JPS60263377A - 音響信号の時間軸変換装置 - Google Patents

音響信号の時間軸変換装置

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JPS60263377A
JPS60263377A JP11869484A JP11869484A JPS60263377A JP S60263377 A JPS60263377 A JP S60263377A JP 11869484 A JP11869484 A JP 11869484A JP 11869484 A JP11869484 A JP 11869484A JP S60263377 A JPS60263377 A JP S60263377A
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正一 安田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、楽音信号等のアナログ音響信号を入力しディ
ジタル信号に符号化する等の処理を行ない、その信号の
時間軸を圧縮又は伸張して復号化し、音響信号を出力す
ることにより楽音あるいは音声の音程を変化させる符号
化音響信号処理を行なう音響信号の時間軸変換装置に関
する。
し従来技術1 楽音信号や音声信号を処理する音響機器として、音響信
号(原音)を入力しPCMやDPCM符号化等の処理に
よりデジタル信号に変換し、このデ□ ジタル音響信号
を所定の長さのブロックに切分してmmメモリに書き込
み、そして、これらの信号を各ブロックの時間軸の圧縮
や伸張を行なって読−3= み出す際に、これに伴うブロックの反復読み出しや飛び
越し読み出しを所定の手順に従って行なって、入力した
音響信号をほぼ実時間で音の長さを変えずに音程を変化
させる符号化音響信号処理による音響信号の時間軸変換
装置の開発が進められている。
ここで行なわれるディジタル信号のブロック化は、反復
読み出しや飛び越し読み出しにおいて、アナログ音響信
号がなめらかに接続されるにうに、アナログ音響信号の
同一の位相の点で区切ることによって行なわれるが、ブ
ロックの良さはこの切分点において止むを11ず発生し
てしまうノイズの発生頻度や音響信号再生上の遅れ時間
等に関しゴする重要な要因となっている。即ち、ブロッ
ク長を短くすれば、切分点の数は増加するのでこれに起
因するノイズの発生頻度は高くなり、一方ブロック長を
長くすると、再生音は最大1ブロック分だけ遅れる事が
ある事から再生時の遅れが増大することになり、特に、
無音信号の状態、つまりアナログ音響信号の入力が零の
状態ではブロックの生−4− 成は行なえない事から、ブロック長は長くなって、次の
音響信号の立ち上がりの時にはこの遅れが目立つという
相反した関係が存在する。
そこで、この問題に対して、音響信号の入力時には時間
軸変換の比率(ピッチ比)に応じてブロック長を変更す
ることによって切分点の数をほぼ一定どしてこれに起因
するノイズを抑制し、一方、ブロック長を設定する手段
のひとつに所定の時間に作動して強制的にブロックを生
成するタイマを設け、無音信号時にはこのタイマの動作
時間によってブロック長を設定することによって、無音
信号の状態からの音響信号の立ち上がりに対する再生音
の遅れを制限しようする提案もなされてきた。
[この発明が解決しようとする問題点]係る従来技術に
おいて、タイマによる強制的なブロック長の設定は強制
的なものであって、入力されるアナログ音響信号の同一
位相部分に切分符号を付してブロック長を設定する第1
のブロック長設定手段が動作しないうちにこのタイマに
よる設定時間が経過した時には、アナログ音響信号の−
5− 位相に関わりなく切分点を設けてしまうように働く。従
って、このタイマの設定時間を短くすることは、無音信
号時における次の音響信号の立ち上がりに対する遅れの
問題を一応改善するものの、逆に音響信号の入力が存在
する時でも場合によってはこのタイマが作動してしまい
、この結果位相の不整合なブロック同士の接続が行なわ
れて継ぎ目が聴感上も気になる上、ノイズの発生、再生
音の音質の低下などを生じることがあるという問題が存
在した。この発明はこの問題を解決しようとするもので
ある。
[発明の目的] 従って、本発明の目的は音響信号の時間軸変換の処理に
おいて、位相の不整合なブロック同士の接続による音質
の劣化等を3’Fi <ことなく、無音信号時における
音響信号の立ち上がりに対する再生音の遅れの問題を解
決する音響信号の時間軸変換装置を提供することにある
[発明の構成] かかる目的を達成する為になされた本発明の構−6− 成は、第1図に図示する如く、 アナログ音響信号を入力しディジタル信号に符号化する
荀弓化手段■と、 該アナログ信号の所定の同一位相部分に対応した前記デ
ィジタル信号に、第1のブロック長設定手段■によって
切分点を意味するマークを施して所定のブロック長に分
(Jる共に、所定の時間軸に沿ったm帰化情報として、
読み書き可能な記憶手段■に順次書ぎ込む符号化情報書
込手段lvと、^t1記記憶手段■に記憶された符号化
情報から、所定の手順により、該符号化情報に付された
マークによって区分されたブロック毎に、時間軸を変換
