JPS60258802A - 自動車両用照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車両用の新規にして改良された照明装置
に関する。特定すると、本発明は、自動車両の空気力学
的特性を改善するように構成された照明装置に関する。

〔従来技術〕

自動車両に使用される既存の照明装置、特に自動車の前
方照明を行なうための照明装置は、一般に窒気力学的考
察を考慮に入れて設計されていなかった。それゆえ、既
存の照明装置は、空気力学的特性が乏しかった。本発明
にしたがうと、この特性は、まず、個々のヘッドランプ
の垂直寸法を減じ、次に照明装置の外面の輪郭を自動車
の正面の形状との協働において形成することにより改良
できる。既存の照明装置に見出されるヘッドランプの代
表的な最小高さは、４つの矩形ヘッドランプ（−側に２
つずつ）をその一部として有する装置を含め、約４イン
チより小さくない（あるものはフインチ程度）。正面か
ら見たヘッド照明装置の全面積も同等の重要さを有する
。多くの既存の装置においては、約７０〜９０平方イン
チの総垂直面積が一般的である。明らかなように、照明
装置がこのように大面積であると、それぞれの自動車両
の空気力学的特性は貧弱にならざるを得ない。

これに関連して、既存のマルチプルヘッドランプ照明装
置の各々の枡略高さおよび総正面（垂直）面積を例示す
るリストが下表に示されている。

表 既存の照明装置、！￥！ｊに密閉ビーム型と関連する他
の不利な点は、１以上の形式のヘッドランプを貯えてお
くことが必要なことである。詳述すると、１形゛式のヘ
ッドランプは、低ビームを提供するのに使用され、別個
の形式のヘッドランプが高ビームを提供するのに使用さ
れる。それゆえ、車両の所有者は、ヘッドランプの故障
に起因する迅速な交換を保証するため、少なくとも２つ
の異なる形式のランプを保持しなければならない。

上記表において形式２Ｅと称される最近導入された装置
においては、ランプカプセル部材が固定の反射器−レン
ズ糾合せ内で交換される（すなわ　”ち、反射器の後部
開孔を介して）。しかしながら、この種の装置では、特
にランプのフィラメントと反射器の配置間の許容差を制
御し難いという問題が潜在する。上述の装置のような既
存の照明装置の場合、１つのヘッドランプが切れた場合
、残っている１つのヘッドランプのみ（２つのヘッドラ
ンプ配置の場合）で十分の前方照明を提供できないため
に前方光パターンの大部分が失なわれるという問題もあ
った。４ヘツドランプ装置（１側に２個）の場合、車両
の一側の出力に相当の減少が生ずる。高−低ビームに対
して別個のヘッドランプが使用される既存の装置に存す
るさらに他の問題は、特に高低ビームパターンを最適化
する上において、本質的に変幻性に欠けることである。

単一のレンズ−反射器組合せにおいて２本のフィラメン
トが採用される装置においては、レンズ部材は普通１つ
のパターンに対してしか最適化できない。第２のフィラ
メントへ切替えると、光分布は妥協されたものとなる。

〔発明の目的〕

本発明の１つの目的は、自動車両とともに使用するため
の改良された照明装置、特に車両の空気力学的特性を改
良するように構成された照明装置を提供することである
。

本発明の特定の目的は、利用される個々の光源の垂直寸
法を低減しそれにより光学系の高さを著しく減じほんの
約２インチまたはそれ以下とすることにより空気力学的
特性が改良された新規な自動車両照明装置を提供するこ
とである。前記の大きさは、代表的な既存の装置の最小
高さの約体よ１　つ小さい。

本発明の他の特定の目的は、装置の外部輪郭を自動車の
正面の対応する外部形状と一致させるととを可能にする
ことにより空気力学的特性が改良された自動車両用照明
装置を提供することである。

本発明のさらに仲の特定の目的は、車両の所有者が単一
の光源のみを川音していればすむ自動車両用照明装置を
提供することである。本発明にしたがえば、光源はカプ
セル−反射器モジュールであるが、これによって、装置
のいずれかの光源に故障があった場合、単一の光源形式
で所有者の交換の要求を満足させることができる。

