JPS60263886A - タイムスイツチの開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、タイムスイッチ、たとえば、２４時間周期
のあらかじめ設定された所定の開閉プログラムを日曜日
から土曜日の各曜日により実行するかあるいはキャンセ
ルするかを自動的に選択・設定できるとともに、上記プ
ログラム及び曜日毎の実行またはキャンセルの設定の両
方が、独立しかつ優先する臨時の割込手動操作によりで
きるタイムスイッチの改良に関する。

［従来技術］ 従来のこの種タイムスイッチは第５図に示されており、
第５図において、（１）は２４時間目盛板で、同期電動
機等（図示せず）により駆動され、２４時間で１回転す
る。

（２）は設定子であり、２４１？＋ｊ間目盛板（１）の
外周部分の所望の時刻に対応する位置にねじ締めなどの
適当な手段により取り付けられている０時間経過に伴な
い２４時間目盛板（１）が回転すると後述する開閉レバ
ーなどの機構と設定子（２）とが係合離脱して、所望の
時刻に開閉器（３）を開閉する。（４）は１週間目盛板
で、上記２４時間目盛板と同様に駆動され、１週間で１
回転する。また、この１週間目盛板（４）は２４時間目
盛板（１）の時刻位置と一定の位置関係を保持している
。

（５）はロータリスイッチで１週間目盛板（４）の回転
動作により、たとえば一連のカム車（図示せず）などの
適当な機構を介して、日曜日から土曜日進の曜日毎の各
ステップを２４時間毎に１ステツプつづ順次切換わり、
１週間で７ステツプ進行する。

（６）は単極３段の選択スイッチで、２４時間目盛板（
１）上に設定された２４時間周期のプログラムを所望の
各曜日毎に実行させるかキャンセルさせるかを選択する
ためのものであり、日曜日から土曜日の各曜日にそれぞ
れ対応して合計７個が備えられている。この各選択スイ
ッチ（８）は３つの状態に設定を行なうことができる。

即ち第１の状態はｆＡＵＴＯＪであり、その端子は、開
閉器（３）と直列に接続されている。第２の状態は「０
ＦＦｊでありその端子は開放されている。第３の状態は
ｆｆｏＮｊであり、その端子は開閉器（３）と並列に接
続されている。

なお、選択スイッチ（６）の共通端子は、ロータリスイ
ッチ（５）の対応した曜日の接点にそれぞれ直列に接続
されている。

次にその動作を説明する。ここで、第１図はロータリス
イッチ（５）の接点が火曜日に位置する（即ち現在が火
曜日であることを示す）とともに、上記火曜日の選択ス
イッチ（６）がｒＡＵＴＯ」に設定されている場合を示
している。

この状態において、ロータリスイッチ（５）と選択スイ
ッチ（６）とは、すでに電気的に導通状態にあるため、
負荷（７）は開閉器（３）の開閉動作で直接制御される
。すなわち、２４時間目盛板（１）への設定子（２）の
付加により設定されたプログラムに従って開閉制御され
る。この状態で開閉器（３）が閉路している場合（即ち
負荷（７）は人の場合）に、必要に応じて、臨時の割込
操作によって負荷（７）を切とするには、手動の選択ス
イッチ（６）をＦＯＦＦｊ状態に切り換える。また、開
閉器（３）が開路している場合（即ち負荷（７）は切状
態）に、臨時の割込操作によって負荷（７）を入とする
には、手動の選択スイッチ（６）をｌ’ｏ　ＮＪ状態に
切換える。上記の動作は火曜日を例としたがタイムスイ
ッチ（５）の位置に応じてその他の曜日についても同様
の動作を行うことは言うまでもない。