して、符号化信号を読み出す符号化信号読出手段Vと、 該読み出された符号化信号からアナログ音響信号への復
号化を行なう復号化手段■と、を備えた音響信号の時間
軸変換装置において、2 前記符号化情報書込手段TV
に、前記入力されるアナログ音響信号が無信号である時
、前記記憶手段に書き込む符号化情報のブロック長を前
記所定−7− のブロック長以下に設定する第2のブロック長設定手段
■を設置Jたことを特徴とする音響信号の時間軸変換装
置を要旨としている。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明づる。
[実施例1 第2図は、楽音や音声等のアナログ音響信号を入力し、
PCM符号化処理を行なうと共に、音の長さつまり再生
速度を変えずに符号化信号の圧縮・伸張を伴う時間軸変
換を行なって復号化された音響信号の再生音の音程を微
妙に変化させる音 ゛響信号の時間軸変換装置のブロッ
ク図を示している。2は入力端子1から入力された音声
や楽音信号等のアナログ音響信号を入力してフィルタリ
ングを行なう入力フィルタであり、音響信号処理に不要
な周波数成分や雑音を除去し帯域の設定を行なう。3は
入力フィルタ2から送られる人力信)の振幅圧縮を行な
うコンプレッサであり、ノイズリダクション動作のため
に倍量振幅の圧縮を行ない、後述する復号化回路のエキ
スパンダでは信号−8− の増幅が行なわれる。4は]ンプレツサ3から送られる
アナログ音響信号を標本化するサンプル・ホールド回路
であり、書込・読出コントローラ8から送られるサンプ
リングパルスの時間間隔により、連続的な音響信号波形
の瞬間、瞬間の振幅値がサンプル値として取り出される
。5はサンプル・ホールド回路4により標本化された信
号を量子化して2進数の符号化データに変換するA/D
変換器である。本実施例においては以上のフィルタ2な
いしA/D変換器5がPCM符号化手段を構成している
。6はA/D変換器5から送られる符号化された符号化
情報(データ)を、読書き可能メモリ(RAM)7内に
設けられた音響信号の数ブロック分の記憶容Mをもつレ
ジスタに順次記憶するためにラッチする書込ラッチであ
り、書込・読出コントローラ8から供給されるラッチ信
号によりデータを一時記憶し、RAM7に後述するマル
チプレクサから書込み許可信号が送られた時、データバ
スを通してRAM7に符号化データが送られ、RAM7
の指定されたアドレスに符号化デー 9 − 一タが順次書き込まれる。
9は、RAM7への符号化データの也さ込みを行なう際
、例えば、その最下位ヒラl−(+、、 S 13 )
に、信号の圧縮・伸張による時間軸変換を行なう時のR
AM7からの読み出1ノブロックの切分点を指定するマ
ーク〈例えば論T!f!11Jの符号)をイ」すマーキ
ング回路である。このマーキング回路9には、A L 
C+Iピーク検出回路10aにJ: ッ’Z検出された
アナログ入力信号の正・負のピークを示す2相のピーク
検出パルスと、アナログ音響信号をA/D変換器5によ
りディジタル信号に変換1ノだ符号化データの最上位ヒ
ツト(MSB)と、タイマ回路10bからのマスク用信
号とが入力されている。ここでマーキング回19は、A
Ic付ピーク検出回路10aからの2相のピーク検出パ
ルスの入力に対して、その正のピーク検出パルスと負の
ピーク検出パルスとの間で、符号化データの最上位ビッ
ト(MSB)の符号がOから1に変化した時に、これを
ネガティブゴーイング時のげロクロス点として検出し、
マーキング指令信号を出−10− カするげロタ1コス検出部と、このマーキング指令信号
を受けて、A/D変換器5から出力される符丹化f−タ
における例えば最下位ビット(+−S B )にブロッ
クの切分点を示すマーク(例えば論理「1」の符号)を
付与するマーキング部とを備えている。
他方、予め設定された時間だけマーキング回路9のUロ
クロス検出部から出力されるマーキング指令信号をマス
クしてその信号の出力を中1トさせるタイマ回路10b
は、マーキング回路9のゼロクロス検出部から出力され
るマーキング指令信号の立ち上り時から所定のマスク時
間l”mだけ高レベルのマスク用信号をマーキング回路
9のげロクロス検出部に出力する。従って、第3図のタ
イミングチャートを示す如く、アナログ入力信号に対し
てほぼマスク用信8T111時間をおいて符号化信号の
最下位ピッ1〜(LSB)にマーク(論理「1」! の
符号)が付与されてゆくことになる。
尚、AIC付検出回路10aは、本発明の特徴ともいう
べき第2のブロック長設定手段の一例で−11− あって、マーキング回路9.タイマ回路101)と共に
第1のブロック長設定手段を構成するばかりでなく、そ
のALC(自動レベル調整)の機能によって、第2のブ
ロック長設定手段としての働きも兼ねている。このAI
C付ピーク検出回路10aについては、音響信号の時間
軸変換装置全体の説明の後で、その構成と動作について
詳述覆る。
上述の書込ラッチ6、書込・読出コントローラ8の一部
、マーキング回路9.ALIピーク検出回路10a及び
タイマ回路10等すは符号化情報書込手段を構成してお
り、A/D変換器5によって変換されたディジタル信号
に上記のマークを施してこれを所定のブロック長に分(
づるどJ(に、所定の時間軸に沿った符号化情報として
記憶手段(ここではRAM7のレジスタ)へ書き込むよ