本発明のさらに他の特定の目的は、上述のカプセル−反
射器モジュールが、その製造時にベースとソケットの許
容差を綿密に制御できることに起因して、カプセルのフ
ィラメントと反射器間の許容差の制御がし易いという利
点を有する新規な自動車両用照明装置を提供することで
ある。

本発明のさらに他の特定の目的は、装置の光源の１つの
故障の場合の光学的特性が改善された自動車両照明装置
を提供することである。本発明にしたがえば、光源が切
れた場合、前方光パターンの大部分が残り、交換が終了
するまで十分の前方照明を保証する。

本発明のさらに他の特定の目的は、光学的高・低ビーム
含分を保証することにより特に光学的観点から変幻性が
改善された自動車両用照明装置を提供することである。

本発明のさらに他の特定の目的は、高品質レンズ系との
組合せで複数の個々のカプセル−レフレクタモジュール
を合体した改良された自動車両照明装置を提供すること
である。

本発明のさらに他の特定の目的は、比較的簡単な構造よ
り成り、機械的能力が限定された自動車の所有者でさえ
上述のモジュールを安全かつ容易に交換できる改良され
た自動車両用照明装置を提供することである。

〔発明の概要〕

本発明の一側面にしたがえば、自動車両用、特に自動車
用の新規な照明装置が提供される。本照明装置は、各々
、反射器と該反射器内に取り付けられた照明カプセルよ
り成る複数の交換可能な密閉型照明モジュールより成る
。照明カプセルは、好ましくは低ワツト数のタングステ
ンノーロゲン光源である。各モジュールはまた、好まし
くは、モジュールを閉鎖・封止する手段を含むのがよい
。

この手段は、光学的に透明なカバーを含むことができる
。このカバーは、好ましくは平坦であり、方形形状より
成り、周辺で反射器に封止される。

また、複数のモジュールを車両内に直線の水平配列で取
り付けるための手段が設けられており、そしてモジュー
ル配列は、自動車両に改良された空気力学的特性を賦与
するように構成される。この点に関連して、配列は、好
ましくは、約２インチの最大高さを有し、配列の高さよ
り大きい長さを有するのがよい。レンズ手段が設けられ
、照明モジュールの配列の正面にレンズ手段を別個に取
り付ける手段も設けられる。モジュールは、いずれか１
つが故障した場合容易に交換でき、他方レンズは、車両
の適所にその空気力学的特性を改善するような位置に恒
久的に取り付けるのがよい。

〔具体例〕

以下図面を参照して本発明の好ましい具体例について説
明する。

図面を参照すると、第１図および第２図には本発明の１
具体例が示されている。詳述すると、第１図は分解斜視
図であり、第２図は本発明の装置の部品の配置を示す断
面図である。第１図に例示されるように、照明装置は、
基本的に、複数の交換可能な密閉型反射器−カプセル照
明モジュール１０および共迫のレンズ部材２０を備えて
おり、該レンズ部材２０は、モジュールにより発せられ
る光をレンズ部材を通して前方方向にかつ予め設定され
たパターンで方向づけるレンズ面２２を有している。面
２２を形成する種々のレンズ素子は、内部に（モジュー
ル１０に向って）配置され、はこりが溜るのを防ぐ。か
くして、装置は、自動車両上（ないし車両内に）適当に
配置されるとき、自動車両に対して前方照明を提供する
装置となる。

第２図は、第１図のモジュール１０の１つを断１　面図
で示すもので、モジュールは、反射器１２と、該反射器
に取り付けられた照明カプセル１４と、第２図において
光学的に透明な平坦なカバー１６として例示されるモジ
ュールを閉鎖・封止する手段とを備える。カバー１６は
、その全周辺部で反射器１２に封止されている（例えば
適当な接着剤により）。第２図はまた、自動車両（図示
せず）内の適所にレンズ部材２ｏを保持するための手段
２４を示している。これは支持ブラケットの形式とし得
る。第２図はまた、モジュール１ｏを車両内に支持する
手段１８を例示している。モジュール１０は、好ましく
は、交換を容易にするために容易に解放可能な取付は装
置内に支持されるのがよい。モジュールは、例えば、車
両のフードをもち上げ、モジュールをその支持ブラケッ
トから除去し、モジュールを実質的に同一のものと交換
することにより取り替えることができる。すべてのモジ
ュール１０は同様であり、交換は、４個のいずれに対し
ても（全装置では８個）共通の交換モジュールを使って
可能である。

