JPS602692Y2 - シンセサイザ方式am受信機のバンド切換え回路 - Google Patents

シンセサイザ方式am受信機のバンド切換え回路

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Publication number
JPS602692Y2
JPS602692Y2 JP15894379U JP15894379U JPS602692Y2 JP S602692 Y2 JPS602692 Y2 JP S602692Y2 JP 15894379 U JP15894379 U JP 15894379U JP 15894379 U JP15894379 U JP 15894379U JP S602692 Y2 JPS602692 Y2 JP S602692Y2
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JP
Japan
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circuit
high frequency
tuning
variable capacitance
tuning coil
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Application number
JP15894379U
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JPS5677159U (ja
Inventor
一俊 草野
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フェイズ・ロックド・ループを形成するシン
セサイザ方式の局部発振周波数発生回路を使用したAM
受信機に於ける新規なバンド切換え回路に係る。
従来、この種のバンド切換えは機械式スイッチを使って
使用する受信バンドの同調コイルの換えを行っているの
でソフト・タッチの外部スイッチで電子的にバンド切換
えを実現する場合、機構上また電気的特性上程々の困難
を伴っていた。
また機械式スイッチの代りにダイオード・スイッチを使
用するとスイッチング電流の為バー・アンテナのQを低
下させ、感度の低下を生ずる欠点があった。
本考案は、受信バンド切換えのスイッチ素子に可変容量
ダイオードを使用し微小なスイッチング電流で受信バン
ド切換えを可能とし従来より感度を低下させずにソフト
・タッチの外部スイッチで電子的にバンド切換えを実現
するものである。
次に本考案の実施例について図面を参照して説明する。
本考案によるシンセサイザ方式用受信機のバンド切換え
回路を第1図に示す。
本考案によるAM受信機は高周波入力回路30と内部に
制御電圧発生回路32を有し局部発振周波数発生回路2
0の出力端子が接続された周波数変換回路31と中間周
波増幅回路33と検波・低周波増幅回路34とスピーカ
35とから構威されている。
局部発振周波数発生回路20は基準周波数発振器21と
位相比較器22とロー・パス・フィルタ23と電圧制御
発振器24と分周器25とから構威されている。
電圧制御発振器24の出力は周波数変換回路31に入力
されている。
高周波入力回路30には高周波入力回路切換えスイッチ
27の共通切換え端子201が接続され、また周波数変
換回路31の制御電圧発生回路32には制御電圧発生回
路切換えスイッチ29の共通切換え端子301が接続さ
れ、両者は互いに連動している。
1はバー・アンテナで2のコアとその上に巻かれた第1
の受信バンドを形成する第1の同調コイル3と第2の受
信バンドを形成する第2の同調コイル4とを有している
さらに第1の同調コイル3に電磁的に結合した第1の結
合コイル12と第2の同調コイル4に電磁的に結合した
第2の結合コイル13とを有している。
そして第1と第2の結合コイルの各々一方の端子101
,105は接地され、また各々の結合コイルの他方の端
子102,106は各々高周波入力回路切換えスイッチ
27の切換え端子202,206に接続されている。
第1の同調コイル3の一方の端子104には第1の可変
容量ダイオード5のアノード側が接続され、そのカソー
ド側はロー・パス・フィルタ23の出力端子109に接
続されている。
第1の同調コイル3の他方の端子103には一端が接地
された第1のコンデンサ7と第1の抵抗15の他端が接
続され、また端子103には制御電圧発生回路切換えス
イッチ29の切換え端子303に接続されている。
第2の同調コイル4の一方の端子108には第2の可変
