JPS6026748B2 - 高架軌道車両の救出装置 - Google Patents

高架軌道車両の救出装置

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JPS6026748B2
JPS6026748B2 JP12421577A JP12421577A JPS6026748B2 JP S6026748 B2 JPS6026748 B2 JP S6026748B2 JP 12421577 A JP12421577 A JP 12421577A JP 12421577 A JP12421577 A JP 12421577A JP S6026748 B2 JPS6026748 B2 JP S6026748B2
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JP
Japan
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vehicle
track
accident
elevated
double
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JP12421577A
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JPS5457714A (en
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亨 斉間
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモノレールなどの高架軌道を有する車両の乗客
の脱出装置に関する。
従来モノレールなどの高架軌道を有する車両で事故を生
じた為に停車した場合、各種の乗客の脱出議導法が用意
されている。
その代表的なものは事故を生じた車に対し、健全な車を
同じ線路上で前後に蓮結し、正面貫通路から乗客を健全
な車に乗り移らせる縦どり法、事故を生じた車のとなり
の線路に機付けして健全な車と事故車との間に渡り板を
渡して健全な車に乗客を乗り移らせる横どり法などが第
1段階の脱出法であり、この脱出法が用いられぬ場合に
はじめて乗客を地上に直接おろすはしご車、シュート、
スローダン等の非常脱出法が適用されることになってい
る。これ等の脱出法のうち最も効率良く連行できるのは
健全な車両を横付けさせる横どり法であると云われ、こ
れが適用できるように各種の設備が用意されているのが
普通である。こ)で第1図、第2図に一般路線での穣ど
り法を適用した場合の寸法関係を示す説明図を示してお
り、第1図は袴座形モノレールの場合、第2図は懸垂形
モノレールの場合を示している。
先づ第1図の場合について説明すると、laは車両、2
aは軌条、3aはT形支柱のはり出し、4aはピアを示
し、5aのステップ、6aの手すりを相互の車両間に渡
して乗客の脱出譲導をさせる。この場合、C寸法はC=
A−Bで示されるように相互にすれ違う車両が接触しな
いだけの間隙があたえられており、この場合C寸法は1
机以下の値となるのが普通である。これに対し、第2図
の懸垂式の場合は車体lb、軌条2b、T型支柱はり出
し3b、ピア4b、ステップ5b、手すり6bとなるが
、C寸法はC=A−Bであるが同時にピア4bの直径D
、ピアと車体lbとが接触しないようにとったE寸法と
でC=D十班の関係となり、第1図の場合より若干大き
な値となるが、2肌前後の値であり、ステップ5b、手
すり6bもそれほど大きなものにはならずに構成できる
。しかし、モノレールなどこの種の都市内高架軌道構造
を有するものは高速高架道路などの都市内交通手段との
共存を要求されることがでてくる。しかし、高速高架道
路によりモノレールが高い位置を通過するならばモノレ
ールにとって他の区間と変りはないが、高速高架道路が
モノレールより高い位置を通過する場合は条件が非常に
大中に狂って来る。第3図で懸垂形モノレールの場合に
例をとって高速高架道路の下側にモノレールが入った場
合について説明する。
7は高速高架道路で8が一般道路、9がモノレール軌条
と高速高架道路の兼用のT型支柱はり出し、10がピア
を示している。
この場合、10のピアはモノレールだけでなく上部の高
速高架道路の荷重も受けるために、第2図のモノレール
単独の場合のピア径に比していちぢるしく大きく3〜5
肌にも達し、車体lbの相互の間隙は4肌以上もはなれ
てしまう。このため、第1図、第2図に示すような非常
時の横どりによる乗客脱出を行うにしても4肌近いステ
ップ及び手すりを要し、4のもあるようなステップでは
とても車体の中に常設しておくことは不可能であり、こ
のような区間での横どり法による救出はほとんど不可能
であると考えられていた。しかし、このような地理的条