前述のように、第１図および第２図に例示される光学装
置の高さは、はんの約５．０８ｍ（２インチ）またはそ
れ以下である。これは、普通少なくとも１０．１６ｍ（
４インチ）またはそれ以上である既存の装置の最小高さ
と好対照をなしている。

本装置の全幅は、その幅が自動車の正面を横切る方向に
おいてどのように分割されるかに拘りなく、好ましくは
５０．８　ｃｒｎ、　（２０インチ）またはそれ以下と
するのがよくそれにより自動車の光学系をほんの約２５
８．０＜５４引２（約４０平方インチ）の最大面積とす
る。好ましい具体例においては、自動車両の両側に１つ
ずつ２つの別個の光学系が設けられ、各々２インチの上
述の高さと、１０インチの幅（すなわち長）を有する。

この系の全面積はほんの約４０平方インチであり、これ
は、十表に挙げたもののごとき現在のマルチプルヘッド
ランプ装置の面積より相当率さい。この最、Ｊ＼の寸法
は、デザインの設定および空気力学上において別の利点
をもたらす。上の説明から明らかなように、１台の車両
肖り８個の個々のモジュール１ｏが採用され、各４個の
２組のモジュールが車両上に目的に応じて計画的に配置
される（例えばフロントフェンダ上または内に、または
グリルワーク１部として）。それゆえ、１つのモジュー
ルが切れた場合、全光出力は認められるほど減ぜられな
い。

第３図は、第２図の図に類似の断面図であるが、隣接す
るモジュール１ｏに関して異なる配置のレンズ２０を示
している。第３図においては、同じ部品を指示するため
には同じ参照番号が使用されている。それゆえ、第３図
には、反射器１２と照明カプセル１４を備えるモジュー
ル１ｏが示されている。また、ある角度（Ａ）で配置さ
れた平坦なレンズ２０も示されているが、この角度は、
好ましくは、垂直から約０度（垂直）〜約３０度の範囲
内であるのが好ましい。レンズを若干傾斜することがで
きるということは、レンズの外面を、第３図において鎖
線２５で指示される車両の輪郭と一致（整合）させるこ
とができるという空気力学的観点から非常に有利である
と認められる。

前述のように、各光放射モジュール１ｏの主光源は、低
ワツト数のタングステンハロゲンカプセル１４であり、
そして該カプセルは精密な反射器１２に一体的に取り付
けられている。低ワット数とは、はんの約１０〜約２５
ワツト数の範囲のワット数を童味する。カプセル−反射
器モジュール１０は、所望の自動車照明機部を生ずるた
め種々のレンズおよびレンズ組合せとともに使用できる
共通の光源として働く。第３図に例示されるごとき外部
レンズ面は、自動車の前面の個々の必要条件に合うよう
に輪郭形成される。あるいは、種々の車両に使用するた
めのに適当な標準部材とし得る。最終的な光分布は特定
のレンズ規格により決定されるから、柿準のランブー反
射器モジュールは、高・低ビームパターンに対して独自
的に使用でき、あるいは補助運転灼、霧灯などの特別の
機能に対しても使用できる。

したがって、本発明の装置の重要な利点は、種々の形式
のヘッドランプの交換要求を満たすために単一の形式の
光源（カプセル−反射器モジュール）を用意しておけば
よいということである。こ１　れは、高ビーム用および
低ビーム用のような異なるランプを準備しておかねばな
らないという多くの従来形式の密閉型のビーム装置に優
る重要な利点である。

先に、２Ｅ型ツウイン（２）ランプ装置について言及し
たが、この装置にあっては、１つのランプカプセル部材
を固定の反射器−レンズ組合せにおいて交換し得る（反
射器から除去し得る）。この装置と比較すると、本発明
は、フィラメントおよび反射器間の許容差の制御が優れ
ているという利点を有する。何故ならば、交換可能なモ
ジュールは、ペースおよびソケットの許容差に起因して
本省的に犬救な許容差を有するからである。このような
許容差は、明らかなように製造時に綿密に制御できる。

