JPS6028103A - 照明器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は赤外線放射の少ない照明器具に関する。

〔発明の技術的背景〕

スタジオ照明器具は投光開口を有する器具本体内にラン
プを装着したソケットを配設し、開口を合成樹脂製レン
ズで閉塞するとともにソケットに装着した赤外線遮断フ
ィルタをランプとレンズとの間に介在させたことによっ
てランプから放射された光のうち赤外線をフィルタで遮
断していた。

この照明器具はレンズが赤外線によって熱せられないの
で２００℃以上の高温になることがなく、しだがって長
期使用してもレンズが黄変したり、劣化してき裂や剥離
を生じることがない。まだ、との照明器具は赤外線を放
射しないのでスタジオ上の人物や道具などを不所望に加
熱しない利点がある。

〔背景技術の問題点〕

赤外線遮断フィルタを付は忘れることによりレンズを熱
損したり、スタジオ上の人物や道具を熱照射したシする
欠点がある。

〔発明の目的〕

本発明は赤外線遮断フィルタの着脱が容易で付は忘れの
おそれがなく、シかもフィルタを必ず正規位置に装着で
きる照明器具を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

赤外線遮断フィルタをレンズなどの制光体に離間して一
体的に支持してランプと制光体との間に設けたことによ
り、制光体を器具本体に装着すればフィルタも自動的に
正規位置に装着できるようにしたことである。

〔発明の実施例〕

本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。

図１は本発明を適用してなるスタジオ照明器具の一例を
示す。図中、（１）は箱形本体、（２）はこの本体（１
）の前面に設けた投光用開口部、（３）は本体（１）内
の底部において前後方向に延在するガイド、（４）はこ
のガイド（３）に進退自在に装着されたソヶッ）、（５
）はこのソケット（４）に装着されたハロゲン電球など
のランプ、（６）はこのランプ（５）の背後に設けた反
射板、（力は開口部（２＞を閉塞する制光体の１例であ
るレンズ、（８）はこのレンズ（力を本体（１）に固定
する取付は部材、（９）はこの取付は部材（８）に固着
されてレンズ（７）から離間して位置し、ランプ（５）
と制光体（７）との間に設けられて制光体を遮へいする
赤外線遮断フィルタである。

上記本体（１）の開口部は第２図に示すように開口部（
２）に取付は環Ｃυを溶接、リベット、ねじ止めなどの
手段によって固着し、この取付は環（２＋）の内面に環
状に設けた突条＠にレンズ（７）を支持し、突条（２２
）に適当な間隔を隔てて並行配設した環状凹溝（ハ）に
取付は部材（８）を嵌着してレンズ（力を固定する。

上記レンズ（力は第２図に示すように透明ガラス基板（
７１）の外面にシリコーン樹脂、ポリカーボネート樹脂
などからなるレンズ部（ｌ渇を貼着したもので２００℃
以上の高温ではレンズ部（７７Ｊが黄変し、壕だ脆化す
る。

上記数句は部材（８）は第３図に示すように、半円環状
ばねからなる取付は部＠ｌ）の両端部をランプ（５）方
向に折曲してアーム啜、（財）を形成し、このアームの
り、　ＱＩａの先端にグリップ（８：’ａ　、■を設け
てフィルタ（９）を固着しである。

上記赤外線遮断フィルタ（９）はたとえば透明ガラス基
板に高光屈折率物質とを交互重層して光干渉を利用した
ものでもよく、あるいは赤外線吸収性ガラスで構成した
ものでもよく、要は可視光を良く透過し、赤外線を遮断
するものであればよい。

この照明器具を組立てるには取付は部材（８）のグリッ
プ（へ）、＠３１にフィルタ（９）をかしめ止めする。

そして、本体（１）の底板Ｑｌ）を取外し、ランプ（５
）をソケット（４）に装着し、かつレンズ（カを取付は
環ｃ！υに嵌挿し、凸条（２２１に圧着する。つづいて
、取付は部材（８）の取付は部（８］）を押しすぼめて
取付は環。υに挿入し、凹溝（ハ）に弾性係着してレン
ズ（７）を凸条ｔ２りとの間で挟着して固定する。そし
て、底板（１１）を取付ける。

