に10進数の「1500」,「0」を表わす2
進コード形式のプリセット信号を出力する。前記カウン
夕34の減算計数端子DNには発生器35からの回転パ
ルス信号RPSが供給され、その回転パルス信号RPS
が発生する毎にカウンタ34の計数内容が順次減算され
る。カウンタ34の計数内容は4ビットの出力信号とし
て出力され多入力アンド回路36及び多入力オア回路3
7にそれぞれ供給される。多入力アンド回路36からの
出力信号はオア回路38を介してカゥンタ34のロード
端子LDに供給され、そのロード端子LDに論理値(0
)から‘1}に立ち上がる信号が供給された時に前記プ
リセット入力端子INに供給されているプリセット信号
PS2がカゥンタ34の計数内容としてセットされる。
前記発生器35はミシンモーター13の回転速度に比例
した周波数で回転パルス信号RPSを発生することがで
き、その好適な実施例としてミシンモーター3の回転軸
に取り付けられた円板の同一円周上に等間隔に20M固
のスリットを設け、その円板を挟んで一側に発光ダイオ
ードを、その発光ダィオー日こ対向する他側にフオトト
ランジスタを設けている。そして、ミシンモータ竃3の
回転によって、フオトトランジスタは発光ダイオードか
らの光をスリットを介して断続的に検出してミシンモー
タ13の回転数に比例した周波数の回転パルスRPSが
発生されるように前記発器35は構成されている。アン
ド回路39はその一方の入力端子に前記多入力オア回路
37からの出力信号がィンバー夕40を介して受け、そ
の他方の入力端子に前記発生器35からの回転パルス信
号を直接に受けており、その出力信号SP3は前記カウ
ンタ33のロード端子LDに供給される。前記記憶装薄
31に600仇.p.mの回転指示コード信号が供給さ
れカゥンタ34に1G隻数の「5」に相当するプリセッ
ト信号PS2がセットされた時、そのカゥンタ34は出
力端子Aを最上位ビット出力端子として出力端子A,B
,C,Dから信号(0,1,0,1)を出力し、前記発
生器35から回転パルス信号RPSの立ち下がりが減算
計数端子DNに供給される度に出力端子A,B,C,D
からの出力信号が、(0,1,0,1)→(0,1,○
,0,)(0,0,1,1)→(0,0,1,○)→(
0,0,0,1)→(0,0,0,0)→(1,1,1
,1)→(0,1;0,1)になるようにカゥンタ34
は計数動作を繰り返す。前記カワンタ34からの出力信
号が(0,0,0,0)になった時にオア回路37の出
力信号が論理値の川から(0)に変化し、ィンバータ4
0を介してアンド回路39を供給され、それによりアン
ド回路39は開放されて前記発生器35からの回転パル
ス信号RPSを通過させ、その出力端子に信号PSP3
を発生する。従って、前記アワド回路39の出力信号S
P3は6個の回転パルス信号RPSが発生される毎に1
個発生することになり、その出力信号SP3の周波は回
転パルス信号RPSの周波数の1/6になる。前記カウ
ンタ34は前述した如くプリセット信号PS2に従う周
期でもつて出力端子A,B,C,Dからの出力信号を(
0,0,0,0)に変化させることからその出力信号(
0,0,0,0)を受けたオア回路37の出力信号(0
)はアンド回路39を周期的に開放させ、前記発生器3
5からの回転パルス信号RPSがアンド回路39を周期
的に通過することにより出力信号SP3が発生するよう
になる。それ故、前記記憶装置31に450比.p.m
及び200仇.p.mの回転指示コード信号が供給され
て前記カウンタ34にIG隼数の「4」,「1」に相当
するプリセット信号斑2がセットされた時に出力信号S
P3の周波数は回転パルスRPSの周波数の1/5,1
/2になり、前記記憶装置31に100仇.p.m及び
20比.p.mの回転指示コード信号が供給されて前記
カウン夕34に10進数の「0」に相当する りセット
旨号PS2がセットされた時に出力信号SP3の周波数
は回転パルス信号RPSのそれと等しくなる。前記ミシ
ンモーター3が600比pmの一定回転数で回転してい
る場合、前記発出器35は2皿Hzの回転パルス信号R
PSを発生し出力信号SP3はその20Kzの1/6に
分周された周波数(10/3)K世になり、450仇.
p.mの一定回転数で回転している場合、前記発生器3
5は1歌舷の回転パルス信号RPSを発生し出力信号S
P3はその回転パルス信号の周波数の1/5に分周され
て兆Hzになり、同機に200仇.p.m,100仇.