第１図を再度参照すると、全モジュール１０は実質的に
同一であることが認められる。それゆえ、ビームパター
ンの制御はレンズ部材１０にヨリ遂行されるが、これは
、高ビームパターンおよび低ビームパターンのような種
々の必要とされる光分布を提供するように設計される。

第１図においては、共通の（単一要素の）レンズ部材２
０が示されている。しかしながら、他の具体例では、各
モジュールに隣接して離間して配置され、そしてもし望
むならばデイバイダにより相互に分離された別個の個々
のレンズを使用で鍍る□。

第２図に認められるように、レンズ部材に関するモジュ
ールの取付けは、その間に若干のギャップが形成される
ようになされる。本発明の１Ｒ体例においては、レンズ
部材の背後に基準面を成形することができ、それぞれの
モジュールはこれに対して位置づけられることになろう
。例えば、このようにしてモジュールは、所望の間隔（
ギャップ）にてレンズに関して正しく整列させることが
できる。重要なことは、比較的大きな基準面を設けるこ
とができるため、レンズとランプ−反射器モジュール間
の整列が、交換可能なヘッドランプ（反射器付き）の整
列よりも優れている（より精密）なことである。もちろ
ん、レンズを介して最適の光放射を保証するため、数個
のモジュール１０と隣接するレンズ部材が一緒に整列さ
れねばならぬ（例えば機械的に）ことが分ろう。加えて
、（例えば車両の傾斜の場合）正しい整列状態な得るた
め、レンズとモジュール両者を調節するためのある種の
手段を提供することも重要であると考えられる。この種
の手段としては、正しい整列（垂直に関して）を明瞭に
指示するため、レンズ部材２０の一体の部分として設け
られる気泡レベルまたは同等物がある。同様な整列手段
は、各カプセルの一体の部分として、あるいは全部で４
つのモジュールを１つのアセンブリと１−て組み入れる
ように設計された共通のクランプホルダの一部として設
けることもできる。独特なことに、このとき、１つのみ
のレンズ部材の整列と同様に、全部で４個の整列を同時
に行なうことができる。この種の装置はまた、正しい車
両の整列を指示するある種の手段を備え、レンズおよび
／またはモジュールを整列させる前にこれに対ｌ〜て十
分の比較を行なうようにしなければならない。

各モジュール１０は、はこりや湿気か重要な光学領域に
入るのを防ぐように気密に機械的に封止される。この後
椋的封止は、方形周辺部にて反射器に封止された透明な
グラスチックまたはガラス製の平１１なカバー１６によ
り提供される。しかして、このカバーは、その一部とし
てレンズの要素を含んでいない。また、レンズ２０とカ
プセル−反射器モジュール１０間には、レンズ後面を保
護するためある形式の機械的シール（図示せず）を設け
る。さらに、各モジュールの光出力を供給する各低ワツ
ト数のタングステンハロゲンカプセル１４は、反射器部
材１２の後壁中に封止されるのがよい。これは、反射器
の後壁内に２つの比較的小さな孔（図示せず）を設け、
カプセルの２本の金属導入線（または、もし望むならば
それに固定された支持線）の各々をこれらの孔の対応す
るものに挿入することにより行なうことがでＮる。その
後、各線の回りのプラスチック反射器材料を封止するた
め超音波溶着を採用し得ろ。反射器１２に対する材料は
、プラスチック、好ましくはポリカーボネート（例えば
、Ｇｅｎｅｒａｌ　Ｅｌｅｃｔｒｉｃ　Ｃｏｍｐａｎｙ
′　によりＬｅｘａｎという両様で販売されているプラ
ス′１′　チック）である。反射器に適当なプラスチッ
クは、鉱物充填ナイロンである。透明カバーは、上述の
ように両側に（またはその一部として）レンズ要素を含
まないものであるが、プラスチックで作られる場合は、
好ましくは上述のＬｅｘａｎポリカーボネートである。

反射器内のタングステンハロゲンカプセルの封止も、絶
縁性（例えばプラスチック）ベース（ないしソケット）
３３を提供し、その中にリード線を封止（例えばこれも
超音波溶接により）することにより可能となる。このベ
ース３３は、ついで、プラスチック反射器の後部内に設
けられた適当な開口内に挿入した後該後部内に封着でき
る（例えば適当なエポキシを使って）。この配置は、第
２図および第３図に図示されている。

