JPS6027602B2 - 搬送材の搬送制御装置 - Google Patents

搬送材の搬送制御装置

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Publication number
JPS6027602B2
JPS6027602B2 JP9147678A JP9147678A JPS6027602B2 JP S6027602 B2 JPS6027602 B2 JP S6027602B2 JP 9147678 A JP9147678 A JP 9147678A JP 9147678 A JP9147678 A JP 9147678A JP S6027602 B2 JPS6027602 B2 JP S6027602B2
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JP
Japan
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steel pipe
control device
excitation
rails
magnet
Prior art date
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Expired
Application number
JP9147678A
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JPS5521317A (en
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勝俊 佐藤
将 伊東
忠 金谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は搬送材の搬送制御装置、特にビート等を持つ搬
送材の円滑な移送をはかってなる搬送材の搬送制御装置
に関する。
一般に製鉄所等における鋼管製造部門では製造した鋼管
の移送に、ローフ−ベルトコンベア,アタッチメント付
チェーンコンベア等を用い、一つのライン間の移送や前
後の機械加工装置への待ち時間調整、検査、マーキング
防錆剤塗布後の乾燥などに供する為、鏡斜を付したレー
ルを複数本併設し、このスキッドレール上を鋼管を自由
落下転勤させている。
このスキツドレール上では重力により加速した鋼管同志
が衝突し、衝撃音を発生するが、この衝撃音は鋼管であ
るが為に遠方までひびき渡り、作業環境、公害等、また
、自由落下転動における衝撃音のみならず、衝突の際の
鋼管の変形、打ち優の点で対策に急を要している。この
ような騒音を軽減する為また、鋼管の変形、打ち傷を防
止する為の鋼管移送騒音防止装置を筆者等は多数考案し
すでに実用化されている。即ち第1図〜第3図に示すよ
うに、鋼管10の移送方向に長尺の磁気フレームーを架
台2上に設置し、さらにこのヨーク1上に内極鉄心3、
励磁コイル4を一直線上に多数配置し、この各内極鉄心
3を連結するスキッドレールを兼ねたN極を機成する内
極磁気レール5を設け、さらに各内極鉄心間の左右に外
極鉄心6を内極鉄心3を千鳥となるように配置し、各外
極鉄心6を連結するスキッドレールを兼ねた2本のS極
を構成する外極磁気レール7を設けたものである。内極
レール5,2本の外極磁気レール7からなるこれらのマ
グネット装置を鋼管の長さに応じ複数設けて鋼管移送騒
音防止装置として使用するわけである。鋼管内には、内
極鉄心→内極磁気レール→鋼管→外極磁気レール→外極
鉄心→磁気フレームを通じて磁気閉ループが構成され、
鋼管が煩斜により落下転勤すると鋼管内の磁束分布圭に
変化を生じ鋼管内にうず電流が生じ鋼管を停止させる。
マグネットは、図示しない励磁制御装置により第3図‘
a},{b}‘こ示すような電圧,電流の励磁パターン
で励磁する。
すなわち一定時間毎に正万向に通電する正励磁VF,j
Fと、逆方向に、正励磁より弱く通電する逆励磁VR,
iRとを繰り返す制御方法をとる。従って鋼管がスキッ
ドレール上を転動していると正励磁(T,)時に前述の
原理で鋼管が停止し逆励磁(T8)により鋼管は消磁さ
れ、再び自由港下転勤する。上記の制御方法を繰り返す
ことにより鋼管は転勤停止を繰り返すピッチ送りとなる
。従って上記の装置によれば鋼管の最大移送速度は無励
磁で転がした場合に比較してはるかに小さいものとなり
、かつスキッドレール上で移送速度が一定に分布し、従
って鋼管同志の衝突はやわらげられ衝突時の騒音は大幅
に軽減され、さらに鋼管の変形、打ち傷が防止できる。
さて以上のような鋼管移送騒音防止装置を用いれば衝突
音、打ち傷は防止できるが、第4図a,bに示す大蓬U
OE鋼管10Aはビード部100がレールに接すると停
止してしまい移送できなくなる。
連続移送するスキッドラィンで鋼管の停滞が生じると、
生産に支障をきたすばかりでなく、これらの停止した鋼
管の再始動には従釆人力によっており、省力化、安全性
等の点でもその対策に急を要している。本発明の目的は
鋼管等の搬送材を円滑に搬送させてなる搬送材の搬送制
御装置を提供するものである。
本発明の要旨は、ビート部等による転動障害を磁力によ
りなくせしめるようにしたものである。
以下、本発明を図面により詳細に説明しよう。本発明の
原理説明を行う。ビート部100によりUOE鋼管1
0Aが額斜8を持つスキッドレールに接し停止した時の
状態を第5図に示す。図でFfは摩擦力、rは鋼管半径
、xは鋼管10Aの鞠心からビート部100までの距離
、Nはそのビート部100の上向きの力を示す。この時
の停止状態では、次式が成立している。Ff・r=N・
x …‘1}ビートにより停止した鋼
管を転動させるには、力Fを加え、次式になるようにせ
ねばならない。
F・r+Ff・r>N・x …■従って本発明
は従釆の鋼管移送騒音防止装置により鋼管の移送速度を
低くおさえ、なおかつビートにより鋼管が停止しないよ
うな上記の力Fを働かせればよい。
かかる原理をもとにされた本発明の実施例を以下に説明
しよう。
第6図は本発明の実施例を説明するための装置の断面構
造を示す図である。
コイル11、内極鉄心12、外極鉄心3、内極レール1
4、外極レール15、マグネットコイル16、鉄心17
