JPS6027131Y2 - 除雪機における排雪筒首振り装置 - Google Patents

除雪機における排雪筒首振り装置

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JPS6027131Y2
JPS6027131Y2 JP9855780U JP9855780U JPS6027131Y2 JP S6027131 Y2 JPS6027131 Y2 JP S6027131Y2 JP 9855780 U JP9855780 U JP 9855780U JP 9855780 U JP9855780 U JP 9855780U JP S6027131 Y2 JPS6027131 Y2 JP S6027131Y2
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JP
Japan
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snow
snow removal
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lever
operating lever
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JP9855780U
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JPS5722512U (ja
Inventor
孝雄 鈴木
Original Assignee
株式会社新潟井関製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は除雪機において排雪方向を選択する排雪部首振
り装置に関するものである。
除雪機の一種として雪を砕いて掻き寄せるオーガと、掻
き寄せられた雪を羽根ですくい上げて排雪筒から投擲す
るブロアとを備えたオーガ式の除雪機が知られている。
そして、この種の除雪機の排雪筒は、一般に上方へ向っ
て開口するブロア排出口に基部を回動自在に接合され、
また、先端排雪口が斜め上方へ向くように筒部を湾曲状
に形成されていて、機台の操向位置からこれを回動させ
て首振りを行なうことにより排雪方向を選択し得るよう
に構成されている。
そして、この首振り装置としては、従来からギア伝導式
のものなど種々の装置が提案されてきたが、構造が複雑
であるために、現在ではロッド伝導式のものが多く用い
られている。
このロッド伝導式装置は、排雪筒の側面から操向位置へ
向って水平状に突設したアームの先端部に、中央部を軸
受で支持した操作ロッドを枢着し、この操作ロッドを軸
受内で軸方向へ移動させたり、軸受を中心にして揺動さ
せたりすることによって首振りさせるものである。
そして、首振り後は、軸受内にスプリングで弾撥させた
ボールを、操作ロッドの切切きに係合させることにより
、首振り位置を固定するように構成されている。
ところが、このような従来の装置においては、操作ロッ
ドをボールで圧接した状状態で摺動させるので、操作が
重く、ロッド等の摩耗が多いばかりでなく、操作ロッド
とアームとが直線状になる死点附近の操作が軽快に行な
われないという不都合があった。
本考案は以上のような点に鑑みなされたもので、排雪筒
の側部に一端を枢着した操作レバーの中間部を、開口部
を有する弾性体からなる支持体で支持させ、操作レバー
を支持体内で摺動させたり、支持から解放させて操作し
たりして首振りを行なうとともに、支持体の弾性で操作
レバーの移動を規制して首振り位置を固定するように樹
皮するこにより、操向位置からの首振り操作を常に軽快
かつ確実ならしめるとともに、耐用度の向上を計った除
雪機における排雪部首振り装置を提供するものである。
以下、その樹皮等を図に示す実施例により詳細に説明す
る。
第1図および第2図は本考案に係る首振り装置を示し、
第1図はこれを実施した除雪機の側面図、第2図はオー
ガを取外して示す除雪装置の斜視図である。
図において、除雪機1は、駆動車2と、これに着脱自在
に連結された除雪装置3とで構成されている。
そして駆動車2は、左右一対の連結板4の後端部を連結
するU字状のフレーム5上に搭載されたエンジン6と、
片方の連結板4に固定された伝導ケース7とを備えてお
り、エンジン6の回転は、伝導ケース7の上端部に軸支
された入力軸8と、伝導ケース7内の変速装置とを経て
車軸9に伝達される。
そして、1輪型であるこの駆動車2は、車軸9の中央部
に1個の駆動輪10が軸着されている。
また、連結板4には、機台を操向するハンドル11が斜
め後方へ向って突設されており、このハンドル11には
、走行うラッチレバー12等を備えた操作装置が装着さ
れている。
また、連結板4の前端部には、上下一対の切欠きが設け
られているとともに、中央部には、引張りばね13で図