ベースから突出する１対の導線３５は、車両電源に電気
的に接続されるように適合されている。

各モジュールごとに利用される各反射器の１つの重要な
特徴は、反射器の内部反射面の輪郭がほとんどすべて維
持されるということである。詳しくいうと、反射器は、
この輪郭（好ましくは放物線状）を反射器の上部および
下部において非常に僅かカットオフしたものである。か
くして、４〜６インチの最大の高さ条件を保証するよう
に輪郭のきわめて大きな部分が上部と下部にて除去され
る多くの方形のヘッドランプ反射器と異なり、最大の反
射効率が達成される。

タングステンハロゲンカプセル自体は、照明技術で周知
のものとし得る。普通、このカプセルは、ピンチ（プレ
ス）シール端部を有しこれにフィラメントリード線（例
えばニッケルまたはモリブデン）を通した石英ガラス外
囲器を備える。タングステンより成るフィラメントは、
カプセル内において各リード線（またはその延長部）に
電気的に接続されている。ハロゲンの動作サイクルは照
明技術において周知であり、これ以上の説明は不必要で
あると思われる。タングステンノ・ロゲンランプの例は
、米国特許第４．２６２．２２９号、第４．１２へ８１
０号、第４．１４０．９３９号および第４、２９６．３
５１号に示されている。本発明のカプセルは、単一のフ
ィラメントのみを有するものであり、各々、フィラメン
トに接続されかつ外囲器のプレスシール部の外部に突出
する２本のリード線を備える。

上述のように、マルチプル光源（第１図に例示されるよ
うに自動車の各側に４個）の使用は、現存の従来装置に
優る数種の利点を有する。第１に、マルチプル光源の使
用の場合、装置の２以上の部分が、殆んど同じ光分布を
もって同じ空間領域を照明するというある種の望ましい
重複性があるということである。１つのモジュールが切
れた場合、はとんどの現在のヘッドランプ装置（２ラン
プ装置および４ランプ装置の両者を含む）の場合にそう
であるように、前方光パターンの大部分は失なわれない
。本発明の装置においては、単一のモジュールの故障の
場合、所与の前方成分の保証範囲の約坏は残存する。第
２に、反射器の特定の部分のみが、車両の光源（ヘッド
ランプ）を通る水平平面近傍に低ビームパターンの鋭い
カットオフを生ずるに必要な高強度勾配を生ずるに適当
なビーム要素を生ずることが知られている。本発明にお
いては、従来のものより多い数個の反射器要素を利用す
ることにより、左上四分円（向って来るドライバに向っ
て）に最小の輝度をもって水平近傍に高強度を発生する
正味の反射器面積の割合をより大きくできる。最後に、
（ｒＭｉ々の照明ユニットすなわちモジュールの数が増
加すると、高・低ビームを最適化する変幻性が増大され
る。これは、選択されたモジュールを高または低ビーム
用に切り替え（作動し）、仙のモジュールを両パターン
で伺勢されるように残すことにより可卵となる。単一の
レンズ−反射器ヘッドランプユニットにおいて２個のフ
ィラメントが作動される現在のヘッドランプ装置は、普
通このような変幻性を有さない。

これらの既存の装置では、レンズ要素は、１方のパター
ンのみに対して最適化され、第２のフィラメントへの切
替えで良くとも妥協的光分布を生ずるのみである。

本発明においては、比較的小形の反射器（約２インチま
たはそれ以下の全高を有するもの）およ１′　び比較的
小ワット数の光源の使用で、従来技術の々 装置におけるよりも高品質の反射器を造ることがより容
易に可能となる。上述のように、本発明の高品質の反射
器は、プラスチックから構成されるのがよい（コストの
観点からも望ましい特徴である）。さらに、プラスチッ
クレンズは、本発明に依る好ましい部品である。これは
、多くの密閉型ビームヘッドランプで使用されるガラス
レンズで遭遇する以前の問題（例えば製造上の）を排除
するからである。他方、本発明の小形反射器およびレン
ズ部材は、その形成に際して輪郭および表面の品ｇの制
御性が優れており、かつ経済的に形成できる（例えば射
出成形により）。これは、多くの既存の装置に比してビ
ームの臨界領域における光パターンの改良をもたらす。