p.m及び20仇.p.mの一定回転数で回転している
場合には前記回転パルス信号RPSの周波数は(20/
3)KHZ,(10/3)K比及び(2/3)KHZと
なり出力信号SP3の周波数は(10/3)KHz,(
10/3)KHz及び(2/3)KHzとなる。前記カ
ウンタ33はカウンタ34と同じ機能を有しており「そ
のロード端子LDに論理値の(0)から【1}に立ち上
がる信号が供給された時に前記プリセット信号PSIを
計数内容としてセットし、その計数内容は出力端子CD
から多入力オア回路41に出力される。そのオア回路4
1は前記カウンタ33の計数内容がIG隼数の「0」に
なった時にその出力信号を論理値の(0)に変化させ、
それ以外の計数内容においてはオア回路41の出力信号
は論理値のmになっている。そのオア回路41の出力信
号はアンド回路42の一方の入力端子に供給され、その
他方の入力端子には発振器43からIMHzのパルス信
号が供給され、前記オア回路41の出力信号が論理値の
【飢こある時に、アンド回路42は発生器43からのパ
ルス信号を通過させて前記カウンタ33の減算計数端子
DNに供給している。一方、前記オア回路41の出力信
号が(0)にある時にアンド回路42は発振器43から
のパルス信号の通過を阻止し、それによりカゥンタ33
は減算動作を停止してその計数内容を10進数の「0」
に保持するようになる。そして、カウンタ33はァンド
回路39からの出力信号SP3の立ち上がりに応答して
前記プリセット信号PSIがセットされるまで減算動作
を再開しないことから、前記オア回路41の出力信号は
(0)の状態に保持され続ける。前記オア回路41の出
力信号は、ミシンモーター3の実際の回転数が前記マル
チプレクサ32からの回転指示コード信号によって指示
された回転数より低いか否かを表わしており、(0)状
態にある出力信号はミシンモーター3の実際の回転数が
前記指示された回転数より低いことを表わしている。前
記プリセット信号PS1、例えば600仇.p.mの回
転指示コード信号によって前記記憶装置31の出力端子
MDIから読み出された10進数の「300」を意味す
るプリセット信号PSIは、回転数600仇.p.mと
、その回転数600仇.p.mに対応して予め決められ
前記記憶装置31の出力端子MD2から読み出された1
G隻数の「5」を意味するプリセット信号PS2と、前
記発振器43からのパルス信号の周波数IMHzとに塞
いて予め決定されている。
600仇.p.mの回転数の場合、ミシンモ−夕13が
正確に600仇.p.mで回転しているならば前記発生
器35からの回転パルス信号RPSの周波数は20KH
zであり、その周期は(50×10‐6sec)となる
ために前記カウンタ34によって前述の如くその周波数
(20K比)の1/6に分周された前記アンド回路39
からの出力信号SP3の周期は回転パルス信号RPSの
周期(50×10‐6sec)の6倍の値(300×1
0‐もec)となる。
それ故、その出力信号SP3の1周期(300×10‐
もec)の間には前記発振器43からのパルス信号が3
0の固発生することから、その「300」という値を6
00び.p.mの回転数に対応したプリセット信号PS
Iとして前記記憶装置31内に記憶させている。600
ル.p.mの回転数以外の450仇.p.m,200仇
.P.m’100仇.p.m,2仇.p.mの回転数に
それぞれ対応したプリセットPSIも同様に前述の如く
予め決められている。
D形フリップフロップ44はそのデータ入力端子Dに前
記オア回路41からの出力信号が受け、そのクロツク入
力端子Tに前記アンド回路39からの出力信号SP3を
受け、その出力信号SP3の立ち上がりに応答してその
立ち上がり時の前記データ入力端子Dの状態を記憶しそ
の状態を出力端子Qに出力するように構成されている。
従って、前記オア回路41の出力信号が(0)の状態の
時に出力信号SP3がフリツブフロツプ44のクロック
入力端子Tに供給されると、その出力信号SP3の立ち
上がりをとらえて出力端子Qの出力信号は(0)となり
、一方逆にオア回路41の出力信号が{1}の状態の時
に出力信号SP3が供給されると、出力端子Qからの出
力信号は{1}の状態になる。前記フリップフロップ4
4のセット端子STはィンバータ45及び抵抗46を介
して正電圧(十Vcc)の端子に接続されており、それ
によりそのセット端子STは常に論理値の(0)状態に
されており、そのフリツプフロツプ44の出力端子Qか
らの出力信号はアンド回路47の一方の入力端子に供給
され、その他方の入力端子に前記出力信号SP3が供給
