JPS59215548A

JPS59215548A - 太陽熱利用温水装置

Info

Publication number: JPS59215548A
Application number: JP58089637A
Authority: JP
Inventors: Kenji Suzuki; 健嗣鈴木
Original assignee: Showa Aluminum Corp
Current assignee: Altemira Co Ltd
Priority date: 1983-05-20
Filing date: 1983-05-20
Publication date: 1984-12-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、太陽熱利用渇水装置に関する。

従来の太陽熱利用温水装置には、太陽熱集熱器内を通る
間に加熱された水を蓄熱槽に送り込ｌυで溜めておき、
この水を洗面所、風呂場、台所等に供給するいわゆる直
接式のものと、太陽熱集熱器内を通過する１ｍに加熱さ
れた熱媒を蓄熱槽内に配置されたコイル状パイプに送り
込み、熱媒の熱を蓄熱槽内の水に伝えて、加熱された水
を洗面所、風呂場、台所等に供給Ｊ゛るいわゆる間接式
のものとがある。直接式温水装置では、冬季の夜間にお
ける凍結を防止するために、夜間にＪ３いては太陽熱集
熱器内の水を落水さＵてＪ′３＜必要があり、そのため
の装置の設置が面倒になるという問題がある。また、直
接式湖水装置では、長年の使用により太陽熱集熱器内の
通水管等に汚れがたまり、洗面所賀に供給される水が汚
れるという問題がある。一方、間接式温水装置は直接式
温水装置の右するＩ？！］題点を解決か、蓄熱槽内に配
置されたコイル状パイプには槽内の水の水圧が常に掛か
った状態にあり、しかも内部を流通する熱媒の圧力も掛
かっているので、コイル状パイプにビン７ｊ＼−ルが生
じることがある。そして、コイル状パイプにピンホール
等が発生した場合に、蓄熱槽内の水に不凍液が混入して
水が汚染されるという問題がある。

この発明は、従来の太陽熱利用温水装置の持つ上記問題
を解決した太陽熱利用温水装置イを提供することを目的
とする。

この発明による太陽熱利用温水装置は、太陽熱集熱器と
、蓄熱槽と、太陽熱集熱器と蓄熱槽との間でかつ蓄熱槽
の外部に配置された熱交換器とを備えており、熱交換器
が、太陽熱集熱器を通過づ−る間に加熱された熱媒と蓄
熱槽内の低温の水との間で熱交換をすることを特徴どす
るものである。

この発明の太陽熱利用温水装置によれば、太陽熱集熱器
を通過する間に加熱された熱媒と、蓄熱槽内の低温の水
とは、蓄熱槽の外部にある熱交換器を介して熱交換され
るので、熱交換器における熱媒流通部にビン小−ル等が
発生したとしても熱媒が蓄熱槽内の水に混入するおそれ
はない。したがって、熱媒として不凍液を使用すること
が可能となり、従来の直接式温水装置のように落水装置
を設Ｅプておく必要はない。

この発明を、以下図面を参照しながら説明する。

太陽熱利用温水装置は、屋根の上に配向された太陽熱集
熱器（１）と、屋内に配置された蓄熱１ｇ（２）と、蓄
熱槽（２）の外部にて太陽熱集熱器（１）と蓄熱槽（２
）との間に配置され、かつ集熱器（１）で得られた高温
の熱媒と蓄熱槽（２）内の低温の水との間で熱交換をづ
−る熱交換器く３）とを備えている。

太陽熱集熱器（１〉は、熱媒として不凍液を使用し、こ
れを太陽熱で加熱するためのものであって、その上端に
（ま集熱器（１）内を通過でる間に加熱された熱媒を熱
交換器（３）（こ送るための熱媒送り管（４）が接続さ
れ、下端Ｅこ（′Ｊ。

熱交換器（３）を通過した熱媒を集熱器（１）に戻づた
めの熱媒戻り管（５）が接続されてｌ／する。熱媒送り
管（４）の途上には、加熱された熱媒の膨張を吸収りる
Ｗ３１１１タンク（６）ｈ〜設置Ｊられている。熱媒戻
り管〈５）の途上（こ（ま、熱媒循環用ポンプ（７）が
設（）られて０る。

蓄熱槽（２）の下端には、低温の水を熱交１灸器（３）
に送るための水送り管（８）と、熱交換器（３）を通過
する間に熱媒から熱を受ｉプて加熱された高温の水を蓄
熱槽（２）に戻すｌこめの水戻し管く９）とが接続され
ている。水送り管（８）の途上には水循環用ポンプ（１
０）が配置されている。また、水送り管（８）には、減
圧逆止弁〈１１）を憔えた給水管（１２）か接続されて
おり、蓄熱槽（２）内の水が減ったときに自動的に水を
供給しうるようになっている。また、蓄熱槽（２）の上
端に（ま、蓄熱槽（２）内の温水を洗面所等に送るため
の給湯管（１３）が接続されている。給湯管（１３）に
は、エア抜き弁（１４）および圧力調整弁（１５）が設
りられている。

