JPS6026019Y2 - 軽量片状貨物の吸引ノズル - Google Patents

軽量片状貨物の吸引ノズル

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Publication number
JPS6026019Y2
JPS6026019Y2 JP2310981U JP2310981U JPS6026019Y2 JP S6026019 Y2 JPS6026019 Y2 JP S6026019Y2 JP 2310981 U JP2310981 U JP 2310981U JP 2310981 U JP2310981 U JP 2310981U JP S6026019 Y2 JPS6026019 Y2 JP S6026019Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
cargo
suction nozzle
chips
flaky
Prior art date
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Expired
Application number
JP2310981U
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English (en)
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JPS57135526U (ja
Inventor
清 岩井
達也 村橋
康雄 中井
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
Application filed by 日立造船株式会社 filed Critical 日立造船株式会社
Priority to JP2310981U priority Critical patent/JPS6026019Y2/ja
Publication of JPS57135526U publication Critical patent/JPS57135526U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は軽量片状貨物の吸引ノズルに関する。
例えば運搬船の船倉に積載されたパルプ製造用のチップ
(木片)等の軽量片状貨物を吸引して荷揚するような場
合、貨物は互いに重なって密着しているため、そのまま
では通常の吸引ノズルを用いて吸引することが困難であ
る。
この考案は、上記の実情に鑑みてなされたものであって
、互いに重なって密着した軽量片状貨物であっても、こ
れを効率良く吸引することができる吸引ノズルを提供す
ることを目的とする。
以下この考案を実施例を示す図面を参照して説明する。
第1図および第2図において、運搬船1にはチップ(軽
量片状貨物)の船倉2が複数設けられており、上甲板3
上に2台の荷揚装置4が設置されている。
各荷揚装置4は、移動台車5と、台車5に取付けられた
節回アーム6と、アーム6の節回端部に吊下げられたチ
ップ吸引管7と、台車5上に設けられたチップの収集分
離装置8と、台車5上のコンベヤ9とを備えている。
台車5は、船倉2のバッチ10を跨ぎ、両船側の上甲板
3上に設置されたレール11上を船首尾方向に移動する
ようになされている。
台車5の上部中央には支持台12が固定され、支持台1
2の上面中央には節回アーム6が取付けられている。
アーム6は、旅回装置13により略水平面内において施
回しうるとともに、油圧シリンダ14により俯仰角可変
となされている。
チップ吸引管7は、上部枠15内に固定された上部シリ
ンダ16と、上部シリンダ16内に下方から密にかつ摺
動自在に嵌め入られて下端に吸引ノズル17を有する下
部シリンダ18とからなり、下部シリンダ18は、上部
枠15に取付けられたウィンチ19により伸縮するよう
になされている。
また、上部枠15はアーム6の節回端部に枢着され、吸
引管7は常に垂直状をなす。
第7図および第8図に詳細に示すように、吸引ノズル1
7には端部が末広がりになった吸入開口20が設けられ
、開口20の周囲に環状平坦部21が設けられるととも
に、平坦部21の周囲にスカート部22が設けられてい
る。
開口20の下端には、周囲に多数のチップ吸入孔23を
有する端板24が設けられ、端板24の中央には回転攪
拌翼25が下向きに取付けられている。
端板24の上面中央部には略円錐部26が形成されてお
り、略円錐部26には、内部に翼駆動モータ27が設け
られ、上端に空気噴射ノズル28が設けられている。
平坦部21には、下面に多数の加振ハンマ29がばね3
0を介して取付けられ、上面にハンマ29を加振する加
振器31が取付けられている。
そして、スカート部22の下端周縁部には多数のローラ
32が設けられている。
チップ吸引管7の上部シリンダ16の上端には可撓管3
3の一端が接続されており、可撓管33の他端は、台車
5上の支持台12の内側に設けられた収集分離装置8の
チップ貯蔵タンク34の上部に接続されている。
タンク34の上部には、先が二股に分岐した排気管35
が接続され、各分岐管36の先端にバグフィルタ37が
それぞれ取付けられている。
そして、バグフィルタ37は弁操作により切替えられ、
いずれか一方が選択的に使用されるようになっている。
また、排気管35には、チップ吸入ファン38が設けら
れ、タンク34側の端部にフィルタ39が設けられてい
る(第5図参照)。
タンク34の底には、チップ排出用の方形孔40および
節回翼41が設けられている。
船1には、−船側の上甲板3上にベルトコンベヤ42が
設けられ、このコンベヤ42の前後端に船外搬出用のベ
ルトコンベヤ43が設けられている。
台車5には、船側のコンベヤ42の上方にホッパ44が
設けられ、台車5上にコンベヤ9は、貯蔵タンク34の
孔40の下方からホッパ44の上方に至っている。