されている。D形フリップフロツプ48は前記フリップ
フ。ツプ44と同じ機能を有しており、そのデ−タ入力
端子Dが前記ィンバータ45と抵抗46との接続点に接
続されて常時論理値の‘1’状態にされており、そのク
ロック入力端子Tが前記アンド回路47の出力端子に接
続されている。また、そのフリツプフロップ48は、そ
のアンド回路47の出力信号が(0)からmに変化した
時にその立ち上がりに応答してデータ入力端子Dの状態
、即ち論理値の‘1}の状態を記憶し、その{1}の状
態の反転された(0)の状態を出力端子Qに出力するよ
うになっている。又、同フリツプフロップ48のリセッ
ト端子RTはインバータ49を介して前記オア回路41
の出力信号を受け、オア回路41の出力信号がmから(
0)になった時、同フリツプフロツプ48の出力端子Q
からの出力信号を論理値の‘1}の状態にようようにし
ている。前記フリツプフロッブ48の出力端子Qからの
出力信号はアンド回路50の一方の入力端子に供給され
、その他方の入力端子には前記手動操作回路19内のフ
リップフロツプ29からの出力信号SPIが供給され、
そのアンド回路50からの出力信号はィンバータ51に
供給されそのインバータ51からの出力信号DS3は後
述のミシンモータ駆動回路52に供給される。前記手動
操作回路19について説明すると、前記起動スイッチ1
7は常時閉成型で且つ自動復帰型の押圧スイッチにより
構成され、その接点aは接地され接点bは抵抗53を介
して正電圧(十Vcc)の端子に接続されている。前記
フリップフロップ29の入力端子J,Kは抵抗54を介
して正電圧(十Vcc)の端子に接続され、そのクロツ
ク入力端子Tは前記起動スイッチ17の接点bに接続さ
れており、その入力端子Tには常時論理値の(0)の信
号が供給され、前記起動スイッチ17が押圧されて開放
した時にその入力端子Tには(0)から{1}‘こ立ち
上がる信号が供給されて前記フリップフロップ29はそ
の出力信号SPIの状態を反転させる。例えば、前記出
力信号SPIの状態が(0)である時に前記入力端子T
に立ち上がり信号が供給されるとフリツプフロツプ29
は出力信号SPIを前回の状態(0)から【1}‘こ変
化させ、前記入力端子Tに立ち上がり信号が供給される
度に出力信号をSPIを(0)及びmの状態に交互に変
化させるものである。単安定マルチパイプレータ55は
、その入力端子Aが接地され、入力端子Bが前記フリッ
プフロップ29の出力端子Qに接続されており、出力信
号SPIが(0)から【…こ変化した時にその出力端Q
からの信号をSP2を一時的に‘1}状態に変化させる
。前記マルチパイプレータ55からの出力信号SP2は
前記カウンタ33のリセット端子RTに供給され、その
出力信号SP2が{1ー状態にある時にカウンタ33は
リセットされてその計数内容を10進数の「0」にする
。前記設定スイッチ18は、ロータリースイッチにより
構成され、その共通端子Tcは接地され接点CTI乃至
CT5はェンコーダ56の入力端子にそれぞれ接続され
ている。前記ェンコーダ56は、設定スイッチ18の共
通端子Tcが接点CTIに接続された時に600仇.p
.mの回転指示コード信号を出力し、接点CT2に接続
された時に450仇.p.mの回転指示コード信号を、
接点CT3に接続された時に200or.p.mの回転
指示コード信号を、接点CT4に接続された時に100
比.p.mの回転指示コード信号を、接点CT5に接続
された時に20比.p.mの回転指示コード信号を出力
する。選択回路21について説明すると、前記マルチプ
レクサ32はその入力端子PIに前記記憶装置23の出
力端子MD4からの回転指示コード信号を受け、その入
力端子P2に前記ェンコーダ56からの回転指示コード
信号を受けており、ゲート端子Gに供給されるゲート信
号が(1}状態にある時に前記入力端子PIが選択され
そのゲート信号が(0)状態にある時に前記入力端子P
2が選択されるように構成されている。
選択スイッチ57は保持型のスイッチとして構成されそ
の端子aは接地され接点bは抵抗58を介して正電圧(
十Vcc)の端子に接続されており、その接点bから−
の出力信号がゲート信号として前記マルチプレクサ32
のゲート端子Gに供給される。前記可逆モータ駆動回路
3川こついて第8図を参照して説明する。
第8図に示すトランジスタ・ブリッジ回路は公知のもの
であり、そのブリッジ回路はスイッチ59を介して正電
圧(十Vsl)の供給を受けるように接続されている。
前記スイッチ59は電源スイッチ(図示せず)と連動し
て開閉動作を行うものである。前記アンド回路27,2
