JPS6026807B2 - オ−ステナイト系ステンレス鋼の連続鋳造鋳片の処理法 - Google Patents

オ−ステナイト系ステンレス鋼の連続鋳造鋳片の処理法

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JPS6026807B2
JPS6026807B2 JP56037818A JP3781881A JPS6026807B2 JP S6026807 B2 JPS6026807 B2 JP S6026807B2 JP 56037818 A JP56037818 A JP 56037818A JP 3781881 A JP3781881 A JP 3781881A JP S6026807 B2 JPS6026807 B2 JP S6026807B2
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    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D8/00Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
    • C21D8/02Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips
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  • Heat Treatment Of Steel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はSUS304にて代表されるオーステナィト系
ステンレス鋼について従来工程の製造方法よりもより経
済的に能率的に製造するための連続鋳造スラブ(以下「
CCスラブ」という)の処理に関するものである。
現在ステンレス鋼のCCスラブは一旦常温まで冷却され
全面手入れをされ、その後に加熱炉にて1200〜12
50qoの高温で3時間をこえる長時間加熱が施され、
熱間圧延で必要な形状に圧延されている。
しかしながら、オーステナィトステンレス鋼は熱伝導度
は悪く特に加熱に長時間を要しており、この高温長時間
加熱に要するエネルギーと時間は莫大なものである。本
発明の目的は連続鋳造されたままの高温のオーステナィ
ト系ステンレス鋼CCスラブをその顕熱を利用して再加
熱時に要する加熱エネルギーを極力低減することのでき
る処理方法を提供せんとするにある。
SUS304綱を中心とするオーステナイト系のステン
レス鋼薄板の製造プロセスにおいては通常CCスラブを
常温に冷却し、全面の手入を行った後にホットストリッ
プミル等の熱間圧延機の前方にある加熱炉に装入して昇
温し、所定の温度で保定後熱間圧延し、ホットコイルと
して巻取る。
ステンレス薄板の表面に対する要求特性はきびしくCC
スラブの表面手入はきびしく全面平削がなされている。
又オーステナイト系ステンレス鋼は従来から熱間変形能
が劣り、熱間圧延前の加熱条件等についてもきびしい制
約がなされている。一方連続鋳造関連の技術の向上は箸
るしく、CCスラブを無手入のまま熱延にまわしても表
面欠陥を生じない程度にまで向上している。こうしてC
Cスラブを無手入のまま保熱しつつ、加熱炉に装入し昇
温後熱間圧延するCCーホットチャージプロセスあるい
はCCスラブを鋳造後加熱炉を経ずに直接熱間圧延する
CC−DRプロセスで熱間圧延時割れを生じないような
条件が規定出来ればCC−ホットチヤージプロセスやC
C−DRプロセスが可能となり、加熱簡略にともなう省
エネルギー効果は極めて大きい。特にオーステナィトス
テンレス鋼の熱伝導度が小さいことを考慮すると昇熱時
間の短縮の点で生産能率の面でも大きな効果が考えられ
る。本発明者は以上の点について研究を重ねた結果、本
発明に至った。
SUS304等のオーステナィト系ステンレス鋼の熱間
変形能に関しては鋼塊法についてすでにかなりの事実が
明らかにされており例えばステンレス鋼便覧(昭和3仏
王6月30日発行 日刊工業新聞社P.81)には次の
ように記載されている。
合金元素の影響は、【1}たとえ明瞭なQが生成しなく
とも、元素として一般にフェライトフオーマ−(Si,
Mo,Crなど)は変形能を悪くする。一方オーステナ
ィトフオーマー(Ni,Mn,N2など)はあまり変形
能に影響はないかあるいは幾分変形能をよくするような
傾向がみられる。ただし強いオーステナィトフオーマー
であるCは別である。Cが高くなるほど炭化物が出やす
くなるのでおそらくその影響と思われる。■C,Cb,
Sなど炭化物あるいは介在物などを作る元素は一般的に
変形能を悪くする。‘3’AI,Sj,Mnなどの脱酸
性の強い元素は添加しすぎると変形能が悪くなるが(た
だしMnは別である)、ある程度の添加ではその脱酸効
果のために変形能がよくなる。この結果はほぼC=0.
