JPS602720A - 紡機用リング - Google Patents
紡機用リングInfo
- Publication number
- JPS602720A JPS602720A JP11148383A JP11148383A JPS602720A JP S602720 A JPS602720 A JP S602720A JP 11148383 A JP11148383 A JP 11148383A JP 11148383 A JP11148383 A JP 11148383A JP S602720 A JPS602720 A JP S602720A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- coating layer
- traveller
- spinning frame
- traveler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H7/00—Spinning or twisting arrangements
- D01H7/02—Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
- D01H7/52—Ring-and-traveller arrangements
- D01H7/60—Rings or travellers; Manufacture thereof not otherwise provided for ; Cleaning means for rings
- D01H7/602—Rings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐摩耗性、耐蝕性を有する紡機用リングの構成
に関するものである。
に関するものである。
従来の紡機用リングは炭素鋼材を素材とし、浸炭焼入に
よる熱処理により表面硬度をＨｖ８００〜９００、硬化
深さを０．４〜０．５順に形成するが、上記熱処理方法
では、当該リングの寿命は、線動分野では８〜４年、化
合繊分野では１〜２年が限度であった。即ち従来のリン
グはトラベラがリングフランジ上を滑走する際にその接
触部に於ける温度が急激に上昇し、その高温度により表
面硬度が低下し、そのためにトラベラ走行によるすべり
摩耗が増大するという欠点があった。
よる熱処理により表面硬度をＨｖ８００〜９００、硬化
深さを０．４〜０．５順に形成するが、上記熱処理方法
では、当該リングの寿命は、線動分野では８〜４年、化
合繊分野では１〜２年が限度であった。即ち従来のリン
グはトラベラがリングフランジ上を滑走する際にその接
触部に於ける温度が急激に上昇し、その高温度により表
面硬度が低下し、そのためにトラベラ走行によるすべり
摩耗が増大するという欠点があった。
また従来のリングは素材が炭素鋼材で構成されているた
め、腐蝕し易く、腐蝕による早期剥離摩耗や糸切れが発
生するという欠点があった。
め、腐蝕し易く、腐蝕による早期剥離摩耗や糸切れが発
生するという欠点があった。
本発明は上記欠点を解消するものであり、縦形又は横形
リングの少くともトラベラと接触する部分にセラミック
のコーティング層を設けることによって耐摩耗性、耐蝕
性を向上せしめると共に熱放散性を向上せしめ、トラベ
ラの焼損を防止してトラペラ寿命を延長することができ
る紡機用リングを提供するものである。
リングの少くともトラベラと接触する部分にセラミック
のコーティング層を設けることによって耐摩耗性、耐蝕
性を向上せしめると共に熱放散性を向上せしめ、トラベ
ラの焼損を防止してトラペラ寿命を延長することができ
る紡機用リングを提供するものである。
以下本発明の紡機用リングの１実施例を図面に基いて説
明する。
明する。
実ｔＡガ
第１図は本発明の紡機用リングの１実施例を示す要部断
面図であり、炭素鋼材を素材とする円筒材を機械加工に
より図に示す断面形状のフランジ部ｆｉ＋及び内胴部（
２）、鍔部（３１ならびにリングレール嵌込部（４）を
要部とする横型リング（６）を形成する。上記リングの
トラベ２と接触するフランジ部に化学蒸着法により炭化
珪素を組成とするセラミックをコーティングし、表面硬
度をＨｖ ２０００〜２５００のセラミックコーティン
グ層（６）を形成することにより本発明の紡機用リング
を構成する。
面図であり、炭素鋼材を素材とする円筒材を機械加工に
より図に示す断面形状のフランジ部ｆｉ＋及び内胴部（
２）、鍔部（３１ならびにリングレール嵌込部（４）を
要部とする横型リング（６）を形成する。上記リングの
トラベ２と接触するフランジ部に化学蒸着法により炭化
珪素を組成とするセラミックをコーティングし、表面硬
度をＨｖ ２０００〜２５００のセラミックコーティン
グ層（６）を形成することにより本発明の紡機用リング
を構成する。
尚、上記セラミックのコーティング方法としては、その
他焼付や溶射などの方法によって行われる。また、セラ
ミックコーティング層はその他アルミナ、炭化チタンで
形成してもよい。
他焼付や溶射などの方法によって行われる。また、セラ
ミックコーティング層はその他アルミナ、炭化チタンで
形成してもよい。
上記実施例により得られた本発明の紡機用リング（８）
と従来リング０３）とを用いてリング摩耗試験機にかけ
て下記の条件で摩耗テストを実施した。
と従来リング０３）とを用いてリング摩耗試験機にかけ
て下記の条件で摩耗テストを実施した。
テスト条件 リング：４５０
トラベラ：金属トラベラＯ８Ｎｎ８
スピンドル回転： ７０００ ｒｐｍ
摩耗量について従来リングＢと比較した結果を第２図に
示した。図面から明らかなるように本発明のリングＡは
時間の経過と共に摩耗量の増加が徐々に増加するのみで
従来例に比べて摩耗量が大巾に低減していることがわか
る。これはセラミックコーティング層として用いた炭化
珪素が高強度で、耐薬品性、耐摩耗性が大きいことに起
因し、また熱伝導率が金属トラベラと同様に良好でおる
ため、トラベラの走行により生じる摩擦熱を放散し易く
、トラベラの焼損を防ぎ、トラベラ寿命も延長される利
点がある。