8からの出力信号DS1,DS2が論理値の{1},(
0)の状態にそれぞれある時にトランジスタ60a及び
60cが導通し可逆モータ9は電力供給を受けて正回転
する。一方、前記アンド回路27,28からの出力信号
DS1,DS2が論理値の(0),{1ーの状態にそれ
ぞれある時にトランジスタ60b及び60dが導通し可
逆モータ9は逆回転する。前記ミシンモータ駆動回路5
2について第9図を参照して説明する。
前記ミシンモータ13はスイッチ61を介して正電圧(
十Vs2)の供給を受けるように接続され、そのミシン
モータ13への電力供給はトランジスタ62によって行
われる。前記インバー夕51からの出力信号DS3が論
理値の(0)状態にある時に前記トランジスタ62は導
通してミシンモータ13は回転する。前記スィッチ61
はスイッチ59と同様に電源スイッチと連動して開閉動
作を行うものである。その電源スイッチがオンごれた時
に電源同期信号SNが発生され、その同期信号SNは前
記フリツプフロップ29,44のリセツト端子RTに供
給されると共にフリップフロップ48のセット端子ST
に供給され、更にその同期信号SNは前記カウン夕34
のリセット端子RTに供給されてその計数内容を1G隼
数のTO」にする。次に、以上構成された本実施例の動
作について説明する。
先ず、電源スイッチをオンすると、前記スイッチ59,
61が閉成されると共に前記電源同期信号SNが発生さ
れ、前記フリップフロップ29はリセットされてその出
力信号SPIを(0)状態に変化させ、前記フリップフ
ロツプ44は同様にリセットされその出力端子Qからの
信号を(0)に変化させてアンド回路47を遮断し、前
記フリップフロップ48はセットされその出力端子Qか
らの信号を(0)に変化させてアンド回路50を遮断す
る。
そのアンド回路50の遮断によりインバー夕51からの
出力信号DS3は‘1}になり前記ミシンモータ駆動回
路52内のトランジスタ62は遮断状態でミシンモータ
13は駆動されない。縫製開始時に前記加工布3を所望
の送り量で前記一定方向Fに送る場合には作業者は前記
設定スイッチ18を操作してミシンモータ13の回転数
を設定すると共に、前記選択スイッチ57を開成してマ
ルチプレクサ32の入力端子P2を選択する。例えば、
作業者が設定スイッチ18の共通端子Tcと接点CT5
とを接続した時、前記ェンコーダ56は20仇.p.m
の回転指示コード信号を出力しその回転指示コード信号
はマルチプレクサ32を介して記憶装置31に供給され
、その記憶装置3 1は出力端子MD1,MD2から1
0進数の「1500」,「0」を意味するプリセット信
号PS1,塔2を出力する。縫製開始のために前記起動
スイッチ17を押圧して開放させると、前記フリップフ
ロップ29の出力信号SPIは(0)から‘1)‘こ変
化すると共に単安定マルチパイプレータ55が作動して
その出力信号SP2を一時的に{1’状態に変化させる
前記論理値の‘1}に変化した出力信号SPIは前記ア
ンド回路27,28に供給されて前記可逆モータ9が前
記フオトトランジスタ11a乃至11fからの検出信号
TI乃至T6に従って正転または逆転するようになり、
更にその‘1}状態にある出力信号SPIはアンド回路
50に供給されて前記フリツプフロツプ48からの出力
信号の通過を許容するようになる。また、前記(1’状
態の出力信号SP2はカウンタ33のリセット端子RT
に供給されてそのカウンタ33をリセットし、それによ
りカウン夕33は計数内容を1坊隼数の「0」にしてオ
ア回路41の出力信号を論理値の(0)に変化させ、そ
のオア回路41の出力信号はインバー夕46を介してフ
リップフロツプ48のリセット端子RTに供給されその
フリップフロップ48はリセットされて出力端子Qから
{1}状態の出力信号を発生する。その【11状態の出
力信号はァンド回路50及びィンバータ51を介してミ
シンモータ駆動回路52に供給され、それによりトラン
ジスタ62は導通してミシンモーター3の起動に伴い前
記縫い針6の上下往復運動及び送り歯5の送り運動が開
始され加工布3に縫目が形成され、前記論理値の‘1}
状態にある出力信号SP2は更にオア回路38を介して
カウンタ34のロード端子LDに供給され、そのカウン
タ34は前記IG隼数の「0」のブリセット信号PS2
をセットし前記発生器35からの回転パルス信号RPS
を分周することなくアンド回路39から出力信号SP3
として出力する。前記カウンタ33のロード端子LDに
出力信号SP3が最初に供給された時、10進数の「1
500」を意味するプリセット信号PSIがカウンタ3
3にセットされて前記発振器43からのパルス信号がカ
