JPS6220497Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220497Y2 JPS6220497Y2 JP12043983U JP12043983U JPS6220497Y2 JP S6220497 Y2 JPS6220497 Y2 JP S6220497Y2 JP 12043983 U JP12043983 U JP 12043983U JP 12043983 U JP12043983 U JP 12043983U JP S6220497 Y2 JPS6220497 Y2 JP S6220497Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door body
- wire
- door
- guide groove
- wedge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Barrages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は河川等に設置される転倒堰に係り、特
に扉体引き上げ用ワイヤの先端を扉体に取り付け
るための取り付け具の構造に関するものであつ
て、上記ワイヤの先端を特殊構造の取り付け具に
しつかりと固定し、かつ該取り付け具を扉体の起
伏案内用ガイド部材として兼用するようにしたも
のである。
に扉体引き上げ用ワイヤの先端を扉体に取り付け
るための取り付け具の構造に関するものであつ
て、上記ワイヤの先端を特殊構造の取り付け具に
しつかりと固定し、かつ該取り付け具を扉体の起
伏案内用ガイド部材として兼用するようにしたも
のである。
この種転倒堰は、扉体を底盤上に回転自在に設
置して構成されており、扉体の起伏は、扉体引き
上げ用ワイヤを巻き上げ機により巻き上げたり巻
き戻したりすることにより行われる。このため扉
体側方の側壁には円弧状ガイド溝が凹設され、扉
体は該ガイド溝に沿つて案内されながら回転して
起伏するようになつているが、この種従来のもの
はガイド溝が大きく、ガイド溝内にゴミ類が侵入
したり、また上記ワイヤの扉体への取り付け部分
にゴミ類が付着しやすい等の欠点があつた。そこ
で本考案はかかる従来のものの欠点を解消した新
規な転倒堰を提供する目的でなされたものであつ
て、扉体にクサビ体から成る取り付け具を取り付
け、扉体引き上げ用ワイヤの先端を上記クサビ体
に沿つて調帯して、扉体の自重による荷重を利用
しながらしつかりと扉体に固定し、かつ上記取り
付け具の一部を扉体の側方へ突出させて、側壁に
凹設された円弧状ガイド溝に嵌入させることによ
り、上記取り付け具を扉体の起伏案内用ガイド部
材として兼用するようにしたものであり、かくす
ることにより上記ガイド溝の断面積を小さくして
ガイド溝にゴミ類が侵入するのを防止し、かつ上
記ワイヤの扉体への取り付け部分に、ゴミ類が付
着しにくいようにしたものである。
置して構成されており、扉体の起伏は、扉体引き
上げ用ワイヤを巻き上げ機により巻き上げたり巻
き戻したりすることにより行われる。このため扉
体側方の側壁には円弧状ガイド溝が凹設され、扉
体は該ガイド溝に沿つて案内されながら回転して
起伏するようになつているが、この種従来のもの
はガイド溝が大きく、ガイド溝内にゴミ類が侵入
したり、また上記ワイヤの扉体への取り付け部分
にゴミ類が付着しやすい等の欠点があつた。そこ
で本考案はかかる従来のものの欠点を解消した新
規な転倒堰を提供する目的でなされたものであつ
て、扉体にクサビ体から成る取り付け具を取り付
け、扉体引き上げ用ワイヤの先端を上記クサビ体
に沿つて調帯して、扉体の自重による荷重を利用
しながらしつかりと扉体に固定し、かつ上記取り
付け具の一部を扉体の側方へ突出させて、側壁に
凹設された円弧状ガイド溝に嵌入させることによ
り、上記取り付け具を扉体の起伏案内用ガイド部
材として兼用するようにしたものであり、かくす
ることにより上記ガイド溝の断面積を小さくして
ガイド溝にゴミ類が侵入するのを防止し、かつ上
記ワイヤの扉体への取り付け部分に、ゴミ類が付
着しにくいようにしたものである。
以下、図面を参照しながら本考案の実施例の説
明を行う。
明を行う。
第1図は転倒堰の側面図であつて、1は扉体で
あり、底壁2上にピン3を中心に回転自在に設置
されている。4は扉体引き上げ用ワイヤ5の取り
付け具であつて、扉体1内の上部側方に取り付け
られており、ワイヤ5の先端は該取り付け具4に
固定され、ワイヤ5は固定シーブ6を周回して巻
き上げ機7の巻き取り軸8に巻回されている。9
