JPS6027144Y2 - ゲ−ト休止装置 - Google Patents
ゲ−ト休止装置Info
- Publication number
- JPS6027144Y2 JPS6027144Y2 JP14142482U JP14142482U JPS6027144Y2 JP S6027144 Y2 JPS6027144 Y2 JP S6027144Y2 JP 14142482 U JP14142482 U JP 14142482U JP 14142482 U JP14142482 U JP 14142482U JP S6027144 Y2 JPS6027144 Y2 JP S6027144Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- resting
- water control
- control gate
- suspension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ダム等に設置されるゲートたとえば、制水
ゲート、フレストゲート、角落しなどをダム堤体天端部
あるいはブリッジにあずけて休止させるゲート休止装置
に関する。
ゲート、フレストゲート、角落しなどをダム堤体天端部
あるいはブリッジにあずけて休止させるゲート休止装置
に関する。
従来、この種ゲート休止装置としては、ゲート上端面に
休止ピンをブラケットを介して固着し、これをダム堤体
天端に吊下装着した休止フックに係合体止せしめるもの
が一般的であり、その他にも係合孔を設けた2枚1組の
ブラケットを平行にゲート天端に固着し、ダム堤体天端
に吊下装着したレストビームに係合させるようにしたも
のがある。
休止ピンをブラケットを介して固着し、これをダム堤体
天端に吊下装着した休止フックに係合体止せしめるもの
が一般的であり、その他にも係合孔を設けた2枚1組の
ブラケットを平行にゲート天端に固着し、ダム堤体天端
に吊下装着したレストビームに係合させるようにしたも
のがある。
しかし、これらの休止装置は、ガントリータイプのゲー
ト昇降装置の場合、リフティングビームを併設しである
ため、利用することができない。
ト昇降装置の場合、リフティングビームを併設しである
ため、利用することができない。
この考案は、上述のような実情に鑑みガントリータイプ
のゲート装置にも適用しうるようにすることを目的とし
てなされたもので、その特徴とするところは、ゲートの
上端部に竪または斜軸を介して休止ビームを回動自在に
取付け、ゲート昇降時には休止ビームをゲート幅方向と
平行に位置させ、ゲート休止時には休止ビームをゲート
幅方向と直交して位置させダム堤体天端等に設けたビー
ム受部に載置せしめるように構成した点にある。
のゲート装置にも適用しうるようにすることを目的とし
てなされたもので、その特徴とするところは、ゲートの
上端部に竪または斜軸を介して休止ビームを回動自在に
取付け、ゲート昇降時には休止ビームをゲート幅方向と
平行に位置させ、ゲート休止時には休止ビームをゲート
幅方向と直交して位置させダム堤体天端等に設けたビー
ム受部に載置せしめるように構成した点にある。
以下、この考案の実施例を示す図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
なお、この実施例では、放水管路用制水ゲートでガント
リータイプの走行式ゲート昇降装置を備えた場合を示し
ているがフレストゲート、角落しは勿論のことガイドレ
ールが傾斜している場合あるいは斜樋にも適用しうる。
リータイプの走行式ゲート昇降装置を備えた場合を示し
ているがフレストゲート、角落しは勿論のことガイドレ
ールが傾斜している場合あるいは斜樋にも適用しうる。
図面において、1はダム堤体、2は放水管、3は制水ゲ
ート、4はダム堤体天端スラブ5上を走行するガントリ
ータイプのゲート昇降装置(ガントリークレーン)、6
はリフティングビームで、このビーム6はゲート昇降装
置4のワイヤロープ7により吊下げられ、ゲート戸溝8
内ガイドレール9に案内されて昇降するようにせられて
いる。
ート、4はダム堤体天端スラブ5上を走行するガントリ
ータイプのゲート昇降装置(ガントリークレーン)、6
はリフティングビームで、このビーム6はゲート昇降装
置4のワイヤロープ7により吊下げられ、ゲート戸溝8
内ガイドレール9に案内されて昇降するようにせられて
いる。
そして、ダム堤体天端スラブ5には、ゲート通過開口1
0が設けられ、ゲート通過開口10のゲート厚さ方向(
上・下流方向)両側上端縁部にはゲート休止ビーム受部
11が設けられている。