、ョ−ク18、磁気フレーム19、架台20からなる。
この構成の中でコイル11が主電磁石の励磁コイルであ
り、マグネットコイル16が副電磁石の励磁コイルであ
って、マグネットコイル16が本実施例にとって重要な
役割を持つ。このマグネットコイル16の励磁により鉄
心−ヨーク−磁気フレームを通じて磁気開ループが各々
構成され鋼管IDAを吸着する。鋼管10Aを移送する
際の移送方向からみたマグネットコイル16の配置関係
を第7図に示す。図で矢印方向を示し、M1,M2,M
3,・・・,M8は各マグネットコイルを示している。
50‘ま従来の低騒音移送装置を示す。
次に、横方向からみた場合の構成を第8図に示す。各マ
グネットコイルM1,M2,M3,…,Mnは外部に設
けられた副電磁石用の励磁制御装置301こよって駆動
される。30との係り合いについては省略してある。
第8図において、各マグネットコイルは、第9図a,b
に示す如く励磁される。
a図は時間系列で各マグネットを励磁するタイミングを
示し、A側は正励磁、B側は負励磁を示す。各マグネッ
ト毎に鋼管10Aの移送に従って正励磁、負励磁が行わ
れる。b図は、各マグネット毎の動作区間順序を示し、
時亥』T,ではマグネットM1、時刻T2ではマグネッ
トM2の如く動作する。第8図をもとに具体的に説明す
るに、制御装置30は各マグネットに励磁信号S,,S
2,・・・,Snを送り励磁する。
この時のタイミングを第10図に示す。この結果、鋼管
は転勤一停止を繰返すと共に、各マグネットは一定の時
間間隔でMI励磁→MI励磁切、且つM2励磁→M2励
磁切、且つM3励磁→・・・のように順次マグネットを
励磁してゆく。これらの励磁を繰返すことにより次々と
鋼管を移送することができる。たとえば第7図の位置で
鋼管10Aがビートによりレール上に停止した場合にお
いてもマグネットM4が励磁となれば、その吸引力によ
り従来の鋼管移送装置の逆励磁時に乗り越え鋼管は移送
される。
以上のように本実施例によれば、鋼管移送騒音防止装置
に鋼管移送用マグネットを設けることにより、ビート付
鋼管がスキッド上で停滞することがないので省略化が計
れ、なおかつ安全に低騒音の搬送が可能となり、機械式
搬送装置の様な大きなものとならず、コンパクトで安価
に作れるなど多くの利点を有する装置である。
尚、鋼管として、UOE鋼管の事例を扱ったが、スパイ
ラルパィプ等でもビート部の発生がある故、適用できる
また、丸ビレッドでも表面に凹凸があるものは、適用で
きる。本発明によれば、ビート部の転勤障害があっても
、停滞することなく移送可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は従釆構成を示す図、第3図‘a},‘
b}‘まそのタイムチャート第4図a,bはビート部を
持つ鋼管を示す図、第5図は本発明の前提を説明する図
、第6図は本発明の実施例を示す図。 第7図,第8図は本発明の全体構成例を示す図、第9図
a,b及び第10図はタイムチャートである。1 0A
…・・・UOE鋼管、1 6・・・・・・マグネットコ
イル、30・・・・・・励磁制御装置。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 搬入端から搬出端に向つて下向きに傾斜している複
    数本のレールと、これらのレールの下部において長手方
    向に沿つて配設され、搬送材の一部を磁路の一部とする
    複数の主電磁石と、この各主電磁石のそれぞれを正と負
    とに交互に励磁する主電磁石用励磁制御装置と、前記複
    数のレールの両側に長手方向に沿つて配設した複数の副
    電磁石と、この各副電磁石を順次励磁する副電磁石用励
    磁制御装置とを有することを特徴とする搬送材の搬送制
    御装置。
JP9147678A 1978-07-28 1978-07-28 搬送材の搬送制御装置 Expired JPS6027602B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9147678A JPS6027602B2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 搬送材の搬送制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9147678A JPS6027602B2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 搬送材の搬送制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5521317A JPS5521317A (en) 1980-02-15
JPS6027602B2 true JPS6027602B2 (ja) 1985-06-29

Family

ID=14027440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9147678A Expired JPS6027602B2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 搬送材の搬送制御装置

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JP (1) JPS6027602B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6028802U (ja) * 1983-08-03 1985-02-27 第一技研産業株式会社 畝上成形装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6028802U (ja) * 1983-08-03 1985-02-27 第一技研産業株式会社 畝上成形装置

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JPS5521317A (en) 1980-02-15

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