以上の如くこの構造のタイムスイッチにあっては、各曜
日に対応する選択スイッチ（８）を３種類の状７ｇ（ｌ
）ＡＵＴＯＪ、ｌ’ＯＮｊ　、　及びｆＯＦＦｊ）のい
ずれかに、あらかじめ設定して置くことにより、所望の
曜日毎に２４時間周期のプログラムを実行するか、ある
いはキャンセルするかを決定することができる。ま。た
、臨時の割込手動操作によるプログラムの内容から優先
・独立した制御も、所定の曜日の選択スイッチ（８）を
操作することにより自由に行うことができる。したがっ
て、休日には稼動しない機器の制御が容易に行なえると
共に、例えば負荷（７）（ラジオなど）の保守点検にお
いてもタイムスイッチ全体を停止することなく目的が達
成され非常に便利である。

しかしながら、第５図に示した従来例にあっては次の如
き欠点を有している。すなわち、■開閉要素として上述
の如く、開閉器（３）のほかに、ロータリスイッチ（５
）及び選択スイッチ（６）を必要とし、とくに、選択ス
イッチ（６）にあっては、各曜日に対応して７個もの選
択スイッチが必要である。その結果、製造に際して部品
点数が多くなるとともに、組立および調整作業の煩雑化
とそれに伴なうコストアップを招く。

■また、一般的な容量をもつタイムスイッチの内部空間
に収納し得るロータリスイッチ（５）の開閉容量は、そ
の外形寸法的な制約を受けて、同様に収納される開閉器
（３）や選択スイッチ（６）の開閉容量に比べて著しく
低いのが通常である。したがって、タイムスイッチ全体
の開閉容量は、最も低いロータリスイッチ（５）の開閉
容量に決定されるため、結果的にタイムスイッチの開閉
容量は低いものとなる。

（影該当各曜日の選択スイッチ（６）を手動操作して臨
時の割込操作を行い、所定のプログラムから独立して負
荷を入または切しても、時間経過に伴ない１コ替わりす
る（１週間目盛板（４）が２４時間分進む。たとえば火
曜日から水曜日へ）と、それに従ってロータリスイッチ
（５）も次の曜日、へとステップする。その場合、負荷
（７）の制御内容は次の曜日の選択スイッチ（６）の状
態により決定されるので、あらかじめ次の曜日の選択ス
イッチ（６）をも該当曜日の選択スイッチ（６）と併わ
せて設定しておかなければ、必ずしも所望の割込操作内
容を持続的には実行できないという問題がある。

［発明の概要］ この発明は、」二記従来の欠点を解消するためになされ
たもので、一定周期の開閉プログラムをそれより長い他
の一定周期で自動的に実行するかキャンセルするかを、
あらかじめ選択・設定できる機能と、設定とは異なる状
態に臨時に割込操作できる機能とを有し１日替りに際し
ても何ら特別の手段を講することなく日替り前に行なっ
た割込操作を日替り後にも確実に実行するとともに、従
来多数個必要であった開閉要素が１個ですむので組立・
調整が簡単で安価になり、しかも、目盛板の回転駆動ト
ルクが小さくて済み、さらに、開閉容量の低下を来たさ
ないタイムスイッチを開閉装置を提供することを目的と
する。

［発明の実施例］ 以下、この発明の一実施例を第１図ないし第４図にした
がって説明する。

第１図において、（１１）は２４時間目盛板、（１２）
は１週間目盛板で、それぞれ支持体（図示せず）に固定
された軸（１３）、（１４）を中心に回動する。（１５
）、（１６）は設定子で、それぞれ２４時間目盛板（１
１）および１週間目盛板（１２）の外周部分に取り付け
られ、これら各目盛板（１１）、（１２）と一体で回転
する。

（１７）、（１８）は開閉レバーで、その一端が上記各
目盛板（１１）、（１２）に対向して設けられており、
設定子（１５）、（１６）と連動して、固定軸（１８）
を中心に回動する。また、この固定軸（１９）は中間レ
バー（２０）、（２１）も回動自在に支持している。こ
こで、上記開閉レバー（１７）、（１８）および中間レ
バー（２０）、（２１）は、共に固定軸（１９）に支持
されているが、その、支持部分は摺動自在となっている
ので、それぞれ分離独立して回動することができる。