う働く。即ち、端子1から入力されたアナログ音響信号
は所定の周期でサンプリングされ量子化され符号化され
て、ブロック毎にRAM7内のレジスタに記憶されてゆ
く。
ここにおいて、時間軸変換を行なう時のRAM−12− 7からの読み出しブロックの長さは切分点を示すマーク
の時間間隔、すなわちタイマ回路10の設定時間によっ
て決定され、このタイマ回路の設定時間は、制御回路1
1の動作により、時間軸変換による信号の圧縮又は伸張
の程度、つまり原音と再生音とのピッチ比に応じて制御
される。すなわち、通常内き込み時のブロックの長さが
一定であると、再生音の長さを一定とした時間軸変換を
行なった場合、信号の圧縮又は伸張の程度によって読み
出された信号のブロック毎の切分点の数が大ぎく変化し
てしまうが、これに対してこの制御回路11はピッチ比
の変更に対して、この切分点の数の変化を少なくするよ
うに書き込み時のブロックの艮ざを制御する。そこで、
制御回路11は、可変クロック信号発生器13から出力
される読出クロック信号iの周期と書込みクロック信号
りの周期どの比を可変クロック信号発生器13からのピ
ッチ比信号10によって検出し、この書き込み読み出し
の周期の比、つまり、ピッチ設定手段であるピッチ設定
器12によって設定された原音と再−13− 主音とのピッチ比が大きい場合、即ち、時間軸の圧縮に
はその程度に応じてタイマ回路10の設定時間(第3図
Tm)を長くし、逆に設定されたピッチ比が小さい場合
にはその程度に応じてタイマ設定時間Tll1を短くす
るように動作する。この制御回路11は、実際には書込
・読出コン1〜ローラ8、マーキング回路9及びタイマ
回路10等と共に1個のゲートアレイにより構成されて
いる。ピッチ設定器12は入力音に対し、再生音のビッ
ヂを高くあるいは低く変えるためにその原音と再生音の
ピッチ比を設定するものであって、その操作によりRA
M7からの符号化データの読み出し速度を調節して原音
の長さを変えずに音程が変えられる。このピッチ設定器
12は読出カウンタ△14a、B14bに印加1−る読
出クロック信@iの周期を変えるように、可変クロック
信号発生器13に設けられた可変抵抗器として構成され
る。
15は書込・読出コントローラ8と書込カウンタ16に
クロック信号を出ツノするクロック信号発生器であって
、書込カウンタ16にはRAM7へ−14− のアドレッシング用に分周された書込みクロック信日り
が送られる。一方、書込・続出コントローラ8では、ク
ロック信号発生器15から送られたクロック信号から、
サンプルパルス信号a 、 A/D変換器5用のA/D
コンバート基準クロりク信号b1り込ラッう信号C、R
AM7へ印加するメモリ書込可能信号d1メモリ読出可
能信@eX読出ラッチ信号r+、r2、及びRAM7の
書き込みと読み出し動作を切り換えるマルチプレクサ1
7に送る選択パルス信号9がそれぞれつくられる。
そして符号化データのRAM7への書き込みと読み出し
のタイミングが、例えば書込クロック信号りの一周期の
間に連続して行なわれるようにコントロールされる。書
込カウンタ16はRAM7内の符号化データ用エリアの
アドレスに対応する値を示すリングカウンタであリフロ
ック信号りを入力してカウントし、書込アドレスをマル
チプレクf サ17を介してRAM7へ送る。よって、
符号化データのRAM7への書ぎ込みは、符号化データ
が先ず、書込・読出コントローラ8から書込ラッー 1
5 − チロへ送られる書込ラッチ信号Cにより書込ラッチ6で
一時記憶され、データバスにセットされた後、RAM7
への書込可能信号dをアクティブにして、マルチプレク
サ17が書き込み側に切り換えられている間、書込カウ
ンタ16ににつて指定されるアドレスに符号化データが
順次書き込まれて行なわれる。
18はラッチC19とラッチD20を制御する読出コン
トローラであって、第4図に示すようなりタイプのフリ
ップフlコツプどゲー1〜を備えた回路から構成され、
マーキング回路9からマーキング信号Maを入ノ〕し、
このマーキング信号Maに同期したラッチ可能信号O9
q及びストローブ信号r、pをラッチC19とラッチD
20に送り、マーキング信号Maの示すブロック切分点
のタイミングでラッチC19とラッチD20は交互に書
込カウンタ16から送られるアドレス情報を一時記憶し
ていく。
21はマーク検出回路であり、RAM7に順次書き込ま
れてい(符号化データに付されたプロツー 16 − り切分点のマーク信号mを検出すると共に、符号化デー
タの読み出し時にその読み出し速度に応じて符号化デー
タ中のマークを検出しマーク検出信号1)eを出力し、
2つのマーク信号mの間にマーク検出信号1)eが2つ
発生した時、2つ目のマーク検出信号1)eに同期して
ロード信号nを発生する。そして、このロード信号nは
1つおきにロード信号j1とロード信号j2に分けられ
、オアゲート218.21bを介してそれぞれ2つの読
出カウンタA14a、読出カウンタB14bに送られ、
読出カウンタA、Bはこのロード信号j1゜j2によっ
てラッチC19またはラッチD20により読み出しの先
頭となるアドレスデータをプリセットする。尚、このよ
うな2つの読出カウンタA、Bを使用し、2系統に分け
て符号化データの読み出しを行なう理由は、信号のブロ