ウンタ33の減算計数端子DN‘こ供給されるようにな
る。また、前記オア回路41の出力信号が(0)からm
に変化し前記フリップフロップ44のデータ入力端子D
に供給される。そのフリップフロツプ44は、前記オア
回路41の出力信号が(0)から‘1}に変化する直前
に前記出力信号SP3の立ち上がりに応答してそのータ
入力端子Dに供給されているオア回路41からの(0)
の状態の出力信号を読み込み、出力端子Qに(0)の出
力信号を発生する。それによりアンド回路47が遮断さ
れて前記出力信号SP3の通過を阻止することからフリ
ップフロップ48の出力信号はmから(0)に変化する
ことはなく、更にミシンモーター3は正電圧(十Vs2
)の供給を受けて回転数を上昇させる。そして、このよ
うな動作を繰り返しミシンモータ13は20仇.p.m
まで回転数を上げて行くとともに出力信号SP3も周期
を短か〈して行く。その後、ミシンモータ13の回転数
が20仇.p.m以上に上がると、出力信号SP3の周
期が短か〈なり過ぎるため、カウンタ33が「1500
」の値を減算している途中で次の出力信号SP3を受け
て、ただちに、同カゥンタ33が「1500」の値をセ
ットして再び減算を開始するようになる。
従ってオア回路41の出力信号は(0)の状態に変化す
ることなくmの状態を保持しつづけるとともに、フリツ
プフロツプ44の出力信号にこのオア回路41の出力信
号と出力信号SP3とに基いて(0)から‘1}に反転
してアンド回路47を開放させ、そのアンド回路47は
同出力信号SP3を通過させて次段のフリップフロップ
48の出力信号をmから(0)に反転させる。これによ
って、ミシンモータ駆動回路52はィンバータ51から
{1}の出力信号DS3を受けてミシンモータ13に対
する正電圧(十Vs2)の供給が遮断され、同モーター
3の回転数が20仇.p.mとなるように落とされる。
逆にミシンモーター3の回転数が20仇.p.mより落
ちた場合、出力信号SP3の周期は長くなるため、カゥ
ンタ33のロード端子LDに次の出力信号SP3が供給
される前にカウンタ33の計数動作が終了してオア回路
41の出力信号が(0)の状態になる。
そして、その出力信号がィンバータ29を介してフリツ
プフロツプ48のリセツト端子RTに供給されて、同フ
リツプフロツプ48はリセットされてその出力信号を(
0)から【1}‘こ反転し、再びミシンモータ13に正
電圧(十Vs2)が供給されて回転数が20比.p.m
となるように加速される。従って、前記マルチプレクサ
32からの回転指示コード信号により指示された回転数
よりミシンモータ13の実際の回転数が高い場合には、
ミシンモータ13への電力供給が遮断され、またその実
際の回転数が前記指示された回転数より低い場合にはミ
シンモー夕13に電力が供給され、ミシンモータ13の
回転数は前記指示された回転数になるように制御される
。而して、ミシンモー夕13が一定の回転数20比pm
で駆動されて加工布3が縫い針6の落下点Pに送り込ま
れ、その送り込み姿勢が第5図に示す状態Pd則ち正規
の送り込み姿勢にほぼなったことを確認した後に作業者
が選択スイッチ57を開放すると、前記マルチプレクサ
32はその入力端子PIを選択して前記記憶装置23の
出力端子MD4から出力される回転指示コード信号を前
記記憶装置31に供給するようになる。
前記加工布3の側端緑3aが状態Pdにあることから、
前記フオトトランジスタ11a乃至11cは遮断され前
記フオトトランジスタ11d乃至11fは導通してそれ
らのトランジスタからの検出信号TI乃至T6は第6図
に示す如く(0,0,0,1,1,1)になり、その検
出信号TI乃至T6は波形整形回路22を介して記憶装
置23に供給される。そして、その記憶装置23は出力
端子MD1,MD2から(0,0)の信号を、出力端子
MD3から1伍隻数の「0」を意味する速度指示コード
信号をそれぞれ出力し、前記アンド回路27,28はそ
の出力端子MD1,MD2からの出力信号を受けて遮断
されその出力信号DS1,DS2を論理値の(0)状態
にし、それにより可逆モータ駆動回路30内のトランジ
スタ60a乃至6odが遮断されて可逆モータ9への電
力供給が停止される。可逆モータ9が停止されたことに
より前記加工布3の側端緑3aは状態Pdを保持するこ
とになる。一方、前記記憶装置23はその出力端子MD
4から600比.p.mの回転指示コード信号を出力し
てマルチプレクサ32の入力端子PIを通して記憶装層
31に供給し、その記憶装置31は出力端子MD1,M
D2から10進数の「300」,「5」にそれぞれ相当