（２２）、（２３）はばね（連動手段）で、それぞれ開
閉レバー（１７）、（１８）の一端の突起（１７ａ）　
、　（＋８ａ）と中・同レバー（２０）、（２１）の一
端の突起（２０ａ）　、　（２１ａ）との間に係掛され
ている。また、上記開閉レバー（１７）、（１８）およ
び中間レバー（２０）、　（２１）には、それぞれスト
ッパ（１７ｂ）　、（１８ｂ）および（２０ｂ）　、（
２１ｂ）が設けられているので、上記開閉レバー（１７
）、（１８）と中間レバー（２０）、（２１）とは、上
記はね（２２）、（２３）の引張り力の方向に相対回動
できず、一定の角度が保たれている。

（２６）は補助レバーで固定軸（２７〕に回動自在に取
り付けられている。この補助レバー（２６）の上面は上
記中間レバー（２０）、（２１）の他端と、調整ねじ（
２８）、（２８）を介して対向している。また、上記補
助レバー（２６）の下面は常開接点を有する開閉器（３
１）のプランジャ（３１ａ）と対向している。ここで、
このプランジャ（３１ａ）は、開閉器（３，１）の内部
のばね（図示せず）などの適当な手段により、上方、す
なわち開閉器（３１）が開状態となる方向に、上記ばね
（２２）、（２３）よりも小さい力で付勢されており、
補助レバー（２６）を介して中間レバー（２０）、（２
１）の他端を押し上げている。また、上記調整ねじ（２
日）、（２９）は上記開閉器（３１）の動作反転位置を
微細に調整するためのものである。

こうして、開閉レバー（１７）、（１８）が設定子（１
５）、（１６）に押し上げられて、矢印Ａの方向に回動
すると、ばね（２２）、（２３）を介して中間レバー（
２０）、（２１）が回動し、その他端が補助レバー（２
６）を押す。この補助レバー（２Ｂ）は、上記中間レバ
ー（２０）、（２１）のどちらか一方、またはその両方
の抑圧によって開閉器（３１）のプランジャ（３１ａ　
）を抑圧、する。

さて、（３３）は手動レバーで、その外周上に設けられ
た凸部（３３ａ）　、　（３３ｂ）　、　Ｃ３３ｃ）　
、　（３３ｄ）、、　（３３ｅ）　、　（３３ｒ）が、
開閉レバー（１７）、（１８）および中間し／＜　−（
２０）、（２１）の他端を押圧することにより、手動で
開閉器の割り込み操作を行なうものである。

この動作を第２図ないし第４図に基づいて説明する。た
だし、第２図ないし第４図は、説明を簡潔にするために
、１週間目盛板（１２）に連動する開閉器（３１）の開
閉機構に関してのみ図示したものである。

第２図は手動レバー（３３）を矢印Ｂの方向に手動でＦ
ＯＦＦｊの位置まで回動した状態を示している。このと
き、凸部（３３ｂ）および（３３Ｆ）は一点鎖線の位置
から実線の位置まで矢印Ｂ方向に回動し、凸部（３３ｂ
）か中間レバー（２１）の他端をプランジャ（３１ａ）
から引き離すとともに、凸部（３３ｆ）が開閉し／＜−
（１８）を矢印Ａ方向に回動させて、この開閉レバー（
１８）を設定子（１８）から離脱させる。

したがって、中間レバー（２１）は、補助レバー（２６
）を介してプランジャ（３１ａ）を押すことかできない
ので、開閉器（３１）が開状態を維持することになる。

このことは、タイムスイッチが所定のプログラムに従っ
て動作している途中に、臨時の割込手動操作として開閉
器（３１）を開路する目的で手動し／＜−（３３）を矢
印Ｂの方向に回動すれば、プログラムの内容とは無関係
に、開閉器（３１）を開路できることを意味する。