ック切分点において符号化データの読み飛ばしや、反復
読み出しをする場合の信号のピッチや振幅の相異による
波形のずれによるノイズをすくなくするためであり、エ
ンベロープ回路22a、22bから出力−17− される相互に反転したエンベロープ信号「11△。
EnBは読出ラッチA23a、読出ラッチR23bから
の符号化データがそれぞれ入力される2つのD/A変換
器24aと24bのレファレンス入力に印加され、各ブ
ロックは直ちに接続されるのではなく、前のデータブロ
ックが切分点を過ぎ゛たらその出力を徐々に絞り、新し
いデータブ11ツクは切分点から次第にその出ノjを上
げるようにして、ブロック切分点での信号の接続を行な
っている。
前記23aと23bはイれぞれ2系統の読出しラッチで
あり、書込・読出コントロール8からの読出ラッチ信号
f1またはf2をマルチプレクサ17への選択パルス信
号gの読み出し選択に同期して順次入力し、マルチプレ
クサ17が読み出し側に切り換えられている時、読出カ
ウンタA14aまたはB14bによっでアドレス指定さ
れ、RAM7からデータバスに読み出された符号化デー
タをラッチする。
以上の読出カウンタA14a 、B14b 、マルチプ
レクサ17、読出コントローラ18、ラッチ−18− 19.20、マーク検出回路21及び読出しラッチ23
a 、23bが書込・読出コントローラ8の一部と共に
符号化信号読出手段を構成している。
24a、24bは読出しラッチA、Bでラッチされ!、
:符号化信号を入力してこれをアナログ信号に変換する
D/A変換器であり、D/A変換器24a 、2iから
出力される信号は積分器25に送られて積分され、そし
て入力時にコンプレッサ3で圧縮された信号振幅を元に
戻すためにエキスパンダ26に送られ、更に出力フィル
タ27に送られ、出ツノ端子28から時間軸変換されピ
ッチを変えられたアナログ音響信号が得られるように構
成される。以上のD/A変換器24a 、24b 。
積分器25、Jキスパンダ26及び出力フィルタ27が
P CM IW号化手段に相当している。
次にA L C付ピーク検出回路10aの構成について
第5図に示す回路図を用いて説明する。Al1 C付ピ
ーク検出回路10aは、へLC,即ち自動レベルコント
ローラとして勤<A10部40.正のピーク検出部42
.負のピーク検出部44を主−19− 要部とし、各部を接続するノJツブリングー1ンデンサ
や分圧抵抗器等から構成されている。図示する如く、A
10部40は入力信号の大ぎさに応じて増幅度(利得)
を自動的に変更する機能、即ち自動レベルコントローラ
の機能を有する増幅器0P1(例えばナショナルセミコ
ンダクタ社NE571等)を中心に、このA L Cと
1ノでの機能を引き出す為の外付コンデンサC1,C2
,C:l、Ca。
C5+ Cs及び外付抵抗器R+ 、R2,Raから成
り、入力信号Sの平均的な値SaVの大きさにかかわら
ず、出力信号tの平均的な値tavを一定に保つように
働く。従って入力信号の大きさが変動しても出力信号の
大きさは所定のレベルに保たれることになり、しかも増
幅度は最大100dB程度とれることから、無音信号つ
まり正規の入力信号がない場合には、熱雑音や高周波輻
射によって入力ラインにのってくるノイズ(数十μV程
度)でも出力信号tは正常な信号入力がある場合と変わ
りない程度のレベルどなり、後段の正・負のピーク検出
部42.44を駆動することができると−20− いう特徴を有する。A10部40の出力信号tはカップ
リングコンデンサCIO及び分圧抵抗R5゜R6を介し
て正・負のピーク検出部42.44に入力されており、
各々のピーク検出部42.44では入力信号の正・負の
ピークをパルスPp及びPIllとし、マーキング回路
9へ出力する。ピーク検出部42(44)は、ダイオー
ドD1.D2の接続方向以外は同一の構成を有するので
併せて説明する。
ピーク検出部4.2(44)は、整流用ダイオードDI
 (02)、ピーク電圧を保持するコンデンサCl2(
CI4>と増幅度1の増幅器OP2 (OPB)とから
成る周知のピークホールド回路と、このピーク電圧を分
圧し放電させる抵抗器R1o、Ru (R15,R16
)及びコンパレータOPa (OPs)とから構成され
ている。ダイオードD1 (D2)によってコンデンサ
C+z(Cn)は増幅器OP2 (OPB)から正(負
)電圧を一方的に充電されるだけなので、コンデンサC
+z(Cr4)の電位は常に入力信号のピーク値と等し
くされるが、−21− 実際には分圧抵抗器R1o、R11(R+5.RI6>
を介して放電が行なわれる為、コンパレータ0Pa(O
Ps)の出力は、入力信号がある程度大きな新たなピー
ク値を迎えた時に、第3図に示すPp(Pn+ )の如
く、短い時間反転する。
マーキング回路9はこのピーク検出パルスPp。
pn+を入力し、正のピーク検出パルスPpと負のピー
ク検出パルスpmとの間に、△/D変換器5によって符
号化された信号の最」−位ビット(MSB)が0から1
へ変化した時、マーキング指令信号11を発するのであ
る。
次に、第6図乃至第9図の波形図、タイミングチャート
を参照して時間軸変換装置の動作を説明する。ここで第
6図は音響信号の時間軸変換の一例として音響信号を圧
縮する時の処理とこれに伴う符号化信号の一部のブロッ
クの反復読出しの処理を示すグラフとその動作を示す各