加えて、本発明にしたがうマルチプル照明モジュールの
使用は、２フイラメント光源の必要を排除する。従来の
ヘッドランプのこの種の光源は、２種の光パターンすな
わち高ビームまたは低ビームの一方のみに最適化される
という不利益を有する。さらに、光の散乱や一方のフィ
ラメントからの光の他方のフィラメントによる阻止が、
最終的特性を劣化させる傾向がある。単一の光源内にお
けるこのような２Ｎフイラメントの相対位置は任意に制
御できない。

・それは、一方のフィラメントは主設計にしたがって配
置され、第２のフィラメントは、第２の必要パターンに
近似するように配置されるからである。

他方、本発明の単一フィラメント（単位モジュール当り
）は、モジュール反射面に関してつねに最適となるよう
に配置される。

本発明の装置のフィラメントの取付けについて述べると
、フィラメントは同軸的に取り付けられるが好ましい（
反射器の光学軸に沿って）。これは、少なくとも２つの
理由で好ましい数句は方であることが分った。第１に、
この配置は、水平面近傍の反射器領域（例えばこの領域
は高強度勾配の最適の制御を可能にすることが分ってい
る）の利用を最大にする。第２に、ランプカプセルの外
囲器から反射されるフィラメント像がフィラメントに向
けられる。カプセル外囲器から反射されるフィラメント
像は、フィラメント自体の約１０Ｘの輝度を有するから
、もしこれがフィラメントにより阻止されないと、遊光
すなわち未制御光の原因となり易い。軸線方向フィラメ
ントは、阻止を保証する好ましい構造形式である。本発
明の１具体例では、単一のコイル（Ｃｏ）タングステン
フィラメントを使用した。得られたカプセルは、動作中
１８ワツトを発生した。

高・像画ビームに対するビームパターンの制御について
説明するため、第１図の４つのモジュールが略示される
第４図を参照する。４モジユールは、第４図においては
、モジュ゛−ル１０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃおよび１０Ｄと
して指示されている。

また、レンズ部材２０も例示されている。各モジュール
に対する接続は、光制御ボックス３ｏからなされ、そし
て該ボックス３ｏは、高−低スイッチ４０からの入力を
有している。光制御ボックス３０は従来形式の設計より
成り、そしてスイッチ４０は、単に高ビームまたは低ビ
ームのいずれかを選択する２位置スイッチである。低ビ
ーム位置の場合、光制御ボックス６ｏはモジュール１０
Ａおよび１０Ｂのみを作動させる。代わりに、高ビーム
位置では、スイッチ４ｏおよび光制御ボックスは、全モ
ジュールＩ　ＯＡ、１　ｏＢｌ　１　ｏＣおよび１０Ｄ
を同時に作動させるようにモジュールを制御する。

要約すると、非常に小形の、はんの２インチ程の高さの
、自動車両用、特に自動車用の前方照明装置が提供され
る。本装置用の光源は、検数のランプ−反射器モジュー
ルの形式であり、各モジュールば、自動車両上で前方照
明を制御するため、関連するレンズ部材の背後に離間し
て配置された一体の密閉型ユニットとして構成される。

本発明の照明装置は、自動車の両側にマルチプル光源（
例えば４個）が存在するように構成される。これらのマ
ルチプル光源は、長辺を水平としたはｙ矩形形状のマル
チプルモジュール配列として形成される。ランプ反射器
モジュールは、上述のように、平坦なカバーを使用して
密閉され、レンズの背後に若干の間隔をもって配置され
る。平坦な力藏 １　バーは、レンズ要素を除きイケ明である。レンズは
、空気力学的配慮のため自動車の正面形状と一致するよ
゛うに輪郭を形成されている。レンズは、単一のレンズ
部材（モジュールごとに）としてもよいし、両側の全モ
ジュールに共通な部材としてもよい。レンズは、例えば
２つのモジュールが一側の低ビームを提供し、他の２つ
のモジュールで高ビームを生ずることができるような態
様で光を屈折する働きをする。

以上本発明を好ましい具体例について図示口９明したが
、技術に精通したものであれば、本発明の技術思想から
逸脱することなく種々の変化、変更を思い付くことがで
きよう。