件ではモノレールの下方は道路になっている場合が多く
、下方に脱出することは道路交通を防害することになり
、不都合があると同時に脱出した乗客に対しかえって危
険にさらすこととなり非常に具合が悪いことになる。本
発明は上記事情に鑑みなされたもので、上り下りの複線
高架軌道が他の高架道路等の太い支柱を挟んでその両側
に相互に広い間隔で配設されている場所郎ち、事故車に
対する横付け車両の間隔が広過ぎて通常の車両常備型ス
テップが利用できない場所での、事故車の乗客を健全車
に安全且つ効率良く機どり方式で乗り移らせることがで
きる高架軌道車両の救出装置を提供することを目的とす
る。
つまり、本発明の高架軌道車両の救出装置は、モノレー
ルなどの車両が走行する上り下りの複線高架軌道で、そ
の一方の路線に車両が事故等により停止してしまった場
合、その事故車の横にとなりの路線を走行する健全車を
停止せしめて、該事故車の乗客を健全車に乗り移らせる
横どり方式の救出装置であるが、上記上り下り路線相互
の間隔が1の以下の挟し、間隔の通常の場所と異なり、
横どり方式による乗客脱出が非常に安全上難しいとされ
ていた箇所則ち、上り下りの複線軌道が他の高架道路等
の太い支柱を挟んでその両側に相互に広い間隔で配設さ
れた場所での横どり方式の最適な乗客救出を可能をすべ
く、その相互間隔の広い複線軌道相互間中心部位に車両
のフロアレベルと略等しい高さにてキャッッウオークな
どの人間が歩行できる渡り構造物を上記支柱間に掛け渡
して設け、その渡り構造物に対して事故車発生時にその
事故車の健全車との双方の車両の出入り口部からそれぞ
れ張出して渡せるステップを備えて、事故車の乗客を該
事故車の出入り口部から張出すステップを介して複線相
互間の渡り構造物上に一度乗り移らせ、そこから反対側
の健全車の出入り口部より張出すステップを介して該健
全車に乗り移らせるようにしたものである。
以下本発明の一実施例を第4図ないし第7図により説明
する。
第4図は第3図と同じ断面により本発明装置の概念を説
明したもので、第5図は車両へのステップの取付金具の
配置法、第6図はステップ及び手すりの構成法、第7図
はこの横どり法による特長を平面により示したものであ
る。先づ第4図から説明すると、ピア10が配された中
央位置で前後のピア10をつなぐようにキャツツウオー
ク11が配され、このキヤツッウオーク11の荷重を支
える強度部材12が配されている。このキャッッウオー
ク11の両側には手すり13が設けられ、安全がはから
れている。このキヤツッウオーク11に地上から直接上
ることもできるようにはしご14も用意されている。こ
のキャツッウオーク11に対し両側にきた車両lbから
ステップ15とこのステップに組込まれた手すり16が
かけられる。このステップは第5図の車側乗務員出入口
部に示すように乗務員出入口17の下方両側のブラケッ
ト18及び上部両側のブラケット19が用意され、第6
図に示すステップ15の一端に設けられたピン20がブ
ラケット18と鉄合し、手すり16の一端の孔24がブ
ラケット19とピン結合し、支柱21により手すりが支
持される。又この手すり16及び支柱21はヒンジ22
,23により使用しないときは折畳めるように配虜され
ている。第7図の横どり法の関係を示す平面図について
説明すると、10の前後のピアの間をつなげるように配
されたキャツッウオーク!1に対しならんで停車した車
両lbからステップ15が渡される。
この場合、車両lbの乗務員出入口17が相互にきれい
に揃うことは必ずしも必要なく、ずれていても何らごし
つかえない。こ)で、手すり13は必要な部分だけ分解
取外せるようにする方法と、や)高めに作っておいて乗
客がくぐるようにする方法とが考えられるが、これはど
ちらでもさしつかえない。14は地上とこのキヤツツウ
オークを結ぶはしごの配置を示している。次に本発明装
置の作用について説明すると、正常時にはこのキャッッ
ウオークは軌道保守程度に使われる以外は特に用いられ
ないが、車両とは十分離れていて万が一にも子供などが
いたづらに昇ってきたような時も安全が保証されている
こ)でこのキャツツウオークの中を1.5の程度にとれ
ば、両側車両の内のり寸法Cが4のとしてもキャッッゥ
オークと車両側面の間隙は1.25mとなり極めて短く
、場合によっては第1図又は第2図の通常路線の横どり
と同じ程度の関係を保持できることになる。こ)で、通
常は折畳んで薄くなっているステップ15は乗務員室の
一部に格納されるのが普通である。このステップ15の
ピン20をプラケット18とはめ、車両側から静かにキ
ャッッゥオーク11の方に乗せかけ、手すり16のピン
孔24をブラケット19とピン結合させれば、乗務員室
からキャッッウオーク11への通路が組上がる。このス
テップ15を乗務員室出入口部に取付けるようにしたの
は、客室が満員の場合このようなステップを粗付ける作