の時計方向への回動力を付勢された1字レバー14が枢
着されている。
一方、除雪装置3は、その後端部に背面視をコ字状に
形成された連結枠15を備えており、その上下2箇所に
は、ピン16が装着されている。
そして、このピン16に前記連結板4の切欠きを係合さ
せ、1字レバー14で下方のピン16を保持させること
により、駆動車2と除雪装置3とが着脱自在に連結され
るように構成されている。
さらに、連結枠15からは、4個のステー17が前方へ
突設されており、上部のステー17に立設された軸受(
図示せず)には、前記入力軸8との間をベルトで駆動連
結されたオーガ駆動軸18が軸支されている。
そして、駆動車2と除雪装置3との着脱に際しては、両
軸8,18間のベルトをベルトカバー19とともに着脱
するように構成されている。
さらに、4個のステー17の前端部には、側面視を後述
るオーガ23と同心の半円状に形成され、前方へ向って
開口するオーガカバー20が取付けられており、その両
側の側板には、前記オーガ駆動軸18とチェーンで駆動
連結されたオーガ軸21が回動自在に軸支されている。
そして、このオーガ軸21の中央部には、左右の十字状
アームと十字の先端部をそれぞれ左右に連結する傾斜状
の羽根22aとで一体形成され、図に矢印Aで示す方向
に回転するブロア22が軸着されている。
また、オーガ軸21上には、ブロア22を挾んでその両
側に、一対のオーガ23がブロア22と一体形成されて
いる。
これらそれぞれのオーガ23は、一端をオーガ軸21側
に固着されて他端をブロア22のアーム先端部に固着さ
れた側面視が半円弧状で全体が螺旋状のブレード23a
を2個ずつ備えており、2個で円形をなすごとく対向し
て設けられている。
そして、このオーガ23は、ブロア22と一体となって
矢印A方向へ回転することにより、その螺旋作用で雪を
ブ陥ア22の方向へ掻き寄せるように構成されている。
また、前記オーガカバー20の円弧部材は、その下半部
の大部分を開閉板24として別体で形成されており、上
端をカバ一本体に開閉自在に枢支されているとともに、
圧縮コイルばね25によって閉方向へ付勢されている。
さらに、オーガカバー20の側板下端部には、前方へ向
う円弧状の尖鋭端を有する左右一対のそり26が取付け
られており、また、オーガ軸20の軸支部からは、先端
部に機台全幅にわたる傾斜状の雪切板27を備えたアー
ム28が水平状に突設されている。
そして、オーガカバー20の上面には、ブロア22の排
出口としての円筒29が垂直状に一体形成されており、
この円筒29の上端開口部には、排雪筒30が回動自在
に接合されている。
第2図すは、この接合部の断面図であって、円筒29と
排雪部側30とにはそれぞれフランジ29a、30aが
設けられており、排雪筒30側のフランジ30aにホル
ト31で締着された複数個の方形板32とフランジ30
aとの間で円筒29側のフランジ29aを挾持している
そして、排雪筒30は、板金によって断面コ字状に折曲
形成されており、その側面視形状は、先端の排出口が斜
め上方へ向うような円弧状に形成されている。
また、排雪筒30は、これを中央部で分割し蝶番32で
結合することによって湾曲度を調節し得るように構成さ
れており、調節後は、蝶ねじ33て固定される。
このように構成された排雪筒30には、首振り装置34
が付設されている。
すなわち、排雪筒30の側部には、アーム35が水平状
に突設されており、このアームの先端部には、先端部に
握り36を備えた操作レバー37が枢着されている。
一方、前記連結枠15の軸方向中央部には、ブラケット
38が立設されており、その上端部には、弾性体である
ゴムで形成された支持体としてのレバ−受39が取付け
られている。
そして、このレバー受39は、上方開口部へ向って拡が
る傾斜状の開口部39aと、その下端に連続する直線状
の支持溝39bとを備えており、前記操作レバー37を
支持溝39bで摺動自在に支持するように構成されてい
る。
そして、操作レバー37は、このレバー受39で支持さ
れたときにはS゛水平状になるとともに、操作レバー3
7をレバー受39に支持させてアーム35と直線状にし
たとき排雪筒30の開口端が機台のはS゛正面向くよう
に設定されている。
以上のごとく構成された除雪機1の動作を説明する。
先ず駆動車2側の連結板4の切欠きと1字レバー14と
を、除雪装置3側のピン16と係合させたのち、入力軸
8とオーガ駆動軸18とをベルト連結することによって
駆動車2と除雪装置3とを連結する。
そして、エンジン6を始動させると、機台は、その前端
部に設けた雪切板27によって新雪を掻き分けながら前
進する。
また新雪の下に固い積雪層がある場合には、雪切板27
がこれに当接することにより、その傾斜面の作用で機台
の前部が浮上し、以後は雪切板27が積雪層の上面を滑
行しながら前進する。
