JPS6026750A - 三次元網状成形体とその製造方法 - Google Patents

三次元網状成形体とその製造方法

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JPS6026750A
JPS6026750A JP13408283A JP13408283A JPS6026750A JP S6026750 A JPS6026750 A JP S6026750A JP 13408283 A JP13408283 A JP 13408283A JP 13408283 A JP13408283 A JP 13408283A JP S6026750 A JPS6026750 A JP S6026750A
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寺本 健次郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、三次元網状成形体、即ち三次元方向にいず
れも網状であるような特に合成樹脂製の成形体とその製
造方法に関する。
この発明に係る網状成形体は、特に用途を限定されるも
のではないが、具体的(は例えばグレーチングとして通
路等の敷材に、あるいはまた緩衝材、装飾用部材等の多
用途に使用されるものである。
従来、網状ないしはすのこ状成形体として既知のものは
、いずれも上下方向に多数の透孔を有する二次元の網状
成形体であるにすぎない。
もっとも例えば実公昭53−6266号公報、実公UB
 53−6367 丹公報等に見られるように、格子形
のパネル本体の下面に突出状の脚部を形成したものは知
られているが、下面側にも格子状ないしは網状の部分を
有する三次元に網状であるような成形体は、その成形上
の一見して多大の困難性の故に、現実に実用品として世
に提供されるものはなかった。
上記の従来技術の背景下において、この発明の目的は、
上下に離間して二次元の網状部分4を有し、これらの間
もまた実質的に網状を形成する態様で連結された三次元
に網状であるような、強度、通気性、意匠性等に優れた
成形体であって、射出成形法等により簡単に製作できる
量産に適した構造とその製造方法を提供しようとするも
のである。
以下、この発明を添附図面に示す実施例に基づいて説明
する。
第1図はこの発明に係る三次元網状成形体(△)の全体
を、第2図はその一部を拡大して示す。
これらの図に見られるように成形体(A>は、所帯間隔
を隔てて平行状に位置する上下1対の平面的な網体(1
)(2>と、これら両網体(1)(2)の網目交絡点(
6)(7)間をつないだ多数個のピラ一部(3)とから
なる。この成形体(A)は全体が合成樹脂製のものであ
る。
上記両網体(1)<2)はいずれも、第2図および第3
図から判るように四隅部分が僅かに切り欠かれた四角形
の大きい網目(4)と、これより相対的に小さい同じく
四角形の網目(5)とが、相互に四方に隣接する配置関
係において縦横に交番的に配列されたものとなされてい
る。
そして、上記小さい網目(5)の存在により、そのまわ
りに大きい網目(4)よりやや小さい外周の網状部(1
a) (2a)が形成されたものと゛なされている。か
つこの網状部<la> (2a)はいずれも、第4図に
見られるように、断面略直角三角形のものとなされてい
る。しかもこの三角形は、成形体(A)の上下両面側を
水平面とし、網目<4)(5)の内周面側を略垂直面と
して、相手方の網体(1)または(2)に面する側を斜
面としたものとなされている。
また、上面側の網体(1)と下面側の網体(2)は、そ
れらの相互の関係においては、第2図および第3図から
容易に理解しつるように、一方の網体の大きい網目(4
)の対向位置に他方の網体の小さい方の網目(5ンが位
置せられたものとなされている。
更にまた、両網体(1)(2>をつないだピラ一部(3
)は、断面略四角形であるが、第2図および第5図に示
すように、一方の網体(1)または(2)の天きい網目
(4)からそれが対向する他方の網体(2)または(1
)の小さい網目(5)に向って、両側面が漸次離間する
方向に傾斜した斜面(3a)に形成されている。即ち、
大きい網目(4)の方向から見た場合に、その四隅のピ
ラ一部(3)によって囲まれる空間部分が、先細のテー
パー状を呈するものとなされている。
次に、上記網状成形体(A>の製造方法について説明す
る。
第7図ないし第10図はその成形用金型を示すものであ
り、該金型は、いずれも対向面にそれぞれ多数個の断面
略四角形の突出状コア部(10a ) (11a )を
互いに噛み合い状となる交互配置に備えた第1型板(1
0)と第2型板(11)とを必須部材として具備する〜
そして、上記両型板(10) (11)の各コア部(1
0a ) <118 )は、所定の抜き勾配を形成する