業が困難と考えられるためで、ステップを組立てた後乗
務員室と客室の間の扉を開き乗客を誘導するように考え
たためであるが、事故車は実際問題としてどこに停車す
るかわからないことを考え客室の出入口のいくつかには
このステップが粗付けられるようにブラケットを用意す
ることが不都合な位置に停車した時の対策として好まし
いことである。第7図に示すように、このステップが相
互に同じ位置にかかっていなくてもキャッッウオーク1
1により乗客は自由に横付けした車両に乗り移ることが
できる。
この発明は上述した如く、上り下りの複線高架軌道が他
の高架道路等の太い支柱を挟んでその両側に相互に広い
間隔で配設されている場所即ち、事故車に対する横付け
車両の間隔が広過ぎて通常の車両常備型ステップが利用
できない場所で、その相互間隔の広い上り下り複線高架
軌道相互間中心部位に車両のフロアレベルと略等しい高
さにてキャッツウオークなどの人間が歩行できる渡り構
造物を上記支柱間に掛け渡して設け、その渡り構造物に
対して事故車発生時にその事故車と健全車との双方の車
両の出入り口部からそれぞれ張出して渡せるステップを
備えて乗客の健全車への脱出通路を得る構成としたから
、各車両には簡便に常備できる短いステップを用意して
おいてそれを渡り構造物に張出して渡すことにより、事
故車の乗客を該事故車からステップを介して複線相互間
の渡り構造物上に一度乗り移らせ、そこから反対側の健
全車にステップを介して乗り移らせると言った具合にし
て、上記複線高架軌道相互間隔が広い場所での事故車の
乗客を横どり方式にて安全且つ効率良く健全車に救出で
きるようになる高架軌道車両の救出装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は跨座式モノレールの場合の事故車から健全な車
両への横どり式の乗客脱出の説明図、第2図は懸垂式モ
ノレールの場合の横どり式の乗客脱出の説明図、第3図
は本発明の対象となる中の広いピアの両側に軌条が配さ
れた時の全般配置関係説明図、第4図は本発明によるピ
ア間にキャッッウオークを配した横どり式乗客脱出の説
明図、堂5図は出入口部に設けたステップ架設用ブラケ
ットの説明図、第6図はステップの説明図、第7図は本
発明のキャッッウオーク、車両ステップの関係の説明用
平面図である。 la,lb・・・・・・車体、2a,2b・・・・・・
軌条、3a,3b・・・・・・T型支柱のはり出し部、
4a,4b……ピア、5a,5b……ステップ、6a,
6b・・・・・・手すり、7・・・・・・高速高架道路
、8・・・・・・一般道路、10……ピア、11……キ
ヤツツウオーク、12・・・・・・強度部材、13・・
・・・・手すり、15・・・・・・ステツプ、16……
手すり、14…・・・はしご、17・・・・・・乗務員
出入口、18,19・・・・・・ブラケット、20・・
・・・・ピン、21・・・・・・支柱、22,23・・
・・・・ヒンヂ、24…・・・ピン孔。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モノレールなどの車両が走行する上り下りの複線高
    架軌道で、その一方の路線に車両が事故等により停止し
    てしまつた場合、その事故車の横にとなりの路線を走行
    する健全車を停止せしめて、該事故車の乗客を健全車に
    乗り移らせるために利用する横どり方式の高架軌道車両
    の救出装置において、上記上り下りの複線軌道が他の高
    架道路等の太い支柱を挟んでその両側に相互に広い間隔
    で配設された場所では、その複線軌道相互間中心部位に
    車両のフロアレベルと略等しい高さにてキヤツツウオー
    クなどの人間が歩行できる渡り構造物を上記支柱間に掛
    け渡して設け、且つその渡り構造物に対して事故車発生
    時にその事故車と健全車との双方の車両の出入り口部か
    らそれぞれ張出して渡せるステツプを備えて乗客の健全
    車への横どり方式の脱出通路を得る構成としたことを特
    徴とする高架軌道車両の救出装置。
JP12421577A 1977-10-17 1977-10-17 高架軌道車両の救出装置 Expired JPS6026748B2 (ja)

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JPS5457714A JPS5457714A (en) 1979-05-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108978433A (zh) * 2018-09-30 2018-12-11 周美兰 一种悬挂式单轨和公路桥梁的合建结构

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