示した。図面から明らかなるように本発明のリングＡは
時間の経過と共に摩耗量の増加が徐々に増加するのみで
従来例に比べて摩耗量が大巾に低減していることがわか
る。これはセラミックコーティング層として用いた炭化
珪素が高強度で、耐薬品性、耐摩耗性が大きいことに起
因し、また熱伝導率が金属トラベラと同様に良好でおる
ため、トラベラの走行により生じる摩擦熱を放散し易く
、トラベラの焼損を防ぎ、トラベラ寿命も延長される利
点がある。
本発明は上記構成としたから、トラベラ走行の際、トラ
ベラとの接触部に生じる高温度にも耐え、硬度が低下し
ないので、トラベラのすべりによる摩耗が大巾に軽減さ
れる。また熱伝導率が高いため熱放散性良好でトラベラ
の焼損も生じず、トラペ２の寿命が延長される等の効果
を有する発明である。
ベラとの接触部に生じる高温度にも耐え、硬度が低下し
ないので、トラベラのすべりによる摩耗が大巾に軽減さ
れる。また熱伝導率が高いため熱放散性良好でトラベラ
の焼損も生じず、トラペ２の寿命が延長される等の効果
を有する発明である。
第１図は本発明の１実施例でらる紡機用リングの断面図
、第２図は摩耗試験によるリング摩耗量の比較を示すグ
ラフである。 ＋１＋・・・フランジ部、（２）・・・胴部、（３）・
・・鍔部、（４）・・・リングレール嵌込部、（６）・
・・紡機用リング、（６）・・・コーティング層
、第２図は摩耗試験によるリング摩耗量の比較を示すグ
ラフである。 ＋１＋・・・フランジ部、（２）・・・胴部、（３）・
・・鍔部、（４）・・・リングレール嵌込部、（６）・
・・紡機用リング、（６）・・・コーティング層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ｔｌ＋ 横形又は縦形リングの少なくともトラベラと接
触する部分にセラミックのコーティング層を設けてなる
ことを特徴とする紡機用リング。 （２） セラミックコーティング層が炭化珪素であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の紡機用リン
グ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11148383A JPS602720A (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 紡機用リング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11148383A JPS602720A (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 紡機用リング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS602720A true JPS602720A (ja) | 1985-01-09 |
Family
ID=14562399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11148383A Pending JPS602720A (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 紡機用リング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602720A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4677817A (en) * | 1985-12-19 | 1987-07-07 | Kanai Juyo Kogyo Kabushiki Kaisha | Travellers for spinning machinery |
| JPH01265841A (ja) * | 1987-12-03 | 1989-10-23 | Showa Denko Kk | 釣り具部品の製造方法 |
| US5829240A (en) * | 1997-03-17 | 1998-11-03 | A. B. Carter, Inc. | Spinning ring having improved traveler bearing surface |
| US6360520B2 (en) | 2000-01-14 | 2002-03-26 | Ab Carter, Inc. | Spinning ring having amorphous chromium bearing surface |
-
1983
- 1983-06-20 JP JP11148383A patent/JPS602720A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4677817A (en) * | 1985-12-19 | 1987-07-07 | Kanai Juyo Kogyo Kabushiki Kaisha | Travellers for spinning machinery |
| JPH01265841A (ja) * | 1987-12-03 | 1989-10-23 | Showa Denko Kk | 釣り具部品の製造方法 |
| JPH0522489B2 (ja) * | 1987-12-03 | 1993-03-29 | Showa Denko Kk | |
| US5829240A (en) * | 1997-03-17 | 1998-11-03 | A. B. Carter, Inc. | Spinning ring having improved traveler bearing surface |
| US6360520B2 (en) | 2000-01-14 | 2002-03-26 | Ab Carter, Inc. | Spinning ring having amorphous chromium bearing surface |
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