べく、周側面が実質上先細テーパー状の斜面に形成され
ると共に、両型板を合わせた閉型時において、互いの平
面状の対向周側面どうしが密接せられるものとなされて
いる。この密接部分は、前記成形体(A)において隣接
するピラ一部(3)(3)間の開口部を形成するもので
ある。
かつ、上記各コア部(10a ) (11a )はいず
れも、その頂部周縁が斜めに切除されて面取り状斜面(
12)に形成され、これによって前記閉型時、第9図に
示すように相手方型板との間に断面を略三角形とする網
体成形用キャビティ(13)を形成するものとなされて
いる。もちろん、該キャビティ(”13)の枠状形成の
ために、コア部(10a ) (11a )の頂面は相
手方型板(10)または(11)の底面部に密接せられ
るものとなされている。
更にまた、各コア部(10a ) <11a )は、そ
の横断面における四隅部分が斜めに切欠かれて該部分に
も面取り状斜面部(14) (第10図参照)が形成さ
れている。従ってこの斜面部(14)により、前記閉型
時において、第10図に示すように4個の隣接するコア
部間に前記網体成形用キャビティ(13)に連続するピ
ラ一部成形用キ17ビテイ(15)を形成するものとな
されている。
而して、前記網状成形体(A)は、上記の金型を用いて
、その第1及び第2型板(10) (11)を合わせた
閉型状態において、いずれか一方の固定型板側に設けら
れた図示しない1ないし複数個のゲートから上記キャビ
ティ<13) (15)に溶融合成樹脂を注入し、かつ
冷却硬化せしめたのち、金型を聞いて成形物を取出すこ
とにより得られるものである。
なお、図示実施例では、網体(1)(2)の網目(4)
(5)を基本的に四角形のものとした場合を例示したが
、眼目の形状は、大きい網目(4)と小さい網目(5)
を相互に隣接する配置関係で配列しうるような形状であ
れば本発明の適用が可能である。従って各網目を例え&
よ三角形にしたものとすることも可能であるし、四角形
の場合でも、正方形に限らず、矩形にすることも可能で
ある。上記三角形とする場合【よ、成形用の型板のコア
部がそれに対応の断面略三角形のものとなされることは
もちろんである。
更にまた、各網体(1)(2)の小さい綱目(5)は、
この発明においては、必ずしも開かれた網目であること
を要しない。即ち、網目(5)は、その周りの網状部(
1a) <2a)の内側が膜状ないしは板状部分によっ
て塞がれた状態のものである場合もその概念に含まれる
ものとする。このような小さい網目(5)が塞がれた成
形体を得る場合には、成形用金型は、閉型時においてコ
ア部(10a ) (11a )の頂面と相手方型板の
対向面との間に、所要の間隙を形成せしめるものとなさ
れることはいうまでもない。
この発明に係る三次元網状成形体(A)は上述のような
構成を有するものであり、上下両面に互いに離間した平
面状の網体(1)(2)を有するから、これを例えば靴
拭いマットブロックや路面敷材等として地面あるいは支
持ビーム上に敷設する場合、その敷設安定性が良いのは
もちろん、上記両網体(1)(2)が多数の垂直なピラ
一部(3)によって連結されているために、耐圧縮強度
に優れており、容易に座屈変形しない丈夫なものとする
ことができる。かつ上下両網体(1)(2)間は単に多
数のピラ一部(3)が存在するだけで、縦横の網目状の
空間を有するものとなされているから、三次元方向のい
ずれにも自由な透過性を有し、敷材として使用した場合
の排水性、通気性、異物の透過排除性等に優れたものと
なしうると共に、意匠的にも独特の外観を呈し、装飾パ
ネル等の用途にも好都合に使用しうるちのとなしうる。
かつ立体的に網状であることにより、使用に際し多数個
の成形体を並べて連結するような場合にも、周縁部のピ
ラ一部(3)を利用して容易にかつ確かな連結を行うこ
とができ便利である。更には、前記のような成形用金型
を用いて、射出成形法等により容易に成形できるもので
あるから、生産性が良く、かつアンダーカット成形品の
製造に用いられるような複雑な金型を用いる必要もない
ので、比較的廉価に製作提供することができる。また、
この発明に係る製造方法においては、上記のような緒特
性をもった三次元に網状の上記成形体<A>を、極めて
簡単な構造の金型を用いて容易に制作しうるちのである
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示ずもので、第1図は製品で
ある成形体の全体斜視図、第2図はその一部拡大斜視図
、第3図は同じく一部平面図、第4図および第5図は第
3図IV −IV線およびv−v線の断面図、第6図は
第4図Vl −Vl線の断面図、第7図は上記成形体の
成形用金型のgn型状態における一部の断面図、第8図
は同じくその一部の破砕状態斜視図、第9図は閉塞型状
態における金型の一部断面図、第10図は第9図X−X