するプリセット信号PS1,PS2を出力してカウンタ
33,34のプリセット入力端子INに供給する。その
カウンタ34は、前記発生器35からの回転パルス信号
RPSを1/6に分周してアンド回路39の出力信号S
P3として出力し、カウンタ33はその出力信号SP3
をロード端子LDに受けて10進数の「300」に相当
するプリセツト信号PSIをセットし、それにより前記
発振器43からのパルス信号がカウンタ33の減算計数
端子DNに供給されて減算動作が開始される。前記ミシ
ンモータ13の実際の回転数は600仇.p.mより低
く前記出力信号SP3の周期が長いことから、前記カウ
ンタ33の減算動作はその出力信号SP3がロード端子
LDに供給される前にすでに終了しており前記オア回路
41からの出力信号は(0)状態になってフリップフロ
ツプ48をリセットする。それによりインバータ61か
らの出力信号DS3は(0)状態になりミシンモータ駆
動回路52内のトランジスタ62を導通させてミシンモ
ーター3の回転数を上昇させる。この動作は前記ミシン
モータ13の回転数が600仇.p.mになるまで続け
られミシンモータ13には正電圧(十Vs2)が連続的
に供給され、その後前記ミシンモータ13の回転数が6
00仇.p.mに達すると、ミシンモータ13は600
仇.p.mの回転数を保持して前記縫い針6及び送り歯
5を高速度で作動させ加工布3に連続した縫目が形成さ
れる。前記加工布3の側端縁3aが状態Pdからずれて
状態Pbに変化した場合、前記フオトトランジス夕11
a乃至11fからの検出信号TI乃至T6は第6図に示
す如く(0,1,1,1,1,1)に変化し、その検出
信号をTI乃至T6に応答して記憶装置23は出力端子
MD1,MD2から(1,0)の正回転指示信号を出力
すると共に出力端子MP3から1坊隼数の「6」に相当
する速度指示コード信号を出力し、前記アンド回路27
,28はその正回転指示信号を受けそのアンド回路27
は前記比較器24からの出力信号の通過を許容するよう
になると共にアンド回路28は遮断されて出力信号DS
2を(0)状態になる。
前記比較器24は入力端子Aに「6」に相当する速度指
示コード信号を受け入力端子Bにカウンタ25からの出
力信号を受けており、そのカウンタ25は前記発振器2
6からのパルス信号が供給される度にその計数内容を1
0進数の「01から「9」までの数値に順次変化させそ
の計数内容の変化を繰り返すことから、前記比較器24
はカウンタ25の計内容が「0」から「5」まで変化す
る間その出力端子Dから論理値の【1}の出力信号SP
4を発生する。前記発振器26から1の固のパルス信号
が発生されカウンタ25の計数内容が「0」から「9」
まで変化する時間を第10図aに示す如くtとすれば、
前記出力信号SP4はその時間tの6/10の時間tl
(第10図b参照)だけ‘1}の状態になり、その{1
}の状態を時間tの間隔で周期的に繰り返す。前記出力
信号SP4はアンド回路27に供給され出力信号DSI
として可逆モータ駆勤回路30に出力され、その駆動回
路30内のトランジスタ60a及び60cは導通して可
逆モータ9に正電圧(十Vsl)を前記時間tlだけ時
間tの間隔で周期的に供給するようになる。その可逆モ
ータ9は正回転駆動されて前記回動輪7を第3図におい
て時計回り方向に回転させ、それにより前記加工布3の
側端縁3aは第5図において右方向に変位されて状態P
bから状態Pdに戻される。また、前記記憶装置23の
出力端子MD4からは200比.p.mの回転指示コー
ド信号が出力されてマルチプレクサ32を通して記憶装
置31に供給され、その記憶装置31は出力端子MD1
,MD2から1G隻数の「300」,「1」にそれぞれ
相当するプリセツト信号PS1,PS2をカウンタ33
,34に供給し、そのカウンタ34は前記回転パルス信
号RPSを1/2に分周してアンド回路39の出力信号
をSP3として出力し、カウンタ33はその出力信号S
P3を受けて前記プリセット信号PSIをセットし減算
動作を行う。
前記ミシンモータ13は前述の如く600仇.p.mの
回転数で駆動されていたことから、前記出力信号はSP
3の周期はかなり短く、前記カウンタ33は発振器43
からのパルス信号を計数している途中に前記出力信号S
P3をロード端子LDに受け再びプリセット信号PSI
をセットしてその計数内容を「300」にする。
それ故、前記オァ回路41の出力信号は(0)に変化す
ることなく【1}状態を保持し続け、それにより前記フ
リップフロップ44は出力信号SP3に応答して出力信
号を‘11状態にしてアンド回路47が出力信号SP3
