JPS60260478A - セラミツクス用フイルム状耐熱無機接着剤 - Google Patents

セラミツクス用フイルム状耐熱無機接着剤

Info

Publication number
JPS60260478A
JPS60260478A JP11311684A JP11311684A JPS60260478A JP S60260478 A JPS60260478 A JP S60260478A JP 11311684 A JP11311684 A JP 11311684A JP 11311684 A JP11311684 A JP 11311684A JP S60260478 A JPS60260478 A JP S60260478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
adhesive
parts
heat
ceramic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11311684A
Other languages
English (en)
Inventor
江畑 儀弘
玉利 信幸
藤井 洋治
鮎沢 信夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinagawa Refractories Co Ltd
Shinagawa Shiro Renga KK
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Shinagawa Refractories Co Ltd
Agency of Industrial Science and Technology
Shinagawa Shiro Renga KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinagawa Refractories Co Ltd, Agency of Industrial Science and Technology, Shinagawa Shiro Renga KK filed Critical Shinagawa Refractories Co Ltd
Priority to JP11311684A priority Critical patent/JPS60260478A/ja
Publication of JPS60260478A publication Critical patent/JPS60260478A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフィルム状で、かつ可撓性を有する酸化物系セ
ラミックス用接着剤に関する。
〔従来の技術〕
従来、酸化物系セラミックス相互の接着方法としては該
セラミックス相互に金属を介し銀口、つ等を用いて接着
する方法(特公昭47−21569号公報)、ソルダガ
ラス法による接着方法等が行われている。また本発明者
らの一部もアルミナ、シリカ及びカオリンの少なくとも
1種と硫化銅とを有効成分勺す6酸化物系ゝラミ・り゛
相互の接着剤及びその接着方法(特願昭57−2122
67号明J111:9!F)を提案し、良好な結果を得
ている。
〔解決しようとする問題点〕
しかし、該接着剤はペースト状にしたものがほとんどで
あり1、接着に当ってはハケ、ヘラ、スクリー′印刷等
で処理する−が一般的1ある・しかしながらペースト状
接着剤を使用する場合、単純形状−、複雑形状を問わず
、膜厚を一定にすることは困難である。更にペースト状
接漬剤処理はペーストの混合、ヘラ、ハケ等の手入れ等
接着作業が煩雑になる。かつ接着厚みの変動のために接
着特性のバラツキが避けられない。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来方法の欠点を排除しようとして鋭意研
究を行い、その目的とするところは接着剤の膜厚を一定
にし、接着特性のバラツキを抑制し、また接着剤の切断
及び変形を可能にl2、複雑異形のセラミックスにも接
