JPS6066052A - 太陽給湯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は太陽給湯装置に関するもので、極めて熱効率
の高い太陽給湯装置を得ることをその目的としている。

従来の太陽給湯装置は屋外の日射のよく当る場所に集熱
器を設置し、集熱器内に保有する水を加熱しておと、温
水必要時に落水して使用する（いわゆる汲置式）か、集
熱器と貯湯槽をポンプを介して配管で接続し、日射時に
水を循環させて貯湯槽に温水なたくわえておき使用する
ものであった。

このような従来の太陽給湯装置には次のような問題点が
あった。

（１）集熱器は屋外に設置するので、外気温度と集熱板
の温度の差により、せっかく光を熱に変換しても放熱損
失により貯湯槽に取り込まれる熱量は太陽エネルギの一
部にすぎなかった。この放熱損失は風速によっても大き
くなる性質があった。

（２）冬期には集熱器の凍結破損が起るので凍結防止対
策を行なわなければならない。

（３）集熱のためにポンプ動力が必要となり省エネ効果
を低減させている。

（４）熱媒流体を循環させるので、配管のエロージョン
やコロ−ジョンが起り，配管材料や配管径の選定がむず
かしく、コストも高くなる。

（５）従来システムは配管からもかなりの放熱損失があ
った。

この発明は屋外には集光装置のみを設置し、濃縮した太
陽光線は搬送ロスの少ない光ファイバーにより光−熱交
換容器に導き、貯湯槽内の水を加熱するので、放熱損失
が少なく、動力消費がなく、凍結防止対策が不要で腐食
のない給湯装置を提供するものである。

発明の実施例を示す図について説明すれば、太陽１から
の直達日射は集光装置２のフレネルレンズ３により集光
され、光ファイバ４の端面に焦点を結ぶ。光ファイバに
入った光は途中損失もな（分配調節器６を通って光−熱
変換容器５に導かれる。光−熱変換容器５は内面が黒色
処理例えば黒色塗装がされており、例えば水のような熱
伝導率の高い液体と、液体の熱膨張を吸収できる空間が
含まれている。

光−熱変換容器に導入された光は反射等をくりかえして
最終的には高効率で熱に変換される。この熱は貯湯槽９
内の水に伝えられる。貯湯４’ＭＫは給水手段１０が設
けられている。図で１０′は水位検出のフロートを示し
、それによって水の供給を制御する。１１は任意の補助
加熱手段、１２は給湯配管先端の蛇口等の給水栓である
。

貯湯槽９内が熱的に一杯になった場合沸騰防止のため光
は光分配調節器から分岐光ファイバー４′により室Ｒ内
に取り付けた照明器具７に導かれ、太陽光が照明に利用
される。８は照明用のフレネルレンズを示している。

他の室Ｈには集光器２から直接光ファイバ４によって光
が照明器具７に導かれている。

この発明はこのような構成であって、光ファイバーと光
−熱変換容器を使用することにより、光−熱変換効率が
高く、熱損失が小さく、腐食が小さく、消費動力がなく
、かつ余剰日射は照明にも使用できるなど、多大の効果
を有する太陽給湯装置を得たものである。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示す。 符号の説明 ］・・・太陽　２・・・集光装置　、う、８・・・フレ
ネルレンズ　４・・・光ファイバ　５・・・光−熱変換
容器　、′ｉ−〆や光分配調節器　７・・・照明器具９
・・・貯湯槽　１０・・・給水装置　１１・・・補助加
熱手段　１２・・・給水栓 代理人　弁理士（ｓ　１．（１７）　佐々木　清　隆（
ほか、３名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１屋外に設置した集光装置により太陽光線密度を高
   くして光ファイバに導き、光ファイバの他端は光−熱変
   換器に導き、該変換器を貯湯槽内に沈めてなることを特
   徴とする太陽給湯装置。 （２）前記の光−熱変換器は、水のごとき熱伝導率か高
   い流体と、流体の温度膨張を吸収できる空間を含み内面
   を黒色処理した容器であることを特徴とする特許 湯装置。