を通過させることができるようにする。そのアンド回路
47を通過した出力信号SP3は前記フIJツプフロッ
プ48の出力信号を(0)状態に変化させ、ィンバータ
51はその出力信号DS3を{1ー状態に変化させてミ
シンモータ駆動回路52内のトランジスタ62を遮断し
てミシンモータ13への電力供給を停止させ、これによ
りミシンモータ13はその回転数を600仇.p.mか
ら200仇.p.mに向って低下させその200仇.p
.mの回転数を維持するようになる。而して、ミシンモ
ータ13は比較的低い回転数200仇.p.mで駆動さ
れて縫い針6及び送り歯5を作動させ前記加工布3は比
較的ゆっくりした速度で一定方向Fに送り込まれ縫目が
連続して形成されると同時に、前記可逆モータ9の正回
転駆動により前記加工布3の側端縁3aは急速に正規の
送り込み姿勢則ち状態Pdに戻される。反対に、前記加
工布3の側端縁3aが状態Pdから状態Peにずれた場
合、前記フオトトランジスタ11a乃至11fからの検
出信号TI乃至T6は第6図に示す如く(0,0,0,
0,1,1)に変化し、前記記憶装置23はその検出信
号に応答して出力端子MD1,MD2から(0,1)の
逆回転指示信号を出力すると共に出力端子MD3から1
G隻数の「3」に相当する速度指示コード信号を出力し
、前記ァンド回路27,28はその逆回転指示信号を受
けそのアンド回路27は遮断されてその出力信号OSI
を(0)にすると共にアンド回路28は導通して比較器
24の出力信号SP4の通過を許容するようになり、前
記比較器24はその「3」に相当する速度指示コード信
号を入力端子Aに受けてその出力信号SP4を時間tの
3/10の時間t2(第10図c参照)だけ論理値の{
1}状態に変化させ、その出力信号SP4は第10図に
示す如く時間tの間隔で周期的に発生される。前記出力
信号SP4はアンド回路28を通過して出力信号DS2
として可逆モータ駆動回路30に供給され、その駆動回
路30内のトランジスタ60b及び60dは導通して可
逆モ−夕9を逆回転させ、その可逆モータ9の逆回転に
より前記回動輪7は第3図において反時計回り方向に回
転され、それにより前記加工布3の側端緑3aは第5図
において左方向に変位されて状態Peから状態Pdに戻
される。前記記憶装置23の出力端子MD4から450
仇.p.mの回転指示コード信号がマルチプレクサ32
の入力端子PIを通して記憶装置31に供給され、その
記憶装置31は出力端子MD1,MD2から10進数の
「335」,「4」にそれぞれ相当するプリセット信号
PS1,PS2をカウンタ33,34に供給してセット
し、そのカウン夕34は前記回転パルス信号RPSを1
/5に分周して前記アンド回路39から出力信号SP3
を出力させ、カウンタ33はその出力信号SP3を受け
て前記プリセット信号PSIをセットし減算動作を行う
。前記ミシンモーター3は200仇.p.mの回転数で
駆動されていたことから、前記出力信号のSP3の周期
はかなり長くなり、前記カウンタ33は出力信号SP3
が供給される前に計数動作が終了し前記オア回路41の
出力信号は計数動作終了時から出力信号SP3が新たに
供給されるまでの期間(0)状態になり、それによりフ
リツプフロツプ48はリセットされてその出力端子Qか
らの出力信号を{1}状態に変化させ、ィンバータ51
は出力信号DS3を(0)に変化させてミシンモータ駆
動回路52に供給する。その(0)状態の出力信号DS
3により前記トランジスタ62は導通してミシンモータ
13に正電圧(十Vsl)を印加し、その電力供給はミ
シンモータ13の回転数が450仇.p.mに達するま
で連続的に行われる。而して、ミシンモータ13は比較
的高い回転数450仇.p.mで駆動されて前記加工布
3は比較的速い速度で一定方向Fに送り込まれ縫目が連
続して形成されると同時に、前記可逆モータ9の逆回転
駆動により前記加工布3の側端縁3aは正規の送り込み
姿勢則ち状態Pdに戻される。以上説明したように、加
工布3の側端縁3aが状態Pdからずれた場合にはその
ずれが大きい程ミシンモータ13はより低い回転数で駆
動されて加工布3を一定方向Fにゆっくり送ると同時に
可逆モー夕9への電力供給時間がより長くなり加工布3
の側端縁3aが前記直交する方向H‘こ遠く変位されて
状態Pdに戻され、加工布3の側機縁3aが状態Pdで
正確に縫い針6の落下点Pに送り込まれている場合には
ミシンモーター3は最高回転数600仇.p.mで駆動
され加工布3は非常に遠く一定方向Fに送られると同時
に可逆モー夕9への電力供給は停止されてその側端縁3