このように、本照明器具は器具本体（１）にレンズ（７
）を固着する取付は部材（８）にフィルタ（９）を支持
したので、レンズ（刀を取付は項（２υに装着すれば自
動的にフィルタ（９）を装着することができ、フィルタ
（９）を付は忘れることがなくなった。また、フィルタ
（９）はアーム（８３、鏝の先端に固着されているので
レンズ（７）とフィルタ（９）との位置関係は常に一定
である。

しかも、本実施例器具のランプ（５）を点灯すると、可
視光とともに大量の赤外線を放、射するが、このうち赤
外線はフィルタ（９）によって遮断されて可視光だけが
レンズ（力に入射し、ここで制光されて前方に投射され
る。このように、レンズ（カには赤外線がほとんど入射
しないのでレンズ（カの加熱が少なく、シたがって、レ
ンズ部σ渇が耐熱性に劣るにも拘らず、黄変、脆化、剥
離などの熱損を生じることがない。さらに、フィルタ（
９）がレンズ（７）から離間しているのでフィルタ（９
）の熱がレンズ（７）　Ｋ　伝導することがなく、この
理由からもレンズ（７）が加熱されない利点がある。

なお、前述の実施例においてはレンズを耐熱性に劣る合
成樹脂で構成されたが、本発明はこれに限らず、たとえ
ばガラスで構成してもよく、この場合も前方放射熱が少
ないのでスタジオの人物に　１苦痛を与えることがない
。

さらに、本発明において、取付は環は不可欠で　・なく
、器具本体に直接レンズを取付けるものでも　４゜よく
、取付は部材の形状および構造は任意で、要はレンズを
装着したとき自動的にフィルタも取付　１けられるよう
離間して一体的に支持されるもので　１あればよい。

そうして、本発明においては制光体は上述のようなレン
ズに限らず、色フィルタ、ルーバ、シャッタあるいはこ
れらの組合わせでもよく、要は制光体の少なくとも１個
が赤外線遮断フィルタと一体的に支持されればよい。さ
らに、ランプはノ・ロゲン電球のほか、普通電球やメタ
ルノ・ライドランプなど、発光に際し大量の赤外線を放
射するものならなんでもよい。そうして、本発明はスタ
ジオ用に限らず他の照明器具にも適用できるものである
。

〔発明の効果〕

本発明の照明器具は器具本体の開口ｌ・閉塞する■光体
に赤外線遮断フィルタを離間して一体的に支持したので
、フィルタの装着忘れがなく、またフィルタを常に正規
位置に取付けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の照明器具の一実施例の断面図、■２図
は同じく要部拡大断面図、第３図は取付は部材の一例の
斜視図である。 （１）・・器具本体　（２）・・・開口部（５）・・・
ランプ　（７）・・・制光体の一例であるレンズ（８）
・・・取付は部材　（９）・・赤外線遮断フィルタ代理
人　弁理士　井　上　−男 第　１　図 第　２　図 第　３　図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）投光開口を有する器具本体と、この本体内に設け
   たランプと、上記本体の開口に配設される制光体と、と
   の制光体に離間して一体的に支持され□上記制光体とラ
   ンプとの間に配設された赤外線遮断フィルタと、を具備
   したことを特徴とする照明器具。
2. （２）制光体は合成樹脂製であることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の照明器具。
3. （３）　フィルタは制光体を本体に固着する取付は部制
   に支持されていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項または第２項記載の照明器具。
4. （４）取付部材は器具本体内面に圧着して制光体を固定
   する環状ばねの端部を折曲して器具本体内に延在するア
   ームに形成し、このアームにフィルタを支持したことを
   特徴とする特許請求の範囲第３項記載の照明器具。