【図面の簡単な説明】

第１図は反射器−カプセルモジュールの配列をレンズ部
材との組合せで示す本発明の自動車両用照明装置の分解
概略図、第２図は反射器−カプセルモジュールとレンズ
部材間の位置関係を例示する第１図の装置の２−２線に
依る断面図、第６図は隣接するモジュールに関して異な
る位置にあるレンズ部材を例示する本発明の他の具体例
の断面図、第４図は本発明の自動車両用照明装置との関
連において提供され得る光制御装置の概略線図である。 １０：反射器−カプセル照明モジュール１２：反射器 １４：ｆ４＠明カプセル １６：カバー １８：モジュール１０支持手段 ２０：レンズ部材 ２２：レンズ面 ２４：保持手段 ２５：車輌輪郭 ３６：ペース ＼、−〜〜・′ ０ 手続補正書（方式） 昭和６０年　７月　９０ 特許庁長官　宇　賀　道　部　殿 事件の表示　昭和６０年特願第７５６４３　号発明の名
称　自動車両用照明装置ａ 補正をする者 事件との関係　特許出願人 名称　ジー・ティー・イー・プロダクツ・フーゲレイシ
ョン代理人 〒１０：（ ）　氏　名　（８５７７）　弁理士　風　間　弘　志（
；補正の対象 明細書 補正の内容　別紙の通り 明細書の浄書（内容に変更なし） １７−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）反射器、該反射器と予定された整列関係において
   反射器内に取り付けられた照明カプセル、およびモジュ
   ールを閉鎖・封止するための手段を各々含む第１および
   第２の複数の交替可能な閉鎖型照明モジュールと、該各
   複数のモジュールが、実質的に直線で水平に配置されて
   、約２インチまたはそれ以下の全高とこの全高まり長い
   全幅を有する配列を形成するように自動車両内に前記各
   複数のモジュールを取り付ける手段と、前記各配列の前
   記各複数のモジュールから発せられる光を制御して、予
   定された前方パターンの光を提供する、前記モジュール
   配列の各々と関連して設けられたレンズ手段と、前記自
   動車両内において前記モジュール配列の前方に前記各レ
   ンズ手段を取り付けるための手段とを備えることを特徴
   とする自動車両の前方照射用照明装置。 （２）前記第１および第２の各複数のモジュール内のモ
   ジュールの数が４であり、装置内に全部で８個の光発生
   モジュールを備える特許請求の範囲第１項に記載の照明
   装置。 （３）前記各配列内の４個のモジュールが、前記レンズ
   に関して並置関係で配向されている特許請求の範囲第２
   項に記載の照明装置。 （４）前記各複数のモジュール内の４個の各モジュール
   が同一である特許請求の範囲給２項に記載の照明装置。 （５）前記の各モジュールを閉鎖する手段が、前記反射
   器に封止された実質的に平坦で、透明なカバ一部材より
   成り、該カバ一部材が、その上にまたはその一部として
   レンズ要素を含まない特許請求の範囲第４項に記載の照
   明装置。 （６）前記各モジュール内の前記照明カプセルが、石英
   外囲器と１対の導電性リード線を有するタングステンハ
   ロゲンカプセルである特許請求の範囲第４項に記載の照
   明装置。 （７１前Ｈｅタングステンハロゲンカプセルが低ワツト
   数の形式よりぼる特許請求の範囲第６項に記載の照明装
   置。 （８）前記４個のモジュールの各配列と関連する前記レ
   ンズ手段が、前記４個のモジュールに共通の単一の部材
   である特許請求の範囲第４項に記載の照明装置。 （９）前記の単一の共通の各レンズ部材が、前記各モジ
   ュール配列の前方に予定された距離離間されており、前
   記モジュールに実質的に対面するように位置づけられた
   レンズ面を有する特許請求の範囲な７項に記載の照明装
   置。 ００）前記の単一の共通の各レンズ部材が、自動車両の
   前部輪郭とはｇ整合するように輪郭が形成された特許請
   求の範囲第８項に記載の照明装置。 θυ　前記各複数のモジュール内の４個のモジュール内
   の２個の作動で、自動車両の低ビーム照明を］　耕供し
   、前記モジュールのすべての作動で自動車ダ 両の高ビーム照明を提供する特許請求の範囲第４項に記
   載の照明装置。