03〜0.30,Si=0.2〜2.0,Mn=0.1
〜2.5,P:0.01〜0.10,S=0.01〜0
.80,Cu=0.1〜2.0,Ni=10〜16,C
r=13〜18,Mo=0〜3.5,Ti=0〜0.8
,Cb=0〜1.0,AI=0〜0.5,N2=0.0
2〜0.1%の範囲についてあてはまる。更に今日では
精錬法が進歩して、Sは0.003〜0.008%程度
に低減することが出来、又真空処理で0も低減が可能と
なり、熱間加工性の向上に寄与していることはよく知ら
れている。しかし凝固方式の異なるCCスラブに関して
の系統的な知見はなく、又CCスラブをC−Cホットチ
ャージするプロセスやCC−DRプロセスにいたつては
、凝固方式も、熱間圧延までの熱履歴も、鋼塊の再熱プ
ロセスとは異なるためデンドラィト粒界の不純元素の偏
折や拡散が異なり、熱間変形能に関する従来の知見は根
本的に見直す必要がある。
一方SUS304等の熱間圧延、特にホットストリップ
ミル等による熱間圧延で問題となるステンレスホットコ
イルの熱間変形能に関連する欠陥には従来法では大別し
て2種存在する。
一つは、熱間圧延時の耳割れでホットコイルの両サイド
の耳が割れる問題である。今一つはホットコイルの表・
裏面にへゲ癖が発生することがある。以上の2種の欠陥
は通常のCCスラブの再熱プロセスにおいてはまれであ
るがCCホットチャージあるいはCC−DRプロセスに
おいては大きな課題となる。そこで本発明者達はCC−
DR、CCーホツトチャージプロセスの再現を研究室的
に実施して検討した。化学成分の異なる数多くの局平鋼
塊(50〜9仇吻厚み、200〜300中)を作り、鋼
塊の厚みや鋳型の厚み更には鋳型材質を工夫して、鋼魂
の冷却速度を変え、極力CCスラブに似た凝固組織を得
た。この局平鋼塊を凝固直後に直接熱間圧延する場合か
ら、1100〜130000の炉にホットチャージし、
保定時間を5分〜2時間にわたって変えた場合等につい
て熱間圧延して、耳割れの程度やへゲ癖を調査した。熱
間圧延の条件はリバース方式の9パスとし、平均圧下率
を25〜50%/パスとし、80000程度で仕上げた
。通常プロセスとして再熱プロセスの1250午0×2
時間保定を加えた。又扇平鋼塊の6フェライト形態と現
実のCCスラブの6フェライトの差を補正するため、別
途にCスラブの6フェライトの高温での消滅挙動を詳細
に検討した。虎平インゴツトを使用したCCーホツトチ
ヤージ及びCC−DRシミレーションの結果、耳割れに
最も大きな影響を及ぼす要因は成分で決まる鋳造後の6
フェライト量(6ca1(%)とする)とホットチャ−
ジ後の高温保持温度と時間であることがわかった。
銅の成分と凝固後の6フェライト量(6cal(%))
を次式で求めた。
6cal(%)=3(Cr+1.$i+Mo)−2.8
(Ni+0.9Mn+0.にu)−84(C十N)‐1
9.8この6cal(%)は扇平鋼塊や実際のCCスラ
ブについて市販の6フェライト測定器「フェライトスコ
ープ」(HelmutFischer GMBH+Co
(西独)製)で実測される6フェライト量とはよく一致
した。
「CCホットチャージプロセスで耳割れを防止するに必
要な6フェライト量(6cal(%))とホットチャー
ジ後の高温保持温度と時間の関係は第1図の通りである
CC−DR(保定時間0分)プロセスでは6cal(%
)が多い程耳割れが発生する。高温保持時間が長くなる
と耳割れ発生はなくなるが、1100〜1300qoの
温度条件では1250qoが最も効果が顕著で、6ca
l(%)にも依存するが、例えば6cal(%)が4〜
5%の場合、CCーホツトチャージ後125000に約
20〜30分以上保持すれば耳割れは生じなくなること
を示している。120ぴ○の場合はやや長時間の保持が
必要である。
更に1100ooでは極めて長時間を要し、1300q
oではかえって悪化する。又これらの実験材のすべてに
ついて熱間圧延後のホットコイルで耳割れの生じたもの
、生じないものについてフェライトスコープで残存する
6フェライト残存量を測定した結果、成分や、CCーホ
ットチャージの条件のいかんによらず、耳割れを生じた
ホットコイルには0.3%を超える6フェライトが残存
していた。別途圧延前の銭片を水冷して常温に冷却した
ものと熱間圧延したものとで6フェライト量の変化を調
査した結果、熱間圧延中には8フェライト量の変化は認
められなかった。こうして6フェライト量が0.3%を
超えないようにした後熱延することで耳割れ発生を防止
出来る。別途6cal(%)の異なるCCスラブを急速
に加熱して6フェライトの消滅挙動を調査した結果の一
例は第2図の通りである。
第2図は鋳造まま(aseast)時の6cal(%)
が3.6%の場合の結果で、加熱温度と時間による6フ
ェライトの消滅挙動を示している。商用鋼塊の場合の緩
冷却で生じる6フェライトは大きく数時間以上の均熱が
必要であったが、CCスラブでは冷却が大で6フェライ
トは小さく、消滅挙動は大中に加速されている。
CCーホットチャージでの耳割れ挙動の第1図の結果は
CCスラブの8フェライトの消滅挙動を示す第2図と合
致している。1250qCで20〜3び分の加熱で6フ
ェライトは0.3%以下になっている。
6フェライトの残存量が0.3%を超えるような条件で
は耳割れが生じている。
第1図及び第2図の結果から高温での保持温度は115
0〜1280ooが望ましい。以上の事実からオーステ
ナィトステンレス鋼のCCスラブをCC−DRする場合
あるいはCCーホットチャージする場合、成分から予想
される6cal(%)によって1150〜128000
間で温度と時間を選択して6フェライトの残存率を0.