信号のタイミングチャートとを対応させて示す説明図、
第7図はRAM7への符号化データの書き込みと読み出
しとの動作を示す各信号(aないしh)のタイミー 2
2 − ングチャート、第8図は音響信号を伸長する時の処理と
これに伴う符号化信号の一部のブロックの読みどばしの
!i−i理を示づグラフとその動作を示す各信号(V)
e<rいしj2 )のタイミングチャートとを対応させ
て示づ一説明図、第9図は積分器25の入力波形のエン
ベロープを模式的に示した図である。各図は、以下の説
明において本発明実施例の音響信号の時間軸変換装置の
動作をより一層明らかにする為に適宜引用する。
音響信号の時間軸変換装置を使用する場合、先ず、ピッ
チ設定器12によって、入力される原音と出力される再
生音のピッチ比(音程比〉が設定される。例えば、ピッ
チ比を1=2に設定した場合には原音に対し再生音の振
動数が2倍に変換されることを意味し、例えば入力楽音
信号が「ド」の音であれば、再生音は−オクターブ高い
関係にある「ド」の音ということになる。このピッチ比
。 の設定により可変クロック信号発生器13のクロッ
ク信号の周期は、書き込み側の回路に送られるクロック
信号発生器15の固定クロック信号の周一 23 − 期を基準としてぞのビッヂ比に反比例1)で調整され、
信号の書き込み速度を基準にして読み出し速度がピッチ
比に比例して増加することになる。
ピッチ比の設定が終り、装置の動作が開始されると、制
御回路11(よ、クロック信号発生器15から出力され
る固定の書込みクロック信号りと可変クロック信号発生
器13から出力される読出しクロック信号iの周期の比
をピッチ比信号10によって検出し、この周期比の逆数
つまりピッチ比に基づき、そのピッチ比が1以上つまり
信号の圧縮を行なう場合にはその程度に応じてタイマ回
路10hの設定時間(Tm )を良くし、逆にピッチ比
が1以下で信号の伸張を行なう場合にはイの程度に応じ
てタイマ回路10bの設定時間(To+ )を短くする
ように制御する。このタイマ回路101)の設定時間制
御により、圧縮あるいは伸張処理に係わらず、読み出さ
れる信号のブロック長がほぼ一定となり、ピッチ比を大
きくした圧縮処理の際に生ずる再生時のブロック切分点
の増加による音質の劣化や、ピッチ比を小さくした伸張
処理の際−24− に生ずる再生音の遅れを解消することができる。
楽音信号等の音響信号は、入力端子1から入力され、入
力フィルタ2を通ることにより信@処理に不要な周波数
成分や雑音が信号から除去され、コンプレッサ3に送ら
れる。コンプレッサ3ではノイズリダクション等のため
に音響信号の振幅圧縮が行なわれ、振幅圧縮されたアナ
ログ音響信号はPCM符号化処理回路に送られ、先ず、
サンプル・ホールド回路4に入力されてサンプリングが
行なわれる。サンプリングは書込・読出コントローラ8
から送られるサンプリングパルス信号aの時間間隔で行
なわれ、各振幅値がサンプル値として保持される。サン
プル・ホールド回路4により標本化された信号は、次に
A/D変換器5に送られ、組子化された信号データとし
て2進数に符号化される。A/D変換器5でPCM符号
となった音響信号の符号化データは、次に書込ラッチ6
に送られ、書込・読出コントローラ8から供給されるラ
ッチ信号Cによってラッチされる。そして、書込ラッチ
6でラッチされた符号化データは、順−25− 次、RAM7に送られ、書込カウンタ16からマルチプ
レクサ17を介して供給されるアドレス信号に基づいて
アドレスされながらRAM7内に符号化の周期に同期し
て書き込まれていく。
一方、A/D変換器5から符号化データが書込ラッチ6
に送られ一時記憶される際、その符号化データの最下位
ビット(l SB)に、信号のブロック切分点を示すマ
ークが、制御回路11によって制御されたタイマ回路の
設定時間に基づく間隔で、かつ音響信号のゼロクロス位
置において次のように付与される。
即ち、第3図に図示する如く、入力端子1から入力され
た音響信号SはA/D変換器5により符号化データに変
換されるが、補数表現を用いる2進数の符号化データに
あってはその最上位ビット(MSB)は符号化データの
値の正負の符号を表わしている。そごで、ALC付ピー
ク検出回路10aから入力される正・負のピーク検出パ
ルスPp、Piのパルス間において、符号化データの最
上位ビット(MSB)がOから1に変化1ノだ時、−2
6− マーキング回路のマーキング部はネガティブゴーイング
のゼロクロス点としてマーキング指令信号11を発生し
、書込みラッチ6にラッチされる符号化データにおける
例えば最下位ビット(LSB)にブロックの切分点を示
すマークが例えば論理「1」の符号として付される。
尚、無音信号が続く場合には、従来はこの正・負のピー
クパルスに挾まれたゼロクロス点が検出できない為、強
制的に符号化データの最下位ビット(L S B )に
符号「1」を付す第2のタイマを用いていたが、本発明
に係るこの実施例では無音信号時にはALC付ピーク検
出回路10aの増幅度が極めて大きくなり、入力ライン
にのったノイズを信号レベルまで増幅し、これによって
正・負のピーク検出パルスPp 、 Pn+が生成され
る。無音信号時にはA/D変換器5の出力である符号化
データは零±1ピットの間で不安定なのでその最f 上