着作業及び作業環境を改善するととKある。
〔発明の構成〕
本発明はアルミナ、シリカ及びカオリンの少なくとも1
81の単独または繊維の両者と硫化鋼からなる無機耐熱
材100重量部に対して、3〜30重量部の有機結合剤
を配合し1、フィルム状としたことを特徴とするセラミ
ックス用フィルム状耐熱無機接着剤であり、上記配合物
を薄くフィルム状に形成し、常温で可撓性及び接着性を
もたせ、接着処理を容易圧すると同時K、加熱処理後の
接着厚みを一定にし、かつ複雑異形の接着を容易にした
ものである。
〔作 用〕
本発明接着剤の作用機構は常温で可撓性及び接着性をも
たせ、加熱されることにより、硫化鋼が硫黄と銅とに分
解し、銅とアルミナまたは(及び)シリカとからなる二
成分または三成分接着層を生成し、同時に硫黄が酸化物
系セラミックス内部に浸透するものと思われる。上記接
着層は比較的低融点であるので、加熱温度において溶融
状態にあり、硫黄の補助作用により、一層浸透が進み、
それより高い接着強度が得られるものと思われる。
本発明者らの実験によれば、硫化銅に代えて炭酸鋼、酸
化銅、塩化鋼等の銅化合物を用いた場合、またはアルミ
ナ、シリカ若[7くはカオリンに代えてジルコニア、マ
グネシア等を用いた場合には接着強度は著しく低下した
。これは上記の如き低融点彎着層及び補助作用がないた
めと思われる。
本発明において使用される無機耐熱材である硫化銅、ア
ルミナ、シリカ及びカオリンはいずれも粉末状で用いら
れ、粒度は8 pm以下程度であるのが好せしい。また
純度が高いもの程好ましいが、通常は市販されているも
のを使用すれば充分である。
アルミナ、シリカ及びカオリンの少なくトモ1釉と硫化
銅との使用割合は通常前者70〜2重@係に対し、後者
30〜98重UfDであるのが望1しく、この範囲外の
場合には接着強度が低下する傾向がある。
筺た本発明で使用する繊維原料としてはシリカ−アルミ
ナ系無機繊維または炭化珪素繊維、窒化珪素繊維等であ
る。またその長さは混合時の分散を考慮して1m以下で
あることが望ましい。この無機繊維は接着剤の強反を与
える点で効果があるが、その添加量は20重量係以下が
好ましい。
次に有機結合剤として使用する合成樹脂は最低造膜温度
50℃以下のものである。最低造膜温度が50℃より高
いときには乾燥後のフィルム状耐熱無機接着剤は充分な
可撓性を有しない場合がある。フィルム状にはドクター
ブレード法等で成形するために充分な可撓性を有する水
溶性のものがよく、例えばアクリル酸エステル共重合体
、酢酸ビニルエマルジョン、ワックス系エマルジ1ン舊
たは/およびゴムラテックス等のlalまたは複数が使
用できる。有機結合剤の添加量は多くなるに従い柔軟性
を増し、可撓性が増加するが、樹脂分として30重量部
を超えると乾燥までの保型性が悪くなり、かつ加熱時結
合剤が消失する際ガス成分が増加し、接着不良となる。
添加量が3重量部未満になると、フィルム状に成形しに
〈〈なり、かつ接着時接着面VC応じた変形が不充分と
なり、キレンの発生の原因になる。従って好ましくVi
3〜30重量部の範囲が最適である。
なお有機結合剤の希釈剤として水、グリセリン、イング
ロビルアルコール等を使用することができる。、1だフ
ィルムの成形性向上にPVA等の可塑剤を加えることが
できる。
本発明のセラミックスにフィルム状耐熱無機接着剤は上
記組成分よねなる配合物をボールミルまたは通常のミキ
サーで充分混練し、ペースト状練土となし、公知のドク
ターブレード法または所定の枠に入れ、ローラーより表
面を離型する方法等でフィルム状に成形する。
フィルム厚さは0.1〜1mが好ましく、1閤を超える
厚さは加工性が劣る。また0、1−未満では充分なセラ
ミックスとの接着強度が得られない。
成形したフィルム状物は80〜100℃にて乾燥し、そ
のまま接合部に使用しうるが、接着作業性を向上させる
ために施工面側または該フィルムに合成樹脂、ゴム系粘
着剤の感圧接着剤を塗布し、その表面に離型紙を貼付し
た構造とすることにより作業性は向上する。
これら接着剤は接着を必要とする面に自由に変形させ密
着させ得る。加熱は1050〜1200℃で10〜60