ところで、単に中間レバー（２１）の他端をプランジャ
（３１ａ）から引き離すだけでは、この［’０ＦＦｊ状
態の間に、開閉レバー（１８）の一端かばね（２３）の
引張りカによって目盛板（１２）に押しつけられて、設
定子（１６）との係合離脱を繰り返すことにるので、目
盛板（１２）の回転に過大なトルクが必要となる。これ
を避けるために、凸部（３３ｆ）が開閉し、＜−（＋８
）の一端を設定子（１６）から離脱させるのである。し
たがって、目盛板（１２）の回転トルクが小さくて済む
。

第３図は、手動レバー（３３）を手動で矢印Ｃの方向に
Ｆ、ＯＮｊの位置まで回動した状態を示している。この
とき、凸部（３３ｄ）は開閉レバー（１８）の他端を押
圧し、この開閉レバー（１８）を矢印Ａの方向に回動さ
せる。これにより、ばね（２３）を介して中間レバー（
２１）も回動し、その他端が補助レバー（２Ｂ）を介し
て開閉器（３１）のプランジャ（３１ａ）を押圧する。

したがって、開閉器（３１）のプランジャ（３１ａ）は
設定子（１６）と開閉レバー（１８）の係合離脱にかか
わらず、常に押圧された状態となる。

このことは、タイムスイッチが所定のプログラムに従っ
て動作している途中に、臨時の割込操作として開閉器（
３１）を閉路する目的で手動レバー（３３）を矢印Ｃの
方向に回動すれば、プログラムの内容とは無関係に開閉
器（３１）を閉路できることを意味する。

第４図は手動レバー（３３）がｒＡＵＴＯＪの位置の状
態を示しており、その凸部（３３ｂ）　、　（３３ｄ）
、（３３ｆ）は開閉レバー（１８）および中間レバー（
２１）の回動に何ら関与していない。したがって、この
状態では、上述の１週間目盛板（１２）と連動した各部
の動作により、開閉器（３１）は、設定子（１Ｂ）によ
って設定されたプログラムに従って自動的に開閉動作を
行なう。

ここで、上記第２図ないし第４図においては、説明を簡
潔にするために、１週間目盛板（１２）のプログラムに
対する手動割込み操作についてのみ説明したが、これと
同時に、第１図に示した凸部（３３ａ）　、　（３３ｃ
）　、（３３ｅ）によって、２４時間目盛板（１１）の
プログラムに対しても、上記１週間目盛板（１２）のと
きと同様の割り込み動作がなされている。

上記構成におい℃、手動レバー（３３）、開閉レバー（
１７）、（１８）および中間レバー（２０）、（２１）
を組合わせ併用することにより、わずか１個の開閉器（
３１）を使用するだけで、所望の曜日毎にプログラムの
実行およびキャンセルをあらかじめ選択・設定し、実行
できるとともに、プログラムから独立優先した臨時の割
込操作も行なうことができる。

また、ロータリスイッチなどの開閉要素を用いないので
、タイムスイッチの開閉容量は、開閉器（３１）のみに
よって決定され、従来例の如く開閉容量の低下を来たさ
ない。さらに、第２図及び第３図。

で示す如く、手動レバー（３３）を回動してｆＯＮｊま
たは１１０　Ｆ　Ｆｊ状態に設定すると、いずれの場合
にも、開閉器（３１）は設定子（１５）、（１６）によ
る設定内容と分離独立して開閉するので、従来例の欠点
であった日替わり動作（本発明では１週間開閉レバー（
１７）の回動）にともなう割込操作の内容の変化が全く
なくなり、割り込みの内容が、特別の操作を行うことな
く確実に保持される。さらに、上記ＦＯＦＦ」状態のと
きには、開閉レバー（１７）、（１８）が設定子（Ｉ５
）、（１Ｂ）から離脱されるので、この設定子（１５）
、（１６）と一体の目盛板（１１）、（１２）の回転駆
動トルクは小さくて済む。その結果、軸（１３）、（１
４）に連結された電動機（図示せず）は軽負荷のもので
よく、また、電動機の寿命も長くすることができる。

