JPS60259158A - コンニヤクの成型方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はコンニャク棟液を連続的に押し出し、羽根車で
切断していくことにより、任意の断面と任意の長さのコ
ンニャクを連続的に製造するコンニャクの成型方法に関
するものである。

〔従来技術〕

従来からコンニャクはコンニャク芋を乾燥、粉砕後場で
混練し、コロイド状の練液を作り、これに石灰乳または
炭酸ソーダを加えて、箱型の中に入れて凝固させて製造
する方法がとられていた。

箱型の大きさは種々あるが、箱型が大きい場合は凝固し
たコンニャクを切り、いずれも出荷するときは幅約５ａ
ｎ、長さ約２０口、厚さ約２■の大きさに揃えるのが一
般的であった。

ところが、コンニャクを料理する場合、いわゆる−丁の
まま使用することはほとんどなく、料理の目的に応じて
適当な大きさに切って使われる。

一般の家庭においてはこれで特に支障ないが、大量の調
理を行なう食堂の調理場ではコンニャクを適当な大きさ
に切る作業にはかなりの時間と労力を要する。

従って、この作業を必要としない、必要に応じた大きさ
と形状のコンニャクの出現が望まれていた。

〔発明の目的〕

本発明の目的は従来のコンニャクの欠点を解消し、任意
の断面と任意の長さを有するコンニャクを連続的に製造
するコンニャクの成型方法を提供することにある。

〔発明の構成〕

本発明の構成は、コロイド状のコン巳ヤク練液を搬送チ
ューブの先端部に設けられた成型板の押出口から連′続
的シこ押し出し、同コンニャク練液を上記押出口と対応
させて遊転自在に設けられる羽根車に対して押し付け、
上記吐出力によって羽根車を回転させると同時に、この
羽根車の回転によってコンニャク練液を所定長さに切断
し、湯槽に落下させて凝固させるコンニャクの成型方法
をその要旨とするものである。

以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１図は本発明のコンニャクの成型に用いる成型機の一
例を示す側断面図、第２図はその底面図、第３図は羽根
車の斜視図である。１はコンニャク製造装置（図示省略
）より延設する搬送チューブであって、同チューブｌの
先端部は下向きに臨ませて設けられ、同先端部には円盤
状に形成する成型板２が止め金具３を介して螺止されて
いる。成型板２の周縁近傍には各９０度の変位角を存し
てその断面形状を正方形に形成する押出口４が開口され
る。

成型板２の中心には主軸５が、その先端に形成するボル
ト６と同ボルト６に螺合するナツト７を介して下向きに
垂設される。８は同ボルト６とナツト７の螺合部を覆う
カバーを示す。

主軸５は角柱状に形成され、その先端部には４本の支軸
９が各９０度の変位角を存して半径方向に向けて、更ｔ
こ具体的には前記押出口４方向に向けて延設される。そ
して各支軸９の先端部には押出口４と対峙させて羽根車
１２が取り付けられている。羽根車１２は軸受部１３と
その軸受部１３を間に存してその両側に対向させて設け
られる円盤状の枠盤１４、軸受部１３より半径方向に向
けて放射状に延出する如く設けられる羽根１５によって
構成され、任意に回転することが可能な如く設けられる
。

尚、成型板２に形成する押出口４はその開口中心が羽根
車１２の回転中心に対して僅かに後方にずれた位置にく
る様に設けることが望ましい。

次にこのコンニャク成型機を用いてコンニャクを成型す
る操作を説明する。

まず、コンニャク芋を乾燥、粉砕後、湯で棟って適宜石
灰乳等を添加したコロイド状のコンニャク練液をチュー
ブ１内に圧入する。すると、コンニャク練液は押出口４
から吐出され、押出口４と同一の断面形状を保ったまま
連続して羽根車１２の羽根１５の根元に落下する。これ
と同時に羽根車１２は落下するコンニャク練液１９（第
３図）の吐出力で回転する。そして羽根車１２が１／８
回転すると次の羽根１５が回ってきて、羽根の先で垂下
しているコンニャク練液１．９を切断する。

切断された練液１９は、湯槽２０中に落下し凝固する。

コンニャク練液１９は押出口４から連続して押し出され
てくるが、次々と羽根車１２を回転させ、羽根１５で一
定長さに切られていくのである。このようにしてコンニ
ャクは連続的に製造される。　本発明において成型機押
出口４の断面形状を正方形から、たとえば長方形、円形
、三角等適宜変えることにより、任意の断面のコンニャ
クを得ることができる。また、羽根車の羽根の長さ、羽
根の数を適宜変えることにより、任意の長さにコンニャ
ク練液を切断することができる。

尚、図では押出口が成型板の周縁近傍に４個設けられて
いるが、押出口の数、位置は限定されず、成型板に一列
に並べて設けることも可能であるし、また成型板も円盤
状に限定されるものではない。

〔発明の効果〕

本発明はコンニャク練液を押出口から吐出し、その吐出
力によって羽根車を回転させて切断するコンニャクの成
型方法であるため、次のような効果を奏する。

（イ）押出口の断面形状及び羽根車の大きさを変えるこ
とにより、任意の大きさ、任意の形のコンニャクを製造
することができ、調理の際、切る必要がなくなる。

（ロ）型入れ行程がないので製造行程が簡略化できる。

（ハ）練液を圧送するだけで連続的に成型されるので、
大量生産が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はコンニャク成型機の側断面図、第２図はその底
面図、第３図は羽根車の斜視図である。 １搬送チユーブ、２成型板、３市め金具、４押出口、５
主軸、６ポル１−１７ナツト、８蓋、９支軸、１０ボル
ト、１１ナツト、１２羽根車、１３軸受部、１４枠盤、
１５羽根、１６軸芯、１７ベアリング、１８蓋、１９練
液、２０湯槽。 特許出願人心　濱　通　夫 代　理　人　弁理士玉腰敏夫 第１図 一一一□−一−−寸−ウ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）コンニャク練液を搬送チューブの免端部に設けら
   れる成型板の押出口から連続的に吐出させるとともに、
   同コンニャク練液を上記押出口と対峙させて遊転自在に
   設けられる羽根車に押し付け、上記吐出力によって羽根
   車を回転させると同時に、この羽根車の回転によりコン
   ニャク練液を所定長さに切断し、湯槽に落下させて凝固
   させることを特徴とするコンニャクの成型方法。