位ビット(MSB)は0から1へ、又1からOへ絶えず
変動している。従って、無音信号時にあってもマーキン
グ回路9は、正規の音響信号の八−27− 力が存在する場合と何ら変わることなく作動し、ブロッ
クの設定を行なうことになる。従って、このブロック長
はタイマ回路101〕によって設定される時間Tl11
を越えることはない。尚、AI−C付ピーク検出回路1
0aの出力は、マーキング回路9に入力されているだ【
プなので、無音信号時にノイズを増幅したとしても符号
化されるデータには何ら関係なく、RAM7には符号化
された無音信号(即ち零±1の値)が記憶されてゆく。
こうして所定のブロック長に設定されてRAM7に記憶
された符号化データは読み出し側の回路の動作により、
ピッチ設定器12で設定されたピッチ比に基づく読み出
し速度で目つ信号のff縮又は伸張を行ないながら所定
の手順に従って、実時間で以下のようにRAM7から読
み出される。
先ず、マーク検出回路21によって、RAM7に順次書
き込まれていく符号化データにイ」されたブロック切分
点のマーク信号mが検出され、第6図のタイミングチャ
ートに示すように符号化データの読み出し速度(グラフ
線Bの傾き)に応じて−28− 検出されるマーク検出信号[)eが検出され、2つのマ
ーク信号mの間にマーク検出信号Deが2つ発生した時
、2つ目のマーク検出信号Deに同期してロード信号n
が発生される。そして、ロード信号nは1つおきにロー
ド信号j1とロード信号j2に分けられ、オアゲート2
18.21bを介してそれぞれ2つの読出しカウンタA
14a、読出しカウンタB14bに送られ、読出しカウ
ンタA14a 、B14bはこのロード信号j1とj2
によってラッチC19、D20でラッチされている読み
出しの先頭となるアドレスデータをプリセットする。こ
の時、第7図のタイミングチャートにみるように、書込
み読出しコントローラ8からマルチプレクサ17に送ら
れる選択パルス信号gによってマルチプレクサ17が読
み出し側に切り換えられた時、RAM7への読出可能信
号eがアクティブにされ、読出カウンタ14a1または
14bにより指定されたアドレスから符号化データが順
次読み出される。
なお、この時、データの書き込み速度を示すグー 29
 − ラフ線Aの傾きに対し、読み出し速度を示すグラフ線B
の傾きが大きい時つまり時間軸の圧縮が行なわれる時、
マーク信号mの間に2つのマーク検出信号Deが検出信
号が発生する場合、もう−反曲のブロックを反復して読
み出す動作を行なって、読み出し処理が書ぎ込み処理を
追い越すことを防止している。
一方、ピッチ比を1以下に設定して信号の伸張が行なわ
れる場合には、第8図のグラフに示すように、2つのマ
ーク検出信号1)eの間に発生する2つのマーク信号m
があった場合、2つ目のマーク検出信号に同期してロー
ド信号nがマーク検出回路21において発生し、これが
2つの読出信号j1.j 2に分けられて読出しカウン
タ14a114bへ印加され、書き込み速度を示すグラ
フ線Cに対し、これより低い読み出し速度のグラフ線り
に沿ってブロックの読み飛ばしが行なわれる。
そしてRAM7より出力された符号化データは、読出ラ
ッチA23a 、B23bにラッチされ、2つのD/A
変換器24a、241)に送られる。D−30− /A変換器24a、24bでは読み出された符号化信号
がアナログ信号に変換されると共に、レファレンス入力
が印加されるエンベロープ信号En△、EnBにより各
D/A変換器24a、24bから出力されるアナログ信
号の波形のピークが、即ちエンベロープが、滑らかな傾
きをもつように振幅調整される。そして、出力された2
系統の信号は合成されて積分器25に送られて完全なア
ナログ信号に復号化され、さらにエキスパンダ26によ
り元の信号振幅に戻され、出力フィルタ27を通して出
力端子28から時間軸変換の信号圧縮処理によりピッチ
を上げられた音響信号が出力される。
以上のように構成された本実施例においては−、無音信
号時にあっても正規の音響入力がある時と何ら変わるこ
となくタイマ回路101]の設定特開Tmを用いてブロ
ック長の設定を行なうことがでf き、無音信号時に強
制的にブロックを設定するもうひとつのタイマを用いる
必要がない。従って、無音信号時にあってもブロック長
は時間Tmに対−31一 応する長さを越えることはなく、無音信号時にお(プる
次の音響信号の立ち上がりに対する遅れの問題は、切分
点での位相の不整合なブロック同士の接続による音質の
劣化等を招くことなく、充分に解決されている。
加えて、本実施例においては、例えば、時間軸を1/2
倍に圧縮、即ちピッチ比を2にする場合は符号化の際の
1ブロツク長を、例えば約60m5ecとし復号化時の
ブロック長が約30 m5ecになるようにし、一方、
時間軸を2倍に伸張、即ちピッチ比を1/2にする場合
は符号化の際のブロック長を、例えば約15m5ecと
し復号化時のブロック長が約3 Q 1llseCとな
るように制御される。従って音響信号を圧縮・伸長した
場合でも、1(′1う化時のブロック長をおよぞ一定の
良さに制御して、聴感がほぼ一定となるようにし、時間
軸の短縮時にブロック切分点におけるノイズの発生を抑
制して再生音の劣化を防止し、さらに時間軸の伸長を行
なった場合、再生ブロックが冗長となって再生音が遅れ
