JPS6026251A - 強制循環式太陽熱温水器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は強制循環式太陽熱温水器に関するものである
。

〔背景技術〕

従来、第１図のように、集熱器ｌと貯湯槽２の熱交換器
３との間で熱媒をポンプ４で循環させる間接加熱式の強
制循環式太陽熱温水器が使用されている。５は膨張タン
ク、６は給水管、７は給湯管である。一般家庭では、集
熱器１は最上階となる２階の屋根上に設置し、貯湯槽２
は階下に設置する。

しかし、このような開放型のものでは、運転初期に膨張
タンク５の液面から循環回路１′の最上部までの高さＨ
以上のポンプ揚程が必要であり、通常のポンプでは揚程
が約１０ｍであるため、３階家屋や積雪地域の高い屋根
では設置することができなかった。

密閉循環回路のものでは高所設置が可能であるが、集熱
器内の圧力が低くなるため熱媒の蒸気圧が低くなり、高
日射量時に低温度で沸騰して空焚きを起こし易かった。

〔発明の目的〕

この発明は、集熱器の高所設置が可能で、かつ空焚きを
起こし難い強制循環式太陽熱温水器を提供することを目
的とする。

〔発明の開示〕

この発明の強制循環力太陽熱温水器は、密閉循環式とし
、貯湯槽を介して市水圧が作用する膨縮室を熱媒循環回
路に連通させたものである。

実施例 この発明の一実施例を第１図に示す。図において、８は
集熱器、９は貯湯槽であり、貯湯槽９に設けられたジャ
ケット式の熱交換器１０と集熱器８との間に熱媒を循環
させる循環回路１１が設けられている。循環回路１１に
は循環ポンプ１２が介装されている。貯湯槽９は底部に
市水供給管１３が接続され、上部側面に給湯管１４が接
続されている。貯湯槽９内の上端部に弾性膜１５で仕切
られた膨縮室１６が設けられ、膨縮室】６は連通配管１
７を介して循環回路１１に連通している。膨縮室１６は
熱媒補給槽を兼用するものでおり、熱媒補給口１７が設
けられている。

動作 このように、密閉循環式としたため、集熱器８の高所設
置が回前になり、３階ｇ屋や積雪地域の高い屋根に対処
できる。また、膨縮室１６の弾性膜１５を介して市水圧
が循環回路１１に加えられるので、循環回路１１の圧力
低下が防止され、空焚きが起き難い。そのため、集熱効
率が良い。しかも、市水圧を利用するので、加圧装置を
別に設けなくてもよく、構造が簡単である。

第３図は他の実施例を示す。この例は、膨縮室１６′を
貯湯槽９の周壁内面に弾性膜１５′で形成したものであ
る。その他は第１の実施例と同様である。

第４図はさらに他の実施例を示す。この例は１膨縮室１
６′と貯湯槽９との間に圧力ビストン１８を設け、膨縮
室１６′を貯湯槽９の外部に設けたものである。その他
は第１の実施例と同様である。

〔発明の効果〕

この発明の強制循環式太陽熱温水器は、集熱器の高所設
置が可能で、しかも空焚きが生じ難いという効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の構成説明図、第２図はこの発明の一実
施例の構成説明図、第３図は他の実施例の構成説明図、
第４図はさらに他の実施例の構成説明図である。 ８・・・集熱器、９・・・貯湯槽、１０・・・熱交換器
、１１・・・循環回路、１２・・・循環ポンプ、１３・
・・市水供給管、］、　５　、１５’・・・弾性膜、１
６〜１６’・・・膨縮室、１８・・・圧力ビストン 代理人　弁理士官井暎夫 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 集熱器と、底部に市水供給管が接続され熱交換器を有す
   る貯湯槽と、前記集熱器と前記熱交換器とを接続し循、
   環ポンプが介装された循環回路と、この循環回路に連通
   して設けられ前記貯湯槽内の水圧が内部の熱媒に作用す
   る膨縮室とを備えた強制循環式太陽熱温水器。