JPS6027538Y2 - プレス加工ラインにおける製品搬送コンベアの駆動装置 - Google Patents
プレス加工ラインにおける製品搬送コンベアの駆動装置Info
- Publication number
- JPS6027538Y2 JPS6027538Y2 JP12884279U JP12884279U JPS6027538Y2 JP S6027538 Y2 JPS6027538 Y2 JP S6027538Y2 JP 12884279 U JP12884279 U JP 12884279U JP 12884279 U JP12884279 U JP 12884279U JP S6027538 Y2 JPS6027538 Y2 JP S6027538Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- press ram
- press
- conveyor
- way clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプレス加工ラインにおける次工程への製品搬送
コンベアの駆動装置に関し、生産ラインで使用されてい
る製品搬送コンベアのモーターに替えて、プレスラムの
上下動をコンベアの駆動軸に回転運動として伝達する装
置である。
コンベアの駆動装置に関し、生産ラインで使用されてい
る製品搬送コンベアのモーターに替えて、プレスラムの
上下動をコンベアの駆動軸に回転運動として伝達する装
置である。
従来プレスの加工ラインにおいて、型から取出された製
品はモーター駆動のベルトコンベアで次工程の機械へ搬
送されていた。
品はモーター駆動のベルトコンベアで次工程の機械へ搬
送されていた。
このベルトコンベアに使用されている駆動モーターは通
常１７２〜１馬力のものが使われているが、省エネルギ
ーが強く叫ばれている今市こおいては、このエネルギー
を少しでも小さくする必要があった。
常１７２〜１馬力のものが使われているが、省エネルギ
ーが強く叫ばれている今市こおいては、このエネルギー
を少しでも小さくする必要があった。
本考案者はプレスラムを上下動させる主モーターに相当
余力があることに着目し、種々研究の結果プレスラムの
上下動をベルトコンベア駆動軸に伝達する装置を完成さ
せたものである。
余力があることに着目し、種々研究の結果プレスラムの
上下動をベルトコンベア駆動軸に伝達する装置を完成さ
せたものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述すると、本考
案は、プレスラム１の後端部２より機械の外側へ少し離
れるように、プレスボルスタ−３の上面後方に縦長の１
字状ブラケット４を設け、この１字状ブラケットの上端
部と下端部にそれぞれ固定軸５，５′を設け、前記下端
部の固定軸５′に、中心部にポールベアリング６．６を
設けたワンウェイクラッチ７を取付けると共に、このワ
ンウェイクラッチの外輪部８に外輪止め９を介して下部
スプロケット１０を固定し、さらに、前記ワンウェイク
ラッチの内輪部１１には、内面を六角形に形成したコン
ベア駆動用ソケット１３を有する適宜なフランジ１２を
固定し、前記り字状ブラケット４の上端部に設けた固定
軸５に上部スプロケット１４を回転自在に取付け、前記
スプロケット１０．１４にエンドレスチェン１５を架設
し、一方、プレスラム１の下面後方に駆動用レバー１６
を機械の外側に突出させて固定すると共にこの駆動用レ
バーの一端を前記エンドレスチェン１５の適宜な位置に
固定し、プレスラムの上昇または下降のいずれか一方の
ときにのみコンベア駆動用ソケット１３を回動するよう
にしたものである。
案は、プレスラム１の後端部２より機械の外側へ少し離
れるように、プレスボルスタ−３の上面後方に縦長の１
字状ブラケット４を設け、この１字状ブラケットの上端
部と下端部にそれぞれ固定軸５，５′を設け、前記下端
部の固定軸５′に、中心部にポールベアリング６．６を
設けたワンウェイクラッチ７を取付けると共に、このワ
ンウェイクラッチの外輪部８に外輪止め９を介して下部
スプロケット１０を固定し、さらに、前記ワンウェイク
ラッチの内輪部１１には、内面を六角形に形成したコン
ベア駆動用ソケット１３を有する適宜なフランジ１２を
固定し、前記り字状ブラケット４の上端部に設けた固定
軸５に上部スプロケット１４を回転自在に取付け、前記
スプロケット１０．１４にエンドレスチェン１５を架設
し、一方、プレスラム１の下面後方に駆動用レバー１６
を機械の外側に突出させて固定すると共にこの駆動用レ
バーの一端を前記エンドレスチェン１５の適宜な位置に
固定し、プレスラムの上昇または下降のいずれか一方の
ときにのみコンベア駆動用ソケット１３を回動するよう
にしたものである。
尚１７はカプラ式ジヨイントであり、実際にベルトコン
ベアへ直角に連結するには傘歯車（図示せず）を使用す
ることによって容易に行うことができる。
ベアへ直角に連結するには傘歯車（図示せず）を使用す
ることによって容易に行うことができる。
１８はワンウェイクラッチのダルマ爪である。
次に本考案の作用について説明する。
まず、プレスラム１が下降すると、その動力は駆動用レ
バー１６を介してエンドレスチェン１５に伝達され、チ
ェ７は左方向に回転する。
バー１６を介してエンドレスチェン１５に伝達され、チ
ェ７は左方向に回転する。
このときワンウェイクラッチ７の外輪部８は外輪止め９
を介して下部スプロケット１０に固定されているので左