また、台車5の一端部には、吸引管格納台45が設けら
れている。
荷揚装置4を使用しない場合、下部シリンダ18を上方
に縮めた状態で、吸引管7は台車の格納台45上に格納
されている。
チップの荷揚は次のようにして行なわれる。
すなわち、まず移動台車5を目的の船倉2の上方に移動
し、アーム6を作動させて吸引管7をバッチ10から船
倉2内に差入れ、吸引ノズル17を船倉2内に積まれた
チップの上に載せる。
そして、アーム6の節回および台車5の移動により吸引
ノズル17を船幅方向および船首尾方向に移動させなが
ら、吸引ノズル17の加振ハンマ29、攪拌翼25およ
び空気噴射ノズル28、収集分離装置8の吸引ファン3
8および節回翼41、台車5上のコンベヤ・、ならびに
船1のコンベヤ42.43を作動させることにより、船
倉2内のチップを船外に搬出する。
船倉2内に積まれたチップは互いに重なって密着してお
り、そのままでは吸引が困難であるが、加振ハンマ29
.の衝撃により密着が解かれて飛上り、攪拌翼25がか
き回されて、吸引ファン38の作用により吸入孔23か
ら下部シリンダ8内に容易に吸引される。
チップは、吸引ノズル17のノズル28から噴射される
空気により加速され、吸引管7の下部シリンダ18およ
び上部シリンダ16および可撓管33を通って貯蔵タン
ク34に入り、タンク34の底に落下する。
チップとともにタンク34内に吸引された空気は、排気
管35、分岐管36およびバグフィルタ37を通って排
出される。
なお、空気中の比較的大きな異物はフィルタ39により
分離され、比較的小さな異物はバグフィルタ37により
分離される。
タンク34の底に落下したチップは、節回翼41により
孔40からコンベヤ9上に排出すれ、コンベヤ9、ホッ
パ44および船1のコンベヤ42.43を通って船外に
搬出される。
なお、荷揚が進すにつれて船倉2内のチップの高さが徐
々に低くなるので、吸引管7の下部シリンダ18をさら
に下方に伸ばしたり、旅回アーム6を下方に傾けたりす
ることにより、吸引ノズル17を常にチップの上に位置
するようにする。
以上のように、この考案の吸引ノズルによれば、端部が
末広がりになった吸入開口20の周囲に平坦部21が設
けられるとともに、平坦部21の周囲にスカート部22
が設けられ、吸入開口20の中央部に回転攪拌翼25が
設けられ、平坦部21に多数の加振ハンマ29が設けら
れているから、チップ等のように互いに重なって密着し
た軽量片状貨物であっても、加振ハンマ29の衝撃によ
り密着を解くとともに、攪拌翼25によりかき回すこと
により、貨物を効率良く吸引することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1゜図および第2図
は運搬船の部分切欠き側面図および平面図、第3図は第
1図の荷揚装置の部分を拡大した図、第4図は第1図I
V−IV線の拡大断面図、第5図および第6図は第4図
■−V線およびVI−VIの拡大断面図、第7図は第4
図の吸引ノズルの部分を拡大しかつ一部を切欠いて示し
た図、第8図は第7図の底面図である。 17・・吸引ノズル、 20・ ・吸入開口、 1・・平坦部、22・・スカート部、25・・攪拌翼。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部が末広がりになった吸入開口20の周囲に平坦部2
    1が設けられるとともに、平坦部21の周囲にスカート
    部22が設けられ、吸入開口20の中央部に回転攪拌翼
    25が設けられ、平坦部21に多数の加振ハンマ29が
    設けられている軽量片状貨物の吸引ノズル。
JP2310981U 1981-02-19 1981-02-19 軽量片状貨物の吸引ノズル Expired JPS6026019Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2310981U JPS6026019Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19 軽量片状貨物の吸引ノズル

Applications Claiming Priority (1)

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JP2310981U JPS6026019Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19 軽量片状貨物の吸引ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57135526U JPS57135526U (ja) 1982-08-24
JPS6026019Y2 true JPS6026019Y2 (ja) 1985-08-05

Family

ID=29820877

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JP2310981U Expired JPS6026019Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19 軽量片状貨物の吸引ノズル

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743054Y2 (ja) * 1988-09-29 1995-10-04 アマノ株式会社 空気輸送用自動吸引装置
JP2772464B2 (ja) * 1993-10-22 1998-07-02 昭和炭酸株式会社 粉粒体の供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57135526U (ja) 1982-08-24

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