0が設けられ、ゲート通過開口10のゲート厚さ方向(
上・下流方向)両側上端縁部にはゲート休止ビーム受部
11が設けられている。
制水ゲート3の上端中央にはゲート吊上ピン12がブラ
ケット13を介して固着され、その幅方向両側端部に休
止ビーム14が竪軸15を介して回動自在に取付けられ
ている。
ケット13を介して固着され、その幅方向両側端部に休
止ビーム14が竪軸15を介して回動自在に取付けられ
ている。
この休止ビーム14は、第3〜4図に示されているよう
に、制水ゲート3の厚さよりも長くせられ、中央に竪軸
15が固着されており、制水ゲート3の上端面に固着し
た受台座16に接するビーム下端板14Bは−方に突出
されて位置決めピン孔(図示省略)が設けられ、制水ゲ
ート3天端板3Aに設けた位置決めピン孔(図示省略)
に位置決め固定ピン17が嵌脱自在に嵌入されている。
に、制水ゲート3の厚さよりも長くせられ、中央に竪軸
15が固着されており、制水ゲート3の上端面に固着し
た受台座16に接するビーム下端板14Bは−方に突出
されて位置決めピン孔(図示省略)が設けられ、制水ゲ
ート3天端板3Aに設けた位置決めピン孔(図示省略)
に位置決め固定ピン17が嵌脱自在に嵌入されている。
なお、この制水ゲート3に設けた位置決めピン孔は竪軸
15中心に対して90度の間隔で同一円周上に設けられ
ている。
15中心に対して90度の間隔で同一円周上に設けられ
ている。
また、制水ゲート3天端板3Aを貫通した竪軸15は、
支持横部材18を貫通し、座金19を介しその下端にね
じ嵌められたナツト20により回転自在に取付けられて
いる。
支持横部材18を貫通し、座金19を介しその下端にね
じ嵌められたナツト20により回転自在に取付けられて
いる。
21はピン連係鎖である。
この考案にかかるゲート休止装置によれば、ゲート昇降
装置4によりリフティングビーム6を介して制水ゲート
3を吊り上げ、ダム堤体天端スラブ5のゲート通過開口
10よりも制水ゲート3天端が上方に位置したとき、休
止ビーム14を固定している位置決め固定ピン17を抜
き出し、これを90度回転させ、休止ビーム14をゲー
ト幅方向と直交するようにしてその端部14Aを制水ゲ
ート3の厚さ方向に突出させ、位置決め固定ピン17を
再び挿入して休止ビーム14を固定し、再び制水ゲート
3を下降させ、両端部14Aをゲート休止ビーム受部1
1上に係止させて載置(第1〜2図に2点鎖線31で示
す位置)せしめる。
装置4によりリフティングビーム6を介して制水ゲート
3を吊り上げ、ダム堤体天端スラブ5のゲート通過開口
10よりも制水ゲート3天端が上方に位置したとき、休
止ビーム14を固定している位置決め固定ピン17を抜
き出し、これを90度回転させ、休止ビーム14をゲー
ト幅方向と直交するようにしてその端部14Aを制水ゲ
ート3の厚さ方向に突出させ、位置決め固定ピン17を
再び挿入して休止ビーム14を固定し、再び制水ゲート
3を下降させ、両端部14Aをゲート休止ビーム受部1
1上に係止させて載置(第1〜2図に2点鎖線31で示
す位置)せしめる。
そこで、制水ゲート3からリフティングビーム6を分離
し、ゲート昇降装置4を走行させて、次の戸当りの制水
ゲートを上昇させて上記と同様に休止させることができ
、あるいはそのまま他の戸当りに下降させることができ
る。
し、ゲート昇降装置4を走行させて、次の戸当りの制水
ゲートを上昇させて上記と同様に休止させることができ
、あるいはそのまま他の戸当りに下降させることができ
る。
なお、休止した制水ゲート3の休止を解き、下降させる
場合は、制水ゲート3の吊上ピン12にリフティングビ
ーム6を係合させ、わずかに制水ゲート3を上昇させた
後、位置決め固定ピン17を抜き出し、休止ビーム14
を90度回転させてゲート3と平行にして、その両端部
14Aを張出さないようにし、再び位置決め固定ピン1
7を挿入した後制水ゲート3を下降させればよい。
場合は、制水ゲート3の吊上ピン12にリフティングビ
ーム6を係合させ、わずかに制水ゲート3を上昇させた
後、位置決め固定ピン17を抜き出し、休止ビーム14
を90度回転させてゲート3と平行にして、その両端部
14Aを張出さないようにし、再び位置決め固定ピン1
7を挿入した後制水ゲート3を下降させればよい。
この実施例においては、休止ビーム14に竪軸15を固
着したが、竪軸15を制水ゲート3に固定し、これに休
止ビーム14を回転自在に取付けてもよく、また、休止
ビーム14の位置決め固定ピン17による位置め固定手
段に代えせて他の手段を採用しうろことは勿論である。
着したが、竪軸15を制水ゲート3に固定し、これに休