なお、この実施例では、第１の目盛板として２４時間目
盛板、第２の目盛板として１週即Ｊ盛板を例として述べ
たが、それぞれ他の周期の目盛板（例えば６０分や１ケ
月）としても同様の効果を奏する。また、３枚以上の目
盛板で構成しても同様の効果を奏することは言うまでも
ない。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、一定周期の開
閉プログラムをそれより長い他の一定周期で自動的に実
行するかキャンセルするかを、あらかじめ選択・設定で
きる機能と、設定とは異なる状態に臨時に割込操作でき
る機能とを有し、日替りに際しても何ら特別の手段を講
することなく日替り前に行なった割込操作を日替り後に
も確実に実行する。また、従来多数個必要であった開閉
要素が１個ですむので組立・調整が簡単で安価になる。

しかも、目盛板の回転駆動トルクが小さくて済み、さら
に、開閉容量の低下も来たさない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例にかかるタイムスイッチの
開閉装置を示す斜視図、第２図ないし第４図は同装置の
割込手動動作を示す説明図、第５図は従来のタイムスイ
ッチの開閉装置を示す構成　・図である。 （１１）・・・２４時間目盛板（目盛板）　、　（１２
）・・・１週間目盛板（目盛板）　、　（１５）、（１
Ｂ）・・・設定子、（１７）、（１８）−・・開閉レバ
ー、（２ｏ）、（２１）−・・中間レバー、（２２）、
（２３）・・・ばね（連動手段）　、　（３１）・・・
開閉器、（３１ａ）・・・プランジャ、（３３）・・・
手動レバー。 代理人　大岩増雄 第１図 第２図 第４図 第５図 手続補正書（自発） 特許庁長官殿 １、事件の表示　特願昭５９−１２２４８４号２、発明
の名称 タイムスイッチの開閉装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 代表者片山仁へ部 ４、代理人 ５、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄。 ６　補正の内容 Ａ、明細書： （１）第３頁第１４行目； 「３段」とあるを「３投」と補正します。 （２）第６頁第１３行目； 「容３１ｔＪとあるを「開閉容量」と補正します。 （３）第１Ｏ頁第１８行目； 「る。」のつぎに「ここで、設定子（１８）を１週間目
盛板（１２）の対応曜日位置に取り付けることにより、
後述の！ｒＡＵＴＯｊ状態において、当該曜日には、２
４時間目盛板（１１）にセットされたプログラムをキャ
ンセルするように構成されている。ｊを加入します。 以　上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）互いに異なる周期で１回転する複数の目盛板と、
   各目盛板に対向して設けられ、目盛板における開閉時期
   の設定子に連動して回動する複数の開閉レバーと、各開
   閉レバーに対して同心状に回動自在に設けられた複数の
   中間レバーと、上記開閉し／ヘーが設定子により押し上
   げられて所定方向へ回動したとき、上記中間レバーを開
   閉レバーに連動させて上記所定方向へ回動させる連動手
   段と、上記複数の開閉レバーの回動により開閉操作され
   る単一の開閉器と、第１の位置で中間レバーを所定方向
   と逆方向へ回動させてプランジャから引き離すとともに
   、開閉レバーを所定方向へ回動させて設定子から離脱さ
   せ、第２の位置で開閉レバーを所定方向へ回動させるこ
   とにより中間レノヘーを上記所定の方向へ回動させてプ
   ランジャを押し込み、第３の位置で開閉レバーと中間レ
   バーの両方から離脱する手動レバーとを備えでなるタイ
   ムスイッチの開閉装置。