JPS6028493B2 - 煮炊煮沸具とその製造法 - Google Patents

煮炊煮沸具とその製造法

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JPS6028493B2
JPS6028493B2 JP7277982A JP7277982A JPS6028493B2 JP S6028493 B2 JPS6028493 B2 JP S6028493B2 JP 7277982 A JP7277982 A JP 7277982A JP 7277982 A JP7277982 A JP 7277982A JP S6028493 B2 JPS6028493 B2 JP S6028493B2
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JP
Japan
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boiling
vessel
circumferential surface
manufacturing
vessel body
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JP7277982A
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JPS58190413A (ja
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政雄 杉山
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SUGYAMA KINZOKU KK
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SUGYAMA KINZOKU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新しい構成から成る煮炊煮沸臭とその製造法
に関するものである。
従来、鍋や湯沸しなどの加熱を要する煮炊煮沸用の器具
においては、ステンレス鋼板又は鉄板により器体を成形
しこの器体の底面部あるいは周面部に銅〆ッキを施した
ものが広く知られているが、メッキ工程を必要とするた
めその設備費や製造費が高くついていたし、使用中にメ
ッキ部が剥離したり錆びたりする欠点があった。
そこで、本発明はこのような銅〆ツキ処理の工程を廃し
て、簡単な製造工程で鋼材を器体の底面部および周面部
に四体に構成し、コストが安価で美観も優れ実鬼性も高
い煮炊煮沸臭を提供することを目的とするものである。
本発明の構成を第3図乃至第6図に示した実施例に塞い
て説明する。
1は岡面を後記内側器体4のアール膨出状の周面形状に
合わせて構成した銅製の外側器体で、その底面部2は内
方にやや膨んだ上げ底状に成る。
この外側器体1の底面部2には多数個の通孔3・・・を
設ける。4は周面をアール膨出状に形成し全体が前記外
側器体1より高く成るステンレス鋼又は鉄製の内側器体
で、その底面部5は内方にやや膨んだ上げ底状に成り、
この底面部5には多数個の通孔3・・・を設ける。
前記外側器体1の上縁部1′は、前記内側器体4の周面
膨出部の頂点6を超えた上側部4′の任意位置に一体に
密着して取付くようになる。本発明の製造方法を工程順
に説明する。
1 任意大きさで周面を垂直状に成形した鋼板製の外側
器体1を用意する。
この外側器体1の底面部2は、内方にやや膨らんだ上げ
底状に成る。この底面部2にはまた多数個の通孔3が穿
設されている。他方、任意大きさで周囲を垂直状に成形
したステンレス鋼板製又は鉄板製の内側器体4を用意す
る。
この内側器体4の底面部5は、内方にやや膨らんだ上げ
底状に成る。この外内両側器体1,4の高さは、内側器
体4が外側器体1より高く成る。
(第1図参照)2 内側器体4を外側器体1の中に入れ
て合わせる。これを、製作しようとする器具の金型【a
’上に萩層する。この金型‘a}によって成形しようと
する器体は、周面がアール曲面に膨出して成るものであ
るから、その形状に合わせた金型a}を用意する。(第
2図参照)3 この状態で、内側器体4内に上型として
ゴム材を圧入して膨らます。
すると、この膨出力によって内側器体4と外側器体1と
は同時に一体となって膨らみ、金型【aによって所定の
膨出形状に成形される。(第3図参照)この加圧成形時
には、内外に重なり合っている器体1,4の底面部2,
5間にある空気は外側器体1の底面部2の通孔3・・・
から抜けるようになる。
4 かくて器具は、第4図に示すような形状のものに製
作される。
第3図において、1′は銅製外側器体1の上縁部を示し
、この上緑部は内側器体4のアール膨出部の頂点6を超
えた上側部4′に位置するように取付き、内外両側器体
1,4の周面は膨出状態に一体に密着して固定するよう
になる。なお、もしもこの膨出による密着固定に製作技
術上の不安があるときは、補助的に外側上縁部分に熔酸
を施してもよい。
ところで、内外両側器体1,4の底面部のうち外側器体
1の底面部2は、鋼板の膨脹度合を考慮して予め上方に
やや膨出せしめておくが、不便用時にはこの外側器体1
の底面部2は冷却によって水平位置(第3図鉄線参照)
に戻るようになる、もしこの上げ底を予め形成しておか
ないと、この底面部分が鋼板の冷却時には水平底面から
外方へ飛び出してしまい、底部が水平に接地できない不
安定な状態になる。
そして、使用時にこの外側器体1の底面部2が加熱され
ると、この部分の銅板が再び膨脹して上方に延び内側器
体4の底面部5に密着するようになる。
また、外側器体1の底面部2に設けた通孔3・・・によ
って、加熱伝導が助勢されるようになる。
本発明は、前記のような構成の器具を、以上のような製
造方法によって製造するものであるため、第1に銅製の
外側器体の上縁部はステンレス鋼又は鉄製の内側器体の
アール膨出頂点を超えた任意位置において取付けられる
ものであるから、通常は熔接その他の接着手段を特別に
とることなく内外二重の器体を確実に固定することがで
き、その固定も内外両器体は互に膨出周面を全面的に密
着しているから間隙なく一体化することができ、ただ底
面部だけは使用加熱時に鋼板の延びを考慮した上げ底部
に形成されており、これによって使用時も不便用時も煮
炊・煮沸具を不便なく安心して取扱うことができるよう
になり、第2に器具は内外二重の金属板の成形によって
構成され、しかも外側器体を銅製にしていることから、
熱伝導率の良い器具でしかも焦げにくいもので保温性の
良いものとなり、第3に全体として重厚感と実タ感を与
えることによって商品価値を高めることができるように
なる等、その効果はきわめて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は用意0する内
外二つの器体の正断面図、第2図は成形時の正断面図、
第3図は成形後の正断面図、第4図は完成品の斜視図、
第5図は他の鍋例の正断面図、第6図は同上の底面図で
ある。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外側を銅製の器体で、内側をステンレス鋼又は鉄製
    の器体で構成し、外側器体の上縁部が内側器体の周面に
    形成したアール膨出部の頂点を超えた直上側位置に密着
    取付けし、重合した内外両側器体の底面部のうち外側器
    体の底面部に適当数の通孔を設けて成る煮炊煮沸具。 2 底面部に空気抜き孔を穿設した周面が垂直状に成る
    銅製の外側器体の内部に、周面が垂直状に成りかつ内側
    器体の高さよりも高く形成したステンレス鋼又は鉄製の
    内側器体を収容し、この内外両側器体の周面を所定の金
    型によつて外方に加圧膨出せしめて成形し、外側器体の
    上縁部が内側器体の周面に形成したアール膨出頂点を超
    えた直上側位置に密着して取付くように成る煮炊煮沸具
    の製造法。
JP7277982A 1982-04-30 1982-04-30 煮炊煮沸具とその製造法 Expired JPS6028493B2 (ja)

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JPS58190413A JPS58190413A (ja) 1983-11-07
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JPS60137927U (ja) * 1984-02-22 1985-09-12 日本電熱株式会社 調理器

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