は扉体側方の側壁10に凹設された円弧状ガイド
溝であり、扉体1は該ガイド溝9に沿つて回転し
て起伏する。
あり、底壁2上にピン3を中心に回転自在に設置
されている。4は扉体引き上げ用ワイヤ5の取り
付け具であつて、扉体1内の上部側方に取り付け
られており、ワイヤ5の先端は該取り付け具4に
固定され、ワイヤ5は固定シーブ6を周回して巻
き上げ機7の巻き取り軸8に巻回されている。9
は扉体側方の側壁10に凹設された円弧状ガイド
溝であり、扉体1は該ガイド溝9に沿つて回転し
て起伏する。
第2図〜第4図は上記取り付け具4の詳細を示
すものであつて、該取り付け具4は、矩形板状の
基体4aを主体とし、該基体4a上面両側に間隔
Tをおいて配設された一対の受材4b,4cを備
えている。上記間隔Tは、側壁10へ向つて次第
に縮小しており、両受材4b,4cの間には側壁
10へ向つて先細のクサビ体4dが嵌挿されてい
る。4eはボルトであつて、上記受材4b上に設
けられた底板4fに垂直に螺着されている。上記
扉体引き上げ用ワイヤ5の先端は、上記ボルト4
eを座板4fに螺入して、その先端により上記基
体4a上に押し付けることにより、ボルト4eと
基体4aとにより挾持される。ワイヤ5はこのよ
うにしてその先端を取り付け具4に挾着される
が、ワイヤ5は上記クサビ体4dと受材4bの間
を通り、クサビ体4dの円弧状後端面に沿つて周
回した後、クサビ体4dと受材4cの間を通り、
さらに受材4cの側面に沿つて周回した後、上記
固定シーブ6に調帯される。4g,4gは受材4
c側部に取り付けられたワイヤ脱落防止用リング
状案内具であつて、ワイヤ5は該案内具4g,4
g内を通つた後、上記固定シーブ6に調帯され
る。かかる構成において、扉体1は常時それ自身
の荷重や水圧により第1図において時計方向に回
転して転倒せんとし、その荷重によりワイヤ5に
は引張力が生じ、該引張力により上記クサビ体4
dは側壁10側(第3図矢印参照)へ強く押し付
けられ、従つてワイヤ5は該クサビ体4dのクサ
ビ作用により、該クサビ体4dと各受材4b,4
cの間にしつかりと締着される。
すものであつて、該取り付け具4は、矩形板状の
基体4aを主体とし、該基体4a上面両側に間隔
Tをおいて配設された一対の受材4b,4cを備
えている。上記間隔Tは、側壁10へ向つて次第
に縮小しており、両受材4b,4cの間には側壁
10へ向つて先細のクサビ体4dが嵌挿されてい
る。4eはボルトであつて、上記受材4b上に設
けられた底板4fに垂直に螺着されている。上記
扉体引き上げ用ワイヤ5の先端は、上記ボルト4
eを座板4fに螺入して、その先端により上記基
体4a上に押し付けることにより、ボルト4eと
基体4aとにより挾持される。ワイヤ5はこのよ
うにしてその先端を取り付け具4に挾着される
が、ワイヤ5は上記クサビ体4dと受材4bの間
を通り、クサビ体4dの円弧状後端面に沿つて周
回した後、クサビ体4dと受材4cの間を通り、
さらに受材4cの側面に沿つて周回した後、上記
固定シーブ6に調帯される。4g,4gは受材4
c側部に取り付けられたワイヤ脱落防止用リング
状案内具であつて、ワイヤ5は該案内具4g,4
g内を通つた後、上記固定シーブ6に調帯され
る。かかる構成において、扉体1は常時それ自身
の荷重や水圧により第1図において時計方向に回
転して転倒せんとし、その荷重によりワイヤ5に
は引張力が生じ、該引張力により上記クサビ体4
dは側壁10側(第3図矢印参照)へ強く押し付
けられ、従つてワイヤ5は該クサビ体4dのクサ
ビ作用により、該クサビ体4dと各受材4b,4
cの間にしつかりと締着される。
基体4aの間隔材4b側の側面4a′は、扉体1
の上流側主板1aの内面に例えば溶接手段等によ
り固着されるが、その状態において受板4cの側
壁10側側端部4c′は扉体1の側方へ突出し、該
側端部4c′は上記ガイド溝9に嵌入する。すなわ
ち本取り付け具4の一部4c′は、ガイド溝9に嵌
入して該ガイド溝9に沿つて案内されるものであ
り、扉体1の起伏案内用ガイド部材を兼ねてい
る。なお上記基体4aを、ボルトナツト等により
扉体1に着脱自在に取り付けて、上記取り付け具
4を扉体1から取りはずし自在にしておけば、保
守上有利なものとなる。
の上流側主板1aの内面に例えば溶接手段等によ
り固着されるが、その状態において受板4cの側
壁10側側端部4c′は扉体1の側方へ突出し、該
側端部4c′は上記ガイド溝9に嵌入する。すなわ
ち本取り付け具4の一部4c′は、ガイド溝9に嵌
入して該ガイド溝9に沿つて案内されるものであ
り、扉体1の起伏案内用ガイド部材を兼ねてい
る。なお上記基体4aを、ボルトナツト等により