容量ダイオード6のアノード側が接続され、そのカソー
ド側はロー・パス・フィルタ23の出力端子109に接
続されている。
尚、出力端子109には一端が接地された第3のコンデ
ンサ11の他端が接続されている。
第2の同調コイル4の他方の端子107には一端が接地
された第2のコンデンサ8と第2の抵抗17の他端が接
続され、また端子107は制御電圧発生回路切換えスイ
ッチ29の切換え端子307に接続されている。
次に動作について説明する。
まず高周波入力回路切換えスイッチ27と制御電圧発生
回路切換えスイッチ29が第1の受信バンド側に切換わ
っている場合について説明する。
この場合は第1の同調コイル3の端子103は第1の抵
抗15の一端が接地されているのでロー・レベルの電圧
となり、第2の同調コイル4の端子107は制御電圧発
生回路32から制御電圧発生回路切換えスイッチ29の
切換え端子301,307を経由して所定の直流制御電
圧が印加されているのでハイ・レベルの電圧となる。
従って第2の同調コイルを通じてハイ・レベルの電圧が
第2の可変容量ダイオード6のアノード側に印加される
そしてアノード側の電圧はロー・パス・フィルタ23の
出力端子109の電圧が印加されたカソード側の電圧よ
り高くなるので第2の可変容量ダイオード6の動作はオ
ンとなりアノード側とカソード側は導通状態となる。
従って、第2の同調コイル4の両端子107と108は
各々、第2と第3のコンデンサ8と11により高周波に
対し接地される。
一方、第1の同調コイル3の一方の端子103にはロー
・パス・フィルタ23の出力電圧より低いロー・レベル
の電圧が印加されるので第1の可変容量ダイオード5は
オフ動作となっている。
従って、局部発振周波数発生回路20の出力により決定
されるロー・パス・フィルタ23の出力端子109から
の出力電圧が第1の可変容量ダイオード5のカソード側
に印加される。
そして、第1の可変容量ダイオード5のアノード側とカ
ソード側の容量に対して第1と第3のコンデンサ7.1
1の方が非常に大である為、第1の可変容量ダイオード
5の容量と第1の同調コイル3のインダクタンスとが共
振回路を構威し所定の受信周波数で共振を起こす。
その結果第1の同調コイル3と電磁的に結合した第1の
結合コイル12の他方の端子102に所定の受信周波数
の高周波信号電圧が誘起しこの信号は高周波入力回路切
換えスイッチ27の切換端子202,201を経由して
高周波入力回路30に入力される。
次に、高周波入力回路切換えスイッチ27と制御電圧発
生回路切換えスイッチ29が第2の受信バンド側に切換
わっている場合には、制御電圧発生回路32から制御電
圧発生回路切換えスイッチ29の切換え端子301,3
03を経由して、第1の同調コイル3の端子103に対
してはハイ・レベルの電圧が供給されている。
そして、第2の同調コイル4の端子107は第2の抵抗
17の一端が接地されているのでロー・レベルの電圧と
なる。
従って可変容量ダイオード5はオン動作となり第1の同
調コイル3の両端子103と104は高周波的に短絡さ
れる。
一方第2の可変容量ダイオード6はオフ動作となり局部
発振周波数発生回路20のロー・パス・フィルタ23の
出力電圧により第2の可変容量ダイオード6の両端子間
の容量が決定され、この容量と第2の同調コイル4のイ
ンダクタンス分で所定の受信周波数で共振を起こす。
その結果、第2の同調コイル4と電磁的に結合した第2
の結合コイル13の他方の端子106に発生した受信周
波数の高周波信号電圧は高周波入力回路切換えスイッチ
27の切換え端子206.201を経由して高周波入力
回路30に入力される。
そして、その出力は周波数変換回路31にて局部発振周
波数発生回路20の電圧制御発振器24からの出力と混
合され所定の中間周波数のAM信号となり、中間周波増
幅回路33にて所定のレベルに迄増幅されたのち、検波
・低周波増幅回路34にて検波・増幅され所定の大きさ
のオーディオ信号となリスピー力35に印加され所定の
音声が得られる。
尚、制御電圧発生回路32の具体的構成の一例として、
周波数変換回路31の電源ラインに電流制限用抵抗を接
続して構威し、電源ラインの電圧をその抵抗端子より取
り出せるようにしたものが挙げられる。
本考案は以上説明したように、フェイズ・ロックド・ル
ープを形成するシンセサイザ方式の局部発振周波数発生
回路を使用したAM受信機に於いて、複数の受信バンド
の同調コイルの切換え素子として可変容量ダイオードを
使用し、同調コイルの切換え回路と同調回路を一部分共
通化して構成するものである。
そして可変容量ダイオードに制御電圧発生回路からのハ
