JPS6027073Y2 - 索道搬器 - Google Patents

索道搬器

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Publication number
JPS6027073Y2
JPS6027073Y2 JP13112881U JP13112881U JPS6027073Y2 JP S6027073 Y2 JPS6027073 Y2 JP S6027073Y2 JP 13112881 U JP13112881 U JP 13112881U JP 13112881 U JP13112881 U JP 13112881U JP S6027073 Y2 JPS6027073 Y2 JP S6027073Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
main body
carrier
rope
cableway
main
Prior art date
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Expired
Application number
JP13112881U
Other languages
English (en)
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JPS5835463U (ja
Inventor
嘉寿 柳沢
Original Assignee
株式会社丸山鉄工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社丸山鉄工所 filed Critical 株式会社丸山鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は索道搬器に関し、一層詳細には搬器本体を引く
作業索を切断することなく搬器本体に接続することがで
きると共に主索から脱索を容易に防止することができる
索道搬器に関する。
山中において伐採した木材を集材する場合等に第1図に
示す索道搬器10が使用される。
この索道搬器10は本体上部に設けた複数個の転動輪1
2によって、伐採地点と集材地点との間に張設した主索
14上を懸吊状態で転動するようになっており、本体下
部に設けたフック部16に適宜ブロック等を介して木材
を吊下げ、本体両側に突設した係止部18に作業索20
を連結し、この作業索20をウィンチ等で巻き上げて搬
器10本体を主索14上を転動せしめて集材するように
なっている。
また伐採地点から集材地点に主索14を張設するには現
場条件によって第3図に示すように峰越しをする場合が
多々必要となる。
この場合には峰上の立木等にL字状のサポート22を吊
持し、サポート22の1字端に断面半円状のの主索受け
24を固設して主索14を下方から受けるようにしてい
る。
またこのサポート22部を搬器10が通過する際、搬器
に連結した作業索20を受ける受はローラ26がサポー
ト22のL字部に設けられている。
なお28は脱索防止用の回動板であり、搬器10本体前
面側に回動自在に配設され、常時は自重によって下方に
回動して搬器10本体前面側の開放部30を覆って搬器
10本体の主索14からの脱索防止を図っている。
モして搬器10本体が前記り字状のサポート22部を通
過する際、サポート22の下端水平部が搬器10前面の
開放部29に貫入すると共に、該水平部に回動28を押
し上げることによって、搬器10が通過可能になってい
る。
しかしながら上記従来に索道搬器10においては、搬器
10が上記サポート22部に通過する際サポート22水
平部が脱索防止用の回動板28に強く衝突し、しかもサ
ポート22部を通過する際サポート22の主索受け24
等からの衝突によって搬器10が揺動したりすることで
、回動板28を押し上げる力の方向が垂直方向からずれ
、これによって回動板28が曲ってしまい作動動しなく
なるなどの難点がある。
さらに作業索20を搬器10に連結するには作業索20
を切断した搬器10の係止部18に連結せねばならず、
この連結作業が容易でないばかりでなく、連結した後は
作業索20上での搬器10の移動が自由に行えないなど
の難点がある。
またさらに、作業索20を本体側部の突出部たる係止部
18に連結したから、作業索20をウィンチ等で巻き上
げて搬器10を索引する場合に搬器10が前記サポート
22上に至った際には搬器10の進路A方向に引っ張ら
れるから搬器10の他端が主索14上方に浮き上がる方
向に回動しようとして脱索し易くなる欠点がある他、突
出している係止部18が前記作業索受ローラ26に衝突
し、受はローラ26を破損するなど種々の難点がある。
本考案は上記難点を解消すべくなされ、その目的とする
ところは、作業索を切断することなく容易に連結できる
と共に、有効に脱索時防止が図れる、直列に配置した複
数個の転動輪によって主索道上を懸吊状態に転動し、被
搬送物が下方に吊持される本体と、この本体に取り付け
られ、本体を主索道上を移動せしめる作業索とからなる
索道搬器において、本体を主索に着脱自在とすべく、本
体の進行方向に亙って本体の側面の一方に開放部を設け
、作業索を下方に引いてハ字状としたときに作業索で前
記開放部を覆うように、開放部より上方に位置するとと
もに各転動輪のうちの両側に位置する転動輪の内側に位
置して作業索を本体に固定して成る索道搬器を提供する
にある。
以下添付図面に基づき本考案の好適な実施例を詳細に説
明する。
全体符号30は本考案に係る索道搬器を示す。
図いおいて32は転動輪であり、裏面板34上部とこれ
に平行に所定間隔においてボルト36締めされた表面覆
板との間に4個直列に配設されている。
前記表面覆板38は各転動輪32の下端よりも若干下方
まで覆うようにされており、各転動輪32下方は開放さ
れている。
40は下部表面板であり、裏面板34の下部に平行に所
定間隔をおいてボルト42締めされていて。
前記表面覆板38の下方に離れて位置し、表面覆板38
とは所定の開放部44が形成されている。
46は裏面板34と下部表面板40との間に固設した軸
48に回転自在に設けたフックである。
前記転動輪32、裏面板34、表面覆板38、下部表面
板40、フック46等で本体を構成する。