るという不具合も解消している。
−32− 又、音響信号のr1号化をPCMによって行なっている
ので、復号時のブロックの反復読み出しや読みとばしに
おけるブロックの継ぎ目における音響信号レベルはほぼ
零となっていることから、他の符号化方式、例えば音響
信号の差分をとるDPCMやΔM等の符号化方式におい
て継ぎ目が音響信号のピーク値に来るものと較べると、
より広い周波数帯域に亘って低い歪率で音響信号の時間
軸変換を行なうことができる。例えば、符号化手段が各
々PCMを採用しているかDPCMを採用しているかと
いう点以外は同一の構成を有する音響信号の時間軸変換
装置において、その周波数帯域はDPCM方式において
、4dBダウンまで許容しても401−1 z〜8 K
 HZにすぎないが、PCM方式においては3dBダウ
ンでさえ20 HZ〜8゜5 K Hzの帯域をカバー
している。又、全高調波歪率においても、DPCM方式
では1.7%であったがPCM方式では0.5%以下で
あった。これはDPCM方式においては音響信号のピー
ク値が必ずしも同一でないにもかかわらず、音響信号−
33− の変化率が零であって最も滑らかに信号を繋ぐことがで
きるという理由から、各ブロックを音響信号の大きさが
不揃いなピークの点で繋いでおり、その差分が信号の歪
みとなってあられれ、周波数帯域を制限する事由となっ
ている為と考えられる。
PCM方式の採用によってこの問題は解消された。
又、PCM方式はΔMやDPCM方式と比較した場合、
差分をとっていないことから、音響信号の鋭いアタック
でもより忠実に再現でき、聴感」−も音の遅れが少ない
という利点も有する。しかし、回路構成上の他の要因か
らΔMやD P CM方式を1°zt:hb−cb、 
**nb’a>*ya@*v−v−a−bct>−c 
;はない。尚、DPCM方式を用いた場合には、ジt 
、分パルス符号化を行なうことから符号化しうる音 □
゛量の上限を大きくでき、又、ΔMM方式用いた場合に
はパルス符号化を行なう回路の構成をやや簡略化できる
という利点がある。
又、本実施例においてはA/D変換器を2台もちいてい
ることから、第9図に模式的に示1」如く、復号化の際
に積分器25に送られる信号のエンベ−34− ローブはD/A変換器24aからは、例えば(I)で示
す如ぎ信号が出力され、同様にD/A変換器24bから
は、例えば(If)で示す如き信号が出力され、その結
集積分器25の入力信号は(I[I)で表わす形状とな
る。従って復号時のブロックとブロックの継ぎ目も聴感
上、さほど気にならないように解消されている。
尚、本実施例においては、第2のブロック長設定手段に
よって設定されるブロック長は、第1のブロック長設定
手段によるブロック長と等しくしであるが、ウィンドコ
ンパレータ等によって入力信号が無音信号であることを
検出し、この時タイマ10bの設定時間を通常の設定時
間よりTInより短くするよう構成し、無音信号時のブ
ロック長を第1のブロック長設定手段によって設定され
る長さより短く設定することもできる。この場合、無音
信号とみなされる時にはブロック長は通常の□ ブロッ
ク長より短くされるので、次の音響信号の立ち上がりに
対する遅れの問題はより改善されることになる。
−35− 又、本実施例においては、書込・読出コン1〜ローラ8
.マーキング回路9.タイマ回路10及び制御回路11
はその他の周辺のゲート等と共に制御速度を速くするた
めに1個のグー1ヘアレイによって構成したが、充分に
高速で処理を行なうマイクロコンピュータによって構成
することも容易である。
更には、第2図のブロック図では示していないが、楽音
信号等の原音を入力して単にその音程を時間軸変換処理
により変えて出力するのみではイ1く、出力側にミキサ
ー回路を設けて原音信号とでの原音に対し協和音程を形
成する特定のピッチ比をもつ時間軸変換処理再生音信号
とをミキシングして出力することにより、例えば単一の
音源J、す3度や5度のハーモニーをもつ協和音を発生
させることもできる。
又、RAM7内に符号化されて記憶されたディジタル信
号を単に所定の時間だけ遅延し再生し、これを原音信号
とミキンシングして出力Jることにより、原音であるア
ナログ音響信号にエコーを−36− かけることも容易である。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこの
実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得るこ
とは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の音響信号の時間軸変換装
置は、 アナログ音響信号を符号化して第1のブロック長設定手
段によってブロックに分けた上で符号化情報として記憶
手段に書き込み、所定の手順に従って記憶手段から符号
化信号を読み出し復号化を行なって音程を変化させた音
響信号を出力するよう構成された音響信号の時間軸変換
装置において、入力されるアナログ信号が無信号である
時、前記記憶手段に書ぎ込む符号化情報のブロック長を
前記所定のブロック長以下に設定する第2のブロック長
設定手段によって設定するよう構成されている。
従って、無音信号時における次の音響信号の立−37− ち上がりに対する再生音の遅れの問題は充分に解消され