イ・レベルの直流制御電圧が印加されることにより可変
容量ダイオードがオン動作し同調コイルの両端が短絡さ
れ、他の受信バンドの同調回路への影響を低減するもの
である。
また可変容量ダイオードがオフ動作の受信バンドでは局
部発振周波数発生回路のロー・パス・フィルタからの出
力電圧により決定される可変容量ダイオードの容量と同
調コイルのインダクタンスにより構威される同調回路に
て所定の受信周波数に同調されるものである。
そして外部から操作される受信バンド切換え回路の操作
スイッチは制御電圧発生回路の出力の操作と、インダク
タンスが低く切換え部分の電子回路の構成が容易な高周
波入力回路の入力部分の選択操作を行えるように設けら
れればよく、インピーダンスが高く切換え部分の電子回
路の構威が困難な同調回路切換え部分は従来の機械式ス
イッチを使用する場合のように配線を引き回さずに電子
的に構威し得るものであり、安定した特性が得られると
同時に操作が容易なソフト・タッチの切換えスイッチを
使用し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を部分的にブロック図で示し
た回路図である。 1・・・・・・バー・アンテナ、2・・・・・・コア、
3・・・・・・第1の同調コイル、4・・・・・・第2
の同調コイル、5・・・・・・第1の可変容量ダイオー
ド、6・・・・・・第2の可変容量ダイオード、7・・
・・・・第1のコンデンサ、8・・・・・・第2のコン
デンサ、11・・・・・・第3のコンデンサ、12・・
・・・・第1の結合コイル、13・・・・・・第2の結
合コイル、20・・・・・・局部発振周波数発生回路、
23・・・・・・ロー・パス・フィルタ、30・・・・
・・高周波入力回路、31・・・・・・周波数変換回路
、32・・・・・・制御電圧発生回路、27・・・・・
・高周波入力回路切換えスイッチ、29・・・・・・制
御電圧発生回路切換えスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周波数変換回路の局部発振周波数発生回路にフェイズ・
    ロックド・ループを形成する周波数シンセサイザ回路を
    使用し且つ受信バンド切換え機能を備えたAM受信機に
    於いて、第1および第2の同調コイルとこれらの同調コ
    イルに対応させて電磁的に結合すると共に第1および第
    2の受信バンドの同調電波をこの受信機の高周波入力回
    路に高調波入力回路切換えスイッチを経由して供給する
    第1および第2の結合コイルとが1本のコア上に巻かれ
    てなるバー・アンテナと、前記第1の同調コイルの一端
    からの信号がアノードに印加され前記フェイズ・ロック
    ド・ループ内のロー・バス・フィルタから得られる局発
    制御用の出力電圧がカソードに印加される第1の可変容
    量ダイオードと、前記第1の同調コイルの他端からの高
    周波信号を接地する第1のコンデンサと、前記受信バン
    ドの切換え動作に応じて所定の直流制御電圧を出力する
    制御電圧発生回路と、前記第2の同調コイルの一端から
    の信号がアノードに印加されロー・バス・フィルタから
    の出力電圧がカソードに印加される第2の可変容量ダイ
    オードと、前記第2の同調コイルの他端からの高周波信
    号を接地する第2のコンデンサと、前記第1と第2の可
    変容量ダイオードのカソード側の高周波信号が接地され
    る第3のコンデンサと、2つの受信バンドの内受信を行
    なわない方のバンドの前記第1あるいは第2の同調コイ
    ルの両端を高周波信号に対し短絡させるように前記第1
    あるいは第2の可変容量ダイオードをオン動作させる前
    記制御電圧発生回路からの所定の直流制御電圧をバンド
    切換時に選択的に前記第1あるいは第2のダイオードの
    アノードに供給し、かつ前記高周波入力回路切換えスイ
    ッチと連動した制御電圧発生回路切換えスイッチとを備
    えたことを特徴とするシンセサイザ方式AM受信機のバ
    ンド切換え回路。
JP15894379U 1979-11-16 1979-11-16 シンセサイザ方式am受信機のバンド切換え回路 Expired JPS602692Y2 (ja)

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JPS5677159U JPS5677159U (ja) 1981-06-23
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