このようにして機台を前進させると、そり26が雪へ突
っ込んで除雪幅を決めるとともに、オーガ23とブロア
22とが一体となって矢印A方向へ回動することにより
、雪はオーガ23で砕かれ、その螺旋作用によってブ冶
ア22側へ掻き寄せられる。
掻き寄けられた雪は、ブ陥ア22の羽根22aによって
排雪筒30の方向へすくい上げられ、その開口部から外
部へ投擲される。
そして、この除雪作業においては、機台の進行方向すな
わち除雪路の左右いずれかを選択しかつ除雪路からの遠
近位置を選択して、その位置へ雪を投擲する必要がある
そこで、先ず左右いずれか選択する場合には、操作レバ
ー37の握り36をバンドル11による機台操作位置か
ら把持して持ち上げ、レバー受39による支持から解放
させたのちこれを操作して排雪筒30を大きく首振りさ
せる。
首振り後、操作レバー37をレバー受39の上方に位置
させて下方へ押し下げると、操作レバー37は、傾斜状
の開口部39aに案内されて支持溝39bへ容易に導か
れる。
そして、操作レバー37は、弾性体からなるレバー受3
9の摩擦抵抗によって支持され移動することがない。
さらに、この状態で排雪方向や遠近位置を調節する場合
には、操作レバー37をレバー受39で支持させたま)
これをレバー受39の摩擦抵抗に抗して軸方向に摺動さ
せる。
この場合、操作レバー37とアーム35とは、死点を越
えてくの字状となっているので、排雪筒30を容易に回
動させることができる。
また、操作レバー37を死点越えさせる場合は、操作レ
バー37をレバー受39の支持から解放させたときであ
るから、操作レバー37とフレーム35とをくの字状に
して操作することができ、排雪筒30の回動が容易であ
る。
以上の説明により明らかなように、本考案によれば、除
雪機の排雪筒の側部に一端を枢着した操作レバーの中間
部を、開口部を有する弾性体からなる支持体で支持させ
、操作レバーを支持体内で摺動させたり、支持から解放
させて操作したりして排雪筒の首振りを行なうように構
成することにより、排雪筒による左右排雪部方向の選択
後における首振り角度の調節がきわめて軽快かつ正確に
行なわれるとともに、操作レバーが弾性体で支持されて
いるので、摩耗したりすり傷ができたりすることなく耐
用度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本考案に係る除雪機における排
雷筒首振り装置を示し、第1図はこれを実施した除雪機
の側面図、第2図aは除雪装置の斜視図、第2図Bは排
雪周接合部の断面図である。 1・・・・・・除雪機、30・・・・・・排雪筒、34
・・・・・・首振り装置、35・・・・・・アーム、3
7・・・・・・操作レバー39・・・・・・レバー受、
39a・・・・・・開口部、39b・・・・・・支持溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作レバーを排雪部側に一端を枢着して設けるとともに
    、この操作レバーの中間部を、開口端へ向って拡がる傾
    斜状の開口部とこれに連続する直線状の支持溝とを備え
    た弾性体からなる支持体で摺動自在に支持させたことを
    特徴とする除雪機における排雪部首振り装置。
JP9855780U 1980-07-12 1980-07-12 除雪機における排雪筒首振り装置 Expired JPS6027131Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9855780U JPS6027131Y2 (ja) 1980-07-12 1980-07-12 除雪機における排雪筒首振り装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9855780U JPS6027131Y2 (ja) 1980-07-12 1980-07-12 除雪機における排雪筒首振り装置

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Publication Number Publication Date
JPS5722512U JPS5722512U (ja) 1982-02-05
JPS6027131Y2 true JPS6027131Y2 (ja) 1985-08-16

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ID=29460269

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JP9855780U Expired JPS6027131Y2 (ja) 1980-07-12 1980-07-12 除雪機における排雪筒首振り装置

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