そして転動輪32によって主索50上を懸吊状態で転動
するものである。
52は一対の挾持片52 a、 52 bからなるク
ランプであり、表面覆板38の下部中央に固着され、ボ
ルト54て締め付けて作業索56を挟圧保持するように
なっている。
58はこの挾持された作業索56を両側から保持する一
対の先端が互いに外方に折曲された板状の保持片58
a、 58 bからなる案内部であり、前記クランプ
52の両側近傍にそれぞれ配設され、クランプ25端に
おける作業索56の急激な折による損傷を防止している
前記クランプ52は、各転動輪32の両端に位置する転
動輪32a、32bの各中心軸を通り、各転動輪32の
中心を結ふ線Pに対して垂直な線Q、 Rの内側にある
ように表面覆板38又は下部表面板40上に設けるのが
、前述したように作業索56の反駆動方向側の転動輪が
主索50上から浮き上がるのを防止する上で好ましい。
また最適には後記するように前記直線Q、 Rの間にあ
り、かつ表面覆板38の下端縁中央にくるようにクラン
プ52を設けるのがよい。
本考案は上記の如く構成されている。
本考案に係る索道搬器30に作業索56を連結するには
、従来のように作業索56を切断するのを要せず、作業
索56の任意の位置でクランプ52の挟持片52aをボ
ルト54で締めつけて固着するようにすればよい。
この索道搬器10によって被搬送物(図示せず)を下方
に吊持し、作業索56をウィンチ等で巻き上げて引き、
集材することができる。
索道搬器30が主索50の直線部上を転動するときは表
面覆板38が転動輪32の下方にまで覆っているので主
索50から脱索する恐れはない。
また索道搬器30が前述り字状のサポート22部を通過
するときには、第4図に示すように作業索56がクラン
プ52両端において下方に曲って本体開放部44を斜め
に横切り、開放部44の側部を覆うことから脱索が防止
される。
以上のように本考案によるときは、作業索を挟圧固定す
るクランプを本体表面上に設けたから、従来のように作
業索を切断することなく極めて容易に連結し得るのみな
らず、従来の作業索係止部のような突起物もな(作業上
安全であり、またこの突起物がサポートに衝突してサポ
ートを破損することもない。
さらに索道搬器がサポート部を通過する際に、従来のよ
うに脱索防止用の回動板がないので極めてスムーズに通
過できる上に、作業索がクランプ両端部で本体開放部を
横切るように曲がることから脱索が有効に防止されるな
ど種々の著効を奏する。
以上本考案につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本考案はこの実施例に限定されることはなく、考案の
精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはも
ちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の索道搬器を示す正面図、第2図aはサポ
ート部を通過する際の説明図、第2図すはサポートを示
す正面図、第3図は峰越しに主索を張設する場合の説明
図である。 第4図は本考案に係る索道搬器を示す正面図、第5図は
その断面図、である 10・・・・・・索道搬器、12・・・・・・転動輪、
14・・・・・・主索、16・・・・・・フック部、1
8・・・・・・係止部、20・・・・・・作業索、22
・・・・・・サポート、24・・・・・・主索受け、2
6・・・・・・受はローラ、28・・・・・・回動板、
29・・・・・・開放部、32・・・・・・転動輪、3
4・・・・・・裏面板、36・・・・・・ボルト、38
・・・・・・表面覆板、40・・・・・・下部表面板、
42・・・・・・ボルト、44・・・・・・開放部、4
6・・・・・・フック、48・・・・・・軸、50・・
・・・・主索、52・・・・・・クランプ、52av5
2b・・・・・・挾持片、54・・・・・・ボルト、5
6・・・・・・作業索、5B・・・・・・案内部、58
a、58b・・・・・・保持片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直列に配置した複数個の転動輪によって主索道上を懸吊
    状態に転勤し、被搬送物が下方に吊持される本体と、こ
    の本体に取付けられ、本体を主索道上を移動せしめる作
    業索とからなる索道搬器において、本体を主索に着脱自
    在とすべく、本体の進行方向に互って本体の側面の一方
    に開放部を設け、作業索を下方に引いてハ字状としたと
    きに作業索で前記開放部を覆うように、開放部より上方
    に位置するとともに各転動輪のうちの両端に位置する転
    動輪の内側に位置して作業索を本体に固定して成る索道
    搬器。
JP13112881U 1981-09-03 1981-09-03 索道搬器 Expired JPS6027073Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13112881U JPS6027073Y2 (ja) 1981-09-03 1981-09-03 索道搬器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13112881U JPS6027073Y2 (ja) 1981-09-03 1981-09-03 索道搬器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5835463U JPS5835463U (ja) 1983-03-08
JPS6027073Y2 true JPS6027073Y2 (ja) 1985-08-15

Family

ID=29924722

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13112881U Expired JPS6027073Y2 (ja) 1981-09-03 1981-09-03 索道搬器

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JPS5835463U (ja) 1983-03-08

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