熱交換器（３）は、第２９図おにぴ第３図に訂し、く示
すように、密閉された胴体（１６）を当選して低温流体
流通管（１７）と高温流体流通管（１８）とが前者を上
方にして上下に配置され、胴体（１６）内にＶ「動液（
１９）が封入されたものである。胴体（１６）ＩＪｌ、
横断面縦長長円形の筒体（１６ａ）の両端が鏡板（１６
１１）で閉塞されてなる。低湿流イホ流通管（１７〉の
一端は水送り管（８）に接続され、他端は水戻し管（９
）に接続されている１、高温流体流通管（１８）の一端
は熱媒送り管く４）に接続され、他端は熱媒戻り管（５
）に接続されている。作動液（１９）のｍは、高温流体
流通管（１８）が作動液（１９）内に完全に没し、低温
流体流通管（１１〉が作動液（１９）に浸らないような
量である。しかしながら、熱交換器の構成は、上記のも
のに限られない。

また、太陽熱利用温水装置は、太陽熱集熱器（１）の上
端と蓄熱槽（２）の下端との温度差を検知して、自動的
にポンプ（７）（１０）を起動して温水装置を駆動ざ已
る駆動装置をＩｉｎえている。この駆動装置は、集熱器
（１）内上端の熱媒の温度を検知づる高温ロンザ（２１
）と、蓄熱槽（２）内下端の水の温度を検知７るイバ温
センザ（２２）と、両セン→ノ（２１）　　（２２）に
接続されて、両センザ（２１）　　（２２）により検知
された温度差が所定の設定範囲内にあるときに両循環ポ
ンプ（７）（１０）を起動する差温コン１〜ロー５（２
３）とで構成されている。

このような太陽熱利用温水装置にｄ３いで、差温コント
ローラ（２３）により両楯環ポンプく７）（１０）が起
動されると、太陽熱集熱器（１）内を通過ゴる間に加熱
されただ１媒は第１図に矢印（Ａ）で示す方向に循環し
、集熱器（１）から送り出されて熱媒送り管（４）、高
温流体流通管（１８）および熱媒戻り管（５）を通って
集熱器（１）に戻される。一方、蓄熱槽（２）内の低温
の水は第１図に矢印（Ｂ）で示す方向に循環し、蓄熱４
ｇ（２）から送り出されて水送り管（８）、低温流体流
通管（１７）ｊｊよび水戻り管（８）を通って蓄熱槽（
２）に戻される。加熱された高温の熱媒が高温流体流通
管（１８）を通過する間に、作動液（１９）が熱媒の持
っている熱によって加熱され−Ｃ気化ｌしめられる。こ
のガス状作動液が刺体（１６）内を上背し、低）品流体
流通管（１１）の外周面で放熱して凝縮する。

ガス状作動液が凝縮するさいに敢たれた熱は、低温流体
流通管（１７）内を流れる水に伝わり、この水が加熱さ
れる。そして、加熱された水が蓄熱槽（２）に戻され、
放熱して温度の下がった熱媒が太陽熱集熱器（１）に戻
される。凝縮した作動液（１９）は落下して胴体く１Ｇ
）内に溜まる。蓄熱槽（２）内に戻された高温の水は給
湯管（１３）を通って洗面所等に送られる。以上のよう
にして太陽熱を利用して渇水が＋ｉられる。

上記において、蓄熱槽（２）を、深夜電力を利用した給
湯器の貯湯１ｆｆｆと併用す゛れば、夜間に電力で加熱
された水の温度が下がった場合にも、この水を太陽熱を
利用して加熱することが可能どなる。また、蓄熱槽（２
）として深夜電力を利用した給湯器の貯湯槽を利用する
ことが簡ｔ１ｉに行なえるので、現在電気給湯器を利用
している家庭においても、電気給湯器にかえて簡単かつ
安価に太陽熱利用温水装置を設置することができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示し、第１１外は太陽熱利用
温水装置全体を示１図、第２図は熱交換器の一部切欠き
正面図、第３図は第２図の■−Ｉｌｌ線にそう断面図で
ある。（１）・・・太陽熱集熱器、（２）・・・蓄熱槽、（３
）・・・熱交換器。以上外４名

Claims

【特許請求の範囲】

太陽熱集熱器（１）と、蓄熱槽（２）と、太陽熱集熱器
（１）と蓄熱槽（２）との間でかつ蓄熱４ｆｆ　（２＞
の外部に配置された熱交換器（３）とを備えており、熱
交換器（３）が、太陽熱集熱器（１）を通過する間に加
熱された熱媒と蓄熱槽（２）内の低温の水との間で熱交
換をする、太陽熱利用温水装置。