分間することによ一すセラミックスは強固に接着する。
〔発明の効果〕
本発明の該耐熱無機接着剤は膜厚が一定であるために接
着させ加熱処理した際、従来のペースト状のものに比し
、接着後の接着厚みが一定となり、接着特性のバラツキ
が少ない。自由に切断及び変形が可能なために、複雑異
形のセラミックスを接着させることが可能となる。さら
に接着作業及び作業環境が改善される等の利点がある。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
係及び部は特記しない限り、重量部及び重量部である。
実施例1 硫化銅粉末(粒度3μm以下のもの、以下向じ)90m
とカオリン粉末(粒度3μm以下)10係を混合し、こ
の混合粉末100部に対して、造膜温度5℃のアクリル
酸エステルエマルジョン(樹脂分40%)10部、グリ
セリン5部、水20部を添加し、ドクターブレード法に
て0.5■の厚みに成形し、これを100℃にて5時間
乾燥した。このフィルム状耐熱無機接着剤に感圧接着剤
を表面につけ、アルミナセラミック板相互間に挾み軽く
圧着させた後に空気中で1100℃、30分間加熱し接
着させた。接着剤の特性及び加熱後の特性を表に示す。
実施例2 実施例1と同じ無機耐熱材粉末に造膜温度5℃の酢酸ビ
ニルエマルジョン(i41を脂分30 % )を20部
添加し、更にグリセリン5部添加し、充分混練した後、
ナイフロールコータ−装置にて0.5W+厚に成形し、
100℃にて5時間乾燥した。これを実施例1に示した
同様の方法で接着させた。
実施例3 実施例1と同じ無機耐熱材粉末に造膜温度15℃のスチ
レンブタジェンラテックス(樹脂分20qIj)を30
部添加し、更にグリセリン5部添加し、充分混練した後
にナイフロールコータ−装置にて0.5謹厚に成形し、
100℃にて5時間乾燥した。これを実施例1に示した
同様の方法で接着させた。
実施例4 硫化銅粉末90係とシリカ粉末10チを混合し、この混
合物100部に対して、アクリル酸エステルエマルジョ
ン20部、グリセリン5部、水10部を添加し、ナイフ
ロールコータ−装置にて0.5■厚に成形し、100℃
にて5時間乾燥した。これを実施例1と同様な方法で接
着した。
実施例5 実施例1の配合に8iC繊維5%を添加し、他 ゛は実
施例1と同様な接着試験を行った。
比較例1 実施例1と同じ無機耐熱材粉末に対して、アクリル酸エ
ステルエマルシ目ンCmM’ft分40%)を5部、グ
リセリン5部、水25部を添加し、実施例1と同様な処
理を行い接着を行った。
実施例6 。
硫化銅粉末(粒度3μm以下)40優とアルミナ粉末(
粒度3μm以下)60係を混合し、この混合粉末100
部に対し、造膜温度5℃のアクリル酸エステルエマルジ
ョン(樹M1分4oz)20部および水5部を添加し、
ドクターブレード法にて0.51E11の厚さに成形し
、100℃、5時間乾燥した。このフィルム状接着剤を
アルミナセラミック板相互間に挾み空気中で1000 
℃、30分間加熱し接着させた。
実施例7 硫化鋼粉末(粒度3μm以下)SOZとアルミナ粉床(
程度5μm以T)30s、シダ力粉末(粒&2μm以F
)2ozを混合し、この混合物100?J[Nc対し造
膜温度5℃のアクリル酸エステルエマルジョン(樹脂分
40%)40部ヲ添加し、ドクターブレード法にてo、
s 1mの厚i vc成形し、100c、5時間乾燥し
た。これを実施例6と祠様に接着させた。
(以下余白) 手続補正書(才に) 昭和59年11月祐日 ff!+a’tl’+長信 志賀学殿 1°11件の表小 昭和59年特許願第113116号 2発明の名称 ビラミックス用フィルム状耐熱無機接着剤51山1トに
する者 “p件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区霞が関1丁目3番1号1(名 
工業技術院長 等 々 力 達ほか1名 および委任状補完 方式■) 7補正の内容 別紙のとおり 願書(工業技術院長の住所、氏名) 明細書(内容変更なし)、委イ五イベ 2、÷イー「11;ブ?火9Eljが1≧(υ紬紀理白
書 1互