扉体1に着脱自在に取り付けて、上記取り付け具
4を扉体1から取りはずし自在にしておけば、保
守上有利なものとなる。
本転倒堰は上記のように構成されているので、
ワイヤ5をクサビ体4dのクサビ作用によりしつ
かりと取り付け具4に固定され、かつワイヤはク
サビ体4dや受材4b,4cに密着して周回して
いるので、ゴミ類が付着しにくい構造となる。ま
た取り付け具4の一部4c′をガイド溝9に嵌入さ
せてガイド部材として兼用しているので、ガイド
溝9の断面積を小さくすることができ、ガイド溝
9内にゴミ類が侵入して、扉体1の起伏操作に支
障を生じることを防止することができる等の種々
の効果がある。
ワイヤ5をクサビ体4dのクサビ作用によりしつ
かりと取り付け具4に固定され、かつワイヤはク
サビ体4dや受材4b,4cに密着して周回して
いるので、ゴミ類が付着しにくい構造となる。ま
た取り付け具4の一部4c′をガイド溝9に嵌入さ
せてガイド部材として兼用しているので、ガイド
溝9の断面積を小さくすることができ、ガイド溝
9内にゴミ類が侵入して、扉体1の起伏操作に支
障を生じることを防止することができる等の種々
の効果がある。
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は転倒堰の側面図、第2図は取り付け具の斜視
図、第3図は同平面図、第4図は同側面図であ
る。 1…扉体、2…底板、4…取り付け具、4a…
基体、4b,4c…受材、4c′…取り付け具の一
部、4d…クサビ体、5…扉体引き上げ用ワイ
ヤ、9…円弧状ガイド溝、10…側壁、T…間
隔。
図は転倒堰の側面図、第2図は取り付け具の斜視
図、第3図は同平面図、第4図は同側面図であ
る。 1…扉体、2…底板、4…取り付け具、4a…
基体、4b,4c…受材、4c′…取り付け具の一
部、4d…クサビ体、5…扉体引き上げ用ワイ
ヤ、9…円弧状ガイド溝、10…側壁、T…間
隔。
Claims (1)
- 基体上に間隔をおいて一対の受材を配設し、両
受材の間隔を扉体側方の側壁へ向つて縮小させる
とともに、両受材の間にクサビ体を嵌挿して取り
付け具を構成し、該取り付け具を底盤上に回転自
在に設置された扉体の内部に取り付けるととも
に、扉体引き上げ用ワイヤの先端を上記クサビ体
に沿つて調帯し、かつ上記取り付け具の一部を扉
体の側方へ突出させて、上記側壁に凹設された円
弧状ガイド溝に嵌入させるようにした転倒堰。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12043983U JPS6027134U (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | 転倒堰 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12043983U JPS6027134U (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | 転倒堰 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6027134U JPS6027134U (ja) | 1985-02-23 |
JPS6220497Y2 true JPS6220497Y2 (ja) | 1987-05-25 |
Family
ID=30276036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12043983U Granted JPS6027134U (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | 転倒堰 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027134U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59217815A (ja) * | 1983-05-21 | 1984-12-08 | 岩崎工業株式会社 | スノ−プラウのシヤ−ピン自動装填装置 |
-
1983
- 1983-08-01 JP JP12043983U patent/JPS6027134U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6027134U (ja) | 1985-02-23 |
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