3%を超えないようにした後に、熱間圧延すれば耳割れ
を生じないことが明らかになった。更に熱間圧延中には
6フェライトは変化しないこと、したがってCC一DR
プロセス、CCーホツトチヤージプロセスで熱間圧延し
た熱延板の6フェライト量がそのまま熱間圧延前の6フ
ェライト残存量であり、しかもこの値は別途室温から再
加熱実験で温度時間を変えて求まる6フェライト残存量
と一致することが判明した。
したがって残存6フェライト量を制御するには、あらか
じめ6cal(%)の異なる材料で高温の温度時間を変
えた保持実験から6フェライトの残存量を求めておけば
十分可能であることがわかった。第3図は連続鋳造銭片
の6cal(%)を知って該6cal(%)を0.3%
以下にするために必要な銭片の加熱温度と保持時間との
関係を示したもので、例えば6ca15%の場合では1
25び0で35分以上(図中の曲線■A点以上の保持時
間)、120000で50分以上(図中の曲線■B点以
上の保持時間)、夫々保持すれば0.3%以下の6ca
lに消滅することができる。
従って、この図より本発明で規定された成分範囲に基づ
く8cal(%)の最大値6%以下では1200〜12
8000の加熱温度範囲で70分以下保持することによ
って6cal(%)を0.3%以下にすることができ、
また、6cal(%)が4%以下では1150〜128
0qoの加熱温度で60分以下保持することによって6
cal(%)を0.3%以下にすることができる。
一方、熱間圧延後のへゲ庇は再熱プロセスでは生じなか
ったが、CC−DRやCCーホットチヤージプロセスで
は発生するものがあった。
へゲ癖の発生は調査の結果鋼成分の影響が大で6cal
(%)と鋼中のN(%)に依存することが明らかになっ
た(第4図)。こうしてCC−DRあるいはCCーホツ
トチヤージプロセスでは鋼中のN%と6cal(%)を
1000×N(%)十7×6cal(%)≦77を満足
するように制御することが必要である。
以上の結果からSUS304鋼(Cr:18.0〜20
.0%,Ni:8.0〜10.5%を含有)を主とする
オーステナィトステンレス鋼のCC−DRプロセスやC
C−ホットチャ−ジプロセスにおいては鋼成分として6
cal(%)とN(%)を1000×N(%)十7×6
cal(%)≦77を満すように管理した上で、6ca
l(%)を知って1150〜1280qoの温度城で必
要な保持時間を取って6フェライトを消滅させ、6フェ
ライトの残存率が0.3%を超えないようにしてから熱
間圧延することで耳割れや、ヘゲ癖を生じることなく熱
間圧延が可能なことが明らかになった。
以下に、本発明の実施例について述べる。
電気炉とAOD炉にて表1に示す化学成分の鍵A,Bを
溶製した。
6calは鋼Aが0.5%、鋼Bが5.0%であった。
連続鋳造により16仇吻厚のスラブA−1,A−2,A
−3,B−1,B−2,B−3を得た。連続鋳造機出側
でA−1,A−2,B−1,B−2のスラブの上面、及
び側面に断熱材をかぶせ放熱を防ぎ高温スラブを作った
。この高温スラブを連続熱延工場へ運搬し、端部と中央
部の温度差をスラブ自身の復熱によって少なくするため
保温カバー内にて10分間保持した状態で待ち、その後
保温カバーを取りはずし、ただちにA−1スラブは連続
熱間圧延を行ない3側の熱延板に仕上げた。A−2,B
−1,B−2スラブはカバー取外し後加熱炉に装入し炉
温1250ooまで急速加熱を行ない、A−2スラブは
スラブが均一に1200ooになった段階で抽出しただ
ちに熱間圧延を行ない3肋厚の熱延板に仕上げた。更に
B−1,B−2スラブについては1250ooで2び分
と4び分保持した後に抽出し熱間圧延を行ない3側厚の
熱延板に仕上げた。断熱材をかぶせた時点からA−1ス
ラブの圧延開始までに要した時間は28分であり、カバ