方向へ回転するが、内輪部１１はラチェット機能を有す
るダルマ爪１８が空まわりすることによって回転しない
。
を介して下部スプロケット１０に固定されているので左
方向へ回転するが、内輪部１１はラチェット機能を有す
るダルマ爪１８が空まわりすることによって回転しない
。
次にプレスラム１が上昇すると外輪部８が右回転すると
共に、ダルマ爪１８が起きて内輪部も右回転し、内輪部
に固定されたコンベア駆動用ソケット１３を回転させる
。
共に、ダルマ爪１８が起きて内輪部も右回転し、内輪部
に固定されたコンベア駆動用ソケット１３を回転させる
。
本考案はこのようにプレスラムの上下往復運動に際し、
上昇時にのみ駆動用ソケットを回転させるもので、この
回転力はカプラ式ジヨイント等でコンベアの駆動軸に伝
達され、ベルトコンベア（図示せず）を間歇的に駆動す
る。
上昇時にのみ駆動用ソケットを回転させるもので、この
回転力はカプラ式ジヨイント等でコンベアの駆動軸に伝
達され、ベルトコンベア（図示せず）を間歇的に駆動す
る。
以上の如く構成される本装置は、プレスの主モーターの
動力でベルトコンベアを駆動させるものであるからベル
トコンベアの駆動モーターや減速機が不要となるばかり
か、ベルトコンベアが最少限の必要量だけ間歇的に駆動
するものであるからベルトコンベアのベルト、ドラム、
ローラー等各部品の摩耗は著しく軽減される。
動力でベルトコンベアを駆動させるものであるからベル
トコンベアの駆動モーターや減速機が不要となるばかり
か、ベルトコンベアが最少限の必要量だけ間歇的に駆動
するものであるからベルトコンベアのベルト、ドラム、
ローラー等各部品の摩耗は著しく軽減される。
このように本考案は省エネルギーが強く叫ばれる今日に
おいては産業上極めて有益な考案である。
おいては産業上極めて有益な考案である。
第１図は本考案に係る装置の斜視図、第２図は第１図の
Ａ−Ａ断面図。 １はプレスラム、３はプレスボルスタ−１４はＬ字状ブ
ラケット、７はワンウェイクラッチ、９は外輪止め、１
０は下部スプロケット、１２はフランジ、１３はコンベ
ア駆動用ソケット、１４は上部スプロケット、１５はエ
ンドレスチェン、１６は駆動用レバー
Ａ−Ａ断面図。 １はプレスラム、３はプレスボルスタ−１４はＬ字状ブ
ラケット、７はワンウェイクラッチ、９は外輪止め、１
０は下部スプロケット、１２はフランジ、１３はコンベ
ア駆動用ソケット、１４は上部スプロケット、１５はエ
ンドレスチェン、１６は駆動用レバー
Claims (1)
- プレスラム１の後端部２より機械の外側へ離れるように
、プレスボルスタ−３の上面後方に縦長の１字状ブラケ
ット４を設け、この１字状ブラケットの上端部と下端部
にそれぞれ固定軸５，５′を設は前記固定軸５′に、中
心部にボールベアリング６．６を設けたワンウェイクラ
ッチ７を取付けると共に、このワンウェイクラッチの外
輪部８に外輪止め９を介して下部スプロケット１０を固
定し、さらに、前記ワンウェイクラッチの内輪部１１に
内面を六角形に形成したコンベア駆動用ソケット１３を
有する適宜なフランジ１２を固定し、前記り字状ブラケ
ットの上端部に設けた固定軸５に上部スプロケット１４
を回転自在に取付け、前記スプロケット１０，１４にエ
ンドレスチェン１５を架設し、一方、プレスラム１の下
面後方に駆動用レバー１６を機械の外側に突出させて固
定すると共にこの駆動用レバーの一端を前記エンドレス
チェン１５の適宜な位置に固定腰プレスラムの上昇また
は下降のいずれか一方のときにのみコンベア駆動用ソケ
ットを回動するようにしたプレス加工ラインにおける製
品搬送コンベアの駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12884279U JPS6027538Y2 (ja) | 1979-09-17 | 1979-09-17 | プレス加工ラインにおける製品搬送コンベアの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12884279U JPS6027538Y2 (ja) | 1979-09-17 | 1979-09-17 | プレス加工ラインにおける製品搬送コンベアの駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5645538U JPS5645538U (ja) | 1981-04-23 |
| JPS6027538Y2 true JPS6027538Y2 (ja) | 1985-08-20 |
Family
ID=29360638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12884279U Expired JPS6027538Y2 (ja) | 1979-09-17 | 1979-09-17 | プレス加工ラインにおける製品搬送コンベアの駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027538Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-17 JP JP12884279U patent/JPS6027538Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5645538U (ja) | 1981-04-23 |
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