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルミナ、シリカ及びカオリンの少なくとも1種の単独
    または繊維の両者と硫化鋼からなる無機耐熱材100重
    量部に対し万、3〜30重upの有機結合剤を配合し、
    フィルム状としたことを特徴とするセラミックス用フィ
    ルム状耐熱無機接着剤。
JP11311684A 1984-06-04 1984-06-04 セラミツクス用フイルム状耐熱無機接着剤 Pending JPS60260478A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11311684A JPS60260478A (ja) 1984-06-04 1984-06-04 セラミツクス用フイルム状耐熱無機接着剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11311684A JPS60260478A (ja) 1984-06-04 1984-06-04 セラミツクス用フイルム状耐熱無機接着剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60260478A true JPS60260478A (ja) 1985-12-23

Family

ID=14603914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11311684A Pending JPS60260478A (ja) 1984-06-04 1984-06-04 セラミツクス用フイルム状耐熱無機接着剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60260478A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109749633A (zh) * 2017-11-08 2019-05-14 山东工业陶瓷研究设计院有限公司 一种常温固化硅酸盐耐高温粘结剂及其制备方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53130714A (en) * 1977-04-20 1978-11-15 Kogyo Gijutsuin Method of bonding nitride base ceramics and silver
JPS5638555A (en) * 1979-09-05 1981-04-13 Diesel Kiki Co Ltd Apparatus for detecting position of control sleeve used in distributor type fuel injection pump for internal combustion engine
JPS5792584A (en) * 1980-11-27 1982-06-09 Hitachi Chemical Co Ltd Manufacture of insulator

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53130714A (en) * 1977-04-20 1978-11-15 Kogyo Gijutsuin Method of bonding nitride base ceramics and silver
JPS5638555A (en) * 1979-09-05 1981-04-13 Diesel Kiki Co Ltd Apparatus for detecting position of control sleeve used in distributor type fuel injection pump for internal combustion engine
JPS5792584A (en) * 1980-11-27 1982-06-09 Hitachi Chemical Co Ltd Manufacture of insulator

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109749633A (zh) * 2017-11-08 2019-05-14 山东工业陶瓷研究设计院有限公司 一种常温固化硅酸盐耐高温粘结剂及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5616005B2 (ja) 粘着剤組成物及び粘着テープ
JPS62129374A (ja) 剥離可能な感圧接着剤およびその製造方法
JPH04306281A (ja) 再剥離接着性を有する高剥離強度水性感圧接着剤
JPS5822062B2 (ja) 剥離性処理剤
KR100661379B1 (ko) 기판 열 봉합용 테이프
JPS60260478A (ja) セラミツクス用フイルム状耐熱無機接着剤
JPS59128279A (ja) ろう付け方法
JPS5898372A (ja) テニスボ−ルメルトンダンベル用接着剤
JPS5925754B2 (ja) セラミックス用接着剤及びその接着方法
CA2169576C (en) Aqueous adhesive compositions for use in binding books
JPH0211689A (ja) 加熱接着型シリコーン接着剤組成物
JPH0527669B2 (ja)
JPH01141972A (ja) フィルム状シリコーンゴム接着剤
JPH06158006A (ja) 感圧接着剤樹脂組成物
US3084067A (en) Pressure-sensitive adhesive sheet having hydrophilic film backing and primer of rubbery latex, hydrophilic methylolated polyacrylamide, and acid catalyst and method of making it
JPS61101555A (ja) 水性感圧接着剤
JPS59102875A (ja) 酸化物系セラミツクス相互の接着方法
JP2001164215A (ja) ノンハロゲンテープ用粘着組成物及びこれを被覆したノンハロゲン粘着テープ
JP2750790B2 (ja) シート状接着材および接合方法
JP3502421B2 (ja) 水溶性接着剤
JP3162259B2 (ja) 離型用シリコーンエマルジョン組成物
JP2001072946A (ja) 粘着シートおよび粘着シートの製造方法
JPH10259357A (ja) 建築板用接着剤組成物
TW293840B (en) Aqueous synthetic adhesive and the method for preparing same
JP5008934B2 (ja) 再剥離性水系接着剤組成物及びそれを用いた情報担持シート