線の断面図である。 (A)・・・三次元網状成形体、(1)(2)・・・網
体、<la) (2a)・・・網状部、(3)・・・ピ
ラ一部0、(3a)・・・斜面、(4)・・・大きい網
目、(5)・・・小さい網目、(6)(7)・・・網目
の交絡点、(10) (11)・・・成形用金型の型板
、(10a)(11a)・・・コア部、(12)・・・
面とり状斜面、(13)・・・網体成形用キトビティ、
(14)−、面取り状斜面、(15)・・・ピラ一部成
形用キャビティ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 所定間隔を隔てて平行に位置する上下1対の網
    体と、これら両組体の網目交絡点間をつないだ多数個の
    ピラ一部とを備え、上記置網体は、多角形の木きい網目
    とこれより相対的に小さい多角形の網目とが相互に隣接
    する関係1置において交番的に配列され、これによって
    上記小さい網目のまわりに大きい網目よりやや小さい外
    周の網様部が形成されると共に、上面側網体と下面側網
    体との関係において一方の網体の大きい網目と他方の網
    体の小さい網目とが対向位置されてなることを特徴とす
    る三次元網状成形体。 (2) 全体が合成樹脂製である特許請求の範囲第1項
    記載の三次元網状成形体。 (3) 一方の網体の大きい網目から他方の網体の小さ
    い網目に向って、前記ピラ一部の両側面が漸次離間する
    方向に傾斜した斜面に形成されてなる特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の三次元網状成形体。− 4) 網目が基本的に四角形または三角形である特許請
    求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1に記載の三次
    元網状成形体。 5)° 多数個の断面略多角形の突出状コア部を交互配
    置に備えた第1及び第2型板を有する成形用金型を用い
    ると共に、上記両型板は、閉型時において上記コア部の
    互いの平面状の対向周側面どう゛しが密接し、かつ各コ
    ア部の頂部周縁と相手型板との間に網体成形用キャビテ
    ィが形成される一方、隣接するコア部の角部間に上記網
    体成形用キャビティに連続するピラ一部成形用キャビテ
    ィが形成されるものとなし、上記第1及び第2型板を合
    わせた開型状態において上記キャビティに溶融樹脂を注
    入しかつ硬化ゼしめて後、金型を開いて成形物を取出す
    ことを特徴どする三次元網状成形体の製造方法。 (6〉 コア部は周側面が所定の抜き勾配を形成する斜
    面に形成されてなる特許請求の範囲第5項記載の三次元
    網状成形体の製造方法。 (7) コア部は、頂部周縁が面取り状斜面に形成され
    、網体成形用キャビティが断面三角形のものとなされて
    いる特許請求の範囲第5項または第6項記載の三次元網
    状成形体の製造方法。 (8) コア部は、角部を面取りされた断面四角形また
    は三角形である特許請求の範囲第5項ないし第7項のい
    ずれか1に記載の三次元網状成形体の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63184157U (ja) * 1987-05-20 1988-11-28
US5423893A (en) * 1992-06-18 1995-06-13 Kotaki; Daizo Plastic filter, its injection molding die and producing method
US5650181A (en) * 1993-06-17 1997-07-22 Kotaki; Daizo Injection molding die for producing plastic filter
ITRN20080059A1 (it) * 2008-12-15 2010-06-16 Giovanni Costarelli Sistema strutturale reticolato integrale, atto a sopportare carichi elevati, e ricavato tramite la tecnologia dello stampaggio ad iniezione con stampo concepito in semplice sistema apri e chiudi senza parti da realizzare in sottosquadro.
CN104085079A (zh) * 2014-06-12 2014-10-08 伍毅雄 格栅板制造工艺

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