る。又、この第2のブロック長設定手段によるブロック
長の設定は無音信号時にのみ行なわれるので音響信号の
入力時に切分点における位相の不整合なブロックを生成
することはなく、これに起因する音質の劣化を生じるこ
とがないという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成図、第2図は実施例としての
音響信号の時間軸変換装置のブロック図、第3図は符号
化信号にマークを付してブロック長を設定するマーキン
グの動作を示すタイミングチャート、第4図は読出しコ
ンl−ローラ18の回路図、第5図はALC付ピーク検
出回路10aの回路図、第6図は音響信号の時間軸変換
の一例として音響信号を圧縮する時の処理とこれに伴う
符号化信号の一部のブロックの反復読出しの処理を示す
グラフとその動作を示す各信号のタイミングチャートと
を対応させて示す説明図、第7図はRAM7への符号化
データの書き込みと読み出しとの−38− 動作を示す各信号のタイミングチャート、第8図は音響
信号を仲良する時の処理とこれに伴う符号化信号の一部
のブロックの読みとばしの処理を示すグラフとイの動作
を示す各信号のタイミングチャー1〜とを対応させて示
す説明図、第9図は積分器25の入力波形のエンベロー
プを示す模式図、である。 ■・・・符号化手段 ■・・・第1のブ[1ツク長設定手段 ■・・・記憶手段 TV・・・符号化情報書込手段 ■・・・符号化信号続出手段 Vl・・・復号化手段 ■・・・第2のブロック長設定手段 4・・・サンプル・ホールド回路 5・・・Δ/D変換器 f 6・・・書込みラッチ 8・・・RAM 9・・・マーキング回路 −39− 10・・・タイマ回路 10a・・・△l−C付ビーク検出回路101〕・・・
タイマ回路 11・・・制御回路 12・・・ピッチ設定器 16・・・書込カウンタ 14a、14b・・・読出カウンタ 24a 、 24 b ・=D/A変換器OP+ 、O
R3,OPa・・・増幅器代理人 弁理士 定立 勉 他1名 −40− 第6図 ■へVいへヤVふ−−−〕弘C貢に一一第7図 ■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アナログ音響信号を入力しディジタル信号に符号化
    する符号化手段と、 該アナログ信号の所定の同一位相部分に対応した前記デ
    ィジタル信号に、第1のブロック長設定手段によって切
    分点を意味するマークを施して所定のブロック長に分け
    る共に、所定の時間軸に沿った符号化情報として、読み
    書ぎ可能な記憶手段に順次書き込む符号化情報書込手段
    と、前記記憶手段に記憶された符号化情報から、所定の
    手順により、該符号化情報に付されたマークによって区
    分されたブロック毎に、時間軸を変換して、符号化信号
    を読み出す符号化信号読出手段と、 該読み出された符号化信号からアナログ音響信号への復
    号化を行なう復号化手段と、 を備えた音響信号の時間軸変換装置において、−1= 前記符号化情報書込手段に、前記入力されるアナログ音
    響信号が無信号である時、前記記憶手段に書き−込む符
    号化情報のブロック長を前記所定のブロック長以下に設
    定する第2のブロックI%g9定手段を設けたことを特
    徴とする音響信号の時間軸変換装置。 2 符号化手段が、アナログ音響信号をPCMにより符
    号化するPCM符号化手段であり、復号化手段が、符号
    化信号をPCMによりアナログ音響信号に復号化するP
    CM復号化手段である特許請求の範囲第1項記載の音響
    信号の時間軸変換装置。 3 符号化手段が、アナログ音響信号をDCPMにより
    符号化するDCPM符号化手段であり、復号化手段が、
    符号化手段信号をDCPMによりアナログ音響信号に復
    号化するDCPM復号化手段である特許請求の範囲第1
    項記載の@響信月の時間軸変換装置。 4 第2のブロック長設定手段が、アナ[lグ音響信号
    が無信号である時、該アナログ音響信号の−2− 入力ラインに存在するノイズを増幅することによって生
    じるアナログ信号を第1のブロック長設定手段に入力し
    てブロック長の設定を行なうよう構成された特許請求の
    範囲第1項ないし第3項のいずれかの項に記載の音響信
    号の時間軸変換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011048815A1 (ja) * 2009-10-21 2011-04-28 パナソニック株式会社 オーディオ符号化装置、復号装置、方法、回路およびプログラム

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US8886548B2 (en) 2009-10-21 2014-11-11 Panasonic Corporation Audio encoding device, decoding device, method, circuit, and program

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