ー取り外し時のスラブ表面温度は1160qoであった
A,Bの化学成分から決まる6cal値から熱間圧延前
に1150〜127ぴ0の温度城で加熱して、6フェラ
イトの残存率を0.3%以下にするための必要温度と時
間は再熱実験からA材では1150午0で12分、B材
では1250午○で33分と求められていたので、実施
例ではB−1スラブを除きこれを満足するようにした。
熱間圧延は通常のSUS304の同一スラブの熱延条件
と全く同じとし、熱間圧延の仕上り温度は960〜93
0qoであった。
又巻取り温度は740〜690qoであった。得られた
熱延板での6フェライトの残存率を調査した結果ではA
−1,A−2共0.1%以下で、B−1が0.48%、
B−2は0.15%であった。予想通りB−1のホット
コイルにはほぼ全周にわたって最大3仇舷の耳割れが発
生したが、他は3側以上のものは発生しなかった。又へ
ゲ癖はいずれも発生しなかった。ホットコイルは焼鈍、
酸洗、研磨に続いて、冷間圧延、暁鈍の工程を経て0。
7肋厚の製品とし特性調査を行なった。
一方A一3,B−3スラブは連続鋳造後従来工程通り一
度冷片とした後加熱炉にて昇温し1250qoに3時間
1び分再加熱をして板厚方向、中方向で温度の均一化を
はかった後、同様に熱間圧延して3血陣のホットコイル
とした。ホットコイルでの6フェライトの残存率はA,
Bとも0.01%以下であった。耳割れの発生も3肌以
上のものはなく、ヘゲ癖も発生しなかった。ホットコイ
ルは通常工程を経て0.7物厚の製品板とされて、特性
調査を行なつた。以上の実施例の結果を表2,3に示す
本発明によればCC−DR法あるいはCCホットチャー
ジ法でも耳割れもへゲ癖もなく、かつ冷延製品特性も良
好であることが確認された。
表 1. 溶製鋼成分く重量パーセント) 60T.EF.AOD. 表 3. 冷延製品板の特性 0.7皿厚
表 2.x前もって再熱実験データ‐から予測し
た数値
【図面の簡単な説明】
第1図はステンレス鋼のCC−DR或はCCホットチヤ
ージプロセスにおけるスラブ高温保持時間と6フェライ
ト相の残存量が耳割れ発生に及ぼす影響を示す図、第2
図はSUS304CCスラブの高温保持時間と6フェラ
イト相残存量の関係を示す図、第3図は連続銭造鋳片の
6cal(%)を3%以下にするための所定の保持温度
における連続銭造銭片の6cal(%)と保持時間の関
係を示す図、第4図は6フェライト相の残存量とN含有
量がへゲ減発生に及ぼす影響を示す図である。 第1図第4図 図 N 船 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 Cr:18.0〜20.0%,Ni8.0〜10.
    5%を含むオーステナイト系ステンレス鋼の化学成分を
    重量パーセントで表示し、δcal(%)=3(Cr+
    1.5Si+Mo)−2.8×(Ni+0.5Mn+0
    .5Cu)−84(C+N)−19.8で決まるδca
    l(%)とN(%)が1000×N+7×δcal≦7
    7を満たすように溶製し、連続鋳造した後、得られた連
    続鋳造鋳片を加熱炉を経ずに直接熱間圧延するか、ある
    いは、保熱しつつ加熱炉に装入し昇温後に熱間圧延する
    にあたり、連続鋳造鋳片のδcal(%)を求め、この
    δcal値が6%以下では1200〜1280℃の温度
    範囲に70分以下保持するか、あるいはδcal値が4
    %以下では1150〜1280℃の温度範囲に60分以
    下保持し、δフエライトの残存量が0.3%を超えない
    ようにしてから熱間圧延することを特徴とするオーステ
    ナイト系ステンレス鋼の連続鋳造鋳片の処理法。
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