止ビーム14を回転自在に取付けてもよく、また、休止
ビーム14の位置決め固定ピン17による位置め固定手
段に代えせて他の手段を採用しうろことは勿論である。
さらに、休止ビーム14の取付軸は竪軸15の場合のほ
か、斜軸の場合もある。
か、斜軸の場合もある。
また、斜樋などの場合には、休止ビーム14の端部14
Aは一方端のみを長くして休止係合せしめることもでき
る。
Aは一方端のみを長くして休止係合せしめることもでき
る。
この考案は、上述のような構成であるから、ガントリー
タイプの昇降装置に採用してその休止目的を遠戚せしめ
ることができ、かつリフティングビームに直接影響がな
く、構造が簡単で接作が容易にしてしかも確実で、その
うえダム堤体天端の休止ビーム受部も簡単で極めて経済
的に得られ、例えば水門戸当りが8門で必要なゲートが
2門でよい場合には休止装置は2門のゲートに設けるだ
けでよいので、6門分だけ節約できるなどの効果を奏す
るものである。
タイプの昇降装置に採用してその休止目的を遠戚せしめ
ることができ、かつリフティングビームに直接影響がな
く、構造が簡単で接作が容易にしてしかも確実で、その
うえダム堤体天端の休止ビーム受部も簡単で極めて経済
的に得られ、例えば水門戸当りが8門で必要なゲートが
2門でよい場合には休止装置は2門のゲートに設けるだ
けでよいので、6門分だけ節約できるなどの効果を奏す
るものである。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は1部
破断正面図、第2図は第1図の中央縦断側面図、第3図
はこの考案の要部拡大正面図、第4図は同左側面図であ
る。 3・・・・・・制水ゲート、11・・・・・・ビーム受
部、14・・・・・・休止ビーム、15・・・・・・竪
または斜軸。
破断正面図、第2図は第1図の中央縦断側面図、第3図
はこの考案の要部拡大正面図、第4図は同左側面図であ
る。 3・・・・・・制水ゲート、11・・・・・・ビーム受
部、14・・・・・・休止ビーム、15・・・・・・竪
または斜軸。
Claims (1)
- ゲート3の上端部に竪または斜軸15を介して休止ビー
ム14を回動自在に取付け、ゲート昇降時には休止ビー
ム14をゲート幅方向と平行に位置させ、ゲート休止時
には休止ビーム14をゲート幅方向と直交して位置させ
ダム堤体天端5等に設けたビーム受部11に載置せしめ
るように構成したことを特徴とするゲート休止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14142482U JPS6027144Y2 (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | ゲ−ト休止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14142482U JPS6027144Y2 (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | ゲ−ト休止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5947721U JPS5947721U (ja) | 1984-03-29 |
JPS6027144Y2 true JPS6027144Y2 (ja) | 1985-08-16 |
Family
ID=30316309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14142482U Expired JPS6027144Y2 (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | ゲ−ト休止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027144Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6215747B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2017-10-18 | 日立造船株式会社 | ゲート交換方法 |
-
1982
- 1982-09-17 JP JP14142482U patent/JPS6027144Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5947721U (ja) | 1984-03-29 |
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