aは状態Pdを保持する。而して、加工布3の側端縁3
aの送りは前記一定方向F及びそれに略直方する方向日
の両方向において制御され、その加工布3は縫い針5の
落下点Pに正確に送り込まれその側端縁3aから所定距
離の個所に連続して縫目が形成される。以上詳述したこ
とから明らかなように、本発明は、縫い針の落下点に向
って一定方向に加工布を送り込みその加工布の側端緑か
ら所定距離の個所に連続して縫目を形成するミシンにお
いて、布送り方向と略直交する方向における加工布の側
端緑の位置と、縫製時の布送りに際して予め定められた
前記側機縁の位置との間のずれ量を検出し、そのずれ量
に対応した検出信号を発生する布側端検出装置と、その
布側端検出装置からの検出信号に従って可逆モータを正
逆転させると共に、前記ずれ量の大きい時に前記ミシン
モータの駆動遠を低く設定し、前記ずれ量の小さい時に
前記ミシンモータの駆動速度を高く設定するように制御
する制御装置とより構成されているので、縫製中に加工
布の側端緑が正規の位置から離脱して多さくずれても、
そのずれ量の大きさに対応してミシンモータの駆動速度
が変化され、縫い針の落下点までに確実にずれ量が零と
なるように自動的に制御され、加工布の送り込み作業を
確実に且つ高能率で行うことができる等極めて優れた効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明が具体化されたオーバーロッ
クミシンを示す図面、第3図は加工布を略直交する方向
別こ変位させるための回動輪及び第2の布押え足を示す
図面、第4図は光電検出装置及び制御回路の接続関係を
示すブロック図、第5図は加工布の側端緑と6本の光導
管との位置関係を示す図面、第6図は第5図に示す加工
布の側端緑の各状態における6個のフオトトランジスタ
からの検出信号の状態を示す図面、第7図は前記制御回
路の具体的構成を示す結線図、第8図及び第9図は可逆
モータ駆動回路及びミシンモータ駆動回路の具体的構成
を示す結線図、第10図は第1の制御回路の動作を説明
するためのタイミングチャートである。 図中、1は機枠、3は加工布、3aは加工布3の側端緑
、4は第1の布押え足、5は送り歯、6は縫い針、7は
回動輪、8は第2の布押え足、9は可逆モータ、10‘
よ光源、11は光電検出装置、12は制御回路、13は
ミシンモータ、23,31は記憶装置、Fは一定方向、
日は略直交する方向である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第8図 第9図 第10図 図 ト 鯨

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 縫い針を上下往復運動させるためにその縫い針に作
    動的に連結されたミシンモータと、前記上下往復運動に
    調時して一定方向に加工布を送るための布送り装置とを
    備えたミシンにおいて、前記布送り方向と略直交する方
    向に加工布を変位させるための案内装置と、その案内装
    置に作動的に連結された可逆モータと、前記案内装置に
    近接して配置され、前記布送り方向と略直交する方向に
    おける加工布の側端縁の位置と、縫製時の布送りに際し
    て予め定められた前記側端縁の位置との間のずれ量を検
    出し、そのずれ量に対応した検出信号を発生する布側端
    検出装置と、その布側端検出装置からの検出信号に従つ
    て、前記可逆モータを正逆転させると共に、前記布側端
    検出装置により検出されたずれ量が大きい時に前記ミシ
    ンモータの駆動速度を低く設定し、前記ずれ量が小さい
    時に前記ミシンモータの駆動速度を高く設定するように
    制御する制御装置と、より構成されたことを特徴とする
    自動布案内装置。 2 前記制御装置は、前記布側端検出装置の検出状態に
    対応して予め定められた前記ミシンモータの複数の指令
    速度信号をそれぞれ記憶するための記憶装置を有してお
    り、それらの布側端検出装置からの検出信号に応答して
    記憶装置から引き出された指令速度信号に従つてミシン
    モータへの電力供給を制御することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の自動布案内装置。
JP12649678A 1978-10-14 1978-10-14 自動布案内装